1989/08/06 - 1989/08/06
13位(同エリア156件中)
がおちんさん
先週に引き続き、モンフン(勐混)の日曜市を見に来ました。今日は晴れたので、先週よりも人が多く出ています。
少数民族のやり取りを見ているだけでも楽しいのですが、やがて彼らと交流したくなりました。
身振り手振りでも意思が通じてしまうのは、彼らがこちらの気持ちを分かってやろうと努力してくれたからに違いありません。
そんな心豊かな少数民族の人たちに、一気に惹かれてしまいました。
※日曜市の音声も収録しました。ぜひお聴き下さい。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
1989年8月6日(日)
今日は2度目の日曜市。朝早くから少数民族が集ってくる。
野菜を担いだハニ族の一行が、山からやって来た。 -
こちらはプーラン族。
肌が黒く、エキゾチックな顔つきをしている。 -
ラフ族も山から下りてきた。
既婚の女性は髪を短く切っている。 -
買い物に来たラフ族。
迫力があって、ちょっと近寄りがたい感じ。 -
こちらもプーラン族だが、さっきの写真とは違う村の人たちだ。
彼女らはモンカンからホウキ(ジェレット)を背負ってやって来たのである。 -
プーラン族に限らず、少数民族の女性は中国語をほとんど話さない。しかしモンフンの市では異なる民族間での商売が普通だ。
ある程度の言葉は互いに理解しているのだろうが、いくつもの民族が集るのだから大したものだ。
モンフンでは国際的なやり取りがされていると言えるかもしれない。 -
こちらはノンヤンから来たプーラン族。
皆で楽しそうに話している。
そりゃ、この賑わいだもの。誰もがウキウキするよなー。 -
プーラン族の人は性格が明るい。
モンフンではハニ族と共に、最も人なつっこい少数民族だ。よそ者に対しても物怖じせず、よく笑う。
前歯に金をかぶした女性をよく見かけた。 -
プーラン族の女性は耳に大きな銀をはめ、いくつものぼんぼんを下げているのが特徴だ。
それにしても大きな耳輪だ。
ベーゴマほどはあるんじゃないかな。 -
ハニ族は人口が多く、モンフンの周辺にも村がいくつもある。西双版納ではアイニ族とも呼ばれている。
ギロチンのような板を肩にあてて荷を背負うのがハニ族スタイル。重いときはヒモを頭で支える。
後に担がしてもらったけど、首に負担がかかって歩くのが大変だった。 -
ハニ族の女性は赤や紫色が好きなようだ。
民族服の上に、そういう派手な色の服を合わせている人が多かった。
村に行くと、派手な色の服は脱いでしまうので、これはオシャレでやっている「よそ行きの服」であることがわかった。 -
見事な頭飾りとよそ行きのシャツでキメた、ハニ族女性。
後ろにはプーラン族やダイ族。
モンフンは少数民族でいっぱいだ。 -
ハニ族はタイ北部に住むアカ族と同じ少数民族で、とても陽気な人たち。
外国人旅行者を見つけると、しつこく物を売りつけようとするのもハニ族の女性だけ。中にはアヘンを売るおばさんもいて、ジャンキーのフランス人旅行者が買いまくっていた。
もちろんハニ族にとっては麻薬ではなく、痛み止めの薬である。 -
こちらは見事な帽子のハニ族女性。
人気の赤いシャツもばっちり着込んでいる。
胴に巻いているのはダイ族女性が使う「サハン」というベルトだが、彼女はアレンジして使っているようだ。
ハニ族の女性はオシャレなんだな。 -
ハニ族の被り物はけっこう重いそうだ。
モンフンを歩いていると、彼女たちの銀やらビーズなどがカシャカシャと音を立てているのが聴こえてくる。 -
スカートを下げてお尻をちょっと出すのがハニ族女性の特徴。ちょっとセクシーだ。
たまに丸見えになっている年配の女性もいる。
ハニ族は自由恋愛も認められていて、性的にも大らかな少数民族だ。 -
魚を買いに来た男性。
袋は使わない。魚の口を竹のヒモで通し、手に下げて持ち帰る。 -
沢山のショウガを量っているダイ族おばあさん。
唐辛子と交換していたようだ。 -
こちらのプーラン族女性は、さっきとは違う村から来たことが服装でわかる。
そして後ろは米線屋だ。 -
モンフンの米線屋は、マーケットの日だけ営業する。
米線よりもミーカン(米干)を頼む人が多い。
私も食べてみた。小碗が一杯5角。
かなりスパイシーな味だが、美味しい。
食べ残しを狙うブタや鶏が足元をウロウロしている。 -
ミーカンを食べに来ていた女の子。
ハナを垂らしたチビのくせに佇まいが妙にキマッていた。
彼女の視線の先には、何が映っていたんだろう。 -
ノンヤンから来たプーラン族の母子。
お母さんは品定めに余念が無い。
娘さん、ちょっと疲れちゃった? -
モンフンの近くには川があるので、魚は豊富。
バケツの中には生きた魚が口をパクパクさせている。
油断していると、バシャッと跳ねて水がかかってしまう。 -
涼粉やバナナの葉に包んだ餅菓子を売るダイ族女性。
甘いスナックは子供や少数民族の女性に大人気だった。 -
豚肉を売るダイ族おばさん。
魚と同じく、豚肉だって竹ヒモを通して持ち帰る。
ダイ族の人は20年も前からエコだったのだ。
しかし、これを持って混雑した市を歩かれると、こちらの服に肉がベチョっとついたりするんだよな。
まあいいけど。 -
