2010/01/03 - 2010/01/03
25位(同エリア37件中)
アリヤンさん
ウーティの駅舎は1909年に建てられたのだから、ミニ・トレインは100年以上は走っていることになります。
言っては悪いが、こんな地の果て?のような南インドに、しかも2000メートル以上の山ん中に、100年以上も昔に鉄道が走るなんて、それが今も走っているなんて、なんとアンビリバボー!
南インドは16世紀初頭から西洋の影響を受けていたので、北インドより教育水準も高いようです。
それがベースとなって、南インドではIT産業が栄えるのでしょう。
(ほんの一部地域ですが)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イチオシ
ウーティにばかり居てても、もう見るところがありません。
ミニ・トレインはいつまでも来ないし、待っていてはダメです。
今日は、ディーゼル・ミニ・トレインの始発駅、すなわち、蒸気機関車ミニ・トレインの終点でもあるクーヌールにこちらから出かけて行きます。
クーヌール行きバスは沢山ありそうなので、07:00amころにターミナルに行きました。
しかし、 どのバスがクーヌールに行くのか?
を探し出すのが難しい。
人に聞き聞き乗り込みました。 -
かなり、ボロいバスです。
昇降口は2つあるが、両方ともドアなし。
窓という窓にはガラスなし、の吹きっさらし。
それでも陽が上れば暖かいので、問題なし、です。 -
ウーティとメッツパラヤム間が、がけ崩れで不通となっているため、長距離バスはコタギリ経由で運転しています。
ウーティとクーヌール間の短距離バスはコタギリ経由でなく、それは、それは、ローカルな山道を縫って走っています。 -
おかげで普通では見られない景色が見られて、ラッキーです。
-
ニルギル高原は、マレーシアのキャメロン・ハイランドより大々的にお茶栽培をやっています。
ウーティより下に行けば、どこにでもお茶栽培が行われています。 -
-
-
バスは途中で、突然停まりました。
乗客がドンドン降りて、ゾロゾロとアッチの方に歩いて行きます。
ワタクシたちは???となり、しばらく固まりました。
意味がサッパリ分かりません。
乗ってきたバスは、てっきりクーヌールまで行くもの、と思い込んでいたので、ビックリです。
こんな山ん中で取り残されては「生き死に」の 問題、とばかりに、ワレワレもバスを降りてみんなの行く、アッチの方に歩きます。
そばのヒトに聞くと「クーヌール行きのバスがアッチで待っている」とのことでした。
しばらく歩くと、アッチからも同数程度の人々が、ゾロゾロと歩いてきました。
つまり、ワレワレの乗ってきたコッチのバスに乗って、ウーティに行くのでしょう。
トンでもない山ん中のバス乗り換え劇でした。
アンビリバボー・インディア! -
アッチ・コッチのバス交代劇を遠くから見ると、このようなものです。
-
アッチから来るバスの数が少ないせいか?
アッチ行きのバスには多くの立ち席が出来てます。
運賃は別料金です。 -
-
乗り換えたホント?のクーヌール行きバスは、トンでもない山道をガンガン飛ばして進みます。
なんども崖から落ちるのでは?っとヒヤヒヤします。
運転手はウマイもので、後ろの車掌と雑談をしながらでも間一髪で転落を回避するのです。 -
途中の名もなき村。
-
すれ違うアッチから来たバス。
お互いオンボロで風通しが実に良いバスです。 -
これが乗り換えたオンボロ・バス。
-
アッチ・コッチ バス交代劇も含めて約1時間半でクーヌール・バス停着。
ウーティから途中まで一人Rs9.-
乗り換えてからRs5.-
計Rs14.-(28円). -
クーヌール(海抜約1800メートル)は山間の町で、谷間にあります。
標高の高いウーティより寒いのです。
陽があまり当たらないからでしょう。
小さな町ですから、駅はすぐに分かります。 -
駅近くで、動くミニ・トレイン発見!
