クリスマスのエクシブ鳥羽滞在①

2009/12/21 - 2009/12/25

2009年12月21日からエクシブ鳥羽（本館）に４連泊して、妻と２人でクリスマスシーズンの雰囲気を楽しんできた。
写真：エクシブ鳥羽「テルメゾン」前のイルミネーション

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

エリア 鳥羽(三重)

エクシブ鳥羽本館（写真）の開業は1987年4月、栄光のエクシブ１号店で,今から22年も前のことである。しかし外観を見る限り古さは感じられない。

エクシブ鳥羽本館（写真）はそのロケーションと優美な外観、施設・設備、サービス等で、私の最も気に入っているエクシブである。

今回は12月21日の月曜日から４連泊し、クリスマスシーズンのエクシブ鳥羽を体験してみた。
写真：本館のフロント・ロビーホール

客室はスタンダードグレードの洋室ツインルーム（写真）でルームチャージ8000円。

必要なものがコンパクトにまとまった客室で、夫婦２人で過ごすには丁度いい。４泊もするので客室代金が（他と比べて）安いのもありがたい。

非常に残念ながら本館にあるコーヒーショップ「オールドデイズ」（写真）が土日のみの営業で平日はクローズになってしまった。（注：12/26〜1/5は営業）

私はお客が少ない平日の「オールドデイズ」が好きで、よく１人で来て新聞や本を読んで時間をつぶした。写真のプールサイドの２階がコーヒーショップ「オールドデイズ」。

写真のプールサイド１階にスポーツクラブがあり、ここでしっかり汗を流す。幸い平日でも営業しているが、以前より営業時間が短縮された。現在の営業時間は
日曜日〜金曜日　9：00〜12：00、14：00〜18：00
土曜日・繁忙日　9：00〜22：00

スポーツクラブで２時間ばかり汗を流してから温泉大浴場のテルメゾンに行く。写真：テルメゾンの脱衣場

スポーツをした後の温泉は最高。湯上りは脱衣場にあるリラックス・スペース（写真）でくつろぐ。

エクシブ鳥羽本館の平日営業は本館の客室棟のうち「南棟」のみの営業となった。片肺営業！ただし土曜日・特別営業期間は全棟営業。（2009年9月1日〜3月19日）
写真：テルメゾン前のイルミネーション

平日の宿泊者数の減少に対応した措置であろうが、利用者減少に歯止めがかからなければ「平日のエクシブ鳥羽本館クローズ」も現実の問題となる。
写真：テルメゾン前のイルミネーション

エクシブ鳥羽本館は記念すべきエクシブ発祥の地であり、施設・設備も充実している。是非、平日も営業してもらいたいものである。頑張れ、エクシブ鳥羽本館！写真：テルメゾン前のイルミネーション

お風呂の後は、待望の夕食である。シャトルバスに乗ってアネックス棟に移動する。アネックスの玄関ホール（写真）にもイルミネーションが飾られ、クリスマスムードが漂う。

今夜のディナーはイタリアレストラン「アラゴスタ」（写真）。エクシブ鳥羽に宿泊すると必ず行くレストランである。

アラゴスタのエントランス（写真）。イタリア国旗は赤・白・緑の縦三色旗なので、天井のデザインはイタリア国旗とは微妙に違う。

さすがにクリスマスが近いこともあってアラゴスタの店内は満席に近い。写真：ディナー終了後のアラゴスタの店内

本日のコースメニューは「ナトゥーラ」。3675円（税込・サ別）美食家ではない我々夫婦の定番料理。

前菜：小海老と有機野菜のサラダ、パルマ産生ハムを添えて。味もボリュームもGood.

私はいつもスープを追加注文する。今日は「甲殻類のスープ、カプチーノ仕立て」（写真：630円、税込・サ別）。濃厚な蟹風味のスープでうまい。パンが変わって、これもGood.

本日のパスタは「蛸とホタテの平パスタ」（写真）。パスタはホウレン草が練りこんであり、この一品もGood.

メインは「サワラのポアレ、季節の温野菜添え」（写真）美味しいので２皿くらい食べたい‥‥。

デザートは「チョコレートケーキ、バニラアイスクリーム」（写真）チョコレートが濃厚で甘〜い。

最後はコーヒーで締める。非常に満足のいくディナーであった。その後、ラウンジでサックスとピアノの生演奏を聞く。

夜遅く再びテルメゾンに行く。人影のいない大浴場（写真）でしっかり体を温める。

石原結實『体を温めると病気は必ず治る』斉藤真嗣『体温を上げると健康になる』を読んでから、私の温泉の入り方が変わった。汗が出るまでしっかり湯船につかり、休憩しながら、半身浴、全身浴、を繰り返す。写真：夜の露天風呂

テルメゾンから本館（写真）まで至近距離なのがいい。綺麗なベッドでぐっすり朝まで眠る。

冬の日の出は遅い。朝７時頃、朝日（写真）が昇る。

朝食前にテルメゾンに行く。朝風呂に入ると実に優雅な気持ちになる。写真：テルメゾン前の早朝のイルミネーション

朝日が昇るにつれて海の色が変化してくる。エクシブ鳥羽本館のバルコニーからの眺め（写真）は素晴らしい。

鳥羽本館の客室は全室バルコニー付で、しかも、全室海に面している。よって、どの部屋に泊まっても美しい鳥羽湾（写真）が眺められる。

朝食はアネックスのラウンジ「ドルチェ」（写真）でとることにする。本館のコーヒーショップ「オールドデイズ」の朝食が気に入っていたのであるが、平日はクローズ。

ラウンジの「コンチネンタル・ブレックファースト」（写真：840円、税込・サ別）朝食はこの程度で十分、パンとコーヒーをお代わりしてゆっくり朝食を楽しむ。

年末にしては天気が良く暖かいので、アネックス棟のガーデンプール周辺を散歩する。写真：ガーデンプールよりラウンジ「ドルチェ」を見る

ガーデンプールの回りにはフェニックスやパームツリーが植えられ南国ムードを演出している。写真：アネックス棟のプールより本館方面を見る

アネックス棟の遊歩道（写真）は木製で雰囲気がいい。ここのベンチに腰掛けてしばらく海を眺める。波のない静かな海。朝の静寂！

本館の上層階の廊下からは朝日に照らされたアネックス棟（写真）がよく見える。

団塊の世代が大挙してファミリーでリゾートに遊びにくる時代は完全に去り、しかも、昨今の世界金融危機以降、日本はデフレ不況に再度突入した。エクシブの巨大施設をこれからどう運営していくか？経営者でなくとも末端のオーナーとして心配になる。

朝日に輝く鳥羽湾の眺め（写真）も素晴らしい。エクシブ鳥羽は「本館、コテージ、アネックス」全部合わせれば総客室数405、総収容人数1891の巨大リゾートになる。

堂々とそびえ建つ「鳥羽アネックス」（写真）。参考までにバブル絶頂期に開業されたエクシブの歴史を記す。
1987年4月　エクシブ鳥羽　　　開業
1988年3月　エクシブ伊豆　　　開業
1989年4月　エクシブ白浜　　　開業
1990年7月　エクシブ軽井沢　　開業
1991年4月　エクシブ鳥羽アネックス　開業
1992年7月　エクシブ淡路島　　開業
1993年7月　エクシブ山中湖　　開業
1993年7月　エクシブ白浜アネックス　開業

　　以下略