2009/09/18 - 2009/09/28
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Shuntatatataさん
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がんばらない旅をしようと思います。
なんだかんだで、ちょっと激しいバックパッカー旅が疲れたのか?
日々の生活に疲れたのか?
どうしようもなく、だらけた、不健康な退廃した旅をしたいと・・・
思いました。
そんな折、キューバが気になった。
革命50周年ってことで、日本中にチェゲ・バラが露出していたのもきっかけだったのかしれないな。
ラテンの気質、サルサ発祥の地(と主張する国がいっぱいあるらしいけど)。
何より、ラム酒の産地で有名なカクテル モヒート、キューバリブレなどなど・・・
カリブの海辺で、サルサをバックに、モヒートを飲むってのは、
まさに目指すがんばらない旅なんじゃないだろうか?
どうしようもなく、陽気で、ゆったりとしたキューバへの旅♪
- 旅行の満足度
- 4.0
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-
寒いカナダを経由して、
ようやく着いた遠い遠いキューバ!
空港から、ハバナ市街地へ向かう車窓から、
年代物のアメ車たちとすれ違う。
テンションが上がってくる!
市街地は空港からちょっと遠い。
しかもバスはなく、タクシーしかないらしい。
運よく、カナダで知り合った日本人二人組みとタクシーをシェアすることができた♪ -
キューバの宿はカーサパティラクルっていう、民家の一室を貸してもらうスタイルが一番安いらしい。
街中に点在していて、扉に「碇マーク」が掲げてあるので、それを目指して探す。
目立たないようで、よく見てみると、かなりの数ある?
写真はその「碇マーク(青いマークがそれ)」。
こんなふうに主張しているときもあれば、
「稼ぐ気あるのか?」
ってなくらい控えめに、扉にちょこっと張ってある場合などいろいろ。 -
太陽も高いし、着いてから探そうと思っていたら、
お二人さんがすでにカーサを確保しているとのこと。
なので、ちょっと着いていってみることに。
すると、そのカーサのおばさんが、他のカーサのおばさんを紹介してくれるという。
ちなみに予約していた二人はお目当てのカーサの水道が壊れたとかで、また別のカーサを紹介されていた(笑)
カーサが空いてなければ、そこのおばさんが他のカーサを紹介してくれる。
そこが壊れていれば、また他のカーサを・・・
キューバの宿探しはこんな感じで決まっていくんかな?
写真は最初の2日間泊まったカーサ。
キュートだ。 -
部屋はこんなん。
安宿レベルを想像していたら、遥かにきれい!!!
カーサのおばさん、マリアもまた、やさしくて、陽気で、最高!
朝食もまた、フルーツ満載でうまい!
かなり居心地いいんですけど♪ -
んで、いざキューバの町へ。
カーサの扉を開けると、
その街並みから「い〜味」が滲み出ている。
でもココはまだハバナの見所“旧市街”じゃない。
ん〜、旧市街はもっといいのか??
← カーサ前の写真。 -
カーサは、旧市街(ビエハ)と新市街(ベダード)のちょうど中間にあるようだ。
目の前を東西に延びるコンコルド通りをまっすぐ行けば旧市街へ歩いて行けるらしい。
コンコルド通りから交差するいくつもの通り。
眺めると・・・
複雑な、なんともいえないいい雰囲気の町並み、
そしてその先には青い海。
なんかいい♪ -
巨大なランドマーク 国会議事堂を過ぎて進むと、
ハバナの目抜き通りオビスポ通りに。
振り返ると、国会議事堂が見える。
ってか、ハバナ一お洒落な通りに洗濯物干し過ぎでしょ。
キューバ人は皆、なかなかお洒落だ。
スタイルも抜群で魅力的。
ちょっと適当な格好で来すぎたかぁ〜 -
それにしても・・・暑い。
しかも蒸しっとした逃げられない暑さ。
カーサから旧市街へは2キロくらい歩く。
歩けば歩くほど、喉が渇く。
広場の片隅にキューバの地ビールが飲めるレストランがあるらしい。
ひとまず休憩、そしてビール2杯。
暑すぎるキューバ、、、
うますぎるビール、、、
このレストランでは、生演奏が。
キューバではありとあらゆる場所で生演奏が聴ける。
事前にブエナビスタソシアルクラブで予習してきたけど、
やっぱり生は素晴らしい。
観光客向けなのか、選曲もなぜかブエナビスタソシアルクラブ(笑)
Chan chan chan ♪ -
キューバの地ビールでちょっと高揚した気分♪
さらに旧市街を進む。
すると、目の前にゲバラの肖像画(らくがき)が!!
