2009/10/30 - 2009/11/06
27位(同エリア270件中)
さすらいの食いしんぼうさん
- さすらいの食いしんぼうさんTOP
- 旅行記58冊
- クチコミ23件
- Q&A回答6件
- 405,482アクセス
- フォロワー113人
Day1. サンチアゴで食いだおれ
Day2. バルパライソ港町旅情
Day3. チリワインのワイナリーを訪ねて
そしてDay4. イケメンと行くアンデス山脈トレッキング
東京の高尾山より高い山には登ったことがないボクと相棒が、いきなりアンデスのトレッキングをすることに....「俺は日本アルプスの立山に登ったことあるから...」と相棒。「バ〜カ!あれロープウェーじゃないか!あんなの登山とは言わねえんだ。このひきょう者」
-
はるばる地球の裏側へ。
サンチアゴ着陸の前にアンデスの山々が出迎えてくれます。 -
Day-1
サンチアゴの初日は地元のツアー企画会社Santiago Adventures社が主催するCulinary tour(キューリナリーツアー)に参加してみました。
チリならではの珍しい食べ物をつまみ喰いしながら市内観光をするツアー。これは食いしんぼうのボクにはうってつけ!ただしガイドは外人。(本来は自分が外人)説明は英語。
参加者はわれわれふたりだけのガイドさんにはなんか申し訳ないようなツアーになりました。 -
さていきなり雑踏と喧噪のたぎる野菜市場からスタートです。やはりひとりでこの迷路の中に入るのは勇気がいるだけにガイドつきだと安心。
-
市場独特の雑多とした小さな店からは威勢のいい声がかかります。「そこのアンちゃん、安いよ!うまいよ。」と言っているのにちがいありません。(これは万国共通。)
-
魚市場Mercado Central(中央市場)の設計はエッフェル塔をデザインしたエッフェルさん。
鉄線が描く曲線の美しさは共通したものがあるはずなんだけど、こちらは市場という性格上パリの空にそびえるエッフェル塔の優雅さとはちがって魚臭さと雑踏の中にまみれてちょっとかわいそう。 -
魚市場の食堂ではセビーチェ(魚貝のマリネ)を試食です。
「そんなもんより追加料金を払うから生ウニをくれぇ!」(追加といっても¥800ぐらい)とついに本性をあらわします。
これを目当てにわざわざ地球の裏側まで来たのですから...。
ウニは殻から出してそのまんまがボウルにたっぷりドドーン。食べても食べても下からウニが湧くように出てきます。げ〜!ちょっと凄すぎ。
しだいに美味しいというラインを越え、ふたりともだんだんウップ、ウップ状態になってきました。
>>>次へつづく -
「ふたりでひとつにしておけばよかったな」と後悔しながらも、そんなことは口には出さず
「ウニって結構しつこいね。」
(そんなこと最初からわかっているくせに)
「まぁ残したって安いもんだしな…」
(俺はギブアップするぞ、の前ぶれ)
横ではガイドさんがこれからの予定の説明なんかをはじめました。
「そんなにここで食ったら後が続かないぞ」の意があるのか、
「あまり時間がないから早く食べろ」と言いたいのか...。
>>>次へつづく -
お気の毒だけどこっちはあんまり真剣に聞いてません。
こっちはウニ退治でそれどころではないのです。
(多少予定が遅れたって他に迷惑かける人がいるわけじゃなし…ツアー最低催行人数には達しているんだぞ。)とさっきの申し訳なさなどどこかへふっ飛んだ見事なまでのひらきなおりぶり。
>>>次へつづく -
ウニはサルサを添えて食しますが「醤油とわさびがほしいね。」と日本語でつぶやいたらマジで醤油が出て来ました。
何でわかったのかなぁ?セニョール。鼻血が出るほどうまかった?いやウニ食った!
