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かつて大阪の南部には和泉國があり、そこの五つの主要な神社をまとめて和泉五社としていました。<br /><br />そして、この五社を巡拝する順番が決まっており、それぞれ一之宮から五之宮という名称が振られていたそうです。<br /><br />一之宮:大鳥(おおとり)大社(大阪府堺市西区鳳北町)<br /><br />二之宮:泉穴師(いずみあなし)神社(大阪府泉大津市豊中町)<br /><br />三之宮:聖(ひじり)神社(大阪府和泉市王子町)<br /><br />四之宮:積川(つがわ)神社(大阪府岸和田市積川町)<br /><br />五之宮:日根(ひね)神社(大阪府泉佐野市日根野)<br /><br />一番目の大鳥大社から始まって、ゴールの日根神社まで、海岸線とほぼ平行に約25Kmのドライブとなります。<br /><br />かつてはこの巡拝も大変だったようで、泉井上神社(和泉市府中町)にこれらの五社を一社に合祀し、そこへ参詣するという形になり、泉井上神社を総社とすることになったそうです。<br /><br />今回は、総社制度以前のしきたりにしたがって、大鳥大社→泉穴師神社→聖神社→積川神社→日根神社の順で周ってみました。<br /><br />これらの神社が、千三百年以上も連綿と残っているという、その場所その場所での、その時その時での、何らかの形で関係した人たちの、これらの文化財を残そうとしたエネルギーを感じた一日でした。

和泉五社巡り:平安時代のしきたりにしたがって

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2010/02/28 - 2010/02/28

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のーとくん

のーとくんさん

かつて大阪の南部には和泉國があり、そこの五つの主要な神社をまとめて和泉五社としていました。

そして、この五社を巡拝する順番が決まっており、それぞれ一之宮から五之宮という名称が振られていたそうです。

一之宮:大鳥(おおとり)大社(大阪府堺市西区鳳北町)

二之宮:泉穴師(いずみあなし)神社(大阪府泉大津市豊中町)

三之宮:聖(ひじり)神社(大阪府和泉市王子町)

四之宮:積川(つがわ)神社(大阪府岸和田市積川町)

五之宮:日根(ひね)神社(大阪府泉佐野市日根野)

一番目の大鳥大社から始まって、ゴールの日根神社まで、海岸線とほぼ平行に約25Kmのドライブとなります。

かつてはこの巡拝も大変だったようで、泉井上神社(和泉市府中町)にこれらの五社を一社に合祀し、そこへ参詣するという形になり、泉井上神社を総社とすることになったそうです。

今回は、総社制度以前のしきたりにしたがって、大鳥大社→泉穴師神社→聖神社→積川神社→日根神社の順で周ってみました。

これらの神社が、千三百年以上も連綿と残っているという、その場所その場所での、その時その時での、何らかの形で関係した人たちの、これらの文化財を残そうとしたエネルギーを感じた一日でした。

交通手段
自家用車
  • 和泉五社巡りの出発点、大鳥大社表参道の正面鳥居です。<br />大鳥大社は、和泉國一之宮です。

    和泉五社巡りの出発点、大鳥大社表参道の正面鳥居です。
    大鳥大社は、和泉國一之宮です。

  • 大鳥大社の祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)と大鳥連祖神(おおとりむらじのみおやのかみ)の二柱です。<br />そんなわけで、日本武尊の像があります。

    大鳥大社の祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)と大鳥連祖神(おおとりむらじのみおやのかみ)の二柱です。
    そんなわけで、日本武尊の像があります。

  • 大鳥大社の本殿鳥居と拝殿です。

    大鳥大社の本殿鳥居と拝殿です。

  • 大鳥大社、本殿鳥居は木製の八角柱です。

    大鳥大社、本殿鳥居は木製の八角柱です。

  • 大鳥大社の拝殿です。

    大鳥大社の拝殿です。

  • 大鳥大社の中門?と本殿です。

    大鳥大社の中門?と本殿です。

  • 大鳥大社にある、大鳥大社大宮司富岡鉄斎翁の筆により建てられた自然石の碑です。<br />平治元年、平清盛、重盛親子が熊野参詣の途中、大鳥大社に参拝し戦勝を祈願し、この時清盛が詠んだ句「かひこぞよ、かへりはてなばとびかけり、はぐくみたてよ、大鳥の神」が彫られています。