Cooooolだ!
この建物の背後は海だ♪ -
ちなみに、現地通貨の3ペソコインにはチェ・ゲバラの顔が!
Coolだ!
キューバには二つの通貨が存在する。
地元の人が使うはペソ
これは旅行者が手にすることがない通貨だ。
旅行者が銀行で両替するときは、CUCと呼ばれる通貨になる。
これはペソよりもずっと高い。
なんで、旅行者は高い物価で買い物をしなけりゃいけない。
不思議な国だ。
ちなみにチェ・ゲバラ3ペソはカーサのおじいちゃんに両替してもらいました。
3枚ゲット♪ -
海岸線をぐるっと新市街の方向へ行くと、
マレコン通りに。
スペイン語でマレは「海」を意味するらしい。
海に面した防波堤からは、多くのキューバ人が海に飛び込む。
とても気持ちいい道なんだけど、、、
行く手に影がない。 -
「暑い」 「暑い」 独り言を繰り返さずにはいられない。
しんどい。って、ことで。
バーに入って、フローズンダイキリを飲む♪
シャーベット状のダイキリ。
生き返る・・・
ここ、フロリーダはヘミングウェイ縁の場所らしい。
ヘミングウェイはここで、このフローズンダイキリをいつも飲んでいたとのこと。
ちなみに、カウンターには等身大の黄金のヘミングウェイ像がある(笑) -
ここフロリーダでも生バンドの演奏が。
キューバ、特にハバナではどこのバーでもレストランでも生バンドがいる。
陽気なラテンのリズムが、ほろ酔い気分にちょうどいい。
ってか、ここのバンドは女性。
きれいすぎ。 -
この夜、カナダであった二人組みと海沿いのレストランで晩飯を食った。
何を食ったかは覚えてないけど、よく飲み、よく食った気がする。
夜中の11時くらいから、サルサバーへ行こうと約束した。
キューバは夜からまた一日が始まる。
はずだったんだけど、いったんカーサに戻ってちょっと横になったら・・・もう。
完璧に落ちてしまって、そのまま約束をブッチ。
すいません。ほんとすいません。
写真は教会近くにいたおっちゃん。
商売人でした。 -
翌朝。
フレッシュな朝食を食べて、
カーサ近くのここマレコン通りで、ぼ〜としていると、日本人らしい若者が歩いてくる。
話をすると19歳! 若っ!
なんでも写真を撮りにハバナに来ているとか?、
初の海外旅行だとか?
意外にヒマなのか、今日ハバナで開催される音楽祭の話をすると乗ってきた。
昨日の二人とはすでに約束をしていたので、4人で一緒に行くことに。
「じゃ、1時にこの場所で」
ってことで別れた。 -
ハバナは昼間、実はそれほどやることがない。
この街並みとお酒だけで十分満足ではあるんだけどねぇー
「それじゃいかん!」
ってことで旧市街から海を挟んで見えるカバーニャ要塞へ行くことにしてみる。
要塞から眺めるハバナの街は絶景。
この大砲で、ハバナに攻め込む海賊と戦ったらしい。 -
ここは旧市街の喧騒から離れて、人がまったくいない!
静かで、とても居心地がよい♪
とりあえず売店でキューバ缶ビールを買って一休み♪。
キューバの旅ががんばらない旅。
すなわち、我慢しない旅。
飲みたいときに飲む旅。
飲みたいときに酒が手に入るのもキューバのいいところ? -
カバーニャ要塞のお隣モロ要塞にある灯台。
入り口にモヒートのバーがっ!
しかし、ここでは我慢しました。 -
灯台から眺めるハバナ。
海沿いに弧を描いて続く道がマレコン通りだ。
思うにキューバの最高の過ごし方は、朝遅く起きて、ちょっとぶらっとして、夕方昼寝して、夜中2時くらいまで活動するってスタイルなんだと思う。
僕は最初の2日間は、それがわからなくって、朝早く起き、昼間さんざん歩き回って、夜遊ぶ体力を使い果たしてしまった。
ハバナは夜遊ぶ街なんだと思う。 -
イチオシ
音楽フェスへ行く待ち合わせ時間が近づいてきたので、カーサを目指して歩く。
時間は正午近く、太陽が高く、
真上から照りつける日差しで・・・影がない!
