２００９年　ミャンマーの旅　だっちゃん

2009/11/21 - 2009/11/29

パヤー（パゴダ）の国ミャンマーと素晴らしい自然

エリア ミャンマー

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

２００９年　１１月２１日　

関空発　タイ国際航空　６２３便で　バンコク乗り継ぎ　ミャンマーのヤンゴン　へ。
直行便がなく、　それにしても　行き先　難しい文字！

離陸して間もなく、　窓側の席で酸素マスクが落ちてきたー　　はじめて見た。　すぐに乗務員の男性が　押し込もうと・・・

三人がかりで奮闘！　　なかなかうまく押し込めない。　かなりの時間　頑張りました。

ようやく　セロテープで補修。　む、む、む。　と言う事は　本当にマスクが必要な時、この席の乗客は手動でテープをはがすのね！（笑）

はじめて見たマスク落下と収納ケースの修理、と　すぐに　飲み物タイのビール。

昼食です。　以前と違ってメニューカードがないので、　肉料理にしました。　美味しかったです。

タイ国際空港着、　大きな空港です。　乗り継ぎのゲートまで、持ち物チェック、パスポートチェック、長い通路を・・・　ようやく　ヤンゴン行きのゲート　へ。

真っ暗な　ヤンゴン到着。　灯りもありますが、　暗い。　それでも人々はかなり見かける、　女性の姿も、　屋台も　危なくはないみたい。

今夜の　サミット　パークビュー　ホテル着。（ＰＭ９時　を少しまわって）　日本とは２時間半の時差。
ホテルのレストランで、
ココナツミルク味の麺料理　いただきました。

米麺で　やさしい味です。　

タイガービールの生（＄１，５）　ようやく　ヤンゴン着の実感！

ホテルのスタッフから花束をいただき、　香りの良いバラです。　

日本円５０００円を両替、４６０００チャットです。　チャットは（ミャンマーの通貨、総て１０００チャット札）

１１月２２日

ホテルをＡＭ５:００発、　国内線でパガン　へ。　ホテルで朝食の弁当を受け取り、空港へ。　手荷物とセキュリティチェックを受け、少し待っていると、
こらがチケット、　自由席です。

全員揃いましたとの事、少し早いけど、出発。

国内線ですが、スナックがありました。　ホテルの弁当も食べられなかった、　今回もパス。

パガンの空港着、　建物の中で、体温チェックがありました。（新型インフルエンザの予防でしょう）

途中で　椰子の加工をしている所で見学。　これはゴマをしぼっています。　こぶのある力強い牛が、臼を回して、ゴマ油の良い香りが・・・

細い梯子　を軽々登って　椰子の花芽に取り付けた汁液の壷を交換。

昨夕取り付けた容器です。　案外少ない、　これを煮詰めたり、醗酵させたりして、ヤシ酒　椰子砂糖などを造ります。結構　手間がかかるのね！

その横で　タナカ（ミャンマーの日焼け止め）を作っていました、　丁度　硯で墨をするようです。

この可愛い娘が作っていました。　頬に付けて貰ったら、ひんやり！　

これが目指す　ホッパ山　山の上が聖地になっています。　　写真を写していると、沢山の子供達が　”ホッパ石　ホッパ石”と売りに来る、見ると　卵より少し小さな　丸っこい石。　耳元で振ると、カラ　カラッと　赤ちゃんのガラガラみたいな音がする。
でも私がこの石を振ってもねー　（歳は？）

登山口にある寺院の精霊神　竪琴を持って。

こんな神もいました、　凄いですねー　この酒瓶。

ホッパ山を登ると、　途中に菩提樹の樹と釈迦　その弟子達の像が。

青空に映えてきれいですが、　登山口から裸足ですので、　小石が足の裏にささって痛い！！

これがホッパ山の聖地、　こちらでは　自分の生まれた曜日の守護神を礼拝します、因みに私は獅子。

またまた痛い思いで、山を下り、参道の左右には沢山のお土産売りの店。　猿も沢山いましたが、　小さめ！　

山を下りて、昼食。　ミャンマー風中華です。　ビールは２０００チャット。

この野菜料理が一番美味しかった。　他にも５品。

シンビンマハラバン寺院の　漆塗りの仏像　高さ６Ｍ　幅５Ｍで、竹で出来ていて　中は空洞、背後から、中を見られました（係りの小母さんが　鍵を開けて）

可愛いお坊さんが沢山、　５〜７歳位でしょう。

夕食は戸外で、伝統舞踊を見ながら、　とにかく暗くて、どんな料理か見えない！　こちらの方々は皆さん凄ーく　視力が良い！　いままで、眼鏡の人を見ていない。　コンタクトなのか？
とにかく夕食が終わる、　オープンエアーは気持ちよいが、暗かった！　ビールは３５００チャット。　

