南インド２５：　トリバンドラム　秘密寺院「スリ・パドマナブハ・スワミ寺院」

2009/12/15 - 2009/12/15

ヒンドゥー教徒以外は立ち入り禁止。
男は腰巻き＋上半身裸、女はサリー着用のこと。

ご本尊はヒンドゥー３大神のひとつ、ヴィシュヌ神がコブラの上に横たわっている、とか。
ﾜﾀｸｼたち日本人にとって、なんとも、オドロオドロしい神様です。
ﾊﾟｰﾄﾅｰなんぞ、そんなものを見た日にゃあ、カルチャー・ショックどころの騒ぎでは済まないだろう。
非ヒンドゥーには見学禁止で良かった。

ナンディ牛に乗ったシヴァ神のほうが親しみがあります。
これからもへびに乗ったヴィシュヌ寺院は、気をつけておきましょう。
極力、見ないほうが身のためかもしれません。

まあ寺院の列柱の彫刻が素晴らしい、との評判ですから、外から眺めて柱の彫刻をたのしみましょう。

緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/ariyan9910n/eurasia4_119.html

＊ＣＮＮニュース2011年7月5日付けで下記のような財宝がこの寺院地下室で見つかったことが分かった。

インドのケララ州で裁判所の命令に基づき寺院の地下室を捜索したところ、少なくとも１１０億ドル（約９０００億円）相当の財宝が眠っているのが見つかった。
地元メディアなどの報道によると、財宝は同州のトリバンドラムにあるスリー・パドマナーバスワーミ寺院の地下室から見つかった。ルビー、サファイア、エメラルド、真珠などの宝石や、純金製の置物や像、古くは１６世紀にまでさかのぼる大量の金貨と銀貨、王冠や装飾品など、映画「インディ・ジョーンズ」さながらの品目だという。

エリア トリバンドラム (ティルヴァナンタプラム)(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

お寺は線路を越えて街の反対側なので、自然と鉄道駅にやってきます。

それにしても駅前通りの空気悪い、キチャナイ、喧しいコト。

朝９時前ですので、ラッシュアワーで駅構内も混雑しています。

今日でインドに来て第４週目になります。

今までの体験で、インドでは、鉄道利用がﾜﾀｸｼたちにとってベストである、と思われます。

鉄道を上手に利用するには、全国の時刻表が必要です。

ガイド本のどこかに”Ｔｒａｉｎｓ　ａｔ　ａ　Ｇｌａｎｃｅ”のことが紹介されていたのを，思い出しました。

どこに売っているか？
駅のキオスクか？
そうではありません。

キップ売り場で「時刻表をくれ」と言えば、Rs３５.-(70円)で売ってくれます。

ゲットできたので、今後の旅のパターンを組み立てやすくなりそうです。

駅の中を通り過ぎて、駅裏にきました。

駅の裏側の駅舎。

旧市街のほうになります。

涼しげな朝顔。

大きな通り沿いに小さなヒンドゥー寺院がありました。

近くにバススタンドがあり、大変な人出でした。

＊パザバンガディー　ガナパティ寺院。

バススタンドわきにココナッツ売りの地べた屋台

バススタンドを抜けると、寺院の門らしき門があります。

門の中は巡礼者と参拝者＋観光客でごった返しています。

大きなバスもツクツクも入ってきます。

お供えの花輪の瑞々しい香りがうれしい。

奥に非ヒンドゥー教徒にとっては「秘密寺院」の巨大な塔門が見えます。

ココのはグレーでちょっと見はコンクリート？っと思ってしまったりします。

バチがあたりますかナ？

アンティークなクロック・タワー。

後で知ることになるのですが、これが王宮のクロック・タワーなのです。

沿道に並んでいるみやげ物屋の家屋も、伝統的なケララ洋式となっています。

土産物屋に並ぶカタカリの人形。

トリヴァンドラムやコーチンはカタカリ（南インドの京劇？日本で言えば歌舞伎？みたいな伝統芸能で、そのクマドリに特徴がある）で有名です。

ﾜﾀｸｼ、京劇もカタカリもあまり興味が有りません。
日本でも歌舞伎も見たことが有りません。
「見よう」という気が起こって来ないので仕方ありません。

芸術的センスがゼロか？

近づくにつれ、その塔門が大きくなって迫ってきます。

「秘密寺院」としての迫力満点です。

本堂への入口の上にも小さな塔門があります。

その塔門の一番天辺には、ﾜﾀｸｼの大好きな「目の飛び出たユーモラスな守護神獣」がニラミを利かせています。

服装の詳しい決まりが英語でも書かれています。

男は腰巻きに上着は有っても無くてもヨシ。
女はサリー、腰巻き、ナンタラ・ カンタラ、、、

この「秘密寺院」の目玉は列柱の彫刻で、特に寺院の中のものはスゴイらしいのです。

でもﾜﾚﾜﾚ、不信心者は中に入れません。
表に見えてる彫刻で我慢します。

それだけでも十分な迫力があります。

階段には巡礼者のオジサン団体が記念撮影しています。

男性の正当な服装がこのようなものです。

ﾊﾟｰﾄﾅｰは「キモチが悪い」と言います。

まあ、美しい若い女性たちがこのような格好だったら大歓迎ですが、オッサンの斯様な姿は確かに、「キモチが悪い」。

入口になんか植物がぶら下がっていますネ。

日本ならばさしずめ、しめ飾りか？

寺院の沐浴場か？

隣りにある王宮のお堀か？

沐浴場の水がきれいだったら、まわりがゴミだらけで小便くさくなかったら、この景色は最高に美しいものなのにナア～?！