どこへ行っても三分咲き～広島世羅へのゆる～い旅～

2010/04/24 - 2010/04/24

春になるとポスターで良く目にする世羅高原の芝桜。
一度は行って見たいと思いながら、なかなかチャンスも無くすごしていましたが、高速が千円の間に（せこい？）と思い切って行って参りました。
”芝桜を見たい”という、行き当たりばったりのゆる～い旅のはじまりはじまり～。

エリア 世羅(広島)

• 交通手段: 自家用車

最初に向かったのは最大の目的地、花夢の里ロクタン。

あざやか80万株。 本州最大、夢の芝桜庭園。
広島県世羅郡世羅町上津田3-3　　　
電話 [phone]　

ＨＰには・・・
50,000平方メートルのキャンパスに、４色の芝桜で大きな大きな絵を描いています
あざやかな花のジュータンを敷きつめた大庭園、ため息と歓声に溢れます
晴れの日の彩り、曇りの日の柔、雨の日の和・・・
天候ごとに見せる様々な夢色模様に心底から酔って下さい
遙か遠く霞む山並み、標高480メートルのワイドパノラマ

と、あります。

観光バスも多く着いていて、外気温９度にも係わらず大勢の観光客でにぎわっていました。
こういう景色を想像して行ったのですが・・・

まだ、根が張り切れてないのか、咲いている所と咲いていない所がまだらになっていました。

なんとな〜く、まだ寂しい感じ。
お天気もすっきりしないし。

でも、所々はあでやかに咲き誇っていました。

寒い土地柄なのか、まだ桜が咲いています。

菜の花も咲いていました。

花のじゅうたんです。

一つ一つも可愛い花。

園内にはなぜか屋台があったりしますし、その周りでみなさん思い思いにお弁当を広げてたりします。
私たちはまだお腹も減っていなかったので、そのまま散策を続けました。

紫のじゅうたんも綺麗だったなあ・・・。

あともう一息広がってくれたら良いなあという感じ。
見ごろはＧＷあたりでしょうか。

出口では芝桜はもちろん、様々な花の苗を販売していました。

大型駐車場も完備され、駐車場からは車椅子の貸し出しもあり、暖かければのんびりと過ごすのも良いなあと思いながら、ロクタンを後にしました。

途中、世羅公園に立ち寄って見ましたが、子供の遊び場の有る、広い駐車場もある広い公園でした。

次に向かったのは世羅ゆり園です。

世羅ゆり園
広島県世羅郡世羅町黒渕権現山413-20
TEL [phone]

開園時間 9:00〜17:00（開催期間中は無休）
入場料 大人：700円　小人：300円（小学生）
※団体（15名以上）1割引

が、カンバンには600円と記載されています。
安いに越したことはないけど・・・
一抹の不安が・・・。

やっぱり・・・。
寒くてあんまり咲いてないわけね・・・。

でも、ここでのお目当ては温室。
入ってみるとあったかい〜。
入り口すぐにはさみが置いてあって、自由に摘み取って購入することが出来るらしいのです。
ゆりは１本250円。
アルストロメリアは１本100円。

アルストロメリアの下段の向こうにそびえる立派なゆり。
種類も多く、テンションがあがります。

見てください。この立派なゆり。
でも、１本250円ですよ！！

いや、この際値段なんて関係なく、圧倒的な美しさにくらくらしながら写真を撮り続けました。

パビア
という名前のゆり。

デイアブロ
という名前のゆり。

本当にため息が出るばかりのゆりの楽園でした。
今で１０万本咲いているそうです。

次に向かったのは・・・

せら高原/香山ラベンダーの丘
広島県世羅郡世羅町別迫794-9
? 0847-24-1108

大型無料駐車場完備
開園時間　９：００〜１７：００
入園料　　￥７００(小学生￥３００）
　　
※団体１５名様以上１０％割引

こちらでポピーの丘フェスタをしているとの建てカンバンを見つけて、やってきたのですが・・・窓口で請求されたのは500円・・・。
さっきも過った不安な感じ・・・。

カンバンはもちろん咲き誇ったポピーの丘・・・。

鉢植えのポピーも販売されていたり、その可憐さに思わず口元もほころびましたが・・・

んー？？？
何だか人が少ない気がします・・・。
団体バスも居なかったような・・・・。

はっは〜ん。
やっぱり、咲いてないじゃないか！！
思わず笑っちゃいました。

ちらほらは咲いていますが、さっき見たカンバンとの違いに、もう笑うしかないって感じで。
ま、他の所もそうだったし、入園料が割り引かれてる時点で、想像できましたけどねー。