ビールが・・・飲みたい
モヒートが・・・飲みたい
ダイキリが・・・飲みたい
それにしても、本当にハバナはどこを撮っても絵になる。
フォトジェニックって言うんかね、英語だと(笑)
街も、人も、車も、何もかも絵になる。 -
19歳の彼に会ったマレコン通りへ戻ると、彼がいた。
カーサに戻ると、お世話になってしまっている女性二人組みもちょうど来た。
一人はスペイン語ぺらぺらなんでいろんな交渉はおまかせー
タクシー運転手との交渉もお任せで、いざフェス会場へ。
写真はフェス会場前にある外務省の建物。
チェゲバラを描いた巨大なアートが有名。
Coolだ!
モーターサイクルダイアリーズを観て、
ひそかなファンだったんだ。
なんつーか、顔がかっこいい
(もちろん生き方もだけどね)
これだけデフォルメしてもかっこいいって
なかなかいない。
理想の顔だ! -
着いた音楽フェス会場は・・・人人人人人!
あまりに人が多すぎて、ステージが見えませんな。
地べたに座り込んで、音楽を聴きながら、しばし休憩。
しっかし、あまりの暑さでカラカラになった喉が要求する「アルコール」
どこかに飲み行こうってことで意見が一致
それにしてもキューバはいろいろな人種のルツボだ。
どんだけ足長いの?ってくらいなアフリカ系の女性から、
ボン・キュ・ボンみたいなスペイン系の女性などなど、、、
とにかくきれいな人が多い。 -
無事、モヒートで喉を潤したあと、タクシーで来た道をゆっくりと歩いて市街地をめざす。
マレコン通りに出ると、防波堤に沿って人人人・・・
防波堤はハバナっ子のたまり場。
夜中の11時ころになっても、絶えず人が座っている。
この夜、4人で壮絶な中華料理店へ・・・
なんというか、会話を止めるほどまずい料理というのを始めて経験した。
Spring roll(春巻き)はしっとり卵焼き(?)に具が包まって、ジャムみたいな赤いソースがかかっていて、びっくりするくらい不味い!
ツナサラダ(だったかな?)は、切り刻んだ春雨がツナとクリームソースでグチョグチョに混ぜられて、びっくりするくらい不味い!
料理初心者がまずトライするチャーハンは、しっかりと芯が残りパリパリと音がする、これまた、びっくりするくらい不味い!
ほんと、会話が止まるのさっ!!
初体験。 -
翌朝早くカーサを出発する。
前日に予約したバスで、キューバの古都トリニダーへ向かう。
約6時間のバス旅だ。
写真は、バスで隣に座ったキューバ人の女の子。
すごくかわいくって一枚だけ撮った写真が、決定的瞬間になってしまった。
トリニダーに着くころには僕にちょっかいを出してきた。
前の席から顔を覗かしては隠れる。
その度に僕はリアクションを取らなければならない(笑) -
バスを降りると、数人のおばさんに一斉に囲まれた。
みんなカーサの勧誘だ!
特にプランもなかったので、一人のおばさん(アニータ)に着いて行く。
歩いて5分と言ってたけど・・・
案の定、10分は歩いた。
ちょっと中心からは遠かったんだけど、
重い荷物もあったので決めてしまった。
だけど、娘がすんごい美人だった・・・ -
世界遺産にも登録されている古都トリニダー。
街は石畳の素朴な道沿いにカラフルな家々が続く。
ハバナのような騒々しさはなく、居心地はよい。
しかし、この街も乗り物使うには小さく、歩くには大きい微妙な大きさで、
とにかく歩いた・・・クタクタ
ハバナよりも田舎らしく、英語も通じにくい。
ここでは注文するとき、スペイン語「セルベッサ」に切り替えた。
ちなみにセルベッサはスペイン語の「ビール」です。 -
この時期、トリニダーでは3時くらいから強烈なスコールが毎日来るようだ。
トリニダーに居た2日間、ものすごいスコールに2度出会った。
石畳の坂道が川のようになり、足先が完全につからないと渡れないことも
でも通り過ぎた後は、強烈な暑さも収まって清清しい気分にさせてくれる
ハバナはクーラーが必須だったけど、
トリニダーは扇風機で十分。 -
イチオシ
トリニダーの街はハバナとは違い、
何もかもゆっくりとした雰囲気。
人もなんか接しやすい。
歩いていると、なんとも味のあるおじいちゃん発見。
ホースライディングをやっているらしんだけど、
快く写真を撮らせてくれた。
なんて、いい味出してんだろう。
あの杖もまた、たまらない・・・ -
こちらはどういう関係なんだろう?
