080627初めての東京ミッドタウンでメキシコ料理

2008/06/27 - 2008/06/27

初めて降り立つ東京ミッドタウン。なにかと規模が大きくてあっけにとられる。
この手のペカペカしたガラス張りの商業施設は正直苦手というか、よくわからないというか、自分には敷居が高いというか。
どでかいクニャクニャした美術館があって、気位高そうなファッションブランドのお店があって（おそらく自分の感覚よりゼロひとつ多い）、星が何個とかいうレストランが並んでるんだっけ？
庶民向けの比較的気軽？なお店が集合するエリアもある様子。そうはいっても…自分には場違い感が否めないなぁ。
人に誘われない限りはすすんでは足が向きそうにない。

遅めの昼食とって、芸術鑑賞がこの日の予定。
ネットで評判のよかったピザの店を探したら、ランチ営業が終了していて入れず。残念。
すぐそばのインドカレー屋のビュッフェにもそそられたけど、わざわざ六本木来てカレーもねぇ。…というわけで、普段あまり食べる機会のないメキシコ料理のお店に入りました。

エリア 赤坂(東京)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄

暖かい日なのでリゾートっぽいテラス席を選ぶ。はぁ〜、優雅な世界だなぁ。。

さっそくマッタリしながら、フローズンマルガリータで乾杯！
当たり前だけど、安居酒屋のジュースみたいなカクテルじゃない、しっかりテキーラ感じます。

【エンサラダ・メヒカナ】

（有機野菜のサラダ）
トルティーヤチップスが振りかかっているだけでもうメキシカン。思いのほか酸っぱスパイシーで、見た目以上に情熱的な味わい。

【フリホレス・デ・ラ・オジャ・ギサドス】

（お豆のスープ）
メキシカンビーンズと細かく刻んだタマネギの煮込み、コリアンダーの香り。
おしるこみたいな色！　でももちろん甘くない。厚切ベーコン？の塩味と野菜から滲み出た深みのあるスープにたっぷりのビーンズ、思ったよりもお腹にたまる。

カクテルおかわり。。ミント＆ライムがさわやか。

【エンチラダス・ディボルシアダス】

（メインディッシュ）
メキシコの家庭料理・エンチラーダは、唐辛子で味付けしたお肉などをトルティーヤに包みオーブンで焼いたもの。
ポーク＋グリーンソースとチキン＋レッドソースの二種にチーズやコリアンダーをたっぷりのせた盛り合わせで、いろんな味が楽しめる。

【フラン・デ・ラ・アブエラ】

（セリアおばちゃん秘伝、自家製プリン）
セリアおばちゃんって誰や？　よく食べるふわふわ系カスタードプリンと全然違う。濃厚でどっしり、まるでチーズケーキのよう。美味しい！


うーむ。これは相当お腹いっぱい。それ以上に昼からテキーラはまずかったかな。。ぼやーんとしてきた。。

はぁ〜これがウワサの…国立新美術館。
クニャクニャと曲線を描くガラス張りのアトリウム内部はどーんと吹き抜けになっていて、柱のない空間に不思議なコンクリートの逆円錐形がそびえたっている。
なんというか、一般的なバランス感覚を外してくるかんじが独特なんですかね。

【エミリー・ウングワレー展】
http://www.emily2008.jp/

アボリジニの女性画家エミリー・ウングワレー（1910頃〜1996）の展覧会。
オーストラリアの大地のサイズに見合うような特大の作品の数々は、近くでまじまじ見るのと遠くから眺めるのとではまた違った印象。この会場の広大な空間、非常に高い天井の利点を活かした展覧会企画といえる。
どれも動物や植物の生命感をうつしとったような抽象画で、ぼんやり見てると吸い込まれてトランス状態に入りそうに…いや、フラフラだったのはやはり昼食時のテキーラのせいか？

いいなと思う作品もあったけど、酔った、倒れそう、とにかくなんか疲れた…。