恵庭えこりん村の銀河庭園

2009/07/12 - 2009/07/12

レストランクレスのオナーに「えこりん村」の銀河庭園（入園料大人800円）は綺麗だと勧められ、庭園見学と昼食を兼ねて出掛けることにした。
えこりん村は、道央自動車道の恵庭インターのすぐ脇に在る広大な敷地に、様々な庭園と牧場の他、洒落たレストランや大きな園芸専門店も有り、子供連れの家族でも安心して楽しめる。

エリア 北広島・恵庭(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

えこりん村の入口付近に在る羊の牧場。
長閑に牧草を食む山羊や羊の群れが、屋根に草を生やした牧歌的な風景に融け込んでいる。
この村には、数多くの美しい巨石が置かれ、緑の牧場に彩りを副えている。

石は、何億年の時を経ても変わらない。
飽きることのない自然が創り上げた造形美です。
創造したような幾何学模様の美しい結晶が好きです。

ガーデンセンター花の牧場
洒落た園芸用品や綺麗な花を見るのは楽しい。
併設された水耕栽培の実験棟では、一本のトマトの苗から二万個の生育実験が行われている。
その設備は、コンクリートと鉄パイプで、トマトを生育していた。
作物を育てる土壌には、植物の巨大化を抑制する作用が働くらしい。

銀河庭園の入口付近に飾られたオブジェ

銀河庭園の受付
古材を使った建物は、古民家の納屋を連想させる

木立に建てられた「チェルシーツリーハウス」

都会少年の夢だった。森の中に椴松と廃材を利用して、こんなツリーハウスを創りたい。共同で作って楽しく御酒を飲みましょう協力者を募集します

森の中の小さな小屋

茅葺屋根のツリーハウス

ヨーロッパの田舎町にありそうな石積みの門

バラの畑

トレリスガーデン

ローズガーデン

イギリスの夏を飾るクレマチス

近年イングリッシュガーデンが紹介されクレマチスを飾る庭園が増えた。耐寒性に優れ北海道の庭園には適している。明治末期にイギリスのバラナーサリー社からバラと一緒に持ち込まれたらしい。イギリスではバラは花の王とされ、クレマチスは女王と称されている。いつの日かクレマチスを飾れる庭を創りたい。

スタンベリーガーデン

大自然が創造した美しい贈物。課題は創ることではなく景観の維持こと。成長が止まらない雑草との戦い。時間に余裕が出来たら挑戦したい。

我が家の庭にも伐採した椴松の根が数多くある。巨根には、人工構築物にない美しい曲線がある。

ドラゴンガーデンに誘う大きな石像

ハーブガーデンの石造りの門。

豊かな色彩、スイスチャード

沖縄か東南アジアの古民家風の建物とハーブガーデン。石垣に飾られていたりんごの木は、長沼の仲野りんご園から移植されていた。色鮮やかなハーブや馴染みのハーブ。維持管理は大変だと思うが、一度は挑戦してみたい。

サルベージガーデンの門。木の根や廃材を活かした建物。壁に飾られた切り株は、単純で複雑に見える。眺める人の経験と生活様式で違って見えるはず。都会の皆さんにはこの切り株どう映りますか？歴史を感じる建物ですか？廃材で組んだただの小屋ですか？

建物の梁にも古材が使われていた。

人の笑顔にも似た可愛い家だった

サルベージガーデンを飾るの鳥（ａｖｅ）。庭園には多くの彫刻が飾られている。金属を組上げたこの鳥もその一つ。木や石や金属などを切断・削り・折り曲げ・磨く無限に広がる創造力を自由に表現できたら
楽しいと思いませんか？

廃材の鉄筋で見事に組上げたアーチ。金属が植物に進化したのか？退化したのかも。

ベアガーデンに建つ小屋と手前の池

高台に建つベアガーデンから中央の池を望む

東南アジアの寺院の廃墟ようなフォーリー。

休憩所を兼ねたカフェテラス

キャスルツリーハウス前のトイレ。駆けこむ女性は関係者では有りません。庭園に在るトイレとしては最高ランクだ。誰かがスーパーとデパートの違いは、トイレで決まると言っていたが、最近、スーパーのトイレも綺麗になったと思う。

木製の遊具が使えるプレイエリア

生きたヤナキを編みこんだアーチ

自然豊かな庭園でヤギが自由に歩き回る。訪れた観光客もゆったりとした気分に。

アイルランド産の超大型犬。アイリシュウルフハウンド

スモールファーム

スモールファームからアルパカの一群が、広場に向けて出発

金属性の馬、餌や散歩もいらず都会で飼うことも出来る優れもの。ただし愛情には欠ける冷たい馬。

モスグリーンに塗られたレトロな馬車。西部劇で観る荒涼したアメリカ大陸よりも、近代ヨーロッパの巡礼の旅に似合いそうな馬車。

銀河庭園の脇を流れる清流。手付かず自然を活かした美しい流れ。

建物には「池の廃墟」と書かれていた。如何にも盗賊の隠れ家風。好奇心か訪れる若い女性が多い。

銀河庭園の中心に、敷石と調和のとれた大池がある。生憎の曇り空で残念、温かく晴れた日にまた訪れたい。

森のレストラン　Ｔｅｎ−Ｍａｎ

一時間ほど広い庭園を歩いた。まだ見ていないガーデンも有るが、洒落たデザインのレストラン天満へ

古材で作った御洒落な門

お洒落な門から玄関までの通じる歩道に、南国の心地よい音楽が流れている。

店内に巨石がいくつも置かれているが、レストランを建てる前に、大型クレーンで置かないと不可能なはず。ロック・ハウンドが趣味の私としては、贅沢なこと時を過ごした

メルヘンチックなレストランのドア

大きな暖炉

曲がりくねった個性的な柱

天井に飾られた大きな向日葵

座り心地も良かったベンチ

大きな一枚板で作られた自動ドアー

外観は、屋根の上に草を生やした北欧の農家。冬は放熱を抑え、夏は蓄熱を抑えて室内温度を下げる。自然エネルギーを上手に利用したエコロジーで優れた建物。

銀河庭園のすべてを観ることは出来ませんでしたが、楽しみの多いまた訪れたい庭園です。

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2011/10/19 00:32:07

  家の展示場？

  kendkenminさん
  
  これは、これは、なんか、自分の家の敷地に、こう言うの一軒、いかがですか？　　というような大きな展示場みたいな。
  家も、メ―テルリンクの童話にでてくるよなものから、笑わせるようなものまで、庭も、あれ、これ、イギリスでみたよな、というのもあったとおもったら、ちゃんと説明させていました。
  
  　大将