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ウーティの駅舎は1909年に建てられたのだから、ミニ・トレインは100年以上は走っていることになります。<br /><br />言っては悪いが、こんな地の果て?のような南インドに、しかも2000メートル以上の山ん中に、100年以上も昔に鉄道が走るなんて、それが今も走っているなんて、なんとアンビリバボー!<br /><br />南インドは16世紀初頭から西洋の影響を受けていたので、北インドより教育水準も高いようです。<br />それがベースとなって、南インドではIT産業が栄えるのでしょう。<br />(ほんの一部地域ですが)

南インド45: ニルギル高原 「ミニSLを求めて」

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2010/01/03 - 2010/01/03

25位(同エリア37件中)

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41

アリヤン

アリヤンさん

ウーティの駅舎は1909年に建てられたのだから、ミニ・トレインは100年以上は走っていることになります。

言っては悪いが、こんな地の果て?のような南インドに、しかも2000メートル以上の山ん中に、100年以上も昔に鉄道が走るなんて、それが今も走っているなんて、なんとアンビリバボー!

南インドは16世紀初頭から西洋の影響を受けていたので、北インドより教育水準も高いようです。
それがベースとなって、南インドではIT産業が栄えるのでしょう。
(ほんの一部地域ですが)

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
3.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ウーティにばかり居てても、もう見るところがありません。<br />ミニ・トレインはいつまでも来ないし、待っていてはダメです。<br /><br />今日は、ディーゼル・ミニ・トレインの始発駅、すなわち、蒸気機関車ミニ・トレインの終点でもあるクーヌールにこちらから出かけて行きます。<br /><br />クーヌール行きバスは沢山ありそうなので、07:00amころにターミナルに行きました。<br />しかし、 どのバスがクーヌールに行くのか?<br />を探し出すのが難しい。<br /><br />人に聞き聞き乗り込みました。

    イチオシ

    ウーティにばかり居てても、もう見るところがありません。
    ミニ・トレインはいつまでも来ないし、待っていてはダメです。

    今日は、ディーゼル・ミニ・トレインの始発駅、すなわち、蒸気機関車ミニ・トレインの終点でもあるクーヌールにこちらから出かけて行きます。

    クーヌール行きバスは沢山ありそうなので、07:00amころにターミナルに行きました。
    しかし、 どのバスがクーヌールに行くのか?
    を探し出すのが難しい。

    人に聞き聞き乗り込みました。

  • かなり、ボロいバスです。<br /><br />昇降口は2つあるが、両方ともドアなし。<br />窓という窓にはガラスなし、の吹きっさらし。<br /><br />それでも陽が上れば暖かいので、問題なし、です。

    かなり、ボロいバスです。

    昇降口は2つあるが、両方ともドアなし。
    窓という窓にはガラスなし、の吹きっさらし。

    それでも陽が上れば暖かいので、問題なし、です。

  • ウーティとメッツパラヤム間が、がけ崩れで不通となっているため、長距離バスはコタギリ経由で運転しています。<br /><br />ウーティとクーヌール間の短距離バスはコタギリ経由でなく、それは、それは、ローカルな山道を縫って走っています。

    ウーティとメッツパラヤム間が、がけ崩れで不通となっているため、長距離バスはコタギリ経由で運転しています。

    ウーティとクーヌール間の短距離バスはコタギリ経由でなく、それは、それは、ローカルな山道を縫って走っています。

  • おかげで普通では見られない景色が見られて、ラッキーです。

    おかげで普通では見られない景色が見られて、ラッキーです。

  • ニルギル高原は、マレーシアのキャメロン・ハイランドより大々的にお茶栽培をやっています。<br /><br />ウーティより下に行けば、どこにでもお茶栽培が行われています。

    ニルギル高原は、マレーシアのキャメロン・ハイランドより大々的にお茶栽培をやっています。

    ウーティより下に行けば、どこにでもお茶栽培が行われています。

  • バスは途中で、突然停まりました。<br /><br />乗客がドンドン降りて、ゾロゾロとアッチの方に歩いて行きます。<br />ワタクシたちは???となり、しばらく固まりました。<br />意味がサッパリ分かりません。<br />乗ってきたバスは、てっきりクーヌールまで行くもの、と思い込んでいたので、ビックリです。<br /><br />こんな山ん中で取り残されては「生き死に」の 問題、とばかりに、ワレワレもバスを降りてみんなの行く、アッチの方に歩きます。<br />そばのヒトに聞くと「クーヌール行きのバスがアッチで待っている」とのことでした。<br /><br />しばらく歩くと、アッチからも同数程度の人々が、ゾロゾロと歩いてきました。<br />つまり、ワレワレの乗ってきたコッチのバスに乗って、ウーティに行くのでしょう。<br /><br />トンでもない山ん中のバス乗り換え劇でした。<br /><br />アンビリバボー・インディア!

