感謝台湾　その7　小琉球は美人候補の選挙と共に

2009/12/03 - 2009/12/04

墾丁を出て離島の屏東県琉球郷小琉球に渡ります

東港から琉球という船ですが、一文字変えて南港から琉球だと大阪から沖縄へ行くみたい
島に渡ってからも地元の人は「琉球」とわざわざ小は付けないのでちょっとこんがらがります

そして今までの台湾の都市でも遭遇してきた地方選挙
なんとこの島では候補者の選挙事務所に招かれて・・・

エリア 屏東(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 レンタカー

墾丁から路線バスで東港へ着きました
ただ東港のバス停は港から離れています
徒歩10分ちょっと

運のいいことにまもなく午後5時の便が出航
料金は片道210元は約560円

この高速艇です

乗船率は7割くらい

船内の様子

ほとんどの人が備え付けのテレビを見てます
番組はお笑い系のようでした

小琉球のフェリーターミナル

電動バイク無料ののぼりが翻ってます
環境対策のモデルケースとして実験的に行われているとの事

何件か見て決めたホテル琉球賓館
他に一組しか客はいなくて500元になりました

離れ小島の場合、料金が高くなるケースも多いですが、小琉球はホテルも食べ物も安かった

画像は翌日のものです

部屋は一階の右奥角部屋で窓が二方向に

なぜか天井が3m以上ありました
そして窓からは港を見下ろす形になって、波に漂うブイの明かりや漁船の汽笛が聞こえていい感じ

オーナーのおばちゃんも日本語は通じませんが親切でした

割と綺麗なバス・トイレ・シャワー・洗面
石鹸・シャンプー・歯ブラシも付いてます
（シャンプーは粉末だった）

晩御飯を食べに行きます

小琉球は夜市はないようです、屋台も少ないし夜の明かりも他の街に比べて暗い

食べ物屋さんは店舗・屋台ともけっこうやってます

ここがおいしそう

店の看板メニュー

ただこの時間は出来るメニューが限られてました
このふかふかの肉まんと四角い葱の麺包

どちらも意外においしい、そして安い

お腹も膨れたし、ネットでも見てみよう

近くの人に「わんるー？」(網路・インターネット)と聞くと少し離れた所にスクーターで連れて行ってくれました
親切な人がほんとに多い

で、ここがわんるー
何故かバスと同じで椅子が古いけど、でかくて立派

一時間半ネットをしてホテルへ帰り、風呂に入ってテレビを見て寝ます

翌朝です

ホテルの屋上からフェリーターミナル
朝日がまぶしい

動画
http://www.youtube.com/watch?v=G-zqBL4sL7k

目の前はこんな感じ

で、これが左側
眺めのいいホテルです

ホテルはレンタルスクーターもやってたので値段を聞くと1日200元でいいとの事
しかも燃料満タンのをあてがってくれる由
これも今までと比べてかなりお値打ちです

スクーターがまだ千キロも走ってない新車でこれもよかった　(照れるくらい派手な真っ赤だったけど)


朝ごはんにします
ホテル近辺は店が多い

うん、ここがおいしそう

ここも安い！

4品注文、どれもおいしかった〜

画像に日本語で包装された竹の割り箸が写ってます
台湾・香港・中国では10年ほど前までは日本の中華料理店がそうなってるように長い赤のプラスチック箸でした

それが重症急性呼吸器症候群(サーズ)が大流行して死者が多く出てから割り箸に変わった

これは上海に行ったとき、耕さんに教えてもらいました

あさごはん「はおつー、ほうちゃ、ほうちゃ」と言ったら喜んでくれました

フェリーターミナルの東に来ました
これから琉球一周です

するとそこに選挙カーが
http://www.youtube.com/watch?v=w_X4KjWG-wA

その上の動画で説明した王薇茗候補の横断幕
屏東県議員選挙小琉球選挙区の候補

キャッチフレーズに『美足的女児・青春活力・熱心服務』、と出てます

かわいい！

スクーターを走らせて家並が途切れるとお墓が

琉球沖縄の八重山のお墓とおんなじです

やはり繋がってるんだ

高台から東にある港を望む

こちらは公営船の港になります
料金は公営船のほうが少し安いですが、港近くにホテルや飲食店はあまりないようなので、民営船のほうがいいように思います

逆光で海と空が見分けられませんが展望所です

展望所には説明文が中国語・英語・日本語で
人口1.3万人か、西表や波照間よりけっこう多いね

烏鬼洞に来ました

烏鬼洞を始めとする小琉球の名所は有料で、この120元の共通券を買うことになります

綺麗な海です

その海ぎわの細い道を周回し、ちょっとした洞窟があるのが烏鬼洞


動画
http://www.youtube.com/watch?v=AdCVeZutSe4

先端には台湾のカップルが

彼は台北で彼女は桃園に住んでるそうです
で、その彼女が日本語ぺらぺら

そう彼女も日本のドラマ・アニメ・音楽・テレビが大好きなハーリーズでした

おじいちゃんが日本語教育を受けていて日本語で話すととても喜ぶそうです

山猪溝に来ました

山猪溝の展望台からの眺め

続いて美人洞

変わった眺め

望海亭という見晴らし台からの海
海底が透き通って見えます

小琉球の名物、花瓶石

これで島を時計回りに一周しました
色々見ながらで、かかった時間は2時間半

高台から港

泊まった琉球賓館も椰子の木の右に写ってます

借りた125ccのスクーター

まだシートのビニールが付いたままですね

昼食です

続いておやつ
石頭餅、そそられるネーミング

手前に写ってる厚手のクレープのような生地にあんが入ったものです

石頭餅の前は福泉宮がきらびやかに

スクーターを中央部に走らせると、ピンクピンクした選挙事務所が


あ、これがさっきの候補の事務所なんだ
そう思って写真を撮ってると

中から人が出てきて、こちらに害意はなさそうだと悟ると入れ入れと言ってくれます

それじゃあ、ちょっとおじゃまします

お茶を飲め、お菓子を食べろ、煙草は吸うか、と親切です
投票権ないのに

すると候補者が登場

と、思ったらそっくりのお姉さんの王薇茹さんでした
「なんで琉球に来たの？」
綺麗な英語で尋ねてきます
「日本の沖縄が好きで、同じ名前のこちらに惹かれて」
綺麗でない英語で答えます
「明日の土曜日が投票日で即日開票なの、当選してくれればいいんだけど」
「それはこの投票権はない日本人の僕が願います、そして僕がひょっこり来た事が吉兆となると思いますですよ」(吉兆は単にラッキーと言いました)

20分くらい滞在して失礼します

時間は午後3時半、4時の船に乗る事にします

はたして明日の王さんの選挙結果はいかに


これで感謝台湾その7　小琉球編を終わります
最後までご覧頂いてありがとうございました

感謝台湾その8　高雄編に続きます