2010/03/24 - 2010/03/26
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白玉さん
最近つくづく思うのですが、「子ども」と「旅行」というのは実はあまり相性が良くない。
直前の体調不良によるキャンセルは数知れず。そもそも、大人が旅に求めるもののほとんどが、子どもの嫌いなものなのである。
例えば・・・
①名所旧跡の観光
②素敵なレストランでお食事
③なにもしない贅沢な時間を味わう
④買い物(←これは大人だが僕も嫌いだ!夫)
などは、まったくもって子どもの興味とは相容れないものなのである。
でもねぇ、私は旅行が好きなわけよぉ。これから、まだしばらく一緒に暮らすわけだし、お互い折れ合ってやっていきましょうよ。よしっ、今回は君の楽しみだけを考えた旅行にしてあげるよ!!!
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JALグループ
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-
さっ、まずはなんと言っても、「東京ディズニーランド」ざましょう!
ちびちゃんは、「シー」とあわせて、六度目の来園。
私は・・・、数えたことないけれど、たぶん二十回目くらいの来園かしら???・・・って、「子連れ旅の王道」とかなんとか言って、自分が好きなだけじゃないかっ!(笑)
だってしょうがないじゃない、女子は(←このさい年齢制限はナシ!)みんなディスニーランドが大好きなのさ、ハハァッ(←最後、ミッキーの笑い方でお願いします)。 -
女子はみなディズニーランドが好き・・・という法則からいくと、約一名、家族の中に、ここがあまり好きではない人が・・・。
夫「なんか、いかにも、資本主義的な・・・現代社会を象徴するような場所だよね。」と渋い顔。
ノンノン、それは違うね。ここは、現代的どころか、日本で一番封建的な場所なのだよ。
王室制度に対する絶対的な肯定。女の幸せのゴールは、セレブ男子(王子)との結婚、という古い価値観。今どき、ここだけよ。
雨に濡れたシンデレラ城・・・搾取された民の嘆きが聞こえないかい?(笑) -
雨、そう、雨だったのですよ(泣)。
昼のパレードも雨のなか。
キャラクターさんたちもカッパを着て登場です。
珍しい光景だと思いませんか? -
でも、ミッキーマウスやミニーちゃん達は、カッパ無しでパレードに参加していたのよ。
さすが、ランドの主役!心意気が違う!と思いましたが、たぶん、彼ら異形のものには、合うサイズのカッパが無かったのね。 -
雨の日のランドの悲惨さは、一度でも体験したことがある人ならばわかってくれるはず!
雨脚は弱まるどころか、ますます強さを増していきます。
靴がびちょびちょだぁ、タイツが濡れたぁ、だの大騒ぎで、新しいのを買うためにショップを駆けずり回り・・・。
あげくに、やっと順番が周ってきたポップコーン売り場では、入れ物の柄が嫌いだから他で買うと・・。
「いいから!これにしなさいっ、これにぃッ!」
と、早くも本来の旅の主旨を忘れる親達(笑) -
ちょっとブレイク。
うちのちびちゃんが「あっ、隠れミッキーだ!見つけた、見つけた。」と喜んでいましたが、これは明らかに違うと思うのですが・・・? -
今回は「スルーフットスーのダイヤモンドホースシュー」で、「ペコス・グーフィーのフロンティアレビュー」ディナーを予約してありました。
西部劇の酒場風の内装。
雨の中、ここにたどりついた時、心底ホッとしました。
長い旅をして、やっと文明の地で食事する、当時の人の喜びがよくわかった。 -
西部劇風なので、こんな感じのお料理。
味については、多くは語るまい・・・。
ディズニーランドでいつも不思議に思うのは、ちゃんとして食事をしようと思えば思うほど「×」が多くなるということ。
例えば、外で軽く食べるスナック類はおいしいのに、きちんと席に着くお店の料理はダメとか、同じ店でも、前菜はまずまずなのに、メインは「?」だったりとか。
結構いいお値段なんですけどね。 -
ショーが始まりました。
このグーフィーがお料理をするシーン、バックに流れる音楽が「キ○ーピ○3分クッキング」の音楽に激似なのです。
まさか、「グーフィー3分クッキング」とか?
ええっ、天下のディズニーランドが、そんな安っぽいことをすることはないですよね。 -
最後はミッキーも出できて、大盛り上がりでショーは終わりました。
最初の料理への不満もどこへやら、大満足でした。
ここがディズニーランドの巧みなところ(笑)。
ミッキー「僕が魔法をかけてあげるよ。夢よ、開け。ついでに、財布も開け。ハハァッ!」 -
それにしても今回のディズニーランドは辛かった!
雨はどんどんひどくなり、気温はどんどん低下する。
なのに、人は結構いて、皆が一様にカッパを着て、黙々と行進している・・・。
何の映画か忘れましたが、ベトナム戦争を題材にした映画のワンシーンのようでした。
写真の旗はグーフィーがショーの中でプレゼントしてくれるものです。
「辛い時は、これを振って、元気を出して。」とかなんとか、そんな感じのことを言っていたけれど、正直、ランドに居る間中、ずっとこの旗を振りたい気分だった! -
あっ、もちろん良いこともありました。
春休みにしてはすいていたのでしょうね、アトラクションはコースター系を別にして、ほとんどスタンバイ無しでさくさく乗れました。
「バズ」も初体験。楽しい! -
今回の宿泊は、台場の「ホテル日航東京」です。
舞浜ではなく、台場にしたのは翌日の予定のため! -
一応室内の写真も。
ガラス張りのお風呂。
カップルのロマンティック旅ならば、この透明ガラス、非常に有効な使い道があるのでしょうが(笑)、私たち家族は、湯気で曇ったガラスに絵を描いて、「水森亜土ごっこ」をする。
馬鹿だ・・・そして古い・・・多くの人にはなんのことかわからない・・・。 -
翌日です。
今回のメインイベントは、初来場となる、豊洲の、「キッザニア東京」にありました。
約五十種もの職業を、リアルに体験できるテーマパークです。
パークそのものが、架空の街(やたらと火事や事件の多い街です(笑))になっていて、子ども達がそのなかで、色々な仕事をこなし、対価として「キッゾ」という紙幣を受け取ります。 -
キッザニアはディズニーランド並みに混雑する人気施設・・・、そう聞いていましたが、なるほど、それもそのはず、街や施設のリァリティがすごい!
