2010/03/03 - 2010/03/07
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factory38さん
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LAで遭遇する交通のあれこれをまとめました。タクシーは入れてありません。タクシーは基本的に空港かホテルで利用すれば、問題ありません。それ以外の、地元密着型情報です。2010年3月の旅行記です。写真は一部、ビデオから取っているので画質が粗くなっています。悪しからず。
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LAXの到着ロビーを外へ出ると、上にいろいろなサインがある。レンタカーのサインで待つと、いろいろなレンタカー会社の送迎バスが来る。黄色いハーツは一番分かりやすい。
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ハーツのバスの中。スーツケースは乗降車口の前にあるスペースに置く。ちなみにLAX到着なら、このバスの行先はハーツのオフィスだけだが、LAXから出発(レンタカーを帰したあと)では運転手があらかじめ乗客に航空会社かターミナル番号を聞いて、そこに停車してくれる。
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ハーツのオフィスでは、ネットで予約しておけば(しかもナンバー1クラブのメンバーなら)予約のプリントアウトを提示するだけでOK。余計なことをしゃべる必要もない。免許証(国際免許証)とパスポートの提示を求められ、確認後に車をとめてある駐車枠の番号を教えてくれる。キーは車の中にある。
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今回借りたのは、うわさの?新型プリウス。シルバーだった。
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オプションのカーナビ「ネバーロスト」もオーダーしておいた。日本の親切丁寧なカーナビと違い、これは基本的に「見る」のではなく「聞く」装置だ。目的地を入力してやると「あと0.5マイル、○○通りを右折」などと音声で指示が出る。しかし、画面には進むべき道路がピンクで示されているだけで、それがどんな場所を通っている道路か、などは一切分からない。まるで管制官の指示で飛ぶ計器飛行のようで、慣れないと不安になる。
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準備ができたら出発。ハーツの駐車場を出るところには、日本の高速道路の料金所のような施設があり、ここでレンタルの書類と免許証を提示し、盗んだ車ではないことを証明する。すると目の前のバーが上がり、さらにその先にあるもうひとつのバーも上がって外へ出ることができるようになる。
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さっそくサンディエゴ・フリーウェーに入る。流れている速度はかなり速いので、ランプからの進入はのんびりしてはいられない。一気に加速して流れに乗る必要がある。進入するとすぐに本線合流してしまうので、もたもたしていたら追突される恐れあり。路面は非常に荒れている。日本の高速道路とは大違いで、うっかりするとハンドルを取られることもある。なにしろ国中の高速道路が基本的に無料なのだから、維持コストをそんなにかけられないのだろう。
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ロサンゼルスはとにかく渋滞が多い。片側6車線は当たり前、という広いフリーウェーも、時間や工事、あるいはなにもなくても、こんな具合にぎっしりと車が詰まってしまう。こんな状態でも、ちょっとした車間を見つけてチョロチョロと車線変更を繰り返し、少しでも前へ出ようとする車が多い。そのたびに割り込まれた車はブレーキを踏むので、後続車はびっくりして急ブレーキになることが多い。前の前くらいの車を注視している必要がある。
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街中の道路は比較的平和。右側通行なので慣れないうちは右左折に注意が必要。小路へ曲がりこんだ瞬間に、日本の感覚で左側通行になってしまうことがある。当然、対向車は仰天してクラクションをわめかせる。信号が多い道路では青信号でいっせいに急加速。目一杯スピードを上げて赤信号で急ブレーキ、という感じの流れが多い。もたもたしていると必ずクラクションで急かされる。
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無人駐車場で多いのが、入場したら車を空いているスペースにとめて、まず精算機のところに歩いて行ってお金を払い、出てきたレシート(駐車時間が記入されている)を外から見えるダッシュボードの上に置いておくパターン。このUCLAのビジター駐車場(8番の駐車ビル屋上)で、うっかりレシートをポケットに入れてキャンパスを散策し、戻ってきてみたらワイパーに違反チケットと料金送金用の封筒がはさまっていた。あわてずにビルの中にある駐車場事務所に出向き、レシートを提示して謝れば違反は取り消してくれる。 -
ロサンゼルスのバスは、ルートを理解して乗れば結構便利だ。なにしろ、MTA路線はどこまで乗っても(例えばダウンタウンからサンタモニカまで)1回1.25ドルというのは安い。オレンジ色はローカルで、きめ細かく停車する。連結型が多い。
