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先日、小金井公園に満開の梅を見に行きました。<br /><br />顔を寄せると、さわやかな甘い匂い・・・。<br />からだじゅう、春の香りに満たされて<br />とっても嬉しかったです。<br />梅の花言葉は「厳しい美しさ、あでやかさ」<br /><br />梅の写真を携帯で撮っていたら<br />小金井公園・樹木の会の方が、話しかけてきてくださいました。<br />そして、梅を案内してくださりながら、いろいろ説明してくださいました。<br /><br />今までは、「わあ〜!きれい〜って」 見て写真ぱちぱち撮っていただけでしたが、<br />今日はボランティアの方ので説明を聴いて、たくさんの驚きと感動を頂きました。<br />小金井公園・樹木の会の方、本当にありがとうございました♪。<br /><br />そんな中から、とっても印象的だったお話を!<br /><br /><br />

梅に思う

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2010/02/24 - 2010/02/24

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フルリーナ

フルリーナさん

先日、小金井公園に満開の梅を見に行きました。

顔を寄せると、さわやかな甘い匂い・・・。
からだじゅう、春の香りに満たされて
とっても嬉しかったです。
梅の花言葉は「厳しい美しさ、あでやかさ」

梅の写真を携帯で撮っていたら
小金井公園・樹木の会の方が、話しかけてきてくださいました。
そして、梅を案内してくださりながら、いろいろ説明してくださいました。

今までは、「わあ〜!きれい〜って」 見て写真ぱちぱち撮っていただけでしたが、
今日はボランティアの方ので説明を聴いて、たくさんの驚きと感動を頂きました。
小金井公園・樹木の会の方、本当にありがとうございました♪。

そんな中から、とっても印象的だったお話を!


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  • この写真の中の、手前・中ほどの横向きの梅をよく見てください。<br />雄べの先に花びらがついてるの、わかりますか?<br /><br />横向きの花の下に垂れ下がってるのが<br />花びらに変身中の一本の雄しべなのだそうです。<br />こうして、花の雄しべが花びらをつくる(花びらに変わっていく)ことって時々あるんですって。<br />八重桜や八重の梅、八重の花々はそうして、花びらの数を増やしていったんだそうです。<br /><br />では花は、何故そんなことをするのかというと、<br />それは、虫さんたちに、来てもらうため・・・きれいになりたい・・って思うのだそうです(笑)。<br />梅(全種類なのか、全部ではなく、この種類の梅の話なのかは不明)は、自分の花粉がめしべについても、受粉できない仕組みになっていて、虫が自分でない梅の花粉を運んでくれて受粉するのだそうです。<br />それは環境の変化にも、ウイルスなどにも負けない、次世代の実をつけるためなのだそうです。<br />そして、花は、もっと虫を呼び寄せて花粉を運んできてもらうために、雄しべを花びらに変えるのだそうです。<br /><br />もっと花びらがたくさんあったら、虫さんたちが私をみつけてくれる、と信じて自分を変えていくのか、<br />「ああ、虫さんたち、ここへ来て・・・」っていう思いが天に届いて、そう変えられていくのか<br />いのちを守るために、「大いなる意思」が、起こしていく変化なのか、それは誰にも分からないけれど<br />ほんとに、いのちには、なんという不思議が詰まっていることでしょう。<br /><br />以前、ヒマラヤの極寒の地に咲く「奇跡の花」といわれてる「セイタカダイオウ」をTVで見て感動したことがあります。<br />この花は、4000メートル以上の厳しい風雪や寒さから身を守るために、光を透す薄いヴェールのようなものを、すっぽりとかぶっています。<br />空から差し込む光が「生きなさい」と、やさしくダイオウを抱いているような映像でした。<br />どんなに、厳しい環境の中でもいのちは守られているんだ・・・いのちは生かされてあるんだ・・。<br />そう感じた映像でした。<br /><br />

    この写真の中の、手前・中ほどの横向きの梅をよく見てください。
    雄べの先に花びらがついてるの、わかりますか?

    横向きの花の下に垂れ下がってるのが
    花びらに変身中の一本の雄しべなのだそうです。
    こうして、花の雄しべが花びらをつくる(花びらに変わっていく)ことって時々あるんですって。
    八重桜や八重の梅、八重の花々はそうして、花びらの数を増やしていったんだそうです。

    では花は、何故そんなことをするのかというと、
    それは、虫さんたちに、来てもらうため・・・きれいになりたい・・って思うのだそうです(笑)。
    梅(全種類なのか、全部ではなく、この種類の梅の話なのかは不明)は、自分の花粉がめしべについても、受粉できない仕組みになっていて、虫が自分でない梅の花粉を運んでくれて受粉するのだそうです。
    それは環境の変化にも、ウイルスなどにも負けない、次世代の実をつけるためなのだそうです。
    そして、花は、もっと虫を呼び寄せて花粉を運んできてもらうために、雄しべを花びらに変えるのだそうです。

    もっと花びらがたくさんあったら、虫さんたちが私をみつけてくれる、と信じて自分を変えていくのか、
    「ああ、虫さんたち、ここへ来て・・・」っていう思いが天に届いて、そう変えられていくのか
    いのちを守るために、「大いなる意思」が、起こしていく変化なのか、それは誰にも分からないけれど
    ほんとに、いのちには、なんという不思議が詰まっていることでしょう。

