2009/11/25 - 2009/11/26
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シス校長さん
四国八十八カ所巡礼はじめ西国三十三カ所など弘法大師のお遍路さんは有名ですが、伊豆にも八十八カ所巡りがあるんです。ご存知でした?
江戸中期から戦前までは、東京(江戸)からそう遠くないのでわりと盛んであったようですが、戦後は忘れ去られてしまったようです。
そんな伊豆巡礼を三嶋観光バスの若き社長の室伏さんが中心となってもう一度ひろめようとしています。今回はこれに「かかりつけ湯」というヒーリングからリハビリまで幅広い効能のある温泉療法をセットにしたプレスツアーに参加してきましたので、その模様を伊豆巡礼を中心にご紹介します。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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三島駅を出発して40分ほどで最初のお寺は一番札所の嶺松院。狩野川を見下ろすように立つお寺で草創は西暦806〜810ととっても古い。今まで伊豆といえば国道走ってダイビングスポットへ、だったので、山間に入るとこんなに静かで自然豊かであることに大変驚きました。そこに佇むこじんまりしたお寺はとっても風情があります。
三島駅 駅
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次に訪れたのは二番札所の弘道寺です。湯ヶ島にある1500年頃建てられたお寺です。看板に「しろばんばの里」とあるのはここが作家、井上靖が幼少に住んでおり作品にも書かれていることからこんな看板があちこちにあります。文藝ファンにはぜひ訪れていただきたいです。
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このお寺は1857年に初代米国総領事ハリス一行が下田の総領事館から江戸へ出向く際に宿としたところで、今でもその看板と椅子が残っています。奥の看板には読みにくいですが「亜米利加施設泊」と書かれています。
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もうひとつ面白いのが本堂の襖絵で、これは漫画「包丁人味平」の原作者の牛次郎が後に出家して牛込覚心というお坊さんとなって描いたものだそうです。
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「しろばんばの文学碑」と書かれた看板がかかるこの場所が作家、井上靖が子供のころに住んでいた蔵屋敷の跡地です。今は土台の敷石と庭園の一部が残っています。
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さてお昼は「伊豆巡り」と題した地物のお弁当です。
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これが中身です。おにぎり弁当なのですが中身は凝りに凝った地物です。ご紹介すると①中伊豆産黒米+修善寺産どんこ椎茸煮、以下ご飯は中伊豆産絹ひかりで、②下田産金目鯛+沼津産なのり③由比産桜海老甘辛煮+大葉醤油漬④中伊豆産本山葵茎酢漬、そしてデザートは長泉町四つ溝柿で、どれもとてもおいしい!試作品だそうですが、おにぎり弁当としては相当なコストらしく販売を迷っているそうですが、1000円でもいいからぜひ市販して頂きたい!と思った逸品でした。
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昼食の後は山道を進み筏場国有林のわさび田を訪れました。初めてでしたが紅葉も相まって本当に美しい風景でした。
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これがわさびの葉っぱです。水はきれいでした。前の写真で金属製の筒が写っていますが、これに小さなわさびを入れて育てるのだそうです。
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こちらが反対側の平野に向かって広がるわさび田の風景です。この日は霞がかった曇り空でまさに幻想世界でした。
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次に訪れたのが三番札所の最勝院、ここも1433年草創のなかなか古いお寺です。
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門をくぐるとすぐに太鼓橋があります。
「お急ぎでないかたは右の方へおまわりください」とありますが、急いでいても回ったほうがよいです、絶対に滑ります。 -
この中伊豆は不快ではないのですが、とっても湿気がありどこも苔むしています。その情景は町でもお寺でも木立でもとっても趣があって落ち着きます。
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本堂脇の水場です。落ち葉が美しく彩っています。
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この日最後に訪れた修禅寺で、ここが八十八番札所です。修善寺温泉の中心にあるこのお寺はやはり立派で参拝客もたくさん来ていました。ここも紅葉がとても美しく本当によい時に訪れることができたともいました。
修禅寺 寺・神社・教会
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草創は古いお寺が多いのですがお寺は火事も多く、この修善寺も火事でやけています。その中で焼け残った壁面の彫りものです。由緒あるこのお寺には重要文化財も多く、立派な宝物殿も建てられているので歴史ファンには嬉しいところでしょう。
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今回のお宿の船原温泉の船原館です。客室十数室の小ぢんまりした宿ですが、いろりの食堂など趣のある旅館です。ここには水深1.3mの温泉プールがあり、っこで温泉療法ワッツをご主人自ら行っています。私も体験させていただきましたがヒーリングからリハビリまで老若男女が幅広く使える温泉療法としてこれから注目を集めてゆきそうです。
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2日目の最初は急な石段を登った朝日のよく当たる小じんまりしたお寺で七番札所の「泉龍寺」を訪れました。先代のご住職さんが「伊豆八十八ヶ所霊場」といういわゆるガイドブックを初めて自費出版されたとのこと。現在のご住職さんはカンボジアにボランティアなどへ行かれており、あちらの仏教をご覧になってこのお寺にお釈迦様の涅槃像をつくられました(写真)
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次のお寺は八番札所の益山寺です。境内には楓と銀杏の巨木がそびえています。この巨木、楓は樹齢推定860年、銀杏は350〜400年で、各々静岡県と伊豆市の文化財指定をされています。とにかく立派です。
また住職さんの説法(トーク?)も素敵でした。 -
お昼に訪れたお寺は15番札所、高岩院(国清寺)です。ここは禅寺で食後に座禅のさわりをさせていただきました。
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座禅の前にお昼です。まずは建長寺のけんちん汁と同様、修行僧が食した国清汁(こくしょうじる)を頂きました。おいしいです。ゴマ油をつかった味噌仕立てで中に椎茸や人参、ごぼうは入っています。ちょうど豚肉なしのトン汁の感じです。
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そして沼津のオーガニックエムビオさんが提供するマクロビオテックの弁当です。私は初めて食しましたが若い女性の間ではとても人気だそうですね。西洋風精進料理という風でしょうか。美人のオーナー社長さんの「ゆっくり食べてください」という講釈を聞きながらあっという間に食べてしまいました。
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そして午後のお寺は13番札所の北條寺です。その名の通り1200年頃、北條義時が仏殿の御本尊・阿弥陀如来を運慶につくらせてこのお寺を創建したという由緒あるお寺です。その北條義時夫妻の墓も境内の高台にあるそうなのですが、これは時間もなく行けませんでした。
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ご住職さんは北條政子が奉納した「牡丹鳥獣文繡帳」(文化財)が入ったガラスを貼った木箱を「これです」と棚において気軽に?見せてくれました。
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最後は19番札所の蓮馨寺でしたが、三島駅近くの町中にあるお寺でしっかりしたコンクリートの立派なお寺でした。
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