2009/04/03 - 2009/04/03
2位(同エリア8件中)
みーままさん
サラディーン城・ウガリット遺跡を見てカサブに寄ってカサブ石鹸を買って、ラタキアへ行き夕食にお美味しい魚を食べて・・・と、盛り沢山の目的を詰め込んだツワーを計画し、9人乗りのバンをチャーターして朝7時アレッポを出発しました。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
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アレッポからは1200〜1300m位の山を越えなければ目的地(海側)には行けません。目の前の山を越えて行きました。
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頂上近く・・・眼下は霞んでいましたが水路が張り巡らされた畑は肥沃に感じられました。
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山の頂上、とても眺めが良くカフェが有ります。其のカフェの目の前で“ホビス(アラブの常食のパン)又はホブス”を焼いているおばさんに会いました。焼き立てを1枚ただでくれました。薄い塩味でとても美味しいです。皆で車の中でちぎって頂きました。
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頂上付近右手斜め上は軍事施設かもしれません・・・道がありますが私達は此方には行けません。
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10:30分サラディーン城に着きました。
サラディーン城は三方を険しい急な谷に囲まれ天然の要塞の様な所に造られた城塞です。 -
深い谷
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サラディーン城に行くにはこの切通しを通らなければ成りません。見上げてみれば目がくらみそうです。城内にこの切通しを上から見られる所があります。足がすくんで腰が引けて「怖いよぉ〜〜」で、突先までは行けませんでした。
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切通しを入り右手には屈強な城壁、見張り塔がそびえています。
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苔むした・・・ではなく緑に包まれた昔のままの教会(白い建物)と城壁が残り、地中海まで睨みを効かせていたと言うだけ有ってとても遠くまで見えます。
サラディーン城、マルカブ城、クラック・デ・シュバリへは城同士松明の灯りで合図をしていたと城内に居たおじさんが説明してくれました(もしかしてガイド・・・かな?) -
霞んでいますが遠くにマルカブ城が山の頂上に見えました。
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城内・・今にも崩れそうだ!上に上がって下を見ると 怖い。今車で上がってきた道が下に見えま す。
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城内・・学校の跡です。教会の跡も有りました。
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城内・・シリアの英雄サラディーンは1187年ハッティ ンの戦いでエルサレムへ入城1188年この城を 攻め落としました。その後も十字軍によって 取り戻される事も無くイスラム側の拠点なり 続けました。英雄サラディーンの偉業を称え 「サラディーン城」と呼ばれるように成った そうです。
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貯水槽の跡です(深いので光が届かず写真が真っ暗に成ってしまいました)
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城内
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城内で見た野生のデージーです。野生のデージーは始めて見ました。
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城内に咲いていた花。アラブでは春に成ると道端や空き地に野生のアネモネが沢山咲き真っ赤で綺麗です。
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ピンクの花はサクラソウの一種でしょうか・・・・
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見た事も無いような可愛い花です。
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数え切れないほどの野生の花が咲いていました。日本の園芸店で売っている様な花が野生で沢山咲いています
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帰り際前の山肌を見たら沢山の穴が掘って入り“見張り場”だったのでしょうか?