    以前、ヒマラヤの極寒の地に咲く「奇跡の花」といわれてる「セイタカダイオウ」をTVで見て感動したことがあります。
    この花は、4000メートル以上の厳しい風雪や寒さから身を守るために、光を透す薄いヴェールのようなものを、すっぽりとかぶっています。
    空から差し込む光が「生きなさい」と、やさしくダイオウを抱いているような映像でした。
    どんなに、厳しい環境の中でもいのちは守られているんだ・・・いのちは生かされてあるんだ・・。
    そう感じた映像でした。

  • <br />樹木の会の方は、<br />「今、この地上に生き残っている植物も、動物も、人間も、そんなたくさんの厳しい環境の変化や、危機を生き抜いてきたいのちなんだよ」<br />と、おっしゃってました。<br /><br />私たちのいのちの中には、歴史の中で、そんな数限りない危機を乗り越えてきた「記憶」が、<br />いのちのどこかに受け継がれているのかもしれません。<br /><br />そして、どんなに厳しい環境でも、どんな困難にあっても、何度倒れても、もうだめだって思っても<br />いつか、もう一度立ち上がることができる・・<br />そんな、「生きる力」を、いのちは与えられて、生かされているのかもしれません。<br /><br />故・根本神父様の言葉を思い出しました。<br />「さまざまな困難な状況の中で、危険と隣り合わせの時、逃げ出したいという気持ちも起こります。<br />もう絶対にだめだということも何回も起こりました。<br />でも不思議な力があたえられる、道が開かれるといったことがあるのです。<br />私たちは夢を持つべきだし、夢を貫くべきです。<br />祈れば、神さまは必ずドアを開いてくださるのです」<br /><br /><br />


    樹木の会の方は、
    「今、この地上に生き残っている植物も、動物も、人間も、そんなたくさんの厳しい環境の変化や、危機を生き抜いてきたいのちなんだよ」
    と、おっしゃってました。

    私たちのいのちの中には、歴史の中で、そんな数限りない危機を乗り越えてきた「記憶」が、
    いのちのどこかに受け継がれているのかもしれません。

    そして、どんなに厳しい環境でも、どんな困難にあっても、何度倒れても、もうだめだって思っても
    いつか、もう一度立ち上がることができる・・
    そんな、「生きる力」を、いのちは与えられて、生かされているのかもしれません。

    故・根本神父様の言葉を思い出しました。
    「さまざまな困難な状況の中で、危険と隣り合わせの時、逃げ出したいという気持ちも起こります。
    もう絶対にだめだということも何回も起こりました。
    でも不思議な力があたえられる、道が開かれるといったことがあるのです。
    私たちは夢を持つべきだし、夢を貫くべきです。
    祈れば、神さまは必ずドアを開いてくださるのです」


  • 私たちも、花がさまざまな環境の変化や、時の中で変えられていくように<br />さまざまな出来事・・・喜びや悲しみや・・日々出逢う、小さな出来事、ひとつひとつによって<br />いろいろな事に気付き、思い、夢を持ち、<br />転んだり、倒れたり、しながら、<br />少しずつ、自分では気付かなくても、新しい自分へと変えられていくのかもしれないですね。<br /><br /><br />「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。<br />働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。<br />栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。<br />今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、神はこのように装ってくださる。<br />まして、あなたがたにはなおさらのことである。」<br />       ルカによる福音書12章27・28<br /><br /><br />

    私たちも、花がさまざまな環境の変化や、時の中で変えられていくように
    さまざまな出来事・・・喜びや悲しみや・・日々出逢う、小さな出来事、ひとつひとつによって
    いろいろな事に気付き、思い、夢を持ち、
    転んだり、倒れたり、しながら、
    少しずつ、自分では気付かなくても、新しい自分へと変えられていくのかもしれないですね。


    「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。
    働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。
    栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
    今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、神はこのように装ってくださる。
    まして、あなたがたにはなおさらのことである。」
           ルカによる福音書12章27・28


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この旅行記へのコメント (2)

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  • カヌ太郎さん 2010/03/16 21:28:51
    うめ〜
    フルさん

    今年は梅見にいかなかったので
    ここで楽しませていただきました。

    花弁に変身するおしべのお話
    とても不思議な感じがしました。
    自然の力は本当にすばらしい。。。。。

    カヌ
    PS。チーズをゲットしましたか??

    フルリーナ

    フルリーナさん からの返信 2010/03/16 21:42:34
    RE: うめ〜
    はい〜。
    もちろん、今日ゲットしてきて、
    いまから夜のコーヒータイムのお菓子代わりにチビチビかじります
     ↑
    (ねずみ年の女)

    今日は、更にお安くセールしてたの♪
    なのでトレンティングラナと、ギリシャのアトスのお安いけど美味しいおっきなオリーブで・・・コーヒーかよっ!!って感じですが、
    ワインだよね〜やっぱ・・・。
    お酒強くなりたい・・・(涙)

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