2009/10/18 - 2009/10/18
152位(同エリア338件中)
シベックさん
なかなか行けずにいた信州中川の赤そば花まつりを、最終日に見に行ってきました。花の時期はもう遅いだろうなぁ・・と思いつつ。
会場の指定駐車場には、僅かに数台が駐車するのみ。売店の人の話では、今年は天気がよく咲き終わったと、つれない返事。それでも諦めきれず、少しでも咲いていないかと散策を開始しました。
写真は、咲き終わった赤そば畑と果樹園、中央アルプス。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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駐車場から見る中央アルプス
信州中川赤そば花まつりの駐車場から見た風景。
空木岳や木曽駒ケ岳が望めます。
停まっている車は数台。
今日が「花まつり」の最終日だというのに・・。
やっぱり、もう花は咲いていないのでしょうか。 -
案内看板に沿って
信州中川赤そば花まつり 飯田線伊那田島駅の南。
2009年9月17日(木)〜10月18日(日)
伊那田島駅から、約500m・・・徒歩5分。
中央自動車道・松川ICから車で5km・・・約10分。
花まつりWeb:http://www.vill.nakagawa.nagano.jp/events/20090917_akasoba_matsuri.html -
中川村・赤そば畑
赤そばはすでに咲き終わり、赤い実がみのった赤そば畑。誰も座っていない丸太の椅子が、さみしげです。
花は枯れていますが、茎が赤いので、畑一面に、くすんだ赤色が広がっています。
赤そば畑と果樹園の間を、飯田線が走っています。 -
南から見る赤そば畑
空は透きとおるように青く、さわやかな高原の秋。
食べて美味しく、鑑賞にも素晴らしい赤そばの花を、多くの方に楽しんでいただきたいと、地元の方々が協力して「赤そば花まつり」が始ったのだそうです。 -
赤そば畑と南アルプス
もっとも南側の端から見た、赤そば畑。 -
実をつけた赤そば
花は褐色になり、実だけが赤く輝いていました。
高嶺ルビーと言われる赤い花の咲く品種。
どこかに花が咲き残っていないかと、そば畑を一周することに・・。 -
アカツメクサの咲くそば畑
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落下した木の実
台風で落ちたと思えるクルミの実。
沢山落ちていました。
果肉は踏みつぶされ、殻がむき出しの実もあり・・。
記念に5個ほど拾ってきました。
果肉をとるとオニグルミと判明・・。
日本にはオニグルミやヒメグルミが自生し、
昔から食用にされていたそうです。
仮果(殻)を横向きにして見ると、
ヒメグルミはうすべったく、オニグルミは丸い。
ちなみに、売られているゴツゴツで
大きなクルミは「シナノグルミ」という種類で、
日本では主に長野県で栽培されており、
東御市が生産量日本一だとか・・。
クルミの木は、「ウォールナット」と
言う木材名で流通・・。
チークやマホガニーと共に世界三大銘木の
一つだと言われています。 -
豆のような形の種
農道わきで見た実。ケシ科のタケニグサ(竹似草)、茎は中空の多年草で、太く直立して高さ1〜2m。茎は白い粉がついて白っぽく見える。葉の裏面は白色で細かい毛が密生する。
夏に茎の上から多数の枝を出し、その先に白い花が咲き円錐状の穂になる。花の後、扁平な果実をたくさんつける。 -
タンポポのような花
ヤクシソウ(薬師草)キク科。花期は夏〜秋。枝の上に直径1.5cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。
花は上向きに開き、花後うつむく。葉の基部は茎を抱くようにつく。切ると白い乳液を出す。種はタンポポに似ている。食べられる。名は、奈良薬師寺にある仏足石の吉祥文様に由来するらしい。 -
杉の木にのぼるツタ
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イボイボの実
トウゴマ(唐胡麻)に似た草の種。
キク科のオナモミ(巻耳)。通称、ひっつき虫。
日本全土の原野、山地、道端、荒地などに自生する。
世界中に分布。果実に多数のトゲがある。 -
まだ咲いていた赤そば
悶々として半周し、諦めかけたとき・・
淡いピンクの一画を発見!! オオッ・・
見つけました。赤そば!