(写真:腹ごなしに歩くサンチアゴの金融街) -
街歩きが始まるとすぐにガイドが街角の屋台で何かを買って両手に持ってやってきました。
透明なコップにオートミールみたいな麦の粒つぶとピーチに甘そうなジュースが透き見えます。
「これはVasoと言ってチリでは一番人気のファーストフードです。起源は貧しい農民がきびしい労働の合間にその空腹を満たすため食したのがそのおこりです。とてもお腹がふくれますよ。さぁどうぞ。」
>>>次へつづく -
Oh! ノー! お腹なんぞがふくれては困るのです。ウニの胃袋バトルはまだ続いているし、この満腹状態で、とても「厳しい労働をした後の空腹を満たす食べ物」なんて恐れ多くて食べられましぇ〜ん。
>>>次へつづく -
「いいからひとつはガイドさんが食べなさいよ。僕らふたりは仲間でひとつ食べればいいから…」
….ウニでは決して吐かなかったセリフです。
写真:市の中心アルマス広場と大聖堂。 -
大聖堂の内部。
-
モネダ宮殿と警備兵の引き継ぎ(写真)を見た後、友人がすぐ横にあるプレコロンビア芸術博物館に立ち寄ってみたい、と言い出しました。
「ちょっとだけ。ネ、20分いや15分だけでいいから。」と俺も加勢。日曜日は入場無料と書かれたサインをスペイン語が少しわかるヤツは見逃しませんでした。偉いぞ!今日はタダなのです。ガイドはしぶしぶ了解。
>>>次へつづく -
こっちも他に行動をともにしている人はいないのだし、迷惑をこうむるとしてもあなただけなんだから我慢しなさい…というわがままを全開。
そしてそれよりまた街角でなにかを買って来られて「さぁ、どうぞ」と差し出されたらそれこそタイヘン。その点博物館に入ってしまえば安心です。
(写真:プレコロンビア芸術博物館) -
Museo Chileno de Precolombino(プレコロンビア芸術博物館)はマヤ文明、インカ文明のコレクションでなかなか見ごたえがあり、当然15分などという約束は守られるはずもなく...。
でもガイドも「そーんなことはこっちもちゃんとお見通し」といった様子で遅れて出てきたわれわれを笑顔でむかえてくれました。えらい! -
このあとMercado Providencia(プロビデンシア市場)に立ち寄り次に食すのがエムパナーダというビーフのパイの包み焼き(写真)とPastel de Coclo(とうもろこしたっぷりのチキングラタン)。
また食うの?と言いながらもこれもなかなかおいしい。しかしふたりの胃袋はもう限界を超えております。
>>>次へつづく -
この後さらにサンチアゴで一番おいしいというアイスクリーム屋に連れていかれました。
『1スクープにしますか?それとも2スクープ?」ふたりの返事は…2!。
「よせばいいのに、いつまでたってもダメな私。」なのです。(ちょっと古いか)
写真はいたるところ緑あふれる街並。バスも緑。 -
ホテルに戻ると、「食べ過ぎた!苦しい,苦しい。」とベルトをはずし,シャツをゆるめてベッドに倒れ込みました。
『太田胃散くれぇ〜。パンシロンくれぇ〜」
しばらくすると相棒は信じられないことを口にするのでした。
「昨夜のレストランでおまえが喰ってたラムを俺も食べたい。あのレストランへ行こう…。」
(写真は2日続けて通ったフレンチビストロ ノルマンディー) -
Day-2
どうも僕は「世界遺産」という4文字に弱いです。ついこれを見ると行かなきゃソン、ソン、となってしまいます。
写真:世界遺産の「バルパラエソ歴史的港湾都市風景」
>>>次へつづく -
でもこれはおそらくボクだけではないようで自国が選んだ国宝よりも外人が指定した世界遺産の方が格が上、という外国崇拝の心理傾向がまだ日本人の中にはあるのかもしれません。
写真:世界遺産の「バルパラエソ歴史的港湾都市風景」
>>>次へつづく -
さてガイドさんに「サンチアゴ周辺に世界遺産はありませんか?」と訊いたら、あるのです。
>>>次へつづく -
サンチアゴから1時間半ほどの港町Valparaiso(バルパライソ)がその指定をうけていました。「よし、行くか!」
早速バルパライソの1日ツアーの参加を申し込みました。
写真:世界遺産の「バルパラエソ歴史的港湾都市風景」 -
翌朝ホテルに迎えにきたのはなんと昨日と同じガイドと同じドライバー。
そして今日もなんと最低催行人数(つまりわれわれふたりだけ)のツアーです。やったー!ラッキー!