でも、ま、それはそれ、中に入ったからには楽しく散策させていただきました。

花時計の後ろはラベンダー畑。
もちろん、まだまだ先です。

入り口の左奥にショップと書かれている所があったので入ってみました。

入り口にもポピーの鉢植えが置いてありました。

中では軽食が食べられるブースとちょっとしたおみやげ物が売られていました。

ショップを出た正面のポピー畑です。

良く見ると、まだ、作業中・・・？

ちょっとだけ咲いていました。

花を撮っては顔を上げて全体を見て

花を撮っては

顔を上げて全体を見て

の、繰り返し（笑）

ちょっと多めに咲いている所もありました。

奥のほうへ進んでいくと、アネモネが咲き誇っていて、その色彩の美しさに見入ってしまいました。

おそらく全部咲きそろうと、何かの絵になるように植えてあるのでしょうが、今はまだわかりませんでした。

こちらはストックでハートを描いていました。

少しはなれたほうがわかりやすいですね。

いもむし（？）や、

ちょっと眠たそうな蝶や

お姫様？もあったりして、楽しい散策になりました。

出口の所に各所の開花情報を書いた看板がありました。
・・・結局どこへ行っても三分程度しか咲いていないようです。

本当は次にチューリップを見ようかと思っていたのですが、この看板を見て今日はあきらめようということになり、あてもなくフラフラとドライブをすることに。

空もどんよりとし始め（でも、まだ13時ごろ）お腹も空いてきたので道端に有るカンバンに惹かれて、わらべというおそば屋さんに入りました。

住所　広島県三次市甲奴町小童2584-1
電話 [phone]

営業時間11:00〜19:00定休日不定休

帰ってきてから調べたのですが、ここは江戸末期築の庄屋屋敷を利用した食事処だそうです。

箸置きの代わりに置いてある水仙の花が粋です。

太い梁や床の間が歴史をかもし出していました。

ただ、古い家屋だからか隙間風が入ってきて寒い寒い・・・。

ストーブも炊いていましたが席からは遠くお茶で暖を取る羽目に・・・。

注文したのは、ぶっかけそば1400円。
おそばと山菜の天ぷら、小鉢のついたセットです。
出てくるまで、か〜〜〜〜なり待たされました。
いい加減体が冷え切った頃に、ぶっかけそば・・・。
冷たいとは思ってなかったので（何にも考えてなかった）少々がっかりしながらいただきました。
つくしや菜の花などの天ぷらは揚げた手でさくさくしていて美味しく、おそばも適量で美味しくいただきました。
　

お腹を満たしたら、またあてどなくドライブです。

次に車を停めたのは、

道の駅　リストアステーション

ＴＥＬ ：０８２４−８８−３０５０（３０５１）
住　所 ：広島県庄原市総領町下領家１−３

過疎化の厳しい町の再生を願って作られた道の駅だそうです。

こごみです

瀬戸内産のレモンです。
名産のこんにゃくとかも並んでいました。

リストアステーションを出てまた、フラフラとドライブしていると、”日本ピラミッド”の文字が！！
カンバンにしたがって進んで行きました。

いよいよっていう感じの看板を見つけ、期待が高まります！

行き交う事も出来ないような狭い道をずんずんずんずん進んでいくと、頂上と思わしき所に出ました。

・・・が、この石碑があるだけで、あとは道案内のカンバンがありました。
ここから1250ｍ　って・・・。
ハイキング道？
いやいや、そんな装備してきてないですわーって、あきらめて帰ることに。
結局ピラミッドのかけらも見つけられずに下山しました。
※余談ですが※
調べもせずに行ったから仕方なかったとはいえ、帰ってきてから調べたら、かなりの文明跡だったとか。
もったいないことをしたかもです。
でも、歩くのは無理だったから、また今度。

分水嶺。カンバンのみ。

次に道沿いに出てきた看板は帝釈峡。
紅葉の時期に良く聞く名前〜と、そちらに向かうことに。

入り口が工事中・・・。
またもや嫌な予感が・・・

帝釈峡の説明。

ここもトレッキングコース。
景観を楽しみながら歩いてみたいなあ。

駐車場に車を停めて桜を楽しんだ後、景観を眺めてみました。

がっ！！！！
工事中で途中までしか進めず・・・。
またもや、半端に終わってしまった感じ。

帝釈峡観光協会　庄原市東城町川東１１７５
08477-2-0525（東城町商工会内）
受付：平日、月〜金（9:00〜17:00）

思っていたよりも広く、紅葉時期のハイキングは楽しそうです。

仕方なくまた、走り始めました。

最後の訪問先は
道の駅　遊ＹＯＵさろん東城
特産品コーナー　 ９：００〜１８：００（無休で営業しています）

レストラン　１１：００〜１９：００
（１８：００ラストオーダー）

定 休 日　毎週水曜日（祝日の場合は翌日）
・特産品コーナーは無休営業しています

住　　　所　広島県庄原市東城町川東８７７

長い麩や地元の名物のお饅頭を売っていました。

往復ともに渋滞も無くドライブできた、ちょっと寒い春の日の楽しいドライブでした。
でも、出来ることなら満開の時に行き直したいなあ・・・。