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赤いのはラピッドで、比較的長距離を走る。
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白い連結のローカルもある。これらのMTAのバス以外に、ロサンゼルス市が運航するコミューターやダッシュと呼ばれる市街地バスもあって、これらはMTAのチケットを持っていれば無料とか、60枚で15ドルとか非常に安い。
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サンタモニカへ行くラピッドの720番路線は花形だ。本数も多い。バスの前面には自転車ラックが付いていて、ここに2台まで自転車を積んでくれる。
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赤いラピッドの連結バス車内。運転席の後ろにある対向シートは、車椅子の乗客が乗ってきたらはね上げてスペースをつくる場所なので、のんびり座っていられない。車椅子の乗客は多い。
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料金は乗車するときに支払う。運転手の横にある料金箱に1ドル紙幣と25セント硬貨を入れる。5ドルのデイパスを買っていれば、その日(たしか翌午前2時まで)は何回でも地下鉄やバスに乗れる。
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ロサンゼルスの中央駅であるユニオン・ステーションにバスターミナルがある。駅の構内を出ると目の前が壁になっていて、どこにバスターミナルがあるのか、と思うが、横にエスカレーターがある。
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バスターミナルはこんな感じ。半円形の大窓がある建物がユニオン・ステーションで、写っている青いバスはユニオン・ステーションとLAXを結ぶ高速シャトルバス「フライ・アウェイ」。7ドルでLAXまで25分くらい。安くて速くて快適。ほかの都市と違って、ロサンゼルスは鉄道よりバスが頼りになる。チケットは「フライ・アゥエイ」が発車する9番の横にあるチケット・ブースで乗車前に買う。
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ユニオン・ステーションの内部はこんな感じ。ニューヨークやワシントンDCに比べたらこじんまりして質素だが、日本の駅よりは雰囲気がある。
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バスターミナルからは発車するAMTRAKの列車も見える。
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ロサンゼルスは地下鉄があまり発達していない。レッド、パープル、ゴールドがあり、ブルーとグリーンは基本的に地上を走る。
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不思議なのは、これら鉄道は1回1.25ドルなのだが乗るのも降りるのも改札がない。駅にはこのように一応回転バーのついた自動改札口が並んでいるが、その横に何もない広い隙間があって、みんなそこを通りぬける。切符を回収する箱もない。グリーンからブルーへの乗り換えなどでは、決まりは1.25ドルを2枚買うことになるのだが、何だかばかばかしい。
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地下鉄は非常に深い場所があり、駅のエスカレーターは地中に吸い込まれそうな錯覚を覚える。
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レッドラインとパープルラインは途中から分かれるが、電車の色が違うわけではないので、よく確かめないと間違う。ユニオン駅やダウンタウンからハリウッド方面へはレッドラインだが、うっかりしてパープルに乗ってしまうことがある。
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ブルーラインは終点の7番街・メトロセンター駅手前で地下に潜るだけで、あとは地上を走るローカル電車といった風情。乗客は低所得層が多い感じ。車内放送は英語とスペイン語。
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LAXに一番近いところを通るグリーンラインの空港駅。これも地上を走る。LAXからこの駅までは無料のシャトルバスが出ている。グリーンラインからブルーラインに乗り換え、レッドラインに乗り換えればユニオン駅やリトルトーキョーへも行けるが、面倒だし早くもないし、あまりお勧めできない。ちなみにこの駅はかなり高い高架部分にあり、長いエスカレーターでホームへのぼるのだが、おかしいことにエスカレーターの地上乗り口からかなり離れた場所にポツンと自動改札ゲートがある。要するに何もない広場のような場所の真ん中にゲートがあるわけで、冗談かと思ってしまうが、定期券の人はゲートでタッチしないとやっかいなこともあるらしい。
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これも乗り物?市役所の最上階へ行くエレベーター。由緒ある建物だけに、エレベーターも立派だ。最上階の28階からはロサンゼルス市が360度見渡せる。入場は無料。ただし入館するときには空港と同じボデーチェックがあり、顔写真入りのIDを提示する。
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