雪の明治村　

2009/12/19 - 2009/12/19

今回は、ベルギー在住の友人が久しぶり日本に里帰りをしたというので、犬山市にある明治村を案内した。欧米人をここに案内すると、彼らにとってはありふれた風景であまり喜んでくれないが、久しぶりに日本に戻った彼女にはとても新鮮だったようだ。

自分も久しぶりに明治村を訪れ、建物の美しさに何枚も写真を撮った。折りしも朝から雪が積もり、とても風情のある風景となった。

エリア 犬山(愛知)

【明治村北門】

明治村は昭和４０年に開村した博物館であり、明治時代の価値ある建物を移築復元している。

明治村の案内図

【蒸気機関車９号】

この機関車はアメリカのボールドウィン社製で、明治４５年に輸入され、富士身延鉄道で使用されていたもの。

この蒸気機関車にのってSL名古屋駅を目指す。

方向転換

【SL東京駅】
ここからSLに乗り、SL名古屋駅に向かう

SLの運転手さん

乗客たち

窓の外は雪景色

【入鹿池】

【京都市電】
次は京都市電に乗り、村の一番南の１丁目に向かう

【村営バス】
このバスが村内の目抜き通りを走る

【札幌電話交換局】

【安田銀行会津支店】

銀行内部

【千早赤阪小学校講堂】

【京都中井酒造】

【東松家住宅】
東松家は名古屋の中心部堀川沿いにあった商家。塗屋造りという江戸時代の伝統工法で建てられている。

家の内部

朝降った雪が蒸発し始めている

【偉人坂】
偉人坂を登ると鴎外・漱石の家にたどり着く。

【森鴎外・夏目漱石住宅】
明治２３年に鴎外が一年間借家。漱石は明治３６年から３９年までこの家を借りていた。

「我輩は猫である」この家で書かれた。

森鴎外・夏目漱石の家内部

雪の日本庭園

【入鹿池】

【東京盲学校車寄】

【西郷従道邸】

最豪邸食堂

【学習院長　官舎】

【聖ヨハネ教会堂】

会堂内部

【赤坂離宮正門哨舎】

【三重県尋常師範学校・蔵持小学校】

教室内

【近衛局本部付属舎】

【大井牛肉店】
神戸の外国人相手の肉屋

【三重県庁舎】

【知事のオフィス】

【第四高等学校物理化学教室】

【東山梨郡役所】

【明治村食堂】
昼食は全国各地のお雑煮フェアをやっていた明治村食堂へ。

広島の雑煮。寒い中でとても体が温まった。

【清水医院】
木曽路の中程、妻籠と木曽福島の中間、須原の地にこの医院は建てられていた。

この医院には島崎藤村の姉園子が入院しており、彼女をモデルにした藤村の小説「ある女の生涯」では須原の蜂谷医院として当時の様子が記されている。

【鉄道局新橋工場】

【明治天皇御料車】

【京都七條巡査派出所】

【第四高等学校武術道場】

剣道場

柔道場

【日本赤十字社中央病院病棟】

【歩兵第六連隊兵舎】

兵舎内

【ブラジル移民住宅】

【ハワイ系移民集会所】
この集会所はハワイ島の島ヒロに日本人宣教師が日本人のために建てた教会

【鉄道寮新橋工場・機械館】

【尾西鉄道蒸気機関車１号】
尾西鉄道が開業するにあたり、アメリカのブルックス社から購入した機関車

入鹿池の釣り人たち

【宇治山田郵便局】

【本郷貴之床】
東京本郷にあった理髪店貴之床の２階には石川啄木が母、妻節子、長女京子と家族生活をした新居。

【小泉八雲避暑の家】
「怪談」で有名な小泉八雲が夏に身を寄せた焼津の魚屋山口乙吉の家

駄菓子

【呉服座】
江戸時代の名残を留めるこの芝居小屋は明治初年に大阪府池田市の呉服神社の戎社の近くに建てられた。

芝居小屋内部

【半田東湯】
この建物は知多半島の先にある港町亀崎にあったもの。

ここで足湯につかった。寒さの中、最高！

【聖ザビエル天主堂】
この教会は明治２３年にフランシスコ・ザビエルを記念して京都に建てられた

礼拝堂

薔薇窓

教会出口から外を眺める

【金沢監獄正門】

【川崎銀行本店】
東京日本橋のシンボルだったが、昭和６１年建て替えのため取り壊され、正面左角の外壁部分が明治村に移築された。

【隅田川大橋と内閣文庫】

【内閣文庫】
明治６年（１８７３年）赤坂離宮内に太政官文庫という名で開設された明治政府の中央図書館

【東京駅警備巡査派出所】

【名鉄岩倉変電所】

【帝国ホテル中央玄関】
この建物は２０世紀建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトによって設計されたもの。