中欧4カ国周遊の旅・ブダペスト編

2009/12/23 - 2009/12/30

憧れのヨーロッパのクリスマス。
仕事を持つ身では無理そうとあきらめていた。
が、今年は何とかやりくりして実現。
当初フィンランドのラップランドオーロラツアーに申し込んでいたが催行人数が集まらずお流れ。
友がプラハ訪問の添乗員付きツアーを探してくれた。
これが大正解。
日が短いクリスマスシーズンの中欧はツアーがベター。
限られた日程の中だったが美しい街並み、音楽、食事とバランス良く入っていた。人気ツアーで30人のグループを若いけれどベテラン添乗員がてきぱきとまとめ、ツアーメンバーも素敵な人ばかりだった。
実は出発直前になって友の家族が急病で倒れて思いがけず一人参加になってしまった。心細かったがツアーメンバーに恵まれて充実した旅になった。ときどき見ていた間寛平さんのアースマラソン動画風景に出会えてそれもおもしろかった。
まずはハンガリー、ブダペストから。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

成田まで直通バスを利用してみる。ちょっと早めに到着したが荷物が楽。空港はクリスマスモードだった。
今回はヨーロッパの寒波が伝えられていたので防寒着やホッカイロを用意した。日本も結構寒い12月中旬だった。

スイス航空は初めての利用。シートが２−４−２配列だったので窓側も楽だった。行きは通路側。ツアーなので最後尾の方、トイレが近くて便利。

最初の機内食。選択肢がなかったけれどこれは牛丼。日本の普通の牛丼の味でおいしかった。ドレッシングも好みの味。調子に乗っていつもは全部飲まない缶ビールを飲みほしてしまった。後で頭痛になり反省。

チューリッヒで乗り継いで夜ホテル着。夜8時前なのに町に人が歩いていないブダペストは陰気な印象。寒波は緩み、前夜は雨で気温がかなり上がった様子。これはホテルからの街並みの様子

ホテルはイビス・ヴァーツイ・ウート。豪華ではないが、水回りなどはしっかりしていて快適。

ホテルの売店。便利ですがクリスマスイブはお休みでした。すべての店が24日午後と25日はお休み。旅行者は注意です。

まずは英雄広場へ横の現代美術館。バスは私たちの乗っていたもの。

英雄広場。汚い雪の残骸があります。雪だと石畳が滑って歩きにくく、観光には困るそうです。
個人的には雪が好きなので
ヨーロッパの雪景色を期待していたのですが・・・
今回はまったく雪に縁がありませんでした。
寒波では観光に支障が出ますからラッキーでした。

現代美術館の正面玄関の三角部壁画。

この風景、間寛平ブログで見たような気がします。

自由橋の入口、中央市場入口です。

中央市場内部。建物内ですが、暖房はなく外と同じ寒さです。

お土産物屋。ユーロも使用できます。パブリカが可愛い容器に入って売られていました。

市場2階の通路には軽食やホットワインも売られています。のどが渇きましたがクリスマスマーケットで飲むことにしました。

市場を出たところ。自由橋です。車往来は少ないですが信号を守りました。道路中央がトラム乗り場です。

中央市場入口

ヴァーツィ通りに向かいます。10時過ぎて人も増えてきました。

民芸品を扱う店もちらほらあります。鮮やか。

クリスマス向けのショーウインドー。

可愛い小物がいっぱいのショーウインドー。

ヴェレシュマルティ広場のクリスマスマーケット。

賑わっていました。ここで焼き栗をつまみにホットワインを一杯。
体が温まりました。

正面ビルの窓がカレンダー。最後の24日だけ残っていました。

グラウンドフロアーはジェルボーという伝統あるカフェです。

ヨーロッパのではサンタクロースは一般的ではなくてその代わりイエスキリストの誕生場面が再現された物が飾ってあります。

クリスマスマーケットはお昼までといわれましたが、お昼になってもまだやっていました。最後の稼ぎ時でしょう。

まだ人出がありますが、これから市民は家に帰り、家庭でクリスマスを過ごします。ブダペストの街です。

午後1時ごろですが太陽が低くて建物の影が長く暗い感じです。

街の中心ですが閑散としています。

低い位置の信号に注目。誰のためのものかしら？

くさり橋。急に気温が上がったために川面は霞んでいます。前日までは氷点下15度近くあったのがこの日の最高気温は15度ぐらいまで上がったそうです。

王宮の丘にやってきました。バス移動なので楽ちん。これから漁夫の砦に登ります。

途中からの街の眺め。

本当に美しい街です。

漁夫の砦には鷹使いがいました。

マーチャーシュ教会前の広場、三位一体の像。

漁夫の砦。ここも寛平さんが来た所です。

ネオ・ロマネスク様式の白い尖塔を中心に築かれた塔群。

第2次世界大戦中にロシアとドイツ両方から受けた砲弾の跡が痛々しい。

ブダ王宮からの鎖橋

対岸に見えるのは国会議事堂。

街の中心にある聖イシュトヴァーン大聖堂。

聖堂前のデコレーション。

大聖堂内部。子供による劇が字幕付きで行われて、保護者たちがビデオ撮影していました。

大聖堂内のステンドグラス

夕食はゲッレールトの丘にある城塞レストランでいただく。

音楽つき。

食事の後はドナウ川クルーズ。船内はガラスが曇るのでずっと甲板から夜景を楽しむ。あまり寒くなくて助かった。ワンドリンク付き、シャンペンをいただく。ブダペストは本当に美しい街でした。