2009/06/26 - 2009/06/28
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空飛ぶドクターさん
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【イタリアから帰国の途へ】
翌朝便利なように、駅の近くのそれなりのホテルを選びました。2時間待たずにタクシーで早く来たので、まだ一観光する時間はあるので、海岸を北上するミラマーレ城へバスで行きました。途中、ずっと市営なのかシャワーやトイレのある海水浴場が見えました。まだ6月ですが、みな水着で日光浴しています。でも、着いてみるとミラマーレ城はG8(イタリア語でオット)主要国8カ国外相会合で閉鎖され見学できませんでした。日本からも中曽根外相が来ているようです。
仕方がないので、代わりにサン・ジュスト聖堂へ行きました。例の如く鐘楼に登りました。坂の多い港への町並みが全貌できます。そこの案内にいる地元の若い女性に興味のあったトリエステの郷土料理店を聞きました。2箇所推薦してくれました。ホテルに戻って尋ねると、2箇所とも有名そうでしたが、より勧めてくれた方のレストランへ行きました。結論から言うと、私の推測が全く間違えていました。私はオーストリア(ドイツ)料理が、イタリア料理としていかにうまく調和されているかと、この国境の土地トリエステに興味津々でした。例えば、ソーセージ入りのスパゲッティとかです。
まず、前菜に生ハムを頼みました。これを見た途端から嫌な予感がしました。クロアチアのイタリア料理店で食べたような薄い生ハムを予想していたのに、ベーコンの分厚いようなハムが来ました。味も所詮ドイツ料理程度です。次に、メイン料理として郷土料理の組み合わせを頼むと、ドイツ風の大きいソーセージとちょうど日本の安物のウインナーとポテトの料理です。全然、イタリア風ではありません。ただのドイツ(オーストリア)料理です。しかも、最悪のことにサイドで頼んだ郷土料理も同じようなソーセージとポテトの料理で完全にかぶっています。腹だけはって、もうデザートを頼む気もしません。これで33ユーロです。このレストランで唯一よかったのは、ドイツ系の顔をした愛想のいいウェートレスでした。
翌朝は予定通り7時50分発、ヴェネツィア・メネステレ駅経由でミラノ行きです。46ユーロです。でも、イタリアらしく途中のヴェローナの駅でエンジントラブルがあり、1時間も止まりました。おかげで、数年前に来たヴェローナ駅前の懐かしい景色を眺めてきました。予定より1時間以上遅れて午後1時40分にミラノ中央駅へ着きました。携帯電話があるのでよかったのですが、迎えに来てくれた娘の最初のホストファーザー、マテオ・マペリと合流し、タクシーで近くの自宅マンションまで連れて行ってくれました。
娘が4ヶ月ほど過ごしたマンションを見せてもらいました。中庭こそあるものの日本と同様のマンションでした。但し、天井も高くかなり広い感じはしました。小学校1年生のホストシスターとの二段ベッドも見せてもらいました。それから、ホストマザー、マリア・テレザ(イタリア人は夫婦別姓)の準備してくれていたジェノバ風の手打ちパスタ、trofie をご馳走になりました。バジルのおいしいソースで、ソースをお替りしてたっぷりかけて食べました。期待通り、イタリアの家庭料理もおいしいです。その後、フルーツカクテルとジェラートです。やはり、市販レベルでもイタリアのジェラートはアメリカのアイスクリームよりおいしいと改めて思いました。
食後は、マリアと周辺を散歩しました。そして、観光地で有名で私も何度も行ったことのあるドゥオモ(大聖堂)へも行きました。そして、帰りは地下鉄で家に戻り、娘の二番目のホストファミリーが夕方5時半に車で迎えに来るのを待ちました。ホストファーザーのピエトロ・チミノとホストマザーのエルビラ・マテッサの二人で来てくれました。それから、ミラノ郊外ボラーテの彼らの家へ連れて行ってもらいました。こちらは一軒家です。アメリカと同じ大きさの普通の家なのでしょう。地下室もあります。日本人の感覚から言えば、結構大きな家です。途中でピエトロが迎えに行きましたが、彼の姉と娘がナポリから翌日のヴェローナでの屋外アリーナでのアイーダのオペラを観に来ています。私も以前にヴェローナの市内見物で屋外アリーナは見たことがあります。
娘のホストブラザーのジュリアーノは知人の結婚式に呼ばれて不在でしたが、ホストシスターのイレーネはいました。彼女は、娘とほぼ同時期にインドにAFSで留学していましたが、先に帰って来て娘と1〜2ヶ月一緒に過ごしたのです。6人でにぎやかな夕食が始まります。前菜は私の好きなムール貝でした。次にボンゴレ・スパゲッティです。メインディッシュは珍しく手に入ったらしい白身の魚でポテトが付け合せでした。期待通りここの家庭料理も全ておいしいです。そして、野菜サラダは当然の如く、オリーブオイルとバルサミコ酢です。かなり上等な年代物のバルサミコ酢でした。そして、ここでもデザートにジェラート。それから、おみやげのナポリ名物の貝殻状のお菓子(スフォリアテッラ)です以前にナポリで食べたことがあります。コーヒーはもちろんエスプレッソです。
食後には、私の娘と親しくしてくれたらしい夫婦もやって来て、ますますにぎやかになりました。そして、みんなでライトアップしている近くの教会などを散歩しました。奥さんのパトリシアが娘とのイタリア語のレッスンの思い出を語ってくれました。私も勉強しているのでよくわかりますが、男性名詞の ragazzo(男の子)は女の子ではragazza になります。そしたら、男性という意味の uomo は女性という意味では uoma かと娘が思ったらしいのです。実際は、例外で donna になるのです。また、犬も一緒に散歩したのですが、リードがなしでも賢いので車に引かれる心配もないようでした。我が家の3匹の犬では怖くてそんなことはできません。
翌日は割りと近いミラノ・マルペンサ空港まで車で送ってくれました。何度も列車でマルペンサ空港には行きましたが、送ってもらえたのはもちろん初めてです。軽い昼食としてエルビラが作ってくれたトレビス(葉野菜で、赤紫色と白色)とミニトマトのサラダ(もちろん、オリーブ油とバルサミコ酢)が最高においしかったです!今の日本では田舎に行かないと中々おいしい野菜は手に入りません。
(終わり)
私は本邦初の「海外旅行に添乗する専門医」で、
「空飛ぶドクター」(登録商標)と名乗っていま
す。私のサービスに興味のある人はウェブサイト
http://www.kanoya-travelmedica.com を参考し
て下さい。
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