ラップランドで寒さ満喫！～零下25℃の散歩

2010/02/23 - 2010/02/26

スキー・シーズン真っ最中のラップランドへ。

滞在していたのはサーリセルカという場所。
大自然の中にあるリゾート地で、不便さを感じずにしっかりと自然体験ができる。
フィンランドのよさは、こんなところにあるんじゃないのかな。

カウニス・パーの周辺を歩いたり、クロスカントリー・スキーをしてラップランドらしい風景を満喫してきました。

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空

クロスカントリー・スキーのコース。
前方にみえるのが、小山というか丘のようなカウニス・パー。

カウニス・パーの頂上付近。
見るからに寒々しい…。

てっぺんからの眺めは雄大！
過酷な気象条件のため木は生えていない、ハゲ山です（笑）

ふもとの町からシャトルバスが出ているので、歩きが苦手な人でもラクラク到着できますヨ。

レストランとお土産屋さんが一緒になった建物で休憩。
ラップランドといえば、トナカイ、ということでステーキ。
寒いから赤ワインも飲んじゃいました(^^;)

それにしても、寒いので体力を消耗するのかしらん!?
ついついお子様ランチを追加(^▽^;)
（食べかけ写真で、すみません…）

腹ごしらえ（食べ過ぎって話も…汗）の後は、歩きます(･∀･)/

零下25℃くらいだったけど、お肉パワーのおかげで寒さが堪えません(＾〜＾)
（寒さが苦手な人でも、現地で防寒着のレンタルができるのでご安心を！）

寒さと強い風のせいで、木が成長できないみたい。
まばらな木々が一層寒々しさをかもし出しています。

ここからならオーロラがよく見えるだろうな〜って思って、以前来た時に夜遅く登ってみましたが、大変でした。
下界はなんでもないのに上は吹雪のようになっていて、とてもオーロラどころではありませんでしたわ（汗）
山というよりも丘のような、たいして高くない場所なんですけどね。

ソリ持参で上がってきて、一気にガーッと滑り降りるのも可。
かなりスピードが出て楽しい♪

頂上から少し下ると木が増えてきますが、この通り吹き付ける雪が固まって、哀れな姿に…。

ちょっと幻想的で魅かれますが…

近付くと、木のお化けみたい(((( ;°Д°))))

なんだか、ムーミンの物語の風景に見えてくる。
ここはフィンランドなんだなぁ・・・。

これはふもと近く。
ホントに大した高さでもないのに、生えている木の状態が全く違う！

あっというまに陽が落ちていきます。
ここは北極圏。
2月下旬ともなれば日中は明るくなるけれど、陽はまだまだ短いからね。

木々の向こうに沈む太陽。

それほど長時間外にいなくても、気温が気温だけに体は冷え冷え。
とくに、露出している顔はつらい( p_q)

それにしても、日差しがまったく暖かく感じられないのは不思議ですね〜。太陽との間に、見えない冷たい壁がある感じっていうのかな。

縦長の太陽の右側に見えている光線、虹色なんです。
スケールが大きくて私の立ち位置からは全部を画像に収めることは無理だったけど、この光は太陽を中心に左右対称で現れているのです。
フィンランド語でHalo(ilmiö)、英語だとヘイロー、日本だと暈？

空を見るのが結構好きで、時間に余裕のある旅行中なんかはよく拝んでいるんだけれども、こういう現象に出会うとしばらくワクワクしてますね。
天の川や流れ星を見た時、オーロラを見れた時なども。

今回もオーロラを見ることができたので、嬉しさ倍増！
（残念ながらオーロラを撮れるようなカメラではないので、写真はないのでした。）