    バスは途中で、突然停まりました。

    乗客がドンドン降りて、ゾロゾロとアッチの方に歩いて行きます。
    ワタクシたちは???となり、しばらく固まりました。
    意味がサッパリ分かりません。
    乗ってきたバスは、てっきりクーヌールまで行くもの、と思い込んでいたので、ビックリです。

    こんな山ん中で取り残されては「生き死に」の 問題、とばかりに、ワレワレもバスを降りてみんなの行く、アッチの方に歩きます。
    そばのヒトに聞くと「クーヌール行きのバスがアッチで待っている」とのことでした。

    しばらく歩くと、アッチからも同数程度の人々が、ゾロゾロと歩いてきました。
    つまり、ワレワレの乗ってきたコッチのバスに乗って、ウーティに行くのでしょう。

    トンでもない山ん中のバス乗り換え劇でした。

    アンビリバボー・インディア!

  • アッチ・コッチのバス交代劇を遠くから見ると、このようなものです。

    アッチ・コッチのバス交代劇を遠くから見ると、このようなものです。

  • アッチから来るバスの数が少ないせいか?<br /><br />アッチ行きのバスには多くの立ち席が出来てます。<br />運賃は別料金です。

    アッチから来るバスの数が少ないせいか?

    アッチ行きのバスには多くの立ち席が出来てます。
    運賃は別料金です。

  • 乗り換えたホント?のクーヌール行きバスは、トンでもない山道をガンガン飛ばして進みます。<br /><br />なんども崖から落ちるのでは?っとヒヤヒヤします。<br /><br />運転手はウマイもので、後ろの車掌と雑談をしながらでも間一髪で転落を回避するのです。

    乗り換えたホント?のクーヌール行きバスは、トンでもない山道をガンガン飛ばして進みます。

    なんども崖から落ちるのでは?っとヒヤヒヤします。

    運転手はウマイもので、後ろの車掌と雑談をしながらでも間一髪で転落を回避するのです。

  • 途中の名もなき村。

    途中の名もなき村。

  • すれ違うアッチから来たバス。<br /><br />お互いオンボロで風通しが実に良いバスです。

    すれ違うアッチから来たバス。

    お互いオンボロで風通しが実に良いバスです。

  • これが乗り換えたオンボロ・バス。

    これが乗り換えたオンボロ・バス。

  • アッチ・コッチ バス交代劇も含めて約1時間半でクーヌール・バス停着。<br /><br />ウーティから途中まで一人Rs9.-<br />乗り換えてからRs5.-  <br />計Rs14.-(28円).

    アッチ・コッチ バス交代劇も含めて約1時間半でクーヌール・バス停着。

    ウーティから途中まで一人Rs9.-
    乗り換えてからRs5.-  
    計Rs14.-(28円).

  • クーヌール(海抜約1800メートル)は山間の町で、谷間にあります。<br /><br />標高の高いウーティより寒いのです。<br />陽があまり当たらないからでしょう。<br /><br />小さな町ですから、駅はすぐに分かります。

    クーヌール(海抜約1800メートル)は山間の町で、谷間にあります。

    標高の高いウーティより寒いのです。
    陽があまり当たらないからでしょう。

    小さな町ですから、駅はすぐに分かります。

  • 駅近くで、動くミニ・トレイン発見!<br /><br />感動です。<br /><br />世界遺産の中心を担うミニ・トレインを見んが為に、ニルギル高原にやって来て、ハヤ7日目。<br />初めてみる、動くミニ・トレイン なのですから。<br /><br />全線、全く動いていないのか?っと思っていましたが、ここのは動いていました。

    駅近くで、動くミニ・トレイン発見!

