2010/01/15 - 2010/01/15
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がりさん
ユネスコの無形文化遺産に登録された三浦の民俗行事「チャッキラコ」。
年配の女性達の歌に合わせて少女達が舞を踊るという独特の郷土芸能です。
伝統を守る少女達の舞を見たあと、渡し船で城ヶ島へ渡ってみました。
水仙の咲き始めた城ヶ島は、まさに猫の楽園!
猫が、島が、一日の終わりの光に照らされます。
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午後のチャッキラコが始まるまで時間があったので三崎港の周りを散策しました。
澄んだ青空の気持ちのいい日。 -
港の電話ボックス。
ドラマにでも使われそうな素敵な風景…。 -
海南神社で貰った地図を見ると、ここは北条湾というようです。
穏やかな港の風景は瀬戸内の町を思わせます。
地元の神奈川にいるとは思えないなぁ。 -
天日干しの風景。
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港に小さな社がありました。
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この橋は城ヶ島大橋、だから向こうは城ヶ島です。
こうして見ると城ヶ島は島というよりも川の対岸といった趣です。
せっかくここまで来たんだし、あとで島へ渡ってみよう。 -
港ではのんびりと釣りを楽しむ人の姿がありました。
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午後のチャッキラコ奉納が近付いてきたので、地図を頼りに仲崎竜神様というところへ向かいました。
海南神社のほうが終わったので今度は人も少ないだろうと思ったら、まだまだたくさんの人が残ってました。
みんなカメラを持ってスタンバイ。 -
ここが仲崎竜神様の社。
さっきの所とそっくりです。 -
少女達がやって来て、仲崎竜神様への奉納のはじまり。
おっ、年長の子が衣装を変えて金色の冠?を付けている! -
踊りの流れは海南神社のときと同じです。
初いせ、チャッキラコ、二本踊、よささ節、鎌倉節、そしてお伊勢参り。
年配の女性達の歌に合わせて少女達が踊ります。 -
今回は近くで見ることができたので、少女達の細かな動きを知ることができました。
単純なように見えてなかなか難しそうな舞です。 -
チャッキラコの音色が響く。
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少女達に向けられたカメラの数が、無形遺産登録後初のチャッキラコの注目度の高さを感じさせます。
でもあんまり熱心に撮影しまくるのはちょっと抵抗あるかなぁ…。 -
17人の少女達による見事な舞。
ちなみにチャッキラコを行う少女達の人数ははっきりと決まっているわけではなくて、毎年おおよそ20人ほどが参加するそう。
以前には風邪などで数人しか集まらなかった年もあったらしいです。 -
こうして奉納をします。
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ビデオカメラで娘さんの姿を撮影するお母さん。
ちょっと心温まる光景。 -
お気に入りのお伊勢参り〜。
これが見てると、一番楽しい。
少女達も一番楽しんで踊っているように見えたのは気のせいかな。 -
相変わらず先頭の女の子はマイペースで、また押されてました(笑)。
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これにて奉納が終了。
だけどこれから、もうひとつの竜神様への奉納が待っています。
お母さんが少女達に上着をかけてあげていたのが印象的でした。 -
というわけで、もうひとつの竜神様へ移動です。
少女達やお母さん達や見物客達で大行列になるので警察の人が整理してました。 -
途中で介護施設の前を通ると、おじいさんやおばあさん達が窓際に座って少女達が来るのを待っていてくれました。
お互いに手を振り合ったり、なんか温かい町だなぁと思いました。
でもどうせだったら、なんとかして生でチャッキラコを見せてあげたらいいのに。 -
ここがもうひとつの花暮竜神様の社。
港に面した位置にある、さっきと似たようなところです。
こんな社が三崎港にいくつあるんだろう。 -
再びチャッキラコ奉納がはじまります。
ここでは三崎小学校の6年生の子達が見学に来ていました。
友達を見つけたのか、面白そうに囁きあってる子も。 -
舞を見るのは今日3度目にもなりますが、これは飽きないなぁ。
見るたびに新たな気持ちで楽しめる舞です。 -
海南神社の前にも本宮というところで奉納をしていたらしいから、少女達にとっては今日4度目の舞でした。
さすがにちょっと疲れてそうな?子もいましたね。
でもこのあとさらに「うらり」で最後の舞があるというんだから、けっこう大変です。 -
チャッキラコはまさに形の無い宝でした。
少女達から次の少女達へ、守り伝えていく宝。
儚いけれども光り輝く大切な宝…。 -
祝福を与えてもらったような、そんな気分になる舞でした♪
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3回も見れて満足できたので、うらりでの参観会へは行かずに、このまま城ヶ島へ渡ることにしました。
三崎港から城ヶ島へは渡し船があるんです。
200円を払って乗り込むと、おじさんはすぐに出航してくれました。
どうやら決まった時刻はなく、人が乗ったらすぐに出航してくれる仕組みのようです。 -
「白秋」と名付けられた渡し船。
城ヶ島大橋が開通する前は、島へ渡る唯一の手段が船でした。
橋の開通で渡し船は一度は廃止、しかし近年になって半世紀ぶりに復活したとのことです。 -
このときの乗客は僕だけ。
尾道の渡し船のように、人々の足として確立しているという所まではまだ至っていないようです。
でも車を使わない人にはすっごく便利。
あっという間に城ヶ島です。 -
島に着くと、すぐに男性が乗り込んできて、船は引き返していきました。
見ると、船を呼ぶボタンが!