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次はカサブ・・・山道を下っていく其の道すがら野生のシクラメンが土手に沢山咲いていました。野草の様に沢山咲いているシクラメン、日本では高級な花のイメージなので何か変な気持ちです。
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カサブへの途中、アサド前大統領が生まれた土地がありました素敵な別荘地です。とても高級そぉ〜〜
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サラディーン城から約2時間カサブにつきました。
カサブは山の麓に有る町でアルメニア人が多く住みトルコの国境に接しています。アルメニア人達がローレルオイルを使ってカサブ石鹸を作って販売しています。シリアではオリーブオイルで作られるアレッポ石鹸、カサブのローレルオイルで作られるカサブ石鹸はとても有名です。 -
カサブの商店街・・・観光客が石鹸を買いに来ていました
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石鹸のお店の陳列棚。種類が沢山有ります。ハーブなども売っています。
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カサブの町中、余り大きな町では有りませんが山の麓に家が立ち並び、とてもアラブの町とは思え無いほど牧歌的で静かなヨーロッパの田舎町??・・・と思わせる町様なです。
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山を下ったらトルコです。
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カサブから2時間ウガリット遺跡に着きました。16:30分まで入場と言われて慌てて
入場しました。今はラース・シャムラ(Ras Shamra)と呼ばれているようです。 -
ウガリット遺跡は村人が畑を耕していたら見つかったのだそうです。遺跡は人家の直ぐ傍にありました。遺跡に行き着くまで家と家との細い路地を通って行ったのですが、ラタキアから行った方がとても道が良いそうです。
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このウガリット遺跡は紀元前3000年頃に成立したらしい都市国家で世界最古の都市国家ではないかと言われています。此処からは紀元前12〜13世紀頃に粘土板に書かれた文書が見つかっています。
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アルファベットの原型の楔形文字を簡略にしたのがウガリット文字とされているようです。文字盤にはウガリット語、シュメール語、アッカド語、ヒッタイト語、古代エジプト語等が書かれていると言う事ですが、私にはどれも同じにしか見えませんでした。発掘された粘土文字盤はダマスカスの国立博物館やアレッポの博物館そしてラタキアの博物館等に展示されています。
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遺跡の中にあったお墓です。中を覗くと吸い込まれそうでした。
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大広間などの説明はアラビヤ語とフランス語になっていました。フランスの発掘隊が発掘援助したのでしょうか?
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ウガリットから3〜40分ラタキアの海岸に着きました。海の町そんな開放感の有るホテルの立ち並ぶ地区です。
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町を走っていた電車???
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シリア・ラタキアの地中海東岸の一般ビーチです。4月なのに泳いでいる人も居ました。
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ホテルビーチも有ります。
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帰り道、海岸線に海鮮レストランを見つけて、魚、海老など見繕い塩焼き、から揚げなどにしてもらい夕日を見ながら夕食でした。夕食が終わりレストランを19時過ぎに出ました
(レストランから見えた海岸曇っていたので夕日は今一でした) -
アレッポに着いたころには日付が変わろうとしていました。満足タップリのツワーだったけど・・・あぁ〜あぁ〜つ・か・れ・た!・・・
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場所はと言うと・・・・
上真ん中の大きな町は・・・アレッポ
左上アンダーライン・・・・・・カサブ
海左の矢印・・・・・・・・・・ウガリット遺跡
左下の矢印・・・・・・・・・・サラディーン城
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この旅行記へのコメント (4)
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- ぱぶさん 2009/10/29 08:58:27
- 不敗の英雄サラディーンのお城!