We are very happy to see you guys again! と僕が言ったら、ふたりはニッコリ笑っただけ...でした。 -
バルパライソは1544年にチリの海の玄関として建設された町で港をとりまく山の中腹にびっしりとカラフルなペンキ塗りの家々が建っています。
長崎を直線に引き延ばして尾道をカラッと乾かして、神戸を貧乏にした感じ。(なんやそれ?) -
町を歩けば坂、坂、坂。
「えーっこれを登るのか!」という坂もあります。
>>>次がその驚きの坂!! -
「坂の途中4カ所に休憩できるようになっています。だから四季の坂という名前です。」とガイド氏。
(写真は絶句坂。僕が命名。右側にケーブルカーがあるけどこの日は職員のストライキで動いていません。なんてこった!))
>>>次へつづく -
「あの4カ所は休憩というより、ころげ落ちたときにひっかかるスペースだろ。四季の坂より絶句坂だ。」と僕。
(写真:こんなレトロなトロリーバスが走っています。)
>>>次へつづく -
「それでは車はこの坂の上で待たせてありますからさぁがんばって登ってください。」とガイド氏。
「おいおい、なんだ、それ!そりゃあ逆じゃねえか。なぜ上でわれわれを降ろして車を下で待たせないんだ。」
(写真:消防車もこんなレトロ。)
>>>次へつづく -
これはきっと昨日の僕らのわがままに対する執拗な報復攻撃!彼にはきっとイラク人の血が流れているにちがいありません。
-
バルパライソは遠目にはきれいですが家々をよく見ると土壁は崩れかけているし、トタン屋根ははげている貧乏むき出しのところもあります。
いたるところで遺産修復工事の真っ最中。 -
バルパライソの1日観光を終えての帰途、ガソリンスタンドでガイド氏が
「ヒッチハイクの女の子がひとり車に乗せてほしいと言ってます。サンチアゴまで行きたいそうですがいいですか」と尋ねてきました。
写真:迷路みたいなバルパラエソの街路。全く用を成さない地図。(笑)
>>次へつづく -
もちろん。もちろんOK!しかし南米をひとりで2ヶ月ヒッチハイクして、男4人の車に乗せてくれ、というのはどんな逞しい女か、と思ったら現れたのはニューヨークから来たという小柄な20代の女の子でした。
(帰りの車では寝るぞ。)と決めていたわれわれふたりの眠気もどこへやらでエネルギー全開でしゃべりまくりの2時間。
その代わりにガイドが寝ちゃいました。
写真:夕焼けに浮かび上がったアンデスの山々。サンチアゴ -
Day-3
今日は自分たちの足で観光してまわることにしました。ふたりとも長フライトの後だからを口実にして2日もツアーとはちょっと甘えすぎました。(反省)
(写真は朝からスモッグに霞むアンデスの山々) -
サンチアゴの地下鉄は今まで旅した世界の都市の中で上位ランクにおきたいです。
清潔、そしてわかりやすい。表示やアナウンスはスペイン語なのに、です。さらに急行なんかがあるにもかかわらず、です。
ただスリには要注意!4トラで世界一周を旅したもりぞおさんも用心に用心を重ねて南米をまわった最後にこの地下鉄でコンピューターをスラレてしまっています。
(なんとコンピューターを!どうやって?)あのもりぞおさんを手玉に取ったサンチアゴのスリ、かなり手強そうです。 -
行き先はチリワインのワイナリーの数ある中で地下鉄とバスで行けるConchay Toro(コンチャイトロ)。
(写真はワイナリーの入り口) -
ぶどう畑。珍しくはないけど一応。
-
ワイン樽の貯蔵庫
-
ツアーの後はおまちかねのワインテイスティング。
ソムリエによる解説が始まります。
