また鹿港

2010/01/16 - 2010/01/18

昨年９月に来たばかりなのに、また鹿港へ来てしまいました。で、度々行く台湾での楽しみ、それは、「台湾人になりすます」ことです。台湾の人から見ると外国人だとバレバレかもしれないけど…。が、現地の人によく道を聞かれたり、日本語を話すと異常にビックリされたり、「台湾人と違うんかいっ！！」みたいなリアクションをされたりします。僕の「台湾人なりすまし作戦」はけっこう成功してる感じがします！なぜ、そんなことして楽しんでいるのか？それは、僕にも分かりません！それではどうぞ。

エリア 鹿港(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道

今回は、「高鉄台中駅」発のバスにスムーズに乗り継ぎたかったので、台北発８：００の新幹線で台中へ。わざわざ台北駅に行かなくても、MRT台北駅構内にも新幹線のチケット売り場はあります。

時間通り、８：４９台中到着。台北から南下しているので当然暖かく、日本でいうと、少し涼しい夏くらいの気温でした。高鉄台中駅のバス乗り場は駅の地下にあります。

高鉄台中駅８：５５発の鹿港行きのバスで。乗り換えがない分ストレスはありません。１０時前には鹿港に着いたので、今回は台北から、ギリギリ1時間台で行けたことになります。

前回来たときは反対側の歩道を歩いていて、すかっりスルーしてしまったのでリベンジしました。「阿振肉包」。東京の行列ができる人気店、台湾肉まん専門店「鹿港」の店主が修行した店です。僕が日本人だとわかると、肉まん2個買ったら、サービスで蒸しパン2個くれました。味は美味しいかったです。鹿港には「阿振肉包」以外にもたくさんの肉まん（蒸しパン）の店があります。

模胸巷の入り口案内。三民路を入って左に曲がったところの一人しか通れない狭い小道です。

「模胸巷」は、防火道として作られ、すれ違いざまに胸が当たるほど狭いというところから、この名前がつけられたそうです。道とすれば、確かに狭い。が、家と家との間ということであれば普通。台湾の人はうまいこと言います。これなら、自宅と隣の田中さんちとの隙間のほうが狭いです！

鹿港の細い路地に入ると、たくさんのネコちゃんに出会えます。人に慣れているせいか、けっこう寄ってきてくれるのであります。

「九曲巷」は、強い風をさけるために作られた曲がりくねった路地です。道の交差点はすべて十字ではなくＴ字なのも風除けだそうです。

三民路と中山路の交差点を起点とし、中山路を北へ（天后宮の方向）、しばらく進んだ少し大きい筋（交差点ではありません）を左に曲がると右前方に「九曲巷」の案内が見えてきます。写真は、このルートから言えば終点です。この写真の位置は、商店と商店の間にあり、逆ルートから行くと見つけにくいかもしれません。

とりあえず、いつも行く鹿港天后宮へ。今日は日曜日、さすがに人が多いです。天后宮内には廟グッズ店やガチャポンもあり、楽しいです。 鹿港界隈では日曜の朝市らしきものも開催されており、とにかく賑やかす。

天后宮の天井板の「八角井」は見事です。見逃してしまいがちなので注意して見上げてみましょう。 他にも見所はありますが、今回は超高速拝観で終了。

鹿港のメインストリート中山路沿い、城隍廟のとなりにあるスィーツ屋で一休み。仙草ゼリーと甘い豆と芋団子にコーヒーフレッシュをかけて食べるやつ。おいしいです！

で、スィーツ屋のとなりにある城隍廟。精密な彫刻が施され、見事です。

鹿港に滞在約１時間半。「公所前」バス停から「彰化駅」までバスで、そこから在来線〜新幹線に乗り継いで台北に帰ることにしました。

バスに乗ること約４０分で、彰化駅到着。行列ができていた焼肉丼（39元）の店で昼食をすませ、再び彰化駅へ。

「彰化駅」から在来線で「新烏日駅」まで行き、新幹線に乗り換え。「高鉄台中駅」は山側ルート（路線）ですのでご注意を。

朝８：００にを出発して、台中発１３：１６の新幹線で１４：０６に台北へ無事到着。台湾は好きだけど、台北に飽きてしまった僕にとって、鹿港はちょうどいい時間と距離で行ける、旅行中の小旅行です。次回は中距離バスで鹿港に行ってみようと思っています。おわり。