2010/04/22 - 2010/04/24
199位(同エリア287件中)
BO/Mさん
北ベトナム辺境の地を巡る小旅行第1弾。
ハジャン(Ha Giang)省は、中国国境に接する北ベトナム省の一つで、
デンビエン Dien Bien/ (ラオス・中国と接する)
ライチャウ Lai Chau/ (ほんの一部ラオス・そして中国)
ラオカイ Lao Cai/ (中越国境メインの一つ、河口市へ続く)
ハジャン Ha Giang/ 今回行った場所、
カオバン Cao Bang/
ランソン Lang Son/
クアンニン Quang Ninh、(中国及び公海に接する)
と西から東に省が続く。
中国側は、雲南省から広西チワン族自治区が接している。
観光地としては、北ベトナム辺境の地代表は、サパ/Sapa ですが、それ以外では以前に何度か行った中越国境地帯の、メイン
3ルート、
*西からラオカイ/Lao Cai+河口フーコウ、
*ドンダン/Dong Dang+凭祥ピンシャン、
*モンカイ/Mong Cai+東興ドンシン、
が挙げられますし、人によってはデンビエンフも観光名所と言う
でしょう。
一部既に踏破されていらっしゃる方も当然居られますが、敢えて
日頃あまり脚光を浴びない大自然を、これから何度かに分けて、
アップ出来ればな、と考えております。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
-
今回の小旅行、概要から説明したい。
ベトナム全土の地図の最北端に近い場所が今回の往訪先となるハジャン省。(Ha Giang)
ルートは、
ミーディン(My Dinh)長距離バス発着所を出て(22:00)
ハジャン(Ha Giang)市長距離バス発着所に到着(05:15)
チャーターした小型バスに乗り換え(05:30)
クアンバ(Quan Ba)経由イエンミン(Yen Minh)に辿り着き(11:00)
イエンミン(Yen Minh)を出てメオバック(Meo Vac)へ到着(13:30)
ホテル投宿して、翌朝
メオバック(Meo Vac)を出発(05:00)
ハジャン(Ha Giang)に到着 (10:00)
ハジャン(Ha Giang)を出発 (10:30)
無事ミーディン(My Dinh)長距離バス発着所へ(17:30)
ハノイ市内の自宅に戻ったのが (18:00)
となる。 -
少しズームインして主要4ヶ所を色別に説明すると、
ピンク:ハジャン(Ha Giang)
オレンジ:タムソン(Tam Son)
イエロー:イエンミン(Yen Minh)
グリーン:メオバック(Meo Vac)
となる。 -
更に少し近付いてゆくと、
ハジャン(Ha Giang)は2号線、4号C線、34号線が交叉する
ポイントだと理解出来、ハジャン(Ha Giang)から北上してゆく
4号C線が今回のルートとなる。
タムソン(Tam Son)に向かう途中、
ヌイドイ(Nui Doi)/Twin mountains/を通るのだが、
正直、ここだよ、と言われた地点より前から素晴らしい
景色が続き、あ、そう、と言う程度で走りすぎてしまった。 -
タムソン(Tam Son)
ここを過ぎて少し行くと、
コンチョイ(Cong Troi)/Heaven Gate/が在る、
全てがとても素敵です。 -
タムソン(Tam Son)を過ぎて、更にイエンミン(Yen Minh)への道では、
岩、岩、岩・・・の山肌が厳しく、その中でも
少数民族が斜面に家を造り住んでいるのをすぐ
そこに見る事が出来る。 -
そして、今回の小旅行の最終目的地、メオバック(Meo Vac)。
よくここまで来たものだ。 お疲れ様。
4号C線は、ここが終着地となる。
国境まではもう直ぐそこ。 辺境地指定エリアだ。
フォーバン(Pho Bang) がハジャン(Ha Giang)の中越ゲートだ、
と地図上でも知ったが、今回は強行軍の中、行く
事は敢えて割愛した。
行く場合は、イエンミン(Yen Minh)から北上し、
スアパ、スンラ、フォーバン(Sua Pa/Sung La/Pho Bang) となる。
さて、次回行く、と言う機会があるのやら・・・? -
ミーディン(My Dinh)長距離バス発着所は、ハノイ市内と言っても西側の少し遠い場所にある。
ホアンキエム湖からTAXIで45分は見た方が良い。
ハノイホテルから30分前後か。
一般的なハノイ市内地図の範囲を越えて左側、即ち西側に位置する為、ここから出発する際には注意が必要となる。 -
もう少し遠目で見ると、この様にT字路のぶつかった所に位置しているのが分かる。
TAXIに乗って、My Dinh Bus とカタコトで言って分からないドライバーはもぐりかボッタだ、と断言して良い程、有名な場所。
Cau Giay, My Dinh bus station と書いて渡せば、間違い無く行ってくれるだろう。 -
全体像が見えない画像となり恐縮ですが、夜、My Dinh長距離バス発着所に到着した。 今回の小旅行はここから始まる。 西湖東側のXuan Dieu通りにある自宅からTAXIで30分強、Pham Hung通りのMy Dinh長距離バス発着所に到着した。 10万ドン弱、2010年4月20日現在、約500円弱)