>>>次へつづく -
「まずこの色をご覧ください。深い闇夜が明けていく時のような、それとも上質のビロードのような重く美しい紫色。香りを嗅ぐとそれはCardamomのスパイス、それとも… 」
まるで詩のような、シェークスピアでも読むようなみごとな解説についつい「ウン、そのとおり」とうなずいてしまいます。
>>>次へつづく -
「このワインにもっとも合うのは例えば生かき。フランスのBelon種とか…。」(とソムリエ)
「ふぐ刺しもきっと悪くない。」(これは自分)
>>>次へつづく -
「こちらのワインはビーフの煮込みのような料理に適していますね」(とソムリエ)
「うなぎの蒲焼きとの相性もよさそう。」(と自分)
(写真:まっ昼間からちょっとホロ酔いかげんの自分。) -
サンクリストバルの丘にはケーブルカーで(午前中はまだいいけど午後はケーブルカーは混んで待たされます。)
-
山頂からの眺めです。
-
そしてサンクリストバルの丘からの眺めを楽しんだ後は....
今夜の夕めしは気合いが入ってるぞ〜!(いつもだが)この旅行のハイライトのひとつレストラン「Ana Maria」での夕食です。 -
半年前にテレビの旅行番組でたまたまこのレストランをやっていました。その時のテレビのナレーションはこんなふう。
写真:レストランアンナマリアの内部
次へつづく>>> -
「サンチアゴに住むふつうの家庭の主婦だったアンナマリアさんはその料理好きが嵩じて自宅をレストランに。あくまで地元チリの伝統料理にこだわり、そしてその腕前は政財界の要人も訪れるほどになりました。得意な料理はあわび、かに、貝、うに、そしてフジツボ…。」(フ、フ、フジツボ?!…って食べられるの?)
テレビを見ていた僕は画面に釘付けに。そしてよ〜し!とチリ行きを決心したのです。
写真はそのアンナマリアさん。陽気なおばさんでした。 -
電話で予約をして住所と番地をたよりに地下鉄と徒歩で。ごく普通の住宅。ドアの両側に見おとしそうな小さな住所と看板。玄関には「御用の方はベルを…」という青いサイン。ベルを鳴らすとドアが開いて「いらっしゃいませ」となる、のはテレビで見たとおりでした。
でも「一見さんおことわり」ではありません。
Ana Mariaレストランのサイト
www.anamariarestorant.cl -
早速こぶしほどのあわびを。(こぶしです。とこぶしではありません。お読み違えなく。)これは冷製。
-
大好き!生がき!甘みもあって豊潤。
-
これがPicorocoその大フジツボ。蟹によく似た味でイケる。
-
カニのグラタン。これがホントのチリ仕立て(?)Paastel de jaiva
-
旅行中は野菜が不足するから、と注文したカニサラダはカニばっかりで野菜は少し。海鮮の大盤振る舞い!
-
Congrio (コングリオ)地球の歩き方ではアナゴと訳してあるけど見た目はカマスみたいで食感はタラです。
これだけ食べて、さらにチリのおいしいワインを2杯。しめておひとり様5000円。 -
サンチアゴから望む夕陽に映えるアンデスの山々。
「さあ、明日は天気もよさそうだ!」 -
Day-4
イケメン山岳ガイドとアンデス山脈トレッキング
Monument Natural El Morado(エルモラード国立公園)へSantiago Adventures社のエルモラードトレッキングツアー。 -
あの、あのアンデス山脈に登るのです。(登ると言うと聞こえはいいけど正確には途中まで。)今回のチリ旅行のハイライトです。
-
ホテルには早朝6時に今日のガイドRetoさんが迎えに来ました。なかなかのイケメン!