    大鳥大社にある、大鳥大社大宮司富岡鉄斎翁の筆により建てられた自然石の碑です。
    平治元年、平清盛、重盛親子が熊野参詣の途中、大鳥大社に参拝し戦勝を祈願し、この時清盛が詠んだ句「かひこぞよ、かへりはてなばとびかけり、はぐくみたてよ、大鳥の神」が彫られています。

  • 大鳥大社の境内にある、大鳥美波比神社です。

    大鳥大社の境内にある、大鳥美波比神社です。

  • 泉穴師(いずみあなし)神社の鳥居です。<br />泉穴師神社は、大鳥大社から6Kmばかりのところにあり、和泉國二之宮です。

    泉穴師(いずみあなし)神社の鳥居です。
    泉穴師神社は、大鳥大社から6Kmばかりのところにあり、和泉國二之宮です。

  • 泉穴師(いずみあなし)神社の鳥居のすぐ下にある、石製の太鼓橋です。

    泉穴師(いずみあなし)神社の鳥居のすぐ下にある、石製の太鼓橋です。

  • 泉穴師(いずみあなし)神社の鳥居には、綺麗に綯われた注連縄がかかっていました。

    泉穴師(いずみあなし)神社の鳥居には、綺麗に綯われた注連縄がかかっていました。

  • 泉穴師神社の主祭神は、農業の神である天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)と紡織の神でである栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)のの御夫婦二柱の神さまです。<br />そういうわけで、拝殿の前に二つの鳥居があるのでしょうか?。

    泉穴師神社の主祭神は、農業の神である天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)と紡織の神でである栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)のの御夫婦二柱の神さまです。
    そういうわけで、拝殿の前に二つの鳥居があるのでしょうか?。

  • 泉穴師神社の本殿です。

    泉穴師神社の本殿です。

  • 泉穴師神社の境内には、いろいろな神様が祀られています。

    泉穴師神社の境内には、いろいろな神様が祀られています。

  • 聖(ひじり)神社の拝殿です。<br />聖神社は、和泉國の三之宮で、泉穴師神社から、大阪方向に3Kmほどもどったところにあります。

    聖(ひじり)神社の拝殿です。
    聖神社は、和泉國の三之宮で、泉穴師神社から、大阪方向に3Kmほどもどったところにあります。

  • 聖神社の拝殿を通して、本殿を見ています。

    聖神社の拝殿を通して、本殿を見ています。

  • 聖神社の本殿です。<br />豊臣秀頼が片桐且元を奉行として再建し、屋根は桧皮葺、桁行三間、梁間三間の三間社入母屋造りという神社建築様式で、桃山文化の粋を集めた極彩色の装飾が施された壮麗な社殿である、と書かれています。

    聖神社の本殿です。
    豊臣秀頼が片桐且元を奉行として再建し、屋根は桧皮葺、桁行三間、梁間三間の三間社入母屋造りという神社建築様式で、桃山文化の粋を集めた極彩色の装飾が施された壮麗な社殿である、と書かれています。