ダンサーは二人、この年配らしき人　さすがに　上手い！　唄って、踊って、　年季を感じる。　踊りはカンボジアで見た　アプサラダンスに似ていた。

１１月２３日
　早朝　近くのシュネーゴンパヤーに行き、朝日を浴びる　パガン遺跡群を見る。広大な台地に沢山のパヤー、　観光客も沢山！

明るくなって来ました。　気球も見えます。　無数の遺跡の上を、フーンワリ　　気持ち良さそう

こちらでは　日本の中古車がそのまま利用されています。　この車　利用した事のある人が見たら、懐かしいでしょうねー

私の利用したバス。

今朝は　ニャンウー市場の見学から、　暖かいので、立派なインゲンとナス、　

肉屋さん

魚屋さん、　切り口が鮮やかなオレンジ色、なんて名の魚でしょう？

店先で赤ちゃんがおやすみ中。

こんなお婆さんも、　こちらの葉巻は有名だとか。

パガンの遺跡群は世界遺産の登録をめざして、準備中。　条件を満たすため、この遺跡近くの住民を移住させ、ここオールドパガン　は遺跡とホテルなど　住居はなし。

この地区は城壁に囲まれていた。

この日はシュエジーゴンパヤー

仏教遺跡群　　アーナンダ寺院

この地の仏教遺跡も
素晴らしい！　修復も、保存もきちんと出来ています。」

午後は馬車に乗って、整備された　車両が通行出来る道路と違って、馬車は小さな道を　ほこりをたてながら、　進みます。　

ここは極端に雨量が少なく、　乾燥した大地、　馬車は軽快に、　ホコリをたてながら。

乗り心地は　ＧＯＯＤ！　
席にはクッションが付けてあり、　快適。

こうして　この日最後のアーナンダ寺院から、夕日を観る事に、　この急な階段を登り、

ここからの夕日も素晴らしく！
一日の終わりです。

昨夜はお湯が出なくて、お風呂どころではなく、　朝　観光の前　修理を依頼。　しかし帰ってみると、　
修理済み　との事でしたが、　お湯どころか、濁った水しか出ない！　ＴＥＬでクレーム。　
お湯の出る部屋で、お風呂に入るか?それともルームチェンジ？　　勿論　後者！　　ここタンデホテルの最高級の部屋にしてくれるとか。　間もなく大勢のスタッフが現れ、荷物と共に新しい部屋に。
ジャーン！　　１００平方はあろうかと、
ドアを開けると、応接セット、　その奥はバーコーナー、　喫茶コーナー、８畳もあろうかと思える、トイレ、洗面室、隣にはまたまた広いバス　トイレ室　大きな　ベッド２、　ライティングデスク、リラックスコーナー、洋服ダンス、更に大きな鏡台。　その上　冷蔵庫の中、すべてフリー！
　

何をするにも、走り回るほどの　部屋。　まどの外の大きなウッドデッキの向こうには緩やかに　流れるイラワジ川　　今夜は最高！

１１月２４日

屋外での朝食、　黒いのはスティッキーライス、　これがとっても美味しく、２日続けて。

今日も国内線で　マンダレー　へ。　空港の途中で見た通勤の人達。

マンダレー　へのチケット、やはり自由席でした。
ヤンゴンからは約３０分、プロパエラ機ですが、快適。

古都アマラプラにある　ウーベイン橋　木造で修復しつつ　今でもちゃんと　使用されています。（１００年以上も）

中州には耕作地が広がり、

漁業も盛んです。

懐かしさを感じる橋。

次は　ミャンマー最大で、最も権威の高い
マハーガンダーヨン僧院での、朝食。　お坊さの姿を見かけるようになり、　

僧院では、巨大な釜で炊き出し、

整然と食事が配られます。

寺子さんと呼ばれる　白い僧衣の幼いお坊さん、　こぼれたご飯を、掃除して。

沢山のお坊さんが次々　食事をいただいて、　早朝とＡＭ１０：３０　の２回のみ、食事。　
正午以降は翌朝まで、　食べ物は口にしない。
だからでしょうか？　一人分のご飯の多さにビックリ！　３合近くありそうでした。

読経の後、　皆さん　黙々と食事、勿論　会話など、一切なし！

白米が主の食事、　その他　おかずもあり、　この日はパンも付いていました。

位により、　このような　席で食事中　のお坊さんも。　品数豊かでした。
この僧院で、日本語を話すお坊さんから、何処から来ましたか？　等と聞かれ、　私も　”きれいな日本語をお話ですが、日本に行かれたのですか？”　と尋ねたら、　この僧院で　勉強されたと言われました。　いろんな学問も　ここで行われているそうです。