(左が山岳ガイドのRetoさん、右がドライバーのJoseさん) -
そのRetoさん、出発前にわれわれの服装や靴をさりげなくチェックします。
このツアーを申し込んだSantiago Adventures社からは、出発前に登山靴と登山用防寒ジャケットは用意するようにメールが送られてきたのでプロの登山家が行く店でバッチリ揃えたから抜かりはありません。
>>>次へつづく -
命を預けるものだぞ」なんて相棒が大げさに言うのでふたりとも一番高いヤツ(たぶんエベレスト登頂対応ぐらいかもしれません)を大奮発というか....。
>>>次へつづく -
店員が「どこの山に登るんですか?」と聞いてくれないもんだから、相棒はしびれを切らして訊かれもしないのに「実はボクたちアンデスに登るんですよ。」なんて言ってしまいまして....。バカでしょ。
>>>次へつづく -
そしたら店員さんの「だったらアレも要りますよ。コレも要りますよ。」の攻撃に遭ってしまい...とどのつまり飛行機代くらい衣装に出費して、ガイドのRetoさんもうらやむほどのすばらしい登山装備になったのです。協力はICI石井スポーツ新宿西口店です。(笑)
写真:こんな悪路を2時間も揺られました。 -
途中で見たこの滝。これね。日光の華厳の滝ぐらいのサイズ。まわりの風景がデカ過ぎて感覚がつかめないけど...。
-
ホラね。滝をズームで。
-
ちゃんと管理事務所に登山届けを出します。イヤ、出してもらいます。
-
突如立ちはだかったSan Jose(サンホセ山5856m)。この向うはもうアルゼンチンです。
-
「今まで山に登った経験は?」とガイド氏。
「はい、高尾マウンテンと六甲マウンテン!」とボク。
「ぼくはジャパンアルプスの立山マウンテン」と相棒。
(オマエ、あれはロープウェイじゃねえか!このインチキ...) -
でも相棒はプロの登山家にちょっと緊張していました。
-
ガイド氏はひたすら黙々と登ってゆきます。
-
こっちは小石に足をとられて転び、雪渓でもスッテンコロリン。
サボテンに手をついて悲鳴!の、もう素人まる出しの登山。 -
ガイドのRetoさんはスイス人でアルプスで育った生粋のアルピニスト。絶えず高度と気圧をチェックしながら登っていきます。
(写真左が鉄の胃を持つわが相棒、右はガイドのRetoさん) -
休みたくなったら「写真を撮りたい」とウソをつきます。
>>>次へつづく -
しばらく登ると、また写真を撮ります。
(またかよ。)
でもRetoさんは辛抱強く待っててくれます。(笑) -
きっとド素人ふたりを連れてのトレッキングなんてわれわれよりむしろ彼の方が不安にちがいありません。
-
さぁ、ランチです。
Retoさんのバックパックからはサンドイッチや飲料水3L(こんなに重いものを!)。ドラえもんの四次元ポケットのように出てきました。 -
さまざまな形の山が見え隠れ。最高峰はMarmolejo(マルモレーホ山6108m)
-
コンドルは飛んでゆく
-
「今、標高3200mのところにいます。大丈夫ですか?」
もうそれだけで僕らは舞い上がってしまいました。
>>>次へつづく -
「わ〜!スゴい、スゴい!」(何がスゴいのか自分でもよくわからない)
なんせ1000mを超える山なんて今まで登ったことがないんだから...。 -
-
さらに登りつづけましたが雪崩の跡が行く手をふさいでいました。
>>>次へつづく -
ガイドのRetoさんは先に行って通れそうなルートを探します。するとさっきまでの青空が見る見るうちに曇りました。取り残されたわれわれふたり、顔を見合わせます。
変わりやすい山の天気。北海道トラウムシ岳の遭難事故は記憶に新しいところ。ここで遭難したらさっきのコンドルの餌になる…。
>>>次へつづく -
「Retoさん、もうここで十分です。天気も変わりかけているし…」(もう疲れたし、とは言わないところが素直じゃねぇな。)
>>>次へつづく -
「本当にいいのか?天気だったら大丈夫だ。15分もしたら晴れるから。でも疲れたんだったら引きかえそう。」
おっと、こっちが何も言わないのにすべてお見通しじゃん。
そして天気も彼が言ったとおり15分後にまた見事な青空がひろがりました。なんと恐るべきアルピニスト! -
帰り道、僕らがあえぎあえぎ登った山道を地元の子供たちがスイスイと登って行きます。遠足どころかお散歩気分。「ハポネ!ハポネ!(日本人)」と大騒ぎ。
(オイ!左のふたり、おまえらデキてるな...ドサクサに紛れてどこをさわってんだ!女の子は嫌がっているだろう....いないか。) -
高山病なんて関係ない様子。僕らは鉄の胃ぶくろを持っていますが、彼らは鉄の肺を持っています。
-
こんな高山に馬が。逃げ出した家畜が野生化したものだそうです。
-
ようやく麓の登山事務所が見えてきたぞ〜。無事生還だぁ。(なんと大ゲサな!)
