2006/08/16 - 2006/08/24
91位(同エリア379件中)
はちゅさん
ハルシュタットは湖岸にひっそりとたたずむ世界遺産の町。
「ザルツカンマーグートの真珠」とたたえられるほどに、その美しさは際立っているそうです。
ハルシュタットは今回最も行きたかったところ。
ザルツブルクから日帰りで出かけました。
鉄道で片道3時間。
ちょっと強硬すぎたかと思われたこの鉄道旅行ですが、3時間なんてあっという間。
ザルツブルクからハルシュタットへ向かう路線から見える景観の美しさに、ただただ息をのむばかりでした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
PR
-
ザルツブルク中央駅から出発です。
-
列車の外には朝もやの風景が過ぎていきます。
この路線はヨーロッパ屈指の景勝ルートだそうで、それはそれは見事な風景が車窓に広がります。
朝日に輝く緑いっぱいの田舎風景の中を通り過ぎていきます。
まるで「世界の車窓から」みたい。 -
ハルシュタットの街が見えてきました。
山裾に張り付くようにあるのが世界遺産ハルシュタットの街。
ハルシュタット駅は湖の対岸側。
本当に小さな小さな駅舎で、ボーッとしてたら見過ごしてしまいそうな、そんな小さな駅です。
ここからは対岸のハルシュタットまで、渡し船で行きます。 -
渡し船は列車に会わせて運行しているらしく、乗り込むとすぐに出発です。
船からは対岸のハルシュタットの町が静かな湖面に映り込み、その姿がゆらゆらと揺れています。
朝の冷たい空気が顔に当たって気持ちいいし、お天気もいいし、湖の水は澄んできれいだし。 -
ハルシュタットの街に着き、まずは歩いて街並み散策です。
-
まずは船着き場から北へと歩きます。
てくてく行ってふと振り返る。
おー素晴らしい景色。
ガイドブックなどでよく見かけるアングルです。
まだ朝なので静かで、空気も澄んで気持ちいい。 -
気に入ったので今度はパノラマで撮ってみる。
世界遺産っていうのも納得納得。 -
すぐ横にはこんな民家が。
-
南へ戻って、街の中心あたりへ向かいます。
狭くて味のある路地が続きます。 -
民家かペンションか分かりませんが、お花にあふれてステキな建物です。
-
窓辺には色とりどりのお花が飾られてます。
-
こっちは赤いお花。
-
こっちの家の窓にもお花。
-
お花がいっぱい。
-
さらにお花、お花。
-
窓という窓にはお花が飾られていて、路地を歩きながらも飽きることがありません。
ああ、お花の美しい夏に来て良かった。 -
街の南の方までやって来ました。
中央に見える教会の尖塔のあたりから歩いて来たことになります。
ここから見ると街が湖に浮かんでいるみたい。
この絶好のビューポイントにはベンチがあり、そこでしばらくこの風景を見ながらたたずんでいました。 -
ハルシュタットはずーっと昔、紀元前から岩塩の採掘で栄えてきた町。
その採掘の跡を見学できるツアーがあるということで、楽しみにしていました。
場所はハルシュタットの裏山にあります。
というわけで、街の外れにあるケーブルカー乗り場からケーブルカーでグイーッと一気に山を登ります。
見ての通りかなりの急勾配ですが、それもまたスリル。 -
山の上に到着。
眼下に広がるハルシュタットの街。
さっきまであそこにいました。 -
ケーブルカー降りてから山道を歩くこと15分。
やっと見えてきたこの建物が、岩塩坑探検ツアーの入り口です。 -
受付でツアーを申し込むと、体に合ったサイズの作業着を渡され、それを服の上から着ます。
山の斜面にぽっかり空いた穴から、坑道内へ入っていきます。 -
探検ツアーの一番の目玉はこれ。
すべり台です。
ツアーのルートにすべり台があって、ガイドさんの指示通りに胸に手を当て、寝ころぶような形で背中で一気に滑り降ります。
これが結構こわい。
でも、怖いなんて言ってられません。
これをすべらないとツアーは前へ進めないのです。 -
1時間ほどの地中体験を終え、坑道を出ることになります。
全員が長〜いトロッコにまたがります。 -
そしてゴトゴトと明るい地上へと出て行きます。
まるで社会見学気分。
ああ楽しかった! -
岩塩坑ツアーを終え、ケーブルカー乗り場のあたりまで戻ってきました。
お城のように見えるのは、山の上のレストランです。 -
そのレストランの脇の小道を抜けてみると、なかなかのビューポイント発見。
ハルシュタットの町を真上から見る形になり、ハルシュタット湖も広く見渡せます。 -
同じ場所で縦にパノラマ写真を撮ってみました。
ハルシュタットの町が湖と山の間に貼り付くように広がっているのが、一目瞭然。 -
ではそろそろ下界に戻りましょう。
帰りもケーブルカーです。
でもこの急勾配。
下りの方が落ちて行くみたいでスリルは大きい。 -
街並みをしばらく散策してみる。
-
おみやげ屋さんでしょうか。
「ハルシュタットの岩塩」と日本語で書いてあります。
岩塩はこのあたりの良いおみやげのようです。 -
ハルシュタット観光も一通り終えたので、船で駅に帰ろうと思い、やって来る船を待ちます。
-
船に乗り込み離れていくハルシュタットの街並みに別れを告げます。
名残惜しいなあ。
あれ?あれれ?
