広すぎまーす！　明治村【裏街道編】

2009/09/19 - 2009/09/20

建造物の野外博物館といえば、明治村を外すわけにはいかないと、シルバーウィーク初日に早朝の新幹線に乗り込み、いそいそと明治村に旅立ちました。\(^o\) (／o^)／

それにしても明治村は広すぎます。
なにしろ敷地面積100万平方メートル。
明治時代のものを中心に67個もの建造物等が移築復元されてます！
近所ならば、3,000円払って年間パスポートである住民登録したかったけど、意地でも回りましたよ。２日間かけて．．．。
とっても疲れたけど、とっても面白いところでした。

明治村
http://www.meijimura.com/

エリア 犬山(愛知)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄

明治村には十数年ぶりに訪れました。
なにしろ近代建築の宝庫、見所満載の天こ盛りですから、以前訪れたのにもかかわらず、忘れてしまってましたのでカンドー、カンドーのオンパレードです。

まずは、重要文化財でもある「宇治山田郵便局」（1909年建設）へ行ってみました。

外見もすごいですが、天井にも驚かされます。
Σ(ﾟﾛﾟ｣)｣

「聖ザビエル天主堂」（1890年建設）もまた白亜の天主堂の美しさに感動します。

内部の美しさに、またビックリ！
(◎_◎;)

お馴染み20世紀の建築界の巨匠、フランク．ロイド．ライト設計の「帝国ホテル中央玄関」（1923年建設）は明治村では絶対外せない所です。

室内は、気品に満ちあふれてまーす。
(^◇^ ;) ほぇ〜

重要文化財「聖ヨハネ教会堂」(1907年建設)もまたステキなところです。

ここもまた内部の造りはカンドーものです。
?(･∀･；)ﾀﾏｹﾞﾀ

一日中ここにいても飽きないでしょう。
ここだけでも十分ひとつの旅行記が書けるところです。

さてさて、ニッポンの近代建築のスバらしさを堪能するのも楽しいのですが、
前回訪問した時に妙に印象に残っていたのが、監獄等裏街道的建物の数々でした。
できることならば、一生出遭いたくない所ですが、これも何かのご縁です。
疑似体験の旅に出かけるのであります。

まずは、「金沢監獄正門」（1907年建設）をくぐります。

　ｲｪ──ヽ( ﾟДﾟ)人(ﾟДﾟ )ﾉ──ィ

まあいきなり監獄に向かうのも良いのですが、入所するには順番というものがありますから、「宮津裁判所法廷」（1886年建設）に向かいます。

おやおや、法廷内は裁判のま最中のようです。

被告と思われる人物の後ろに座りました。

どうやら裁判長から判決が言い渡されたようです。

そしていよいよ収監されるのですが、これは「前橋監獄雑居房」（1888年建設）であります。
まさに江戸時代の伝統を引き継がれた「牢屋」そのものです。

監獄内は薄暗く、

また頑強な鍵が取り付けられています。

監獄内は全て吹きさらしです。
前橋の冬は風が強くて寒かったに違いありません。
この牢獄から無事出ることができたのでしょうか？

すぐ裏手に近代的監獄、「金沢監獄中央看守所・監房」（1907年建設）があります。

奥行きがあるかのように見えますが、なんと後ろは絵です。なかなか上手い工夫がされてます。

入り口には囚人の方の人形が並んで待ち構えてます。
さあ、記念写真を一緒に撮りましょう！
ﾜﾁｮ――ヽ(･∀･)ﾉ――ｲ♪

さすがに監獄内の廊下は重々しく、独居房が並んでます。

独居房を覗くと、
囚人（念のためお人形です）さんがお食事をしています。

(^-,^) ゲフ

寝るための準備をしている囚人さんもおります。

さあ！あなたも体験しましょうとの呼びかけに、こんなこと体験したくねーよと思いつつも、ウキウキと独居房に入ってしまいました。

独居房からの光景です。

あー早くしゃばに帰りたいのだ。