お母さんと子供、その姉妹ってところかな? -
最初、道が複雑で何度も迷った。
でも、アニータの宿はどこだと訊けば皆が皆知っている。
なんかちょっと暖かい気分になれる(笑)
のんびりした雰囲気のこの街では、まだ馬車が重要な役割を担っているよう。
スローだ。 -
スコールを避け、カンチャチャラというお店に駆け込む。
ここはその名もカンチャチャラという独特なオリジナル ラム カクテルを出すバー。
写真がそのカンチャチャラ。
陶器の器に入っていて、底にたまっている蜂蜜を溶かしながら飲む。
蜂蜜レモンみたいな味なんだけど、結構きついラムが入っている。
気に入って、2回行きました。 -
気に入った理由は、実はここで演奏していたこのグループ。
ハスキーな女性ボーカルが、なんとも言えないほど魅力的。
スコールのちょっと暗いそんな雰囲気に合っていて、とても気に入ってしまった。
サルサの明るいテンポに慣れていたのもあり、哀愁感じさせるその演奏は、ちょっと刺激的で感動してしまった。
キューバで唯一買ったCDは彼らの曲だった。
Santa palabraというグループらしい。 -
スコールが去り、カンチャチャラでほろ酔い。
カーサへ向かうころには、太陽が沈みかけてる。
遠くに見える海に、トリニダーの街に、夕日が映えるねぇー -
キューバの夜は遅い。
晩飯を食うと、夜11時くらいまで部屋で一眠り。
そして「夜」が始まるのだ!!
真っ暗闇の街中を歩いて、中心地へ。
そこには夜から始まる多くのバーがある。
夜道は街頭もなく、まっくらだけれど、街のあちこちから、音楽が聞こえてくる・・・
なんとも言えないいい雰囲気だ!
この日は、カーサ デ トローバという店に入った。
ロンリープラネットでお勧めの店だ。
演奏者が次々と変わり、それぞれ個性のある音楽が楽しめる。 -
モヒートに浸って音楽を聴いていると、キューバ人のおばちゃんとおじいちゃんがサルサを踊りを始めた。。。
スピードはない、けど緩やかに気持ち良さそうに踊る。
おばあちゃんの大きいお尻(ほんとにでかい)が左右にふれるのがとてもキュート(笑)
← 動画のキャプなんだけど、伝わるといいなぁこの雰囲気。
しばらくすると、別のキューバ人カップルが踊り始めた。
彼らのダンスは、クールだった・・・
女性があまりにきれいでセクシーだったってせいもあるけど、釘付けになってしまった。
いいなぁ、この雰囲気・・・
深夜12時過ぎ、とてもよい気分で宿に戻る。 -
翌朝、
早朝にぶらつくトリニダーの街は清清しい。
トリニダーの小高い街から眺めると、遠くに海が見える。 -
今日は列車に乗って、トリニダー近郊のロス インヘニオス峡谷ってところへ行こうと思う。
なんでも昔のサトウキビプランテーションの跡地で、世界遺産にもなっているらしい。
そこへは1日1本、列車が通っている。
しかも、その列車が「SL」らしい!
切符が取れるか心配だったけど、余裕だったさ(笑)
写真は小さな小さなトリニダーの駅。 -
そして汽笛とともにやってきたのはSL♪
小さくってキュートだ! -
最初に小さな陸橋を超えていく。
その先は、何もない草原の中をゆっくりと走っていく。
列車では一人の音楽家がギターに合わせて、歌う。
気持ちいい。 -
列車は約1時間で、目的地ロス インヘニオス峡谷にあるイマスナガの塔へ。
この塔はプランテーション時代に逃げる人を見つける見張り台だったとのこと。 -
塔の上からは絶景。
-
宿のおばちゃんにもらったバナナと、ビールでゆっくりと汽車の出発を待つ。
と、目の前に一台の車が止まった。
よく見るとめっちゃ人が乗ってる!
