アイルランド２００９夏　その４：イニシュモア島

2009/08/20 - 2009/08/29

ゴールウェイからイニシュモア島へ日帰りで渡りました。移動手段はあらかじめIsland Ferriesのサイトで往復のフェリーとゴールウェイ〜ロッサヴィール港間のシャトルバスの予約をしておきました。支払いもＷＥＢ上でカード決済でき、ゴールウェイしないのオフィスでチケットをピックアップするだけでした。

高波で激しく揺れた船の旅でしたが、島にいる間ほとんどの時間はアイルランドらしからぬ晴天に恵まれ、爽快なサイクリングが楽しめました。（戻る直前に突然の豪雨を喰らいましたが・・・）

エリア アイルランド

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 自転車
• 航空会社: ANA

ロッサヴィール港行きのシャトルバスです。発車場所は某ガイドブックにはMerchants Rd.と載っていますが、実際は１本海側のDock Rd.でした。（復路の到着場所とチケットオフィスはMerchants Rd.でした。）

Island Ferriesの高速船です。観光客でほぼ満席でした。

約４０分の激しい揺れの後、イニシュモア島のキルロナン港に到着しました。

キルロナン村の中心に立つ、ケルト十字です。この辺りにはお店が何軒かあり、島内随一の繁華街？です。

１０ユーロで借りた自転車です。見た目はボロかったですが、砂利道でもしっかり走ってくれました。お店によってはマウンテンバイクも扱っているようでした。

キルロナン村の港の近くにあった島内唯一のコンビニ、ＳＰＡＲです。コンビニというよりはスーパー並みの品揃えでした。ここでペットボトルの水と昼食用のパンを買っておきました。

しばらくは集落の中を走りました。

集落といっても、銀行の隣の敷地には牛がいます。

このような教会の廃墟があちこちにありました。人口が多かった昔の名残でしょうか。

レストラン兼Ｂ＆Ｂのポールの真ん中に日の丸が掲げられてました。イニシュモア島ではダブリンの次に日本人らしき方を多く見かけました。

ドン・エンガスを目指して、遠回りですが景色が良い海沿いの道を選びました。

海外から少し離れた高台に人家が点在していました。

イニシュモア島の移動手段は自転車・ミニバス・馬車とありますが、天気が良ければ断然自転車がオススメです。

強風で激しく流れている雲と、何も無い島の風景を眺めながらペダルをこぎました。

ドン・エンガスの入り口、キルマーヴィー村の入り江が見えてきました。

イニシュモア島では馬や牛なども間近で見ることができ、観光客なれしている馬もたくさんいました。

砂浜も海も美しいビーチでしたが、気温１０℃程度では８月とはいえ、泳いでいる人は全くいませんでした。

このような石造りの案内標識もありました。標識に従ってドン・エンガスを目指しました。

青空に映える丘の上に立つケルト十字です。

ドン・エンガスの手前の集落です。観光客が立ち寄ることが多いエリアなので、カフェやみやげ物屋を営んでいる家が多かったです。

ドン・エンガスの入り口です。ビジターセンターには駐輪場が整備されていて、ビジターセンターから先は2.1ユーロ支払って徒歩で向かいます。私の訪問した日は無料でした。

ドン・エンガスへ向かう遊歩道からの眺めです。海が見えないとまるで高原の遊歩道を歩いているかのような感じがしました。

そんなに急ではないですが、ビジターセンターからはひたすら登りです。

ドン・エンガスの断崖です。大西洋に面して果てしなく断崖が続いているように見えます。

地面に寝そべって断崖の下を覗きました。柵などは全く無いので、立ったまま近づくのは危険でした。しかも当日は強風が吹き荒れていました・・・。

危ないとはわかっていても覗きたくなるんですよね。

実は余裕のある場所に立っているのですが、カメラの向け方しだいでスリリングな写真が撮れました。

これがドン・エンガスの遺跡です。何に使われていたのかは不明なそうです。

ドン・エンガスの見学を終えたあとは、帰りのフェリーの時間まで島内をあちこち自転車ではしりました。
色使いのきれいな家がたくさんありました。

ドン・エンガスにいた頃までは晴れていましたがだんだん雲行きが怪しくなってきました。このお宅は新しい家と、古い家？が並んでいました。

空が急速に暗くなり、ついに雨が降ってきました。ドン・エンガスの方角の眺めも霞んできました。

高台の道を走り、キルロナン村を見下ろします。

海沿いに下ったところで雨は止み、青空が広がってきました。数分で天気が急変します・・・。

お気に入りの一枚です。ゲール語で「止まれ」でしょうか。

イニシュモア島の空港です。飛行機だとゴールウェイから数分で渡れるそうですが、数人しか乗れなそうなプロペラ機で、観光にはフェリーの方がポピュラーなようです。

この看板に釣られ・・・

突然の豪雨に迷うことなく、フェリーの時間まで雨宿り＆おやつとしました。

アラン諸島近海で獲れた？鯖のフィッシュ＆チップスをいただきました。