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バス発着所の中は、建物と駐車場になる。
建物の奥側に発着所が有り、バスが居並ぶ。
それぞれ、行き先を運転席外側に分かる様に貼ってあったり、看板が見えたりする。 直接行き、乗りたいとゼスチャーで頼んでも乗れる筈だ。 しかし、座席の優先権は、無い。 因って場合によると地べたに吸われ、と言われる覚悟での交渉が必要だろう。 -
長距離バスには幾つかの種類がある。 最も良いものはリクライニングが145度程度(目検討)出来、快適な眠りが約束される「寝台シート」式。 残念ながら今回の小旅行では、その次のクラスにあたる、リクライニングシート式だった。 座面は最大角度で120度程度(目検討)倒す事が出来、熟睡するには難があるが、なんとか長距離の道行きを我慢する事が出来る仕様だ。 対して、尺の短いミニバスは、長距離になればなる程、肉体的にキツイ。 クッションも薄い座面で、リクライニングの期待も出来ず、ショックアブソーバーもガタが来て路面の凹凸がダイレクト振動として伝わり、かつハイテンションで飛ばしまくり、クラクションが鳴り響き続ける車内で一夜を過ごす事になるからだ。(決して大袈裟な表記だとは思わない)
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バスは、定刻を若干過ぎて出発した。 座席は全て埋まり(座席目算2x2x10=40座)通路に体育座りで人を詰め込み、正にすし詰め状態で概算70名強での出発だ。 結果、道行きの途中で若干名降りるのだが、ほぼ最終目的地ハジャン(Ha Giang)長距離バス発着所まで、この状態が続いた。
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僕は最後部座席の進行方向左奥を指示され(助手が席を指示する)、スリに遭わぬ様、荷物を自分の左側に纏めて仮眠をとった。 大きな荷物(リュック)はバス腹部に番号を付けて入れる事となり、小さな肩掛けポーチのみを車内に持ち込む事とした。
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浅い眠りを続けた長距離バスを降りると、予約済みの小型バス(メルセデスの15人程度乗り)と合流、これから一泊二日、お付き合いを頂く運転手と挨拶を交わし、直ぐに出発した。 ハジャン(Ha Giang)長距離バス発着所は何の変哲も無い「駐車場」だった為、特に画像は残さなかった。
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道は舗装路だが、ハジャン(Ha Giang)を出ると、直ぐに深緑の山に囲まれた。 早朝の北ベトナム最北端に向かっての出発だ。
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奥地へ行くに従い、険しさは増し、山肌、と言うよりも岩で構成された山状の地形、と言う表現が正しい様相を呈して来た。 ガレ場、と言うのだろうか、こんな場所に人は住めないよ、と思うのだが、少数民族の人々が山の斜面に家を建てて住んでいる。
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道行きは徐々に険しいS字路の連続となり、標高が上がってきている事が分かる。 落石も所々に見られ、直撃されたら一巻の終わりだろうな、と考えると少し恐ろしい。 落石ネットなど、勿論無い訳で、脆い岩肌を眺めながら、落ちて来ないでね、と御願いしてみた。
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途中、史跡なのだろう、郷土館、的な場所に案内された。 昔、この地域を治めていた(?)実力者で、正妻、第2、第3、第4夫人迄の部屋が並ぶ(!)場所もあり、第4夫人はフランス人だった様だ。 奥行きのある、この地方では他に類を見ない(であろう)豪華な家が、歴史資料館的に遺されていた。 これについては、追って詳細資料を紐解き、この項を改訂してゆきたい。
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中に入って行く。 整然とした旧家だ。
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手摺りが可愛い。
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外に出ると、鋭く尖った山が印象的だった。
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MEO VAC の渓谷を見下ろす見晴台。 どうも、1959年から1965年にこの山道を切り立った崖っぷちで命がけの作業をした作った、と言う様な事が石碑に刻まれているようだ。
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泊まったのは、このホテルだ。 Hoa Cuong Hotel、清潔な部屋だった。 お湯も出る。 20万ドン/泊/部屋。 部屋数は20を超すであろう、しっかりとした建物だった。 多分、Meo Vac随一のホテル、じゃないかな?