しかもバランス悪くないっスか?
帰りの列車はあまりの気持ちよさに爆睡していました。 -
トリニダーの街に戻ってきた。
駅からカーサまでの帰り道で、ものすっごいスコールに遭遇。
壁に張り付いて、やり過ごす。
トリニダーには街角に、フルーツジュース屋があってうまくて安い。
現地通貨しかダメみたいだけど、現地通貨も少し手に入れてあったのでおいしくいただいた。ピザは安いんだけど・・・いまいちかな。
晩飯はカーサで一人で食べました。
ちょっと寂しい。 -
「夜」がまた始まる。
帰ってすぐに昼寝したので、体力は十分だ!
教会近くに着くと、階段状の広場に大勢の人だかりが。
そこにはステージがあり、バンドが演奏している。
今日はその演奏を楽しむことにした♪
広場脇のバーでモヒートを買い、階段に座って眺める。
オープンスペースってこともあって、
地元の人も激しく踊ってる(笑)
かっこいいなぁ〜。
このサルサ、実は気に入ってしまってしまいまして、帰国した今、サルサを始めました(笑)
いつかきっと、キューバに踊りに来ようと思ってます。
日本人も踊れるんだってところを見せてやろうかと。 -
翌朝、東海岸の街バラデロ行きのバスに乗り込む。
今回の旅は、がんばらない旅がテーマ。
ってことで、いつもと違うことをしようと思っていたんだ。
そのひとつがビーチリゾート!
バラデロはカリブ海に面したキューバ随一のリゾート地なんだそう。
ここでは思い切って贅沢しようと思って、ここの宿だけ事前にネットで予約をしてきた。
果たして、一人リゾートはどんなもんだろう??
写真はバラデロへ向かうドライブインにて。
いつもとは違う緊張感が漂う?? -
ホテル「イベロスター タイノス」に着く。
プールを越えて、小さな森を越えるとカリブ海だぁ。
青い〜。
このホテルはオールインクルーシブ。
つまり、何を飲んでも、食べても、フリー!! -
何度も言うが、この旅はがんばらない旅!
急いで水着に着替えて、本をもってビーチへ。
ビーチサイドのバーで無料のビールをもらい、
ハンモックに寝そべる。
なんて、なんて贅沢なんだろう(笑) -
ハンモックに寝そべって撮った写真。
このオールインクルーシブな滞在中。
かなりぐうたらした生活を送ることに(笑)
ざっとこの二日間の生活を言うと、
朝起きて、朝食後ビーチへ、ビール、カクテルを飲みながら、午前中いっぱい本を読むか、寝る。
午後、ちょっと町へ出てちょっと買い物へ。
んで、帰ってまたビーチに寝そべって、
酒を飲んで、本を読む。
ちなみに読んでた本は、
ヘミングウェイ「老人と海」と村上龍の「KYOKO」
ベタだ。
夜はレストランへ行って、ディナーを楽しんで、
プールサイドで酒を飲む。
たまにロビーで手紙を書いたりしながら、酒を飲む。
ロビーでは生演奏ありですな。
酒を飲んでも乱れることはないんだけど、
なんかすごい楽しかった・・・ -
このタイノス、
ロビーの接客のお姉さん方をはじめ従業員がとても陽気。
日本食レストランがあるらしいんだけどやたらそれを勧めてくる。
とにかく、感想を聞かせて欲しいと、他の仲間と爆笑しながら頼んでくる(?)
何か怪しい・・・
せっかくなのでその日本レストランへ行ってみると、かなり衝撃的だった・・・
まず間違えようのないキューバ人が日の丸のハチマキをしている。
その「日本」って書いてあるだろうハチマキの字が・・・間違ってる。
「日」は合ってるんだけど、「本」って漢字は見たことがない字だった(笑)
料理もまた・・・豪快かつ、濃い味付け、すしにはフルーツが包まっていた。
隣のオランダ人に、「この日本食はどうだ?」と質問されたんだけど、面白いとしか言いようがなかったよ(笑) -
翌朝、ロビーへ行く。
彼女は「どうだった??」と、
僕は一言、
「Interesting!」
お姉さん方は爆笑だった(笑)
親しみやすいなー -
同じ一日を過ごす。
この夜は、ホテル内にあるキューバレストランへ。
うまいし、オープンテラスで雰囲気がよい。
だたまぁ、やっぱ一人だと食事が寂しいかなぁ〜
でもそれ以外は、一人でも、むしろ一人の方が楽しめた気がする。
特にオールインクルーシブは病みつきになりそう・・・
また来たい。 -
早朝のバスに乗って、3時間 ハバナへ戻る。
って、マリアのカーサに着いたらどーなのよ??
