東京都葛飾区（堀切菖蒲園の花菖蒲）　２００９年６月

2009/06/10 - 2009/06/10

堀切菖蒲園の花菖蒲を見に行きました。

京成電鉄の堀切菖蒲園駅から徒歩１０分位でした。

２００種６０００株の花菖蒲が植えられているというだけに、数多くの品種を観賞できました。
色彩も、一般的に菖蒲をイメージする深い紫色から薄紫色、薄いピンクがかった淡い紫色、白、黄色と色とりどりでした。
これだけの規模で入園無料というのは、意外な嬉しさでした。

エリア 亀有・柴又(東京)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 私鉄

ハナショウブは、日本の初夏によく似合います。

ハナショウブ・アヤメ・カキツバタとよく似ていますが、適地・葉・開花時期・花の形・花色など違いが色々あるようです。
ハナショウブの外花被の先端が丸みを帯びていて、基部にわずかに黄斑があります。

ハナショウブは、ノハナショウブを原種とする、日本産の園芸種です。
花の色や形は変化に富み、葉の主脈が隆起して目立ちます。
畑でも水辺でも生育します。

江戸時代、堀切はハナショウブの品種改良が盛んな地でした。
やがて錦絵などにも描かれる江戸名所の一つになりました。
昭和３４年（１９５９年）に東京都立堀切菖蒲園として公開され、昭和５０年（１９７５年）に葛飾区に移管されました。

歌川広重が描いた堀切の菖蒲の錦絵を、国立国会図書館貴重書画データベースで見ることができます。

ＵＲＬ：
http://rarebook.ndl.go.jp/pre/servlet/pre_com_menu.jsp;jsessionid=0DBD27ABA07490B3E226E112501E26E3?syubetu=1
（「堀切」などのキーワードで検索すると良いと思います。）

国立国会図書館 美術館・博物館

禊萩 （ミソハギ）。

小合紫という品種。

紫陽花も花盛りでした。
堀切菖蒲園の周辺にも沢山咲いていたのですが、この辺りの紫陽花は大輪な花が多くありました。