なるほど、こうしてこの船は行き来しているんですね。 -
とりあえず前に一度だけ見たことがある北原白秋の碑を今回も見に行くことにしました。
城ヶ島には普通の住宅街もあって、島に来たって感じがしません。 -
北原白秋「城ヶ島の雨」の碑。
「雨はふるふる城ヶ島の磯に利休鼠の雨がふる」
大橋の下にあって、見覚えのある景色でした。 -
白秋の記念館。
ここには去年まで一匹の白猫が居ついていました。
10年以上も前にその猫はふらりと現れ、ここに居候をしはじめます。
金色と銀色の目をもつ猫は、縁起が良いと評判になり多くの人に愛されました。
まさにこの記念館の名物猫だったのですが…。
去年、その猫は唐突に姿を消したというのです。
ふらりと現れ、ふらりと姿を消す、というところがなんだか文学的にも思え、ちょっとしんみりとする話です。 -
マンション建設反対の看板。
こんな計画が進行しているんだろうか。
この島にマンションというのは確かに不似合いだなぁ。 -
なんかやけに寂しい道に…。
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どうやら道を間違えたらしく、行き止まりでした。
でもここ随分、不思議な雰囲気のところだな〜。 -
案内板を見ると、ここは「水っ垂れ」という所でした。
源頼朝が愛でた湧水の地なんだそう。 -
道を引き返して、城ヶ島公園へ。
松の木が曲がっています。
強い海風による影響だそうでびっくり。 -
城ヶ島は猫の楽園でした。
あっちこっちに猫がいます。 -
体をすり寄せてくる猫。
ここの猫はみんな人に懐いちゃってます。 -
あまりに人懐っこいのでしばらく遊んでました。
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水仙が咲き始めた季節でした。
水仙って清楚な花ですね。 -
白と黄色の美。
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日がだいぶ傾いてきてちょっと早足に。
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あとを付けてくる白猫。
でも自分のテリトリーがあるのか、一定の所まで来ると戻っていきました。 -
城ヶ島の東端です。
右下に見えるのが安房崎灯台。 -
向こうは房総半島ですね。
こんなにも房総は近いんだねぇ。 -
冬の波が打ち寄せる…。
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南を望むと伊豆大島。
伊豆大島なんて随分と遠いイメージですが、ここもまた近そうです。 -
今度は島の西端へ向かいます。
また猫達に遭遇です。 -
ここが一番の水仙の群落。
これも風の影響なのか、けっこう曲がってるのもありました。 -
見頃はもう少し先だったみたい。
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ウミウ展望台からの景色。
まさにウミウの越冬時期で、たくさんのウミウがいました。 -
城ヶ島の落雁は三浦半島八景のひとつだそう。
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木々の中の道を進むと、海岸へ下りる階段に出ました。
目の前に広がる広大な海に、思わず足も弾みます。 -
ここは馬の背洞門。
波や風雨の浸食でできた地形です。
上を渡り歩きたい気もするけど、危険そう…。 -
城ヶ島の夕日です。
思わず見惚れる夕景でした。 -
日が沈むまでに、西端の城ヶ島灯台へ着かなくては…。
夕日に照らされた島を急ぎました。 -
だけど灯台へ着く前に、雲の奥へ夕日は吸い込まれていき…。
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帰りのバスの中から。
意外な満足感を手にした一日でした。
地元の神奈川なのに、どこか遠くの町を旅したような気分がします。
近い場所でも「旅」はできるものなのかもしれない。
今年はもっと神奈川を歩きたいな、とあらためて思った帰路でした。
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