中国人カップルが部屋に!
今日帰るから部屋取っておいてって頼んでたのに・・・
聞くと彼らは1ヶ月も泊まるらしい。
まぁ、たった二日泊まる旅行者と、
1ヶ月泊まる旅行者じゃ〜しゃあないか
マリアに他のカーサを紹介してもらって、しぶしぶ移動。 -
こんなドタバタでマリアの写真を撮り忘れたー
すっげぇ、すっげぇいいおばちゃんだったのになぁ。
次来るときも、マリアのところで泊まりたい。
ちなみに次に紹介されたカーサの部屋はこんな感じ。
別に悪くはない。
ここにはキューバらしいかっこいいおじいちゃんがいる!
今回の旅はなんか、あとあと写真を撮っておけば・・・と後悔することが多い。
サルサを踊るおばちゃん、不味い中華料理、マリア、おじいちゃん・・・悔やまれる。 -
マリアのところに泊まれず、ちょっと落ち込みつつ。
ぶらーと、旧市街へ。
海沿いの要塞近くに、お土産屋の屋台が密集している地域がある。
何を買うか散々迷って決められず、先に体力(アルコール)切れで一休み。
道沿いにカウンターがある。
奥はレストランになっていて、姿は見えないけど生バンドの演奏が聞こえる。
相変わらず、ハバナのバーは居心地がよい。
定番モヒートを頼む。
モヒートは、ラムとライム、そしてなにやら隠し味っぽい何かを入れてよく揉んで、最後に水を足して出来上がる。 やっぱり店によってクオリティーが違うんだ。
ここのモヒートはうまかった♪
きっと隠し味っぽい何かが効いているんだろう -
お土産として買ったのが、この絵。
「絵」になるハバナの街並みを絵にしたもんだ。
油絵なんで意外に高級感もある。
日本円で1200円くらいだったからよいお買い物だろう。
ちなみに日本で買った額の方が高い。 -
ひとまず日本へハガキを送るためにポストオフィスへ。
旅先からハガキを送るのはもう習慣になっている。
これまで何枚送ったんだろう・・・
そして初めてハガキが“届かなかった”国が、
キューバだ(笑)
なんでー?
南米だろうが、中東だろうが、
郵便ってすげぇなって感心してたのに、
ダメじゃんキューバ郵便局。 -
なんでもキューバは「土曜日」が洗濯をする日らしい
土曜日は町中に洗濯物がはためいてとても華やかに。
今日は金曜日。
全然、洗濯してんじゃん!!
でも、いい感じです。 -
この時期、昼間のハバナは探索するにはそもそも暑すぎる。
しかも、博物館とか、ヘミングウェイが住んでいたホテルとかは正直どうでもよい。
ただ、ひとつだけ、どうしても行っておきたい場所が♪
それはハバナクラブ博物館。
ハバナクラブってのは、つまりキューバ産のラム酒。
まぁ、一通りラム酒ができるまでを説明してくれるわけだけれども、何よりも最後にあるのが・・・試飲♪
ハバナクラブ7年ものってのが、今、熱いらしい。
カクテルに使われるのはせいぜい2〜3年なんだけど、この7年ものはストレートでも全然いける。
香りが良くて、うまい。
ここで買わずに空港で買おうと思ってたら、買い忘れた。。。 -
キューバに来てすぐに会った19歳学生君と待ち合わせてキューバのジャズバーへ。
キューバは真夜中でも、両脇の家々の玄関には、
人が座っている。
たぶん暑すぎて家ん中には居られんのだろう
とにかく、あまり危険を感じない。
カーサからジャズバーへ、、、
2キロくらい夜道を行く。
そのジャズバー「La Zorra」は有名らしく、
演奏のレベルもかなり高かった!
ジャズ素人の僕にも、なんかすごい迫力だった。 -
キューバで生まれた多くのカクテルがある。
モヒート、キューバリブレ、フローズンダイキリ・・・
レストランでキューバリブレを頼む。
実は間違って「ハバナリブレ」と注文すると、
店員の姉さんの反応は爆笑(?)