    感動です。

    世界遺産の中心を担うミニ・トレインを見んが為に、ニルギル高原にやって来て、ハヤ7日目。
    初めてみる、動くミニ・トレイン なのですから。

    全線、全く動いていないのか?っと思っていましたが、ここのは動いていました。

  • 駅前広場にはミニ・蒸気機関車が展示されていました。

    イチオシ

    駅前広場にはミニ・蒸気機関車が展示されていました。

  • SRX.37390蒸気機関車。<br />1922年建造。<br />スイス・ヴィンテルトゥール・蒸気機関車製造所。<br />1923年に引き渡される。<br />今日現在87歳。<br />延べ走行距離75万キロメートル。

    SRX.37390蒸気機関車。
    1922年建造。
    スイス・ヴィンテルトゥール・蒸気機関車製造所。
    1923年に引き渡される。
    今日現在87歳。
    延べ走行距離75万キロメートル。

  • クーヌール発着の時刻表。<br /><br />蒸気機関車は10:30着、ディーゼル機関車が10:40発となっている。<br />乗り換え時間は10分です。

    クーヌール発着の時刻表。

    蒸気機関車は10:30着、ディーゼル機関車が10:40発となっている。
    乗り換え時間は10分です。

  • クーヌールのプラット・ホーム。

    クーヌールのプラット・ホーム。

  • 駅員に聞くと、現在では次駅との間で折返し運転をしているそうだ。

    駅員に聞くと、現在では次駅との間で折返し運転をしているそうだ。

  • 1997年に駅舎が百年となった。<br /><br />その記念に飾られた「百年記念」盤。

    1997年に駅舎が百年となった。

    その記念に飾られた「百年記念」盤。

  • こんな田舎の駅でもオンライン予約が出来るらしい。<br /><br />聞けば、ディーゼル機関車は1月5日くらいに復旧しそうだ、とのこと。<br />(インド人の言うことだからあまり信用出来ないが、ウーティの駅でも言っていたので60%くらいは信用できるカモ)<br /><br />蒸気機関車のほうはまだ3ヶ月は掛かる、とのこと。<br /><br />返す返すも残念!<br />3ヶ月もこんなトコで待ってられません。<br />しかもワタクシたち、日本に帰らねばナランのです。

    こんな田舎の駅でもオンライン予約が出来るらしい。

    聞けば、ディーゼル機関車は1月5日くらいに復旧しそうだ、とのこと。
    (インド人の言うことだからあまり信用出来ないが、ウーティの駅でも言っていたので60%くらいは信用できるカモ)

    蒸気機関車のほうはまだ3ヶ月は掛かる、とのこと。

    返す返すも残念!
    3ヶ月もこんなトコで待ってられません。
    しかもワタクシたち、日本に帰らねばナランのです。

  • 帰りに、駅斜め前のホテルのレストランで朝食(まだ朝の9時半頃)。<br /><br />レンガ色の建物がホテルで、一泊Rs400(ダブル、温シャワー、トイ レ付)。<br />ウーティに居るよりも、徐々に山を降りるほうが良いカナ?っと思い、クーヌー ルで過ごすことも考えたので、ホテルのチェックもした。<br /><br />ホテルはウーティより若干、安いようです。<br />しかし、寒い!

    イチオシ

    帰りに、駅斜め前のホテルのレストランで朝食(まだ朝の9時半頃)。

    レンガ色の建物がホテルで、一泊Rs400(ダブル、温シャワー、トイ レ付)。
    ウーティに居るよりも、徐々に山を降りるほうが良いカナ?っと思い、クーヌー ルで過ごすことも考えたので、ホテルのチェックもした。

    ホテルはウーティより若干、安いようです。
    しかし、寒い!

  • 初めてイドリー(Idly)というものを食べました。<br /><br />米の蒸しパンとカレーの付け合せ。<br />蒸しパンは食べられるものでした。<br />カレー はカライ!!!

    イチオシ

    初めてイドリー(Idly)というものを食べました。

    米の蒸しパンとカレーの付け合せ。
    蒸しパンは食べられるものでした。
    カレー はカライ!!!

  • ウーティから途中までのチケット<br />(左、2人でRs18),<br />2台目のバスのチケット(右、2人でRs10).<br /><br />アッチ・コッチ バスの証拠です。<br />帰りもアッチ・コッチかなあ?

    ウーティから途中までのチケット
    (左、2人でRs18),
    2台目のバスのチケット(右、2人でRs10).

