走行距離1380km、ぐるり山口の旅　①武蔵vs小次郎、巌流島のある下関

2009/11/07 - 2009/11/07

今年8月以来、人生2度目の下関。
1回目は友だちの結婚式、そして今回は・・・今回も友だちの結婚式。
前回同様に高速1000円なので車で激走600km、眠さとの闘い。

今回の旅行日程は・・・。
・下関観光(壇ノ浦・巌流島・唐戸市場など)
・宿泊は油谷湾温泉(ホテル楊貴館)
・角島
・長門で珈琲
・萩観光

2回目の下関は念願のふぐバーガーを食べ、
角島では綺麗な海に感動し、
長門でコーヒーの本当の味を知り、
萩で友人の両親に案内してもらい満喫。

1泊2日のわりにはかなり充実した山口の旅。



　　①武蔵vs小次郎、巌流島のある下関

友人の結婚式は赤間神社、披露宴は春帆楼。
共に壇ノ浦を望むところにあり、歴史を作っている。

唐戸市場は日曜日とあってかすごい人。
感じ的には観光客と地元の人半々ぐらいかな、あくまでも感覚で。
すしや海鮮丼、ふぐのから揚げなどいっぱい売ってる。
昼過ぎには半額とかセールしてた。

武蔵と小次郎の決闘したとされる巌流島。
案内板にも〝したとされる〟って書いてた。
なんもない無人島。

エリア 下関(山口)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

下関まで600Km、予想時間は8時間弱。
高速料金は普通に行けば12500円、高い!!
さて頑張って運転。

下関I.C.。
1000円ではないけど2100円、安い!!
高速無料化はかなり魅力的やけど、混むやろうなぁー。

下関I.C.から10分弱、赤間神社に到着。

赤間神社は壇ノ浦の合戦で敗れた平氏と共に入水した安徳天皇を祭られている。
まだ幼かった天皇に海の中には竜宮城があるで、と言い聞かしたためにこんな竜宮城みたいな建物になったらしい。

七五三のための家族連れが多かった。

友人挙式中。
この日は二組の挙式があった模様。

友人。
白無垢のほうね。
ちなみに旦那さんは長門市でコーヒー屋さんをしてる。
寡黙で優しそうな人。

陸の竜宮城。

十三重の塔。
詳しくは次の写真で。

耳なし芳一の像。
ここで平氏の怨霊と対決したらしい。

耳なし芳一のお話。

平家の墓。
平清盛の時代は繁栄を極めた平家も、次第に衰退し西へ西へ追いやられ壇ノ浦で終焉。

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

そういえば中学校の時に覚えたなぁー。

披露宴はここ『史跡 春帆楼』。
ここで下関講和条約が締結された。

右手の建物が講和記念館。

講和条約での写真？イラスト？
なかなか判別がつきにくい。

伊藤博文が座ってた椅子。
ここ山口は歴代総理大臣を8人も輩出した土地。
やはり旧長州藩の名残かな。
ちなみに一番最近の総理大臣は安倍さん。

春帆楼脇にある小道。
李鴻章は清側の代表。
講和中に狙撃されるも一命を取り留め講和を締結した人。
彼が良く散歩した道らしい。

壇ノ浦。
このへんで韓国の貨物船と巡視艇が衝突したらしい。

関門大橋。
右側は九州。
現在関門トンネルは工事のために通行止め中。

壇ノ浦から徒歩5分ほどで唐戸市場に到着。

唐戸市場。
ここからはあんまり人の姿は確認できないが、もう少し中は人がいっぱい。

カモンワーフで買ったふぐバーガー。
基本的にふぐってあんまり味がないのでタルタルソースの味かな。
350円なり。

巌流島へは船で5分ほど。
二つの会社が運行してて、500円と800円。
800円の方の人に違いを聞くと、
500円⇒渡航船
800円⇒観光船
らしい。

で、800円のほうの船に乗ることに。
はっきり言ってどっちとも一緒かな。

大体35分ぐらいのプランで、
壇ノ浦を周って約10分で巌流島へ。
巌流島で20分間散策、
5分で戻ってくる。

船からカモンワーフと唐戸市場を望む。

船から赤間神社を望む。

約10分で巌流島へ到着。

立ち入り禁止区域に何があるのが気になる・・・。

本名は船島。
武蔵と小次郎が対決した時よりも5･6倍の大きさになってるらしい。

こんなふうに綺麗に整備されてる。

武蔵と小次郎の像。

武蔵を意識しての小船。

カモンワーフに戻ってきて発見。

お隣の水族館『海響館』。
今回は時間がなかったために断念。

小腹が空いたために唐戸市場で購入。
半額で5貫で250円。

壇ノ浦に戻ってきて、関門橋を下から見てみた。

８艘飛びで有名な源義経。
源平の合戦で武勇を挙げすぎたばかりに頼朝に疎んじられ、モンゴルに渡った・・・。
夢のある話の主人公。
日本人は悲劇のヒーローが好きやなぁー。

長州砲。

歴史の舞台となった下関を後に、宿泊先の油谷湾温泉へ。