茂林寺　群馬県館林市堀工町1570

2010/02/28 - 2010/02/28

分福茶釜（ぶんぶくちゃがま）で有名なお寺、茂林寺（もりんじ）を見学してきました。館林市内の南側にあります。東北縦貫自動車道路、館林インターから車で約５Km。田舎の山あいにあるお寺ではなく、田畑の残った住宅地にありました。わなにかかった狸が助けてもらったお礼に茶釜に化けて恩返し。

エリア 館林(群馬)

普段はナビは信用しませんが、群馬県太田市から国道５０号を通り、ここまでは疑いながら無事到着。珍しい事もあります。

青龍山「茂林襌寺」禅の字が間に入るんですね。

人間大の狸、酔っ払って遭遇したら恐ろしい！

「シャッター通り商店街！」参堂は閑散、閑古鳥が鳴いている様でした。「ひま〜・ひま〜」

午前中に大雨が降ったため、狸さんたち雨合羽を着せられて、よく化粧が見えませんでした。

山門

山門の扁額「青龍山」と書いてあります。

山門説明版【元禄七年（西暦１６９４年）山門、通称赤門、當恒会始祖　当山十九世骨心正隋代】

山門裏側からです。

説明版からです【聖観音、上野国邑楽郡館林大久保村に高瀬善兵衛直房と云う富厚にして信望ある住人あり、それに娘あり、同国川俣村金子茂右衛門重春に嫁せしが、貞享三丙寅年病に倒れ、元禄戊辰年に十四歳で歿した。法名を凉室妙清大姉と號す。後に住職に鋳佛供養を勧められ、凉室妙清大姉の甥である直房の孫、清右衛門重房を施主として元禄三年午年に建立した。鋳物は江戸神田鍋町の太田久右衛門正儀である】

どうも、モデルは年配のメタボリックな方らしい。

守鶴堂

これも狸です。

守鶴堂【茂林寺の開山大林正通大和尚と、之に随いこの地に至った守鶴和尚の像が安置されています】HPからです。

本堂【要約です。本堂建立は改築であり、享保十三から始まり、十五年完成。】

せっかく来たのだからと、３００円を払って分福茶釜を見学しました。