2009/10/24 - 2009/10/24
778位(同エリア1121件中)
mielさん
アル・バンドレイ(El vandrell)、チェロ演奏家、パウ・カザルス(スペイン語ではパブロです)が生まれた街です。
バルセロナからは電車で1時間ぐらい。
セントロに生まれた家が、ビーチの方には博物館があります。
パウ・カザルスの説明を少し。
チェロ演奏家としても有名ですが、指揮者、指導者としても活躍された方だそうです。
日本人の生徒さんもいらっしゃったそうです。
スペインの市民戦争にフランコが勝利した後、自由と民主制がカタルーニャに再び戻るという希望とともに国外へ。その後、平和活動などを行い、プエルト・リコで亡くなりました。フランコが亡くなった後、アル・バンドレイ(El vandrell)に棺は移されたそうです。
国連賛歌を作曲、平和賞も受賞しました。
その時のスピーチ。「鳥たちは空で、ピース、ピース、ピースとさえずり歌うのです」と言ってカタルーニャ民謡、鳥の歌を演奏したことは有名です。
↓スピーチ。
http://www.youtube.com/watch?v=AKlkO3Tt3Kw&feature=related
↓スピーチの続きと鳥の歌。写真と音です。
http://www.youtube.com/watch?v=rt9iz3xApVg&feature=related
博物館でも使われていた映像が見られます。日本語の字幕入りです。
http://video.google.co.jp/videoplay?docid=-5445995792243708180#
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電車でもいけますが、車で行ってみました。
途中、国道の真ん中にローマ時代の門を発見しました。
大きいです。でも、ここはこれだけしかありません。 -
博物館に到着しました。
ここはカザルスの元別荘だそうです。 -
カザルス関連の場所には日本語の説明もありました。
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開館時間も。
↓音楽が流れます。
http://www.paucasals.org/ca/MUSEU-localitzacio/ -
まずは、左の建物で、チケットを買いましょう。
入り口と出口がわかりにくいので、たぶん案内してくれます。 -
ここが入り口です。
左の扉は出口です。でも、間違えて出口から入っている人もいました。 -
博物館内は撮影禁止なのですが、この窓辺の風景だけ素敵だったので撮ってしまいました。
ここは休憩のスペースだそうです。
家の入り口からもよく見えて、まるで絵画のようでした。
波の感じも素敵。
博物館では、カザルスがもらった各国からの勲章や、友人を呼んで演奏会を楽しんだというけっこう大きい部屋もあり、1曲ゆったりと聴くことができました。
日本に来たときのものもあり、芸者が横に座っていました。
それを見た、イギリス人かな?の観光客がこれはいいな、僕もお酌をしてほしいよ!とうれしそうにしていました。 -
浜辺側にはレストランもあります。
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入っていませんが、涼しげで雰囲気良さそうです。
疲れたらお茶をしてもいいと思いました。 -
博物館のまん前にコンサートホールもあります。
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この日は何もしてませんでした。
カザルスの写真付き。 -
中はこんな風みたいです。
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石碑。
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公園にカザルス。
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浜辺を歩いてみます。
カザルスも小さい頃よくここで遊んだそうです。 -
モダンな教会などもありました。
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セントロの方まで向かいましょう。
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El vendrell駅です。
駅前にはタクシーもあります。 -
カザルスの生まれた家はSanta annaという通りにあります。
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ここがそうです。
1階にはいろんな写真が展示されています。 -
小さく書いてあります。
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建物の前にはこの説明が建っているので迷いません。
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2階にはピアノの部屋。キッチンなどがありました。
3階はベットルーム。
カザルスは11人?兄弟だったそうですが、カザルス自身は次男。でも、カザルスを含む3人だけがその後成長し、他の兄弟たちは5才までに病気になったりして亡くなったそうです。
カザルスが生まれたときもすぐに泣かなかったので、死んでしまったのかと驚いたというお話を聞きました。 -
階段の床も古いのでなかなか危ないです。
急な階段です。 -
近くの広場にもカザルス像がありました。
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お腹が空いてきたのでパン屋でパナイエッツを買いました。
1個づつ売ってくれるのでありがたいです。
もぐもぐ食べながら教会を目指します。 -
ミサ中だったので中は撮りませんでした。
でも、かわいらしく豪華な教会でした。
パイプオルガンもありました。 -
隣に市役所がありました。
巨人人形がいたので、写真撮ってもいいですか?って聞いたらどうぞと。
こっちが男性です。 -
女性です。
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これはここの紋章。
上に天使かな?かわいい顔入りです。 -
ダマシ絵を発見しました。
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あ、さっきの巨人人形も。
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街の風景に溶け込んでいて素敵でした。
道がぐねぐねしていて、時々道に迷いましたが、質問するとみなさん親切に教えてくださるので助かりました。
いろんなお祭りもあるそうなので、またいつか訪れたいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- むんさん 2009/11/03 17:57:34
- パウ・カザルス&アル・バンドレイの街!
- mielさん、こんにちは!
パウ・カザルス&その生誕の街アル・バンドレイ!
mielさんの旅行記拝見して初めて知りました!
スペインに戻ること叶わなかったんですね。
きっとこのアル・バンドレイの街の美しい光景を常に
心に描かれていたに違いないですね。
それにしても、日本語での案内や説明があるのを拝見し、
ビックリです〜。
日本から訪れる方もきっと多いんですね。
- mielさん からの返信 2009/11/04 18:01:13
- RE: パウ・カザルス&アル・バンドレイの街!
- むんさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
> パウ・カザルス&その生誕の街アル・バンドレイ!
> mielさんの旅行記拝見して初めて知りました!
私も名前は聞いたことはあっても、こんなに近くだったとはって感じでした。
夏はビーチがあるので人が多いみたいですが、この時期はぜんぜんのようです。
> スペインに戻ること叶わなかったんですね。
> きっとこのアル・バンドレイの街の美しい光景を常に心に描かれていたに違いないですね。
今はひっそりとしたこの街、当時はどうだったのでしょう。
考えてみただけでも苦しくなります。
> それにしても、日本語での案内や説明があるのを拝見し、 ビックリです〜。
> 日本から訪れる方もきっと多いんですね。
美術館のメッセージを書くノートにも日本語がちらほらありましたよ。
私も一言書いてきました。
東京にカザルスホールというのがあるのを聞きました。
今月、こちらに住むカタルーニャ人の友人が、日本に初めて行くというのでそこをお勧めしました。
彼らは、なんで日本にあるの?と、びっくりとうれしさとですごい興奮していました。
でも、カザルスホールは来年、閉館するという話も聞きました。
せっかく名前までついているホールなので、いろんな事情があるのだとは思いますが、どうにか残してもらえないものかと思えてなりません。
私も日本に帰ったら寄ってみたいと思います。
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