絶景と歩く楽しさ、そしてガイドのRetoさんのプロぶりに感服したトレッキングでした。よーし来年もまたチリへ来よう。 -
そして今度は世界のアルピニスト憧れのパタゴニアに行こう。(とまたまたお調子者の僕ら。)
せっかく奮発して買った登山靴とジャケットで装備だけは万全なんだからあとは体力だけ。(でもそれが一番の問題。)
これがお世話になったツアー会社santiago Adventuresのサイト
www.santiagoadventures.com -
1週間滞在したSheraton Santiago San Cristobal。予約の前にホテルの位置を確認したとき、市の中心部ではないのがひっかかったけど、来てみたら市の中心部は貧困化しつつあって新しくできるホテルは安全で商業地区でもある市の東寄りに集中しているのがわかりました。
ここは日本人のコンソルジェも常駐。 -
ホテルシェラトンサンクリストバルは、「市中山居」の感があって、メインストリートまで徒歩10分でありながらまるでリゾートにいる感覚。
-
エアカナダでトロント乗り継ぎ。チリでは喰って飲んでの1週間。
長〜い待ち時間もさすがにもうアルコールに手を出す気にはなれず、ちょっと退屈してカメラにおさめるだけのトロント国際空港エアカナダラウンジのひとコマ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- ムロろ~んさん 2012/10/01 15:34:09
- 長崎を直線に引き延ばして尾道をカラッと乾かして、神戸を貧乏にした感じの街(笑)?
- さすらいの食いしんぼうさん
ムロろ〜んです。
新着メールでサンチアゴの旅行記があったので拝見をしました。
本当に中身の濃い旅行記に圧倒されます。
ウニの味に感動したのは良いでしょうが、量が多すぎですよね。日本ではあの量は食べられないですよね。
バルパライソの街並みは本当にきれいですね。
確かに言われてみれば、長崎を直線に引き延ばして尾道をカラッと乾かして、神戸を貧乏にした感じの街ですね(笑)。分かりやすいです。
しかも、ガイドさん、もう少し配慮してくれれば良いのに。あの坂を頑張って登らせるなんて、苦行ですね。筋肉痛にはならなかったのでしょうか?
明日から黒部渓谷と立山に行ってきます。一足お先に秋を満喫してこようかと思います。カナダの紅葉がきれいだったので急いで拝見しました(>_<)=333。
ちなみに立山では登山はしないつもりです(ブータンとチベットで懲りました、笑)。
失礼致しました(-人-)
ムロろ〜ん(-人-)
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2012/10/12 02:37:31
- ほどほどに...。
- ムロろ〜んさんへ、
日本には「ほどほどに」という言葉がありますが、世界にはこれが通用しないことが多々あるようで、あのウニの量を見たときは「こ、これはウニの大食いコンテストか!」と思いましたし、
サンチアゴの食べ歩きツアーもとても食べれる量ではなくツアー中ほどでギブアップ。「世界遺産より太田胃散をくれ!」でした。
バルパライソの坂に至っては、坂という地名がもつ...無縁坂とか六本木さくら坂とかいうちょっとロマンチックなイメージはぶっ飛んで、あそこの場合は命名するとしたら「絶句坂」とか「まさか!!」なんてのがピッタリきそうです。....(笑)
でもそんなサプライズもいつしか思い出に代わり、それらを求めてボクもムロろ〜んさんも旅というものをつづけているのかもしれませんね。これからもいい旅をつづけましょう。
サス
-
- maremmamaさん 2012/09/29 00:42:01
- こんにちわ!