- みーままさん:
また楽しいシリアの遺産めぐりのアップですね!とても良いご紹介です。
最初に地図で場所の紹介は訪問者に良いガイドとなりますが、実は表紙の
画像は大きく出来ませんので、せっかくのご説明がちょっと大きくして
確認できません。出来たら、キャッチコピーとして、サラディーンのお城
「城内、今にも崩れそう!」とか、シリアのおばちゃんのホブス風景の
カットの方が訪問者を引き付けるのに表紙画像としてはベターなのでは
とも思いますが如何でしょうか?(この 4traでは再編集=画像の入れ
替えや、文章の変更は本当に簡単ですので、あるいはご考慮下さい。)
いつも勝手なコメントで済みません。また一つ、ぱぶさんが近くにいたら
ご紹介したい 「ペイント」(これは XPに付属として搭載されていて
誰でも利用できるソフトで、ぱぶさんたちがボランティアーで区民に
コースとして教え、一緒に遊んでいる)をご紹介しましょう。
今回の地図や、JPG画像にいろいろなリタッチが出来ます。画像を
重ねたり、文字を入れたり、画像へのもろもろのお遊びが出来ます。
http://tku-edu.jp/paint/index.html に簡単なペイントの使い方が
載っています。ぱぶさんたちは東京家政大学のお世話にもなっています
ので、ここの IT研修サポート関連でhttp://tku-edu.jp/ohara/kamome.htm
で、ぱぶさんたちの大原IT学習室:かもめ組がリンクされています。
これを見るとぱぶさんたちの活動で、今デジカメやペイントがコースで
やられていることが解るでしょう!(PR です。)このスケジュール表の
右側の彼岸花の絵は、ぱぶさん達の仲間のスタッフがペイントで描いたものです。(*^_^*)
みーままさんの様にお針子の上手な方は、ペイントお絵かきが上手に
なり、素晴らしい芸術作品も出来るのではと思います。
- みーままさん からの返信 2009/10/29 18:15:41
- RE: 早速ありがとうございます。
- 昨日カードが無くなりかっかたからでしょうか途中で調子が悪くなり止めました。今日全部を上げました。
色々ご助言をありがとうございます。まだまだ工夫が必要ですね・・・頑張ってみます。これからも宜しくお願いします。
まだ観光地には成っていないですが、世界でも注目されて居るような遺跡も訪ねました。頑張ってご紹介したいと思っています。ただ・・・もう少し勉強しないと駄目かな?とも思われますが・・・
ご紹介のお絵かき等もやってみます。ぱぶさんが近くにいらっしゃったらなぁ〜〜と、つくづく思っています。
- ぱぶさん からの返信 2009/10/30 09:43:48
- RE: 不敗の英雄サラディーンのお城!
- みーままさん:
色々注文の多いお客さんで済みません!m(__)m
でも、表紙のスナップとてもステキですね!この 4tra では他のお客さん
へのみーままさんのこの旅行記のアイコンとして表示されますのできっと
大勢の方の目を引くことと思います。
以前より聞いていましたが、インターネット接続環境も余り良くない中
大変な努力をなさってアップされているのに済みません。接続にカード?
シクラメンの原種?懐かしく拝見させてもらいました。シリア国境近くの
ヨルダン・ウム・カイスにお花見に行った時、博物館の庭で見て、ぱぶさん
の「ヨルダンのお花見 (1)ペラ&ウム・カイス」にも出ています。
そう言えば、日本での桜を見るお花見と違い、アネモネ、ワルダー(野草)
と言った野に咲くけなげなお花が咲き詰めたローマ遺跡を楽しみましたね!
みーままさんのシリア案内、とても楽しく拝見させて頂いてます。紀元前
何千年も前から栄えていたラタキアの町や地中海沿岸地区もなかなか
ステキです。今なお、のぞかな田舎(!?)を残した様子も伺われますね。
- みーままさん からの返信 2009/10/31 03:30:46
- RE:色々思い出しますね・・・
- ウムカイスにもシクラメン有りましたね。本当にアラブはワルダーが綺麗ですね。日本では高価なアネモネも道端に嫌と言うほど咲いているんですものね。でもシリアではヨルダンほどはピンクや黄色のワルダーもそれにアネモネやポピーも少ないです。その代り菜の花が多いです。
パソコン携帯と同じでカードを買うんです。何ヶ月で何時間と言うカードを買って其のたびパスワードとIDを入れます。時間数の多いのは(前回は9ヶ月50時間)インップットが難しく専門家で無いと入れられません。それで誰でも入れられるカードに変えたんです。(カードの後ろにパスワードとIDの番号が入っています)これは時間が直ぐなくなる様なので何枚か購入しましたなかなか大変です。日本の様に使い放題○○○円と言うのだと良いに・・・
今日もカラート・ナジムと言う所にセルビスで行って来ました。まだ前回のが2〜3有るので其れを纏めてからアップします。ヨーロッパ旅行も有るし・・出来るかな〜〜
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