感動です。
世界遺産の中心を担うミニ・トレインを見んが為に、ニルギル高原にやって来て、ハヤ7日目。
初めてみる、動くミニ・トレイン なのですから。
全線、全く動いていないのか?っと思っていましたが、ここのは動いていました。 -
イチオシ
駅前広場にはミニ・蒸気機関車が展示されていました。
-
SRX.37390蒸気機関車。
1922年建造。
スイス・ヴィンテルトゥール・蒸気機関車製造所。
1923年に引き渡される。
今日現在87歳。
延べ走行距離75万キロメートル。 -
クーヌール発着の時刻表。
蒸気機関車は10:30着、ディーゼル機関車が10:40発となっている。
乗り換え時間は10分です。 -
クーヌールのプラット・ホーム。
-
駅員に聞くと、現在では次駅との間で折返し運転をしているそうだ。
-
1997年に駅舎が百年となった。
その記念に飾られた「百年記念」盤。 -
こんな田舎の駅でもオンライン予約が出来るらしい。
聞けば、ディーゼル機関車は1月5日くらいに復旧しそうだ、とのこと。
(インド人の言うことだからあまり信用出来ないが、ウーティの駅でも言っていたので60%くらいは信用できるカモ)
蒸気機関車のほうはまだ3ヶ月は掛かる、とのこと。
返す返すも残念!
3ヶ月もこんなトコで待ってられません。
しかもワタクシたち、日本に帰らねばナランのです。 -
イチオシ
帰りに、駅斜め前のホテルのレストランで朝食(まだ朝の9時半頃)。
レンガ色の建物がホテルで、一泊Rs400(ダブル、温シャワー、トイ レ付)。
ウーティに居るよりも、徐々に山を降りるほうが良いカナ?っと思い、クーヌー ルで過ごすことも考えたので、ホテルのチェックもした。
ホテルはウーティより若干、安いようです。
しかし、寒い! -
イチオシ
初めてイドリー(Idly)というものを食べました。
米の蒸しパンとカレーの付け合せ。
蒸しパンは食べられるものでした。
カレー はカライ!!! -
ウーティから途中までのチケット
(左、2人でRs18),
2台目のバスのチケット(右、2人でRs10).
アッチ・コッチ バスの証拠です。
帰りもアッチ・コッチかなあ? -
南インドの山の果て、と言うようなトコまでやってきたのですが、そこを流れる川は、このようにキチャナイものでした。
-
山の上のYWCAホテルが良い、とロンプラにあった。
せっかく来たのだから、上ってみることにした。 -
クーヌールの街が一望できます。
ず~っと向こうにキリスト教会が見えます。
YWCAは大したことなく、その周辺のホテルも大したものはなし。
とにかくここは寒くてキチャナイです 。 -
さて、ウーティに帰ろうとバス停に帰ってきました。
ここら山ん中の田舎では、どのバスがウーティ方面なのか?分かりません。
来るバス、どれにも聞いてみないと分からんのです。
インド人、エエカゲンやから、乗 ってからでも再確認しないと、エラいトコに連れて行かれます。 -
一応時刻表はあるのですが、表記が全てタミル語なので外人には分かりません。
-
イチオシ
帰りもコッチからアッチのバスに乗り換えます。
今度は慣れているので余裕です。 -
-
-
途中、ミニ・トレインの線路を横切ります。
道中、時々線路が見え隠れします。 -
また、広大なお茶畑を見ながら山ん中をオンボロバスに揺られます。
-
帰りのバス・チケットです。
帰りは2人で、最初のバスRs20.-,
2つ目のバスRs10.-
運賃が来る時と微妙に違うのは何故か?
ここは南インドの山中です、細かいことは追求しないでおきましょう。 -
今日はディーゼル・ミニ・トレインを見ました。
こうなったら、明日はメッツパラヤムまで行って蒸気機関車を見てやろう!
野望を胸に2200メートルの山の上で眠りにつきました。 -
ウーティ付近の詳しい地図。
バスは普通、コタギリ経由で走ります(青点線)。
今日のウーティ:クーヌール間のバスは地図中、黄色い線を走ったようです。
明日はメッツパラヤムまでの直行バスに乗るつもりだから、コタギリ経由となるだろう。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC07361uso.JPG
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アリヤンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41