    アッチ・コッチ バスの証拠です。
    帰りもアッチ・コッチかなあ?

  • 南インドの山の果て、と言うようなトコまでやってきたのですが、そこを流れる川は、このようにキチャナイものでした。

    南インドの山の果て、と言うようなトコまでやってきたのですが、そこを流れる川は、このようにキチャナイものでした。

  • 山の上のYWCAホテルが良い、とロンプラにあった。<br /><br />せっかく来たのだから、上ってみることにした。

    山の上のYWCAホテルが良い、とロンプラにあった。

    せっかく来たのだから、上ってみることにした。

  • クーヌールの街が一望できます。<br /><br />ず~っと向こうにキリスト教会が見えます。<br /><br />YWCAは大したことなく、その周辺のホテルも大したものはなし。<br /><br />とにかくここは寒くてキチャナイです 。

    クーヌールの街が一望できます。

    ず~っと向こうにキリスト教会が見えます。

    YWCAは大したことなく、その周辺のホテルも大したものはなし。

    とにかくここは寒くてキチャナイです 。

  • さて、ウーティに帰ろうとバス停に帰ってきました。<br /><br />ここら山ん中の田舎では、どのバスがウーティ方面なのか?分かりません。<br /><br />来るバス、どれにも聞いてみないと分からんのです。<br /><br />インド人、エエカゲンやから、乗 ってからでも再確認しないと、エラいトコに連れて行かれます。

    さて、ウーティに帰ろうとバス停に帰ってきました。

    ここら山ん中の田舎では、どのバスがウーティ方面なのか?分かりません。

    来るバス、どれにも聞いてみないと分からんのです。

    インド人、エエカゲンやから、乗 ってからでも再確認しないと、エラいトコに連れて行かれます。

  • 一応時刻表はあるのですが、表記が全てタミル語なので外人には分かりません。

    一応時刻表はあるのですが、表記が全てタミル語なので外人には分かりません。

  • 帰りもコッチからアッチのバスに乗り換えます。<br /><br />今度は慣れているので余裕です。

    イチオシ

    帰りもコッチからアッチのバスに乗り換えます。

    今度は慣れているので余裕です。

  • 途中、ミニ・トレインの線路を横切ります。<br /><br />道中、時々線路が見え隠れします。

    途中、ミニ・トレインの線路を横切ります。

    道中、時々線路が見え隠れします。

  • また、広大なお茶畑を見ながら山ん中をオンボロバスに揺られます。

    また、広大なお茶畑を見ながら山ん中をオンボロバスに揺られます。

  • 帰りのバス・チケットです。<br /><br />帰りは2人で、最初のバスRs20.-,<br />2つ目のバスRs10.-<br /><br />運賃が来る時と微妙に違うのは何故か?<br /><br />ここは南インドの山中です、細かいことは追求しないでおきましょう。

    帰りのバス・チケットです。

    帰りは2人で、最初のバスRs20.-,
    2つ目のバスRs10.-

    運賃が来る時と微妙に違うのは何故か?

    ここは南インドの山中です、細かいことは追求しないでおきましょう。

  • 今日はディーゼル・ミニ・トレインを見ました。<br /><br />こうなったら、明日はメッツパラヤムまで行って蒸気機関車を見てやろう!<br /><br />野望を胸に2200メートルの山の上で眠りにつきました。

    今日はディーゼル・ミニ・トレインを見ました。

    こうなったら、明日はメッツパラヤムまで行って蒸気機関車を見てやろう!

    野望を胸に2200メートルの山の上で眠りにつきました。

  • ウーティ付近の詳しい地図。<br /><br />バスは普通、コタギリ経由で走ります(青点線)。<br /><br />今日のウーティ:クーヌール間のバスは地図中、黄色い線を走ったようです。<br /><br />明日はメッツパラヤムまでの直行バスに乗るつもりだから、コタギリ経由となるだろう。<br /><br />拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC07361uso.JPG

    ウーティ付近の詳しい地図。

    バスは普通、コタギリ経由で走ります(青点線)。

    今日のウーティ:クーヌール間のバスは地図中、黄色い線を走ったようです。

    明日はメッツパラヤムまでの直行バスに乗るつもりだから、コタギリ経由となるだろう。

    拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC07361uso.JPG

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