Insha'Allah イエメン旅(２)マナハ

2009/11/02 - 2009/11/03

今年の予定にはなかったイエメン旅を急に決めたこと
なかなか思うようにならなかったこと
そしてなぜか旅の記憶が鮮明でない...？
この旅でInsha'Allahの意味が少しわかったような気がします。

サナアを離れて、マナハに１泊しました。
マナハまでの道のりは道路も整備されていて快適です。
途中でトラックや乗用車がたくさん駐車しているカーブがあり、何かと思えば”カート”の市場がありました。
その市場は人気なのかドライバーさんたちは行きも帰りも立ち寄っていました。
｢マナハに行く｣｢マナハに行った｣とイエメン人に言うと、｢じゃあ朝まで踊らなきゃね｣｢踊ったか？｣と言われました。
マナハのホテルに泊まるとダンスと音楽のおもてなしが必須のようです。
この街での滞在はとても不思議体験でした。
カートに夢中なガイドさんをホテルに残し一人で街歩きに出かけたところ、｢わたしはこの街の全員に挨拶するのか？｣と思うほど声を掛けられます。
挨拶される確立は95%くらいではなかったでしょうか。
小さな子供も｢ハロー｣といって通り過ぎていきます。
人物写真は好んで撮らないのですが、｢スーラ！スーラ！(写真！写真！)｣と寄ってくる子供の要求に時折は応え〜
英語のできる人は積極的に話しかけてきてくれるのでちょっとした会話を楽しみ〜
と...さほど大きくもなく、とりたてて珍しいものがあるわけでもない町ですが、
ひとまわりするのにはずいぶんと時間がかかりました。
サナアでもそうでしたが｢ようこそイエメンへ！イエメンはどうですか？｣とよく声をかけられました。
イエメンでは部族の独立性が高くその結果、部族間闘争が絶えないと聞いていますが
この言葉からすると、とても愛国心が強いように思えます。

●マナハ(Manakha)
●ホタイブ(Al Hotaib)
●アル・ハジャラ(Al-Hajjara)

エリア マナハ(イエメン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 航空会社: カタール航空

サナアからマナハへ向かいます。

途中に鳥がたくさん集まる峠がありました。これは鷹？

山を登ったり下りたり、つづら道を約３時間のドライブです。

マナハの町。

ホタイブはイスラム教、イスマイリー派にとっての聖地です。

小さいきれいなモスクです。

外敵の目を欺くために窓はニセモノなんだそうです。

岩山の上に建つモスク。

マナハのホテル

マナハで一泊、町を歩いてみました。

壁に馬の絵や太陽のがよく描かれていました。

町の中心地。

この街の人たちはとても友好的です。

街の人全員に挨拶しなくちゃいけないのかな？っていうくらい、すれ違う人はみんな声をかけてくれます。

夕方になると霧が出てきました。高度は2000メートルを超えています。

ホテルのスタッフの住む家にお邪魔しました。
４人の子供たちのほかに赤ちゃんが１人、お腹の中の中には２人...奥さんは３人いました。

夕食の後、ホテルでは音楽の演奏とダンスが催され、宿泊客の参加は必須！誘われたら拒んではいけません♪

朝は空が澄んでいます。

マナハからアル・ハジャラへ向かう途中、段々畑が広がります。

アル・ハジャラの町です。

標高2800mの岩山の頂に築かれた城塞都市です。

かつてユダヤ人が住んでいたこともあるそうです。

この旅行記へのコメント （2）

• babyananさん 2009/11/13 22:05:18

  子供の笑顔、素敵ですね♪

  edanさん、こんばんは☆
  
  作成中にお邪魔です。
  現地の子供笑顔、何とも言えません〜素敵ですね♪
  つい、カメラを構えてしまいますよね！
  
  中東は、私には未知の国〜敷居が高くて。。。
  
  私もいつか☆
  
  babyanan

  edanさん からの返信 2009/11/13 23:44:30

  RE: 子供の笑顔、素敵ですね♪

  babyananさん　こんばんは。
  
  人物を撮るのは得意じゃないんです...
  しかしイエメンの人、特に子供は”写真大好き！”
  カメラをみると、撮ってくれと寄って来ました。
  
  今回が私の初中東旅、でも
  初めて来た気がしなかったなぁ。
  
  edan