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投宿した部屋。 本当に綺麗で良かった。 グッスリ眠りにつけた。 翌朝は05:00当地を出発しないと、10:00過ぎの長距離バスに間に合わない。 早寝をしよう。 携帯電話は普通に3本立っていた。
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トイレ+シャワー、ごく普通。 必要にして十分な設備だった。
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Meo Vac メインストリート。 小さな市場が有る以外は食堂が何軒か。 主たる産業は農業なのだろうか。
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険しい岩肌に覆われた山が目の前に有る。 片田舎の未舗装路は、何となく過去に自分でも見た事の有る場所の様に感じられて、心地よい。 冬場は寒さもあり、ここでの生活は厳しいだろうな。
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岩山が背後に直ぐ迫る町外れの民家に隣接する牛舎。 建物の「座り」が良いので、つい撮影した。
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ま、ホントに何も無い場所だ。 とうとう民家も見えなくなり、有るのは未舗装路と緑。 人工的、直線的なものが無い風景は、心がリラックス出来るんだな、とフト思った。
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左ハンドルに直されていたが、明らかに日本の運送会社のお古が、こんな辺境の地でも活躍しているのが面白い。 マサカ、この会社も社名を塗りつぶさずに北ベトナムの端で使われているとは思ってはいない筈だ。 朝食のフォー屋前で。
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途中の村落で。 丁度朝の時間で街道沿いに市が立っていたのだろうか、人々が集まっていた。
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そんな光景をもう一枚。 日本では「撮っても良いですか?」とか肖像権は非常に煩く言われている、らしいが、BBCにしても、CNN、他の海外局TVを見ても、そんなモザイクなんて5番街の経済番組でもされていないし、どんな番組でも(犯罪捜査以外)そんなに気にしちゃいない。 それが正常だと思うんだが・・・。
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後日、駐在仲間で金属系の企業から来ている方と話をした。 デンビエンフー、ハジャン、カオバン、ランソン等は鉄鉱石の鉱脈が有り、その他鉱山系の採掘地らしい。 行けば3−5日間、山に籠もり、奥地の工場操業に向けて現場を歩き続ける。 停電は当たり前でチェックインした時点で真っ暗。 真っ暗な部屋に通され、火事を恐れてロウソクは渡されず、携帯の薄ボンヤリした灯りだけを頼りにベッドやトイレを捜し、一晩中蚊に苛まされながら過ごす・・と言う猛者も居る。 今回のハジャンから右側、1省跨いでカオバン、そこにハノイから行くのは、ランソン(友誼関)を目指し、乗り継いで8時間、後半は延々山道を行くらしい。
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10:00過ぎ、ハジャンの長距離バス発着所に到着して、10:20頃、長距離バスは一路My Dinh長距離バス発着所に向けて出発した。
結果、17:30頃ハノイはMy Dinh長距離バス発着所に到着、19:00過ぎに自宅に戻った。
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