2009/09/19 - 2009/09/23
469位(同エリア646件中)
ひゅーいさん
大韓航空特典航空券でやってきたハノイ。
3日目はハロン湾日帰りツアーに参加しました。旅程が短かったので日本から予約を入れておきましたが、シルバーウィークのせいか日本語ツアーはかなり混み合っているようでした。
朝、ホテルの最上階で朝食。フォーをお願いして美味しくいただいているとなんだか雲行きが怪しい。少し離れたあたりは真っ黒な雲がたちこめているし、風も激しく吹いてきました。雲もどんどんふくれあがってえらい天気になってきました。
不安を胸に送迎のバンに乗り込みます。
日本語ツアーなので日本人ばかり6名ほどでした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 航空会社
- 大韓航空
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もう一軒ホテルをまわっている間に、天候はどんどん悪化しついには土砂降りになってしまいました。
土砂降りになろうが風が吹き荒れようがバイクはいつもと同じ。みんな合羽だけ着込んでがんがん走っています。
そういえば前回来たときに見かけたノーヘル、4ケツ、5ケツ諸々を今回はあまり見かけないような。
ガイドさんに聞いてみると、大人は2人乗りまで。8歳以下の子供も含めて3人乗りまでと規制されるようになったんだそう。一応ノーヘルも禁止だとか。 -
あっという間に川と化した道もなんのその。
荒れた川に馬を乗り入れるように颯爽と渡っていきます。 -
自転車だって負けません。
にわか雨ではなさそうですが、ガイドさんによるとハロン湾はかなり離れているのでハノイとは天気が違うことも多いそう。
どうか船が出ますように、できれば晴れますように、と期待しつつ快適な車に揺られていきます。 -
大雨の中、調子が悪くなったらしい車を
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押す。 -
トイレ休憩を挟んで約3時間。ハロン湾クルーズ出発地に着きました。雨はパラパラと降ってはいますが、止んだといっていいくらい。これならいけそうです!
駐車場はいっぱいで入りきれないほどなので道端で下車し、チケット売り場へ。
チケット売り場の周りにも各国の旅行者がわんさと集まっています。さすがにベトナムきっての景勝地にして世界遺産。しかしわんさと集まりすぎ??と思っているとチケットを引き換えに行ったガイドさんが戻ってきました。
海上の方の天候が悪く、出航が休止されているそうです。(後で知りましたが台風が近くを通過していた模様)
わんさと集まっているのは本来午前中発の船に乗るはずが休航になり、ずっと待っている人達だったのです。 -
港にはたくさんのジャンク船がつながれています。陸地から見ると空は曇っているものの、そう悪天候には感じられませんが、海上では波が高いのでしょうか。
確かに風は少しあるのかな、という感じです。
待つこと1時間弱。
何度もチケットカウンターと往復していたガイドさんが笑顔で戻ってきました。
船が出ます! -
改札を抜けて桟橋に向かいます。
出航の知らせを受けて船に向かう観光客でごった返しています。人々の頭の先にはたくさんの船。
ガイドとはぐれたらエライ目にあいそうなのでよそ見せずちゃんと前を向いてついていかねば。 -
桟橋を行くと港をびっしりと船が埋め尽くしていました。
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自分たちの船に乗るために手前にとまっている船の甲板を渡ってどんどん乗り越えて行きます。
グループからはぐれたら全然関係ない船に取り残されそうです。船を3艘4艘と乗り越えて、自分たちの乗る船に着きました。 -
本来ならば1グループに1つの船が割り当てられるようですが、本日は休航していたせいか別のツアーの日本人グループと一緒に乗ることになりました。
といっても、想像していたより大きな船に20人程度だったので、全然狭苦しい感じはありませんでした。 -
隣にとまっている船の台所らしき窓。料理スタッフが下ごしらえ中でしょうか。
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船が少しずつ移動していくと、物売りの小舟が近づいてきましたが、このお姉ちゃんどえらい迫力。
大型船がまわりを行き来するのにもめげず、狙い定めたターゲットに向かって波間をまっこうからつき進んでゆきます。
果物なんかを手にもって激しく叫んでいますが、なんと強靭な足腰とバランス感覚でしょうか。
私なら絶対立つどころか座っていても船べりに捕まらずにはおれないでしょう。 -
いよいよ出航です。
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まわりの船も一斉に出航して行きます。
よくぶつからないなぁーーと感心しているうちに次々に食事が運ばれてきました。 -
窓から遠くの方に岩山のようなものが見えてきました。あれが有名な奇岩ですね。
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奇岩の中に突入する前に食事を片付けなくてはーっ。
次々と運ばれてくる食事はエビ、カニ、魚とシーフードメインに空芯菜(かな?)の炒め物やチャーハン(これもエビがたっぷり)など。
私達は別グループで参加されていた日本人ご夫婦と相席でした。最近リタイヤしたとおっしゃるとても素敵なお二人。私たち夫婦も年を重ねてあんなふうになれるといいな♪
船内の食事ということでそんなに期待していなかったのですが、量もたっぷり、味もとても美味しくて大満足。
しかし、食べている最中から気になる風景が現れ落ち着いていられないのがたまにキズ。 -
こちらは水上生活者の村だそうです。ほとんどが漁業を生業としているとのこと。
さっき食べたシーフードもここから仕入れているのかもしれません。 -
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ガイドさんによると「海草を採取している」そうです。器用に立ったまま作業しています。
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たくさんのジャンク船が海原を進む様子は壮観です。
このころになると青空がのぞくようになってきました。 -
船の先端ではこんな感じの龍が風を切っています。
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石灰岩の台地が長い年月のうちに海になったハロン湾。雨に削られ、不思議な姿になった大小の島が1600もあるそうです。個性的な形をした島や岩には地元の人によって名前がついているそう。
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そのひとつがこの「ベトナム版夫婦岩」。
正確には夫婦の鶏なんだそうです。
なるほどー。 -
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船は鍾乳洞のある島に立ち寄ります。
他にも船がたくさんとまっています。 -
船着場から鍾乳洞の入口まではかなり急勾配の階段です。
踊り場から見渡すと、ジャンク船が集まっている景色は映画のセットみたいです。 -
鍾乳洞は思っていたより大きくて見事でした。
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青や
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緑や
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赤や
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ピンク。
色とりどりにライトアップされた鍾乳洞は幻想的というか、妖しげといいましょうか。。。
日本にはない感覚にしばし酔いしれたいところですが、残念ながらかなりの混みようです。 -
この洞窟には一箇所穴が開いており、天国につながっていると信じられていたことから、「天宮」:ティエンクンとよばれているそうです。
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天からの光が差し込む様子は、確かに天につながっているかのよう。
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船に戻ると土産物売たちがたくさん乗っており、各テーブルで激しい攻防戦が繰り広げられました。
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鍾乳洞見学の後は、晴れてきた空のもと港へと戻っていきます。
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港へもどるとすっかり青空。
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余裕のある日程なら1泊のツアーもいいかもしれません。あの島々の中で夜空を眺め、朝を迎えるというのはきっととても素敵な体験になりそうです。
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乗り物酔いしやすい私ですが、酔い止めを飲んでおいたこともあって全く酔わなかったし、食事もおいしく食べられました。楽しかったねーっと下船しながら何か物足りない気が。
そう、アイツです。
海での遊覧船にはつきもののカモメがいなかったではないですか。
そういえば松島や知床ではうるさいほど港を闊歩していたカモメがここには全くいないのです。
カモメってあまり暑い所には生息していないんでしょうか。
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