僧院の近くの　はた織りの工房、　日本製の機械でした。　　ここマンダレーは繊維製品をはじめとして、　沢山の工房があるとか。

マハムニパヤー　後ろのライトは　電飾です。　なんと派手な！（電飾された仏像はベトナムで初対面）　と思ったのですが、　功徳をあたり一面に
　との事。　　成る程！　成る程！

ほとんどの寺院で、　女性は　少し離れた場所から、礼拝。　男性は仏像近くまで　進み、　触れる事も出来ます。

寺院には　このような　象もあり、　自分の悪いところ、　痛いところ　を改善するように、撫でるとか。

ここでも自分の生まれた曜日の神に水をかけ、　お祈り。

昼食後、王宮、

先王の菩提を弔うため王宮から、移築　改築。　立派な仏壇もあり、　やはり　ここでも　女性は遠くから。

シェナンドー僧院には　７２９もの石盤が残っています。

この日は　マンダレーヒルにトラックで行き、　そこからの夕日を眺める事に。　助手席に座ると、　勿論　日本車ですが、　ドアの内側のカバーはなし！　計器は　あるものの、全く作動しない！　それで　狭い、曲がりくねった、坂道を猛スピードで。　クラッチから足を離すと、転げ落ちそうな道。　歩いて登る人も多く、下りのトラックと離合もあり、　足に力が入りました。　　怖かった！

お陰で、　綺麗な夕日でした。　それにしても、広大な国土です。
このマンダレーヒルは　若者のデートスポットになっているとか、バイクでのカップルを多くみかけました。

この日の夕食、　ミャンマー料理は油っこい　とガイドブックにありましたが、　観光客向けでしょうか、　意外とサッパリ、どれも美味しかった。

１１月２５日

今朝もマンダレーから、　ヘーホー　に航空機で、

シャン高原をひた走り。　こんなに　大きな荷物を積み、　カーブにさしかかると、　大きく傾いていました。

シャン高原をひた走り　インレー湖に向かいます。　途中で昼食、このあたりの気候はぶどう　の生産に向いているとか。ドイツ人技師によるワインがあります。　ミャンマー産の赤ワインです。　値段は以外と高く。

カクーに到着、　パゴダが林立。

案内をしてくれたパオ族の女性、　パオ族は若い人も、年配の女性もこのような服をきて、頭には布を巻いている。　器用に、ふたまきして、後ろでたらすだけですが、華やかで、　可愛い！

いろいろなパゴダがあり、

数年前の地震で、壊れたパゴダもあり。

この後、　ご厚意で近くのパオ族の住宅を訪問。
快く迎え入れていただき、　この家の主。　７２歳とか、とてもお元気で、二階にある囲炉裏のそばで、お話を聞く。　奥様と結婚されて、良かったですか？の質問に、　ニッコリ！

６８歳の奥様は口をモグモグ。　　歯が無いからかな？　と思っていたら、　口の中が紅色、聞くと少し覚醒　興奮作用のある葉を　噛んでいるから。
この家の一階部分は倉庫、家畜小屋。

更に長い距離を走り、　インレー湖　のボートに乗り、４０分　モーターの大きな音と　スピードで、　しぶきが・・・　見ると横に傘が、　途中から傘を使って。

ホテルの船着場には　従業員さん達が　歓迎。　なんとも不思議な癒し系　の音。　皆さん民族衣装です。　
ミャンマーには沢山の少数民族がいて、されぞれ　文化を守っている。素晴らしい！　言語も少しずつ違っていて、同じ国の中でも解らない言葉もあるとか。　学校ではミャンマー語。ガイドさんも、　”向こうで話してる言葉　解らない！”　と。

インレー湖上にあるコテージ風ホテル　快適　爽やか　癒し　清清しい空気、　のーんびり出来ます。
満天の星空もすばらしい。

夕食後　部屋に帰って　ビックリ！　なにー　この豪華な蚊帳付き　　ベッド！

今夜のビール　１０００チャット（１００円くらい）
部屋の外へは湖上に張り出したベランダで、　静かです。

１１月２６日

ここゴールデンアイランド　コテージ　は　静かで、本当に素晴らしい、　従業員さんも　フレンドリーで、一生懸命さが伝わってくる。　ただ一つ　残念なとこは　部屋が暗い！　欧米人の　好みなのか?　薄ぼんやりした室内では、自分の物さえ　見分けにくい！　私だけなのか？

マイボートで。

沢山の野菜、果樹が栽培されて、　バナナも見えます。　この地方は朝晩　かなり冷え込む。　湖の藻を利用して、耕作地を造り　農業と漁業が盛ん。

巨大な樹木。

奥様方のおしゃべり。

この地区では　五日おきに　市場が開かれる。　丁度オープンしたばかりの　市場。

野菜、　食料品をはじめ、衣服、おもちゃ、葉巻、骨董品、いろんな物がありました。

長い参道の向こうにファウンドーウーパヤー。