特撮モノに登場しそうな出で立ちのハニ族おばさん。
その印象は強烈だ。
とにかく、かっこよすぎ。
モンフンの市には動物も歩いているが、牛には要注意。普段はおとなしいけど、興奮すると危険だ。
私がパイナップルを食べたので甘いニオイがしたのか、後ろからいきなり牛にベローンと手を舐められてしまった。
猫の舌を数倍ザラザラにしたような、けっこう嫌な感触だった。 -
大盛況のモンフンマーケット。
※写真は拡大できます。
その時の録音です。
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1045788.html -
裸足で歩いている人も多い。
ハニ族のおばさんに聞いたら、裸足のほうが歩きやすいのだという。
道は舗装されていないし、雨が降ればグチョグチョになる。
納得。 -
ハニ族に囲まれてしまった、日本人女性。
結構しつこいけど、「これ買ってね」というぐらいで、そんなに押しは強くない。 -
でも、しつこい(笑)。
彼女たちはバーロンから来たハニ族。
何人かのおばさんと仲良くなり、後に村に遊びに行くことになる。
ちょっとしつこいけど、つきあえば悪い人たちじゃない。
村では親切にしてもらった。 -
ハニ族の間でブームになっていたのか、赤い服を着た女性が多かった。
-
プーラン族の夫婦。
夫のタバコの持ち方がシブイ!
でも、手が熱くないのかなー。 -
牛の足をゲットしたダイ族おばさん。
今夜はスジの煮込みかな? -
年季の入った、ハニ族おばさんの手。
働き者の手だ。 -
重い帽子をかぶり、重い荷物を背負う。
ハニ族にとって重さは問題ではないのかもしれない。
そんな民族のこだわりが素晴らしい。いつまでも変わらないでいてほしい。 -
モンフンの小売部に並ぶハニ族の娘たち。
原宿に遊びに来た中高生と似たようなものか。 -
やっぱりそうだった。食べているのはクレープではなく、ヒマワリの種であるのがモンフン風。
ファッショナブルにキメた娘さんは、ハニ族男性のハートを狙い撃ちするに違いない。この暑い中、しっかり着込んでいるのは、それだけオシャレに気合が入っているのだろう。
前に垂らしたリュゾン(刺繍の入った帯で財布も兼ねる)とクボン(脚半)に巻いたビーズも素敵だ。
お見事。 -
市もそろそろ終わる頃、ダールオへと続く公道の十字路で、プーラン族の娘と目が合った。
ここはいろんな文化が交わる十字路でもある。
モンフンに来た少数民族たちがどんな生活をし、どんなことに興味を持っているのか知りたい。そのためには彼らの村に行くしかない。
モンフンを基点にして、いろんな村を訪ねてみよう。
モンハイに向かう雲南号には乗らず、もう少しここに滞在することにした。
雲南の旅 1989 (7) モンフン近郊〜少数民族の暮らしを見たい! に続く
http://4travel.jp/travelogue/10425725
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この旅行記へのコメント (3)
-
- Ted@CiscoTours comさん 2010/02/07 01:45:40
- 素晴らしい!!
- がおちんさん、こんにちは
はじめまして。
いつも訪問有難うございます。
さてこのモンフンの旅、どの旅行記も素敵ですね。
新しい写真見るたびに、次はどんなのがあるのだろうとわくわくしてしまいます。
多くの少数民族がどうして分かるのか?
残りも楽しみに見させていただきます
Ted
- がおちんさん からの返信 2010/02/07 12:25:13
- RE: 素晴らしい!!
- Tedさん
はじめまして、感想をありがとうございます。
古い旅行記に関心を持っていただき、嬉しいです。あまり万人受けする内容ではありませんが、当時の雲南の旅は私にとって思い出深い旅なので載せることにしました。
フィルムをスキャン&傷を修正しながらの投稿なので時間がかかってしまいますが、どうぞよろしくお願いします。
いつもTedさんの雄大な写真をワクワクしながら拝見しています。私も一度、車でナショナルパークを回ったことがあり、機会があればまだ行っていないヨセミテやザイオンなどでキャンプしたいと思っています。去年、サンフランシスコまで行ったのですが、仕事関係だったのでトンボ帰りでした。いつか行ける日まで、Tedさんの旅行記を読んで参考にします。
それでは。
- Ted@CiscoTours comさん からの返信 2010/02/07 13:58:12
- RE: RE: 素晴らしい!!
- がおちんさん
> 古い旅行記に関心を持っていただき、嬉しいです。あまり万人受けする内容ではありませんが、当時の雲南の旅は私にとって思い出深い旅なので載せることにしました。
いい経験されてますね。
少数民族の人たちの表情が素敵ですね。
それにがちおんさんの人柄が文章からしのばれて、ついつい引き込まれてしまいます。
残りもゆっくり見させていただきます。
アメリカ国立公園は雄大で大好きです。
最近は、旅行に行っても、自分の足でハイキングしないとなんだか物足りなくなってしまっています(^^)
Ted
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