2010/01/04 - 2010/01/04
1401位(同エリア3056件中)
旅姿さん
新春初参りは、羽田のお稲荷さん7社と玉川弁財天を巡り、
羽田エアーポートまで足をのばしてみました。
羽田は海や漁師にまつわる言い伝えが多くあり、海の風を
感じながらお神酒をいただきました。
スタートは京急空港線の糀谷駅から。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
-
①東官守稲荷神社(とうかんもり) {身体安全}
糀谷駅前の環八道路を渡ると最初の稲荷。
萩中神社境内にあり、海上の安全を祈願して海に
向かって建立されたが、大正6年の風水害により
現在地に移された。
ここでお神酒をいただき、朱印帳を買う。 -
① 東官守稲荷神社
-
② 妙法稲荷神社 {夫婦和合}
かつて境内に松の大木があり、夫婦の白蛇が住み
神の使いと云われたことから蛇稲荷と呼ばれた。
ここでもお神酒をいただく。 -
② 妙法稲荷神社 {夫婦和合}
-
③ 重幸稲荷神社(じゅうこう){開運長寿}
多摩川の洪水から田畑を守り、五穀豊穣を祈って
建立。 お神酒が少し効いてきたかな--。 -
③ 重幸稲荷神社
-
④ 高山稲荷神社 {学業成就}
旧社を飛騨高山の大工が建築されたことから「高山
稲荷」と呼ばれるようになった。この辺りの親たち
は、初午の日に子供を、社前に小屋を作り、おこも りさせてから、寺子屋に入門させたという。 -
④高山稲荷の狐
-
大師橋
高山稲荷をでると大師橋が目のまえに。
国道131号線(産業道路)が通る。渡って
右折すると厄除けで有名な「川崎大師」が近い。
橋の全長541m. -
川沿いは「たまりバー50キロ」の出発点。多摩川上流の「羽村」までサイクル、ウォーキングができる。
(昨年の9月にサイクルで走ったが、今年もまた--) -
赤レンガの旧堤防と船宿。
釣バカ日誌の「浜ちゃん」がでてきそう! -
次の稲荷神社へ向かう途中でのレンガ作りの旧防波堤。(2.9)
-
多摩八景の碑
ここは①多摩川の河口
上流に向かって
②多摩川台公園 ③二子玉川兵庫島
④多摩川大橋付近の河原 ⑤玉川上水
⑥秋川渓谷 ⑦御岳渓谷 ⑧奥多摩湖
-
羽田の渡し
古くから羽田漁師町(大田区)と上殿町(川崎市)
を渡る羽田の渡しがあったという。
川幅は80mくらいで、「オーイ」呼ぶと対岸まで
聞こえたという。昭和14年に大師橋開通に伴い
廃止。
-
⑤ 鴎稲荷神社 {無病息災}
チョットわかりずらい所にあり、自転車で
ウロウロ。
昔、漁師たちが祈願するとカモメが飛来し必ず
大漁だったことから名前がついた。 -
⑤ 鴎稲荷神社にある羽田道
旧東海道(美原通り)から分岐しこの辺りに
来る。羽田でとれた魚などを江戸に運んだ道。
-
日をあらためて羽田道を探してみた。
旧東海道(現 美原通り)から分かれて羽田道(現在のするがや通り)に入る。(2.20) -
旧羽田道
旧東海道から別れて羽田へ通じる。(1.10) -
するがや通りをでてしばらく歩くと羽田に近い。
(2.9) -
別格) 玉川弁財天 {金運長寿}
焚き火をして出迎えてくれた。 -
玉川弁財天
本尊は江ノ島本宮巌屋弁財天と同体で、
弘法大師の作と云われている。
-
玉川弁財天
朱印帳に記帳してもらう。 -
多摩川河口の舟だまり
-
⑥ 白魚稲荷神社 {無病息災}
昔、白魚をとったときは、まずこの社に供えた
ことから、社名がついたと云う。
-
⑥ 白魚稲荷神社
このあたりから、参拝の人が増えてきた。
さて、つぎは最後の穴守稲荷へ。 -
⑦ 穴守稲荷神社
堤防に穴があかぬように、田畑を守る神として祀ら
れたのがはじまり。昭和20年終戦にて米軍により
羽田空港拡張のため、現在地に移された。 -
⑦ 穴守稲荷神社
空の旅をする人たちのなかには、当社のお守り授かっていく人も多いという。 -
お神酒をいただきました。
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最後の穴守稲荷は毛筆書きでした。
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さて、次は自転車で羽田空港第1ターミナルに向かう。
ここは、海老取川にかかる弁天橋。
かつて、この辺りで反安保闘争のデモ隊と警官隊
との衝突した事件が思いだされる。 -
弁天橋にある レリーフ。
懐かしい「海苔付け」。
昭和37年ころまでは、羽田、大森は海苔業の
本場。東京オリンピックを契機に羽田空港の
沖合い拡張工事等で海苔業は終了した。
今では、大田区の「大森ふるさとの浜辺公園」内の
「大森海苔のふるさと館」で当時の作業を体験できる。 -
大鳥居
穴守稲荷の大鳥居。この地域は終戦後の米軍の強制 撤去により建物は取り壊されたが、この大鳥居だけ は取り壊しを免れてこの羽田の地に残された。
強制退去された元住民の方々の「心のふるさと」と
して往時を偲ぶ象徴となっている。 -
大鳥居
「平和を愛する心に言葉はいらない」とある。 -
今年の10月に4本目の滑走路が開始予定。便利に
なりそうだ。 -
この辺りで釣人を眼にした。河の向こうに
川崎のコンビナートが見える。 -
結局、自転車は国際線ターミナル駅まで。そこから先は入れない。第一ターミナルへは、無料の巡回バスにのり向かった。展望台よりA滑走路を望む。
-
日航再建でゆれている。
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第1ターミナル内。柱の突端から白い紙が吹き出て
皆さん夢中で拾っている。何や?
この辺りを歩いていると旅行者気分になってくる。 -
キャシュパスポート
いや〜。こういう便利なものがあったのだ。
-
羽田発2時50分頃。
余談ですが、羽田を歌った
フランク永井の「羽田発7時50分」は、当時
(昭和33年)の最終便だったらしいが--。
さて今は? -
帰りの産業道路沿いの工務店で。
「虎は一日で千里を走り、千里を帰る」という。
こちらは、今日一日で七里を自転車で走る。
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