2010/03/29 - 2010/03/29
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kyosakuさん
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アリゾナ記念館を見学した後は、引き続いて戦艦ミズーリと、太平洋航空博物館(Pacific Aviation Museum)を見学することにしました。
大勢の乗組員を乗せて長期間活動する戦艦は、武器だけでなく、乗組員の生活環境を見学するのも興味深いです。
小5の息子が「ここにも行きたい」と差し出したのは、空港で貰ったクーポン誌に付いていた、フォード島にある「太平洋航空博物館」のフライトシミュレーターの割引券。
ガイドブックに載っていなかったので、このような博物館があるとは私は知りませんでした。よくまあ目ざとく見つけたものです。当初は予定していませんでしたが、ここも追加して見学することにしました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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アリゾナ記念館に行く船のチケットを配るブースの隣で、戦艦ミズーリや潜水艦バウフィン号、太平洋航空博物館のチケットを購入します。
ミズーリと航空博物館のセットの券は、大人$33、子供$16です。
チケットといっても、ただのレシート1枚ですので、失くさないように気をつけなければなりません。 -
フォード島へ行くシャトルバスの乗り場です。
荷物預け場の裏側にあります。 -
バスに乗っている最中は、写真撮影禁止の様です。
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バスを降りると、日本語で係りの女性が話しかけてきます。チケットには音声ガイドのレンタル代か、日本語ガイドツアーの料金が含まれているそうです。
「どちらを選びますか?」と聞かれたので、音声ガイド機のレンタルをお願いしました。 -
チケット売り場で音声ガイド機を受け取り、階段を登って甲板へと向かいます。
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以前、尾道で「男たちの大和」のロケセットを見たときのことを思い出しました。
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こちらは本物。
しかし、砲を動かして相手に命中させるっていうのは難しそうですね。数学が得意でないと無理そう。 -
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1945年、日本が太平洋戦争の降伏文書に署名した場所にはプレートが埋め込まれています。
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降伏文書のレプリカでしょうね。
重光外相のサインが見て取れます。 -
音声ガイドに数字を入力し、説明を聞きながらうろつきます。
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神風特攻機がミズーリに激突する直前の写真パネルが展示されています。
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側壁がすこしへこんでいる箇所がそうです。
音声ガイドでは、特攻機のパイロットの葬儀をしたときの、乗組員と艦長の葛藤の様子が解説されます。 -
後部甲板にやってきました。
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後ろの主砲も大きいですね。
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個人的には武器よりも乗組員の生活環境に興味があります。
後部甲板から急な階段を下りて、船内に入ります。 -
兵士用の食堂ですね。
ミズーリは湾岸戦争まで現役の戦艦でしたので、船内の設備はわりと新しい目です。 -
寝室です。
3段ベッドですね。
プライバシーを大切にするアメリカ人が、よくこれだけの個人空間で我慢できるものです。 -
昭和天皇の名前があります。
他にも太平洋戦争に関する資料が多く展示されています。 -
食堂ですが、戦闘時には緊急の手術台にもなるそうです。
天井に手術用の照明が設置されています。
黄色に塗られたランプは、非常時にも電源が確保されるそうです。 -
こちらはトイレ。
船内を見てまわるのは楽しいのですが、ペンキの臭いがきつくて、だんだん気分が悪くなってきました。 -
いったん外に出て、階段を登って艦橋を見学します。
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ミズーリの心臓部です。
トマホークミサイルの制御装置の様です。 -
指令所ですね。まるで映画のセットみたいです。
地図にはアラビア湾が描かれています。 -
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トマホークミサイルがこの中に入っています。
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船首の向こうには、アリゾナ記念館が。
太平洋戦争の始まりを終わりを象徴する2つのモニュメントが隣り合わせになっています。 -
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艦橋の上までは見学できませんでしたが、十分勉強になりました。
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再びシャトルバスに乗って、太平洋航空博物館(Pacific Aviation Museum)に向かいます。
昔の飛行場の格納庫を博物館として利用している様です。 -
博物館横には、廃墟と化した管制塔らしき建物が。
真珠湾攻撃を描いた、映画「トラ・トラ・トラ」や「パールハーバー」にこの塔は登場してますね。 -
入り口で係員にレシート状のチケットを見せると、腕にバンドを巻いてくれます。
まずは入口横のホールで、10分ほどの映画を見ます。 -
初めて日本を空襲した、B-25爆撃機を描いた絵が飾ってあります。
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展示スペースに入ると、ゼロ戦と対面です。
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ゼロ戦が、空母「飛龍」から真珠湾攻撃に飛び立つ様がジオラマ風にしつらえてあります。
背景の朝焼けといい、映画の1シーンを見ているかの様です。 -
真珠湾を攻撃した日本の航空部隊について、詳しく解説されています。
中央は水深の浅い真珠湾でも使えるように、改良された魚雷ですね。 -
格納庫に7機の飛行機が展示されています。
右上にぶら下がっているのは、カーチスP-40ウォーホーク戦闘機
映画「パールハーバー」で主人公が乗っていましたね。 -
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B-25爆撃機は、空母ホーネットから東京空襲(いわゆるドーリットル空襲)に飛び立つ様子がジオラマになっています。
こちらの飛行機も映画「パールハーバー」の後半で活躍していましたね。 -
グラマンF-4Fワイルドキャット戦闘機
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こちらはダグラスSDBドーントレス雷撃機
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思ったより展示は少なめでしたが、パンフレットによると、今後は他の格納庫を使って、展示を充実していく計画があるようです。
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ちょうどお昼になったので、館内の「ラニアケア・カフェ」で食事にします。
ホットドッグはポテトがたくさん付いていて、とても食べ切れません。 -
息子が見つけた、フライトシミュレーターの無料体験クーポンがありますので、受付で時間が書かれたチケットを受け取ります
クーポンがないと$10ですが、博物館の公式ホームページにも無料クーポンが掲載さています。
指定された時間に行くと、係りの人が「この手のゲームやったことある?」と聞いてきます。「いいや」と答えると、丁寧に操作方法を教えてくれます。
しかし、英語の分からない息子は適当に操縦桿をいじっています。 -
さあ、アメリカ軍の撃墜王になろう・・・って、息子にとっては難易度が高く、なかなか照準が合わないようです。
隣で大人が操縦しているシミュレーターを覗いて見ると、日本軍機が翼から火を噴いて墜落していきました。
上手な人はちゃんと撃った弾が当たるんだなぁ・・・。
係員がやってきて「最後は着陸の訓練だよ」と画面を切り替えます。
こちらは息子でも上手に操縦できました。
「うまいね」と褒めてもらって上機嫌です。 -
ミュージアムショップも充実しています。
私はTシャツを、息子には博物館のロゴ入りのステンレスボトルをお土産に買いました。 -
再びシャトルバスで駐車場へと戻ります。
やってきたバスはなぜか超満員。
何とか通路に立って乗り込みましたが、積み残しが出るほどでした。
駆け足で3箇所の史跡を巡りましたが、アメリカの歴史にとって、真珠湾攻撃の持つ重みを感じさせられる良い機会となりました。
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