- さすらいの食いしん坊さん、はじめまして。
先日は訪問と投票ありがとうございました。
さすさんの旅行記、みんなタイトルだけで面白そうで一気に読みたい気持ちを抑えて今日はここへお邪魔しました。
イタリアのド田舎に住んでいますが知り合いにチリサンティアゴ出身の女性がいて、いつも繰り返し自国の自慢ばかりの連発・・
サンティアゴってどんなとこだろう?と思って拝見しました。
とぉ〜っても楽しませていただきました!
そう、彼女が言うにはチリって美味しいものたくさん!なんだそうです。
確かに魚介類豊富ですね〜。
山好きの私としてはチリといえばやはりパタゴニア!にあこがれます。
いつもイタリアドロミテでのなんちゃってハイクで全然鍛えていないので、パタゴニアトレッキングなんて夢のまた夢・・
さすさんの様に幅広いジャンルで世界を旅してみたいです。
これからもどうぞよろしく!
マレンママでした
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2012/09/30 04:51:38
- 大改訂版でお送りします!
- marenmamaさん、はじめまして。
ご訪問と投票をありがとうございました。このサンティアゴの旅行記はたぶんボクの一番最初のブログかもしれません。積み重ねられた下の方で誰の目に留まることなくすっかりホコリをかぶっていました。
marenmamaさんが引っぱり出してくださったおかげで久しぶりに読み返してみると.....いやぁ、写真はへたくそ、文章は未熟。なんか自分ではずかしさをおぼえてしまい、「こんなの人様にお見せしてたのか...」と反省。そして昨日全面作りなおしました。(笑)といってもひとつ同じ場所ですからあまり代り映えはしませんが。でもmarenmamaさんが山好きということなのでアンデスのトレッキングの写真を大幅増の掲載にしました。ぜひもう一度ご訪問ください。
チリは風景も食べ物も人もとてもいいです。遠いのが難ですが、自然が雄大で美しいのできっとmarenmamaさんの好みにあうと思います。ボクもいつか世界のアルピニストの憧れであるパタゴニアに行ってみたいです。あっ、でもイタリアの山々があんなに素敵だとは知りませんでした。ついイタリアというとまぶしく輝く地中海のイメージが先攻しちゃいますから。
それでは これからもどうぞよろしく!
-
- zzr-cさん 2010/05/01 18:31:50
- ウニのところで
- さすらいの食いしんぼうさま こんにちは
ちょっとうっとなりながらも流石は鉄の胃を持つ人は違います。
チリって南米ですよね?
地下鉄の説明はスペイン語なんですか??
アンデスの山は非常に高いですね。
アルピニストすごいです、15分で晴れるよって本当に晴れる。
山の男と海の男は天気と風を読めないと命に関わるので
勉強されているのですかね。
あの町並みはどこに似てるんだろう?っておもったらそうです、
神戸ですよ〜海から町があって山になっていく。
人が住むのはあのようなところが住みやすいんですね。
じぃ〜
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2010/05/02 12:35:58
- RE: ウニのところで
- zzr-cさん こんにちは
バイクで颯爽と走りぬけるzzr-cさんも旅行記をお読みになるときは、ゆっくり丁寧にごらんいただいておりますね。うれしい反面でボロが出ないか心配です。
>ちょっとうっとなりながらも流石は鉄の胃を持つ人は違います。
あのウニはすごかったです。北海道の礼文や積丹、山口県長府などでもウニをたらふく食べた経験はありましたが、あの量はその比ではありませんでした。(でも味もその比ではありません。残念ながら味の方は日本に軍配!)