  • 聖神社の本殿です。

    聖神社の本殿です。

  • 聖神社の境内にある、右が三神社本殿と左が瀧神社本殿です。

    聖神社の境内にある、右が三神社本殿と左が瀧神社本殿です。

  • 聖神社の境内にある、平岡神社本殿です。

    聖神社の境内にある、平岡神社本殿です。

  • 聖神社の境内に何故かあった、不動明王です。

    聖神社の境内に何故かあった、不動明王です。

  • 和泉國、四之宮にあたる積川(つがわ)神社の鳥居です。<br />聖神社から南に10Km弱行ったところにあります。

    和泉國、四之宮にあたる積川(つがわ)神社の鳥居です。
    聖神社から南に10Km弱行ったところにあります。

  • 積川(つがわ)神社の鳥居と拝殿です。

    積川(つがわ)神社の鳥居と拝殿です。

  • 積川(つがわ)神社の拝殿です。

    積川(つがわ)神社の拝殿です。

  • 積川(つがわ)神社の本殿です。<br />御本殿(三間社流造)があり、慶長年間に豊臣秀頼が片桐且元に命じて大修理を加えられ現在に至る。その様式は桃山建築の粋を極め優雅広大、特に高欄の彫刻は鮮美と、あります。

    積川(つがわ)神社の本殿です。
    御本殿(三間社流造)があり、慶長年間に豊臣秀頼が片桐且元に命じて大修理を加えられ現在に至る。その様式は桃山建築の粋を極め優雅広大、特に高欄の彫刻は鮮美と、あります。

  • 日根神社の鳥居です。<br />日根神社は和泉國五之宮で、積川(つがわ)神社から和歌山方向に約10Kmのところにあります。

    日根神社の鳥居です。
    日根神社は和泉國五之宮で、積川(つがわ)神社から和歌山方向に約10Kmのところにあります。

  • 日根神社の拝殿です。

    日根神社の拝殿です。

  • 日根神社の拝殿にあったもので、長寿の文字が彫られています。

    日根神社の拝殿にあったもので、長寿の文字が彫られています。

  • 日根神社の本殿です。<br />現在の本殿は社伝によれば、天正年間兵火に消失したものを豊臣秀頼が再建したものといわれている。向拝、縁側廻りに修理の部分が認められるが細部の手法はよく桃山時代の特徴をあらわし斗栱など見るべきものがある、と書かれています。

    日根神社の本殿です。
    現在の本殿は社伝によれば、天正年間兵火に消失したものを豊臣秀頼が再建したものといわれている。向拝、縁側廻りに修理の部分が認められるが細部の手法はよく桃山時代の特徴をあらわし斗栱など見るべきものがある、と書かれています。

  • 日根神社の隣にある慈眼院の金堂です。<br />日根神社から垣間見ています。

    日根神社の隣にある慈眼院の金堂です。
    日根神社から垣間見ています。

  • 慈眼院の多宝塔(国宝)を垣間見ます。<br />いま国宝の多宝塔は、修復工事中で見ることができないようなので、慈眼院には行かずに、引き上げることに・・・。<br /><br />(おしまい)

    慈眼院の多宝塔(国宝)を垣間見ます。
    いま国宝の多宝塔は、修復工事中で見ることができないようなので、慈眼院には行かずに、引き上げることに・・・。

    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 酒飲む旅人さん 2010/03/04 14:47:43
    はじめまして〜
    昨夜からいくつか旅行記読ませていただきました。

    大阪の寺社と言うと住吉大社と四天王寺くらいしか行った事がないんですが、いろんなところがあるんですね。勉強になります。

    どうしても近畿地方で寺社巡り=京都・奈良に偏りがちで、大阪は食い倒れに行くところって感じで今まで遊びに行ってたんですが、大阪市外も含めてこれからは寺社の方にも注目して行こうと思います。

    これからもちょくちょく覗きに参りますので、どうかよろしくお願いします。

    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2010/03/04 21:46:34
    RE: はじめまして〜
    酒飲む旅人さん

    こんばんは。

    書き込みありがとうございます。

    京都・奈良もすばらしいのですが、なにかその土地その土地にいいものがあることに気がつきました。

    たしかに、京都・奈良はいいものが集積されていますが、ちょっとはなれたところにもいろいろいいものがあって、それを残そうとするエネルギーもそこにはあるような感じがしています。

    そんなところも、訪ねていきたいと思っていますので、こちらこそよろしくお願いいたします。

     のーとくん

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