インド旅行(コーチン～バンガロール)

2010/01/03 - 2010/01/07

インド旅行(コーチン～バンガロール)

エリア コーチ(インド)

PM14:50KL発　PM16:30COK着 AK203(431RM/11,309円)
マレーシアのKLから初めてのエアーアジアでインドへ向かう。運賃はさすがに感動的に安い。

ケーララが近づくと広大なヤシ林に圧倒される。またそこを縫うように這うバックウオーターも強烈である。

コーチン空港からタクシーでフォート地区へ。約15kmで500Rs(1,000円)。意外と長い距離で1時間ほど揺られる。
ちなみにコーチン国際空港はエアーアジアの他、中東各国ともフライトで結ばれているが非常に規模の小さいシンプルでこじんまりとした空港である。

車窓の風景

車窓の風景

フォート地区にあらかじめ予約していたKapithan Innという個人宅を改装したゲストハウスに荷を降ろす。(1500Rs＝3000円)立地としては近くにポルトガル統治時代の教会その他古跡が点在するツーリスト・エリアになっていて、似たような個人宅を改装したゲストハウスが多い。

とは言え古跡の他には主だった見所も無く、あるのはツーリストを相手にした飲食店や雑貨屋などで、地元客でにぎわうレストランやバザールも無い。また宿泊先のKapithan Innも想像以上に部屋が狭く蚊も多い。オーナーの女性は値下げ交渉にも全く応じてくれず、本来2日滞在する予定にしていたKapithan Innを一泊で切り上げ、エルナクラム駅周辺に宿を取る事とした。

フォート地区のとあるレストランで注文した
Prown Peera(150Rs), Chikin Karala Fly(90Rs)及び主食であるパロータ。ケーララ産の海老カレーはスパイシーでパロータによく合う。

外国人ツーリストを相手にしている店の特徴として、オーダーしてから出てくるまでが大変遅い。日ごろインド人客を相手にしている飲食店ばかり利用していると殊更長く感じる。空腹時にはすぐに食事を出して欲しい。こうした事も私がツーリストエリアを避ける理由の一つである。

翌朝、オートリキシャーに乗り、フォート地区を離れる。複数のガイドブックが「ゴミゴミして」「うるさい」と記述する鉄道駅周辺に宿を取る。デリーやボンベイといった巨大都市の喧騒に比べれば地方都市のコーチンの騒々しさなど高が知れている。

インドの場合、鉄道駅や長距離バス・ターミナルの周辺をあたれば安宿は必ず見つかる。

コーチンは複数の島から成り立っている。各島間はフェリーの他、長い橋でもつながれている。ローカルバスやオートリキシャーなどもこういった橋を渡る。(橋は一部の区間で有料／5Rs)

車窓

車窓

ケーララ州政府与党は現在も共産党だという。

ブロードウエイという卸バザールから程近いところにある野菜マーケット

見事なバナナが無造作に置かれている

シールパッタといった、古き良き家庭料理道具も売られている

市場入り口前にはやや排気量の大きめなオートが並んでいる。どれも製造されてて日の浅そうな新車が多い。ニューモデルだろうか。

朝食はマサーラー・ドーサ。
あまり朝メニューには無いマトンカレーとパロータも食す。

食後はコーヒー

美味そうに朝食を食べている隣の客

コーチン滞在中、ほぼ朝晩とこのレストランに通った。

こちらは夜メニュー
パロータとマトンマサラ、チキン65という典型的南インド・ノンベジ

レストランのメニュー

たまにはビタミン補給のために人参のジュース

古ぼけたジューサーを回転させ、ポタリポタリと汁がしたたる

夜のエルナクラム駅周辺

チキンやマトンの揚げ物の屋台が眼を引く

エルナクラム駅はニューデリーやボンベイ・セントラルといった大都市の駅に比べると非常に小さな、こじんまりとした印象。

駅前の立ち飲みコーヒー屋

蒸し暑い夜、バーでキングフィッシャーとビーフ・フライ。ビーフ(牛)をサカナにビールなどという組み合わせが可能なのはゴア州以外ではケーララ州ぐらいなものだろう。

美味しいトマトスープ。濃厚で酸味を利かせたスープの上には大きなクルトンと生クリームが浮かんでいる。

チキン・チェッティナードゥ。
本来はタミルナードゥ州の食べ物。辛い！

チキン65。これも本来はタミルナードゥ州の食べ物。

フィッシュ・ビリヤーニ。
魚の産地コーチンに来たからには新鮮な魚を一度は食したいものである。