>アンデスの山は非常に高いですね。アルピニストすごいです、15分で晴れるよって本当に晴れる。山の男と海の男は天気と風を読めないと命に関わるので勉強されているのですかね。
それはきっとバイクライダーのzzr-cさんとて同じと思います。自然の中に身をおく人々はそれが読めないと危険なメにあいます。車でドライブする人はそんな心配はいらない代わり、自然を身近に感じる喜びはバイクと比べたら半減ですね。風薫る5月。バイクにはうってつけの季節になりました。
これからもそちらの楽しくそして美味しい旅行記を楽しみにしております。
さすらいの食いしんぼうより
-
- トラッキー☆さん 2010/04/21 20:21:47
- 高尾山⇒アンデス
- さすらいの食いしんぼうさん、こんばんは☆
チリ、ちょ〜楽しそうですね。
全然、視野に入れてませんでしたが、南米もいいかも???
牡蠣もワインもうまそ〜。
しかも、トレッキングができる!!
イケメンと一緒なら、なお楽しそう♪♪
富士山装備でアンデスも行けますかね???
アウトドアショップでよく「どこの山登るんですか?」って聞かれるけど、いきなり「アンデス」とか言ったら、お店の人もビビるでしょうね・・・っていうか、それもかっこいいかも。
私は、地道に高尾山(599m)⇒大楠山(242m)⇒衣笠山(134m)⇒幕山(625m)⇒大山(1252m)⇒金時山(1213m)⇒筑波山(877m)⇒屋久島(m)⇒富士山(3776m)と行こうと思います。
ではでは、また遊びに来ますね☆
トラッキー☆
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2010/04/22 14:03:46
- RE: 高尾山⇒アンデス
- トラッキー☆さん, 書き込みありがとうございました。
てっきりこの夏あたりのトラッキー☆さんの富士山登頂を想像していましたが、地道で手堅いですね。きっとボクなんかは、山で遭難しようものなら真っ先に「無謀な登山家」と新聞なんかに書きたたかれる部類になるんだと思います。(会社でもよくキミの計画は甘い!ズサンだ!と叱られております)
> チリ、ちょ〜楽しそうですね。
チリはばっチリ楽しいところでした。(ちょっとこのシャレはひねりが足りませんでした)
> しかも、トレッキングができる!! イケメンと一緒なら、なお楽しそう♪♪
そうですね。まずガイドを雇った時点で若いお兄さんはまちがいありません。デブでハゲの山岳ガイドっていうのは、あんまりいませんから…。イケメンかどうかはトラッキー☆さんの運しだいということで。でも専属ガイドつきのトレッキングなんてスイスあたりでやったらたいへんな金額になると思います。そういう点でもチリはおすすめです。
> 富士山装備でアンデスも行けますかね???
ハイ、十分アン心デス。(とこのシャレもおもしろくありませんね)そりゃあもう、天下の富士山じゃありませんか!もちろんです。
> アウトドアショップでよく「どこの山登るんですか?」って聞かれるけど、いきなり「アンデス」とか言ったら、お店の人もビビるでしょうね・・・っていうか、それもかっこいいかも。
いやぁ、ボクの相棒はお店の人が全然聞いてくれないので、自分から「アンデスに登るんです」なんて言ってしまいましてもうバカまるだし。おかげで「それじゃあ、アレも要ります、コレも要ります。なんせアンデスですから。」となんと衣装代が航空運賃並みになってしまいました。(笑)
ボクは結局、高尾山(599m)⇒アンデス山脈( 3400m)いきなりホップ、ステップ、ジャンプの三段跳びどころか「ホップ次が棒高跳び」をやってしまいましたが、あくまでボクの登山のモットーは「疲れと筋肉痛とゴミは残さない登山」ですのであまりご期待なさらず、その程度かとご理解くださいませ。
それでは、こちらからもまた遊びに伺います。
さすらいの食いしんぼうより
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
サンチアゴ(チリ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
92