それはホテルの名前だってさ(笑)
食事を持ってくるときにも、俺の顔みて爆笑。
そんないつまでも笑わなくたってなぁー。
人柄がラテンだ。
僕自身、“してやったり”的な気分なのが気持ちよい。
ちなみにハバナリブレってのは革命のときに占拠された有名な新市街にあるホテル。
ジャズバーから帰るころはもう2時・・・
しかし、玄関先には相変わらず人が・・・なんか安心。 -
最後の一日。
お昼の飛行機で出発する予定だ。
時間があったので、カーサの周りをさまよう。
キューバはアメリカの経済封鎖の影響で、ふるーいアメ車がいまだ使われている。
キューバの古い街並みに、とても会う。 -
昔の車には羽が生えてたのさ。
ミサイルとかも出そう。
ぱっと見、きれいに見えるけど、
近づいて見るとかなりがんばっていることがわかる。 -
ぶらぶらっと街を歩いていると、
どこからともなく音楽が聞こえてくるときがある。
何気なく周囲のキューバ人を眺めると、
自然に腰が柔らかく揺れ、
足がステップを踏んでいる。
体に染み付いたサルサのリズムで
無意識に体が動いてしまうんだろう。
いーなーキューバ。 -
キューバは遣り残したことが多い。
ひとつはサルサ。
トリニダーで見た女性のサルサは、
あまりにセクシーで感動してしまった。
でも、見てるだけだった・・・
あんな風に踊ってみたい(笑) -
二つ目は、とても行きたくて、どうしてもスケジュールが合わなかったサンティアゴ・デ・クーバ。
キューバ音楽の発祥の地といわれるキューバ南端の街。
ハバナやトリニダーよりももっと、
なんていうんだろう?
古く、くすんだバーで、すばらしく哀愁を感じさせる演奏を聴かせてくれんじゃないだろうか。。。と期待してしまう。 -
そして三つ目は、バラデロへ向かうバスで出会った日本人から聞いた噂。
ハバナのオビスポ通りには、キューバ唯一のSWATCH専門店があるらしい。
なんとそこには、世界でそこでしか売っていないSWTCH チェ・ゲバラデザインがあるというのだ!!
デザインはなかなかダサいらしい(笑)
でもかなりレア。
しっかし、真相を確かめることを忘れてしまった!
遣り残したことをするために、また近いうちにキューバへ行こうと思う。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- サウスピーチさん 2011/12/22 06:04:57
- 私の「がんばらない旅」は・・・
- Shuntatatataさん、こんにちは♪
キューバって、意外にも平和・安全そうですね・・・。 持っていた印象とかなり違ってました。
Shuntatatataさんとは反対に、「がんばらない旅」って、私にとっては若かった頃の方が多かったですね・・・。
ビーチで寝転がって本読んだり、ぶらーっと何の気はなしに街を歩いてみたり・・・。
年を重ねる毎に、何だか色々と興味が広がって学びたいことが多くなっていき、せっかく行くなら・・・と
かなり詰め込みの多い大忙しな旅に変わっていったような気がします。 せっかくフランス・パリに個人旅行で行っても、
歴史に大興奮・高揚するばかりで、食事やお土産を見る時間はほとんどなし。
今度は美味しいものもゆっくり食べてみたいし、のんびりと街を散策してみたいなぁーと・・・。
私はパリで「がんばらない旅」をしてみたいです。(笑)
これから「二番目のキューバ」行ってきます!
サウスピーチ :)
-
- Yattokame!さん 2011/04/03 20:05:07
- 最高ですね
- Shuntatatataさん
はじめまして。
太陽、古い街並み、音楽、美女、酒。最高の組み合わせですね、キューバ。メキシコに行ってからラテンの世界にハマりましたが、旅行記を拝見するとキューバはメキシコ以上に人を惹きつける何かがありそうな感じがします。
酒を飲みながら、美女とサルサを踊る…。この瞬間を目指して、サルサ習おうかなあ(笑)
Yattokame!
- Shuntatatataさん からの返信 2011/04/06 21:04:05
- RE: 最高ですね
- Yattokame!さん
はじめまして。
キューバは、がんばらないっと心に決めて旅するといいですよ。
がんばらずに過ごすには、キューバほどいいとこまだ知らないです。
はまります。
サルサもはまります(笑)
Shuntatatata
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