その道のトップ企業が協賛していて、細部にいたるまで本物っぽく出来ている。これは楽しいはずよね。 -
ちびちゃんもパンづくりに挑戦中。
出来上がりの品をもらえるのも子どもには嬉しい。
今回は、ピザ屋、パン屋、建築屋、ソフトクリーム作りを体験。
他に、CA、宅急便、外科医、漫画家、証券会社なんていうのもありますよ。 -
キッザニアは本当に楽しい施設ですが、「職業体験」というのはちょっと違うかなぁ、と思いました。
いうなれば「贅沢なごっこ遊び」という感じ。
朝の「ゆりかもめ」の中、通勤中のサラリーマン達の、皆一様に押し黙った、あの重い空気!本当の意味で「働く」ということは、こういうことも含めてなのです!
写真は、毎日大変なサラリーマンの皆様に、せめて和んでいただこうと、夫が書いたイラスト・・・。
あれっ、なんだか、余計にイラッとするような・・・(笑)。
昨日の水森亜土ごっこの続きかっ??? → だからあ、多くの人はなんのことだかわからないって! -
夕食は、ホテル内の「唐宮」というレストランで頂きました。
「かに卵とフカヒレのスープ」は私の大好物のメニューで、中華料理のときは必ず頼みますが、ここのは、スープというよりゼリーに近い食感で珍しかった。おいしかったです。 -
最終日。
やっと晴れたので、お台場界隈を散策です。
足が痛いというちびちゃんを背負い、心の中でグーフィーの黄色い旗を振りながら(笑)の散策です。 -
ちびちゃんの強い希望で、観覧車にも乗りました。
座席が暖かい!今はこんなんなのね、感動! -
周りが、観覧車以上に高い建物でいっぱいなので、観覧車の価値半減!
「私達の時代とは、観覧車の意味がもう違うんだよねぇ」
「時代が違うか・・・そうだね・・・。ねえ、ちびちゃん、パパとママが小さい時は、パスタの種類なんて、ナポリタンとミートの二種類くらいしかなかったんだよ」
「ええっ、カルボナーラは?ボンゴレは?」
ああ、隔世の感!(笑) -
フジテレビにも行きました。
行ってから、フジテレビの番組をほとんど見ないことに気が付きました(笑)
あまり盛り上がらず。 -
さあ、そろそろまとめに入りましょうか。
子連れ旅というのは、制約も多いけれど、実は、大人だけならば「やれないこと」、あるいは「やろうと思わないこと」をやれてしまうメリットもあるのです。
例えば、メリーゴーランド。
「乗りたいなぁ」と思っても、中年男子が、一人で乗るのは、なかなか勇気がいるところ。でも、あら不思議、子どもが一緒ならば、「面倒見の良いお父さん」に大変身!
(↑あくまでも私見です。一人でメリーゴーランドに乗るのが大好きな中年男子の皆さん、ご気分を害されないでください。)
他にも、キャラクターショーの前列に陣取る、お子様ランチを注文する、おそろいでピンクのTシャツを着る、サ○リ○ショップで沢山買い物をして、レジで「自宅用です」と言う、などなど、実は世界が広がることも多いのね。 -
そして、旅から帰ってきてすぐ、ちびちゃんの乳歯が抜けました(旅行の間じゅうグラグラしていた)。
最初の一本目です。
こうして、少しずつ大きくなっていくのね。
そのうち、もう私達とは旅行してくれなくなるのでしょうね。
さらに、そのうち、「年老いた両親と行く○○〜老人連れ旅の王道を極める」なんて旅行記を君がアップしたりするのかもね(笑)
それまで、もうしばらくのあいだ、一緒に、たくさんたくさん、たーくさん旅行をしようね。
おしまい
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この旅行記へのコメント (2)
-
- zzr-cさん 2011/06/30 08:37:42
- ハッピーバースディ
- 白玉さま おはようございます!
今日は特別な日ですね!
せ〜の!
ハッピーバースディトゥーユー♪
ハッピーバースディトゥーユー♪
ハッピーバースディディヤー白玉さ〜ん♪
ハッピーバースディトゥーユー♪
ぱちぱちぱちぱちぱち
子連れになると特に男親は行ける範囲が広くなりますね、
本当にその通りです(笑)
フジテレビの番組はあまり見ませんか、私は結構見てるかもしれません^^;
今日はおいしいものでも食べにお出かけですかね?
1年白玉さんにとって良い年になりますように(^人^)
じぃ〜
- 白玉さん からの返信 2011/06/30 17:28:09
- RE: ハッピーバースディ
- じぃ〜様
うわっ、お祝いソング、嬉しいー。
こんなに、盛大に祝っていただけるなんて、光栄です!
わざわざの書き込み、本当にありがとうございました。
もう、お祝いする歳でもありませんが(笑)後でシャンパンくらい開けようかしらと思っています。
お台場の旅行記も読んでいただいてありがとうございました。
子どもによって、行動は制限されるけど、同時に広がる・・・この辺を深く理解していただけて、これまたとても嬉しいです。
白玉
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