駅とは逆の方向に向かってる?
・・・・・・・・乗る船、間違えた! -
まあいっか、と思い、次の船着き場が近づくと、これまたかわいらしい風景が見えます。
ここでちょっと船を降りてみることにしました。 -
オーバートラウンという小さな村です。
-
早速ブラブラと歩き始めてはみたものの、ほんとに小さな村。
民家がぱらぱらとあって、後は教会があるくらい。
でもその田舎っぷりがたまらなくそそられるねえ。 -
田舎の小さな教会。
癒される〜。 -
のんびり時間を過ごした後、村を出発することにしました。
オーバートラウン駅があり、そこから列車に乗り込みました。
ハルシュタット湖畔、さようなら。 -
オーバートラウンから30分少々で到着したバート・イシュル駅。
まだ日暮れまで時間があるので、バート・イシュルの街もぶらりと歩いてみることにしました。 -
徒歩でバート・イシュルの街を思うままに歩いてみよう。
-
赤い絨毯が敷いてありますが、何かのイベント期間中だったのでしょうか。
-
トラウン川にかかるエリザベート橋から。
ドイツ語で「バート」が付く地名は、温泉地であることを意味しています。
それはバート・イシュルも例外ではなく、古くから温泉保養地として知られてきた町です。 -
クーアハウスという建物。
歴史を感じます。 -
クラシックカーの周りに人だかりができてます。
-
街中にメリーゴーランドが。
楽器を演奏している集団や民族衣装を着て踊っている人、大道芸人までいるし、さらにそれを取り囲むように大勢の観光客がひしめきあっています。
やっぱり今日は何かのお祭り? -
バート・イシュルからザルツブルクへ帰ります。
今度は鉄道でなく、路線バスで帰ることにしました。
バスも緑豊かな風景の中を走り、とても気持ちのいいものでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- cheriko330さん 2017/06/05 17:58:24
- 素敵な旅行記ですね♪
- はちゅさん、はじめまして。
昨日ご訪問いただきありがとうございました。
私も初めて拝見させていただきました。
素敵な旅行記ばかりで好きな場所ばかり、どの分から見せて
いただこうか迷いました。
ザルツブルグやハルシュタットも大好きです。ツアーで行きました。
個人で行くと、隈なく見れて大満足ですね。
ハルシュタットの表紙の写真、素晴らしいです。
夏でお花も溢れていてきれいですね。
オーバートラウンは名前だけ聞いたことがあります。
立ち寄れて良かったですね☆
ザルツブルグの街も 『サウンド・オブ・ミュージック』を
彷彿させて見ごたえありました。
また少しずつ見せていただきます。どうぞよろしくお願いします。
cheriko330
- はちゅさん からの返信 2017/06/06 22:28:55
- ありがとうございます。
- cheriko330さま、はじめまして。
コメントありがとうございます。
オーストリアには訪れてからもう10年以上たっているのですが、美しい景色とか鮮やかなお花の色とか、色あせずに心に残ってます。
やっぱりヨーロッパはお花がきれいな夏が好きです。
cheriko330さんも各地を旅されているみたいですね。
旅先のチョイスが私と似ている気が・・・・。
好みが近そうですね。
またいろんな旅行記、楽しみにしています。
よろしくお願いします。
はちゅ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ハルシュタット(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ハルシュタット(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
345円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
45