線路側の僅かな場所に咲き残る、赤いそばの花。 -
実のついた赤そば
花を近くで見ると、咲いている花より
実になった花が多かった。
写真では広そうに見えますが、
花が残っていたのは
2×5mほどの僅かな面積・・。
報われました。
諦めず探したかいがありました。
嬉しくなって歳がいもなく
夢中でシャッターを切りました。 -
赤い花と赤い実
そばの花は白いものと思われがちですが、
そば原産地の中国雲南省から
ヒマラヤにかけては、
ピンクや赤色の花を咲かせるそばが
自生するそうです。
1987年に、信州大学の氏原輝男教授が、
ヒマラヤの標高3,800m附近に咲く、
赤い花のそばを持ち帰り、
タカノkkと共同で品種改良を行い、
真紅の花のそばを作出することに成功。
それが赤そば「高嶺ルビー」だそうです。
今では小規模ながら各地で目にします。 -
赤そば・高嶺ルビー
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赤い花と実
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赤そばが咲く
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赤そばと南アルプス
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日本で作出・高嶺ルビー
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畑の端で咲く
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花は枯れ・・
実をつけた赤そばが風に揺れていました。
高原の秋風景。 -
僅かに実るそばの実
赤そばの実は、白そばの1/3程度しか収穫できないそうで、貴重なそばです。
このそばには、ルチンが豊富で健康にも良いそうで、風味が強く、コシも強いのが特徴・・。
赤そばまつりの期間中、村内数か所の飲食店で、地元産「高嶺ルビー」を使った手打ちそばが食べられるそうです。 -
そば畑とぶどう園
オレンジの花は害虫よけの
マリーゴールド。
実をつけた赤そば、
そして青々とした葉っぱの
ぶどう園・・。
遠くには雪をいただく
南アルプスの山々が望めます。 -
蝶とマリーゴールド
車で長野 ★信州伊那高原・赤そばの里
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10168296/ -
地産即売会
赤そばまつりの期間中、テント市が開催されていて、
赤そば製品や地元の特産品が勢ぞろい。
旬の梨、リンゴ、ブドウ、野菜、手作りパン、五平もちなどが売られていました。
赤そばの花は終われど、こちらは大盛況・・。 -
妙な青いウリ
でこぼこした黄緑色の野菜・・?
ウリだそうです。
始めてみる変わった野菜。
スライスして一夜漬けで食べるのだそうです。
名前は聞いたのですが・・・。 -
果樹園と中央アルプス
テント市の裏手は、田島駅へつながる果樹園通り。
中央アルプスに雲が多くなってきました。
右手には、大きなぶどうの果樹園がありました。 -
伊那田島駅石碑
赤そばまつりのテント市を後に、
伊那田島駅にやってきました。
周りに人家はなく、
リンゴ、ナシ、カキ、ブドウなどの果樹園が
見ええるだけ・・。
物音ひとつ聞こえず・・静か。
木を揺らす、風の音だけが聞こええます。
石碑に刻まれた海抜636.6m。
・・と、言うことは中央道はここより
かなり上です。
海抜700m付近を走っているようです。 -
果樹園に囲まれた無人駅
-
ワンマンカー乗り場
ダイヤを見ると、
1時間に1本が基本のようです。
朝夕は2本も多少あり・・。
のどかそうで、
乗ってみたい気もします。 -
ミラーの中の田島駅
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道端に咲く秋の野菊
紫色っぽい花弁の花と、白い花が近くで咲いていました。姿・形は同じ。
ノコンギク(野紺菊)だと思われますが、変異・変種の多い花なので、確かなことは言えません。 -
駅そばの果樹園で
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リンゴ園の風景
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たわわに実る林檎
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池に映る空・浮かぶ枯葉
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カキの木畑
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キツネの嫁入り
陽が差し込んでいるのに、突然の雨・・。山の附近には雲があるものの、真上には雲はありません。山の付近から強風にのって飛んできたようです。
こんな状態を田舎では、「キツネの嫁入り」と呼んでいました。訳は不明。だまされた!と言うことでしょうか? -
西原ぶどう園ゲート
駅周り散策後、お腹もすいたので食べ物探してこちらにお邪魔しました。
西原ぶどう園は、15軒の農家で栽培・運営されています。約4haの園内には7000本余りのぶどうの木が植えられ、直売とぶどう狩りが行われています。 -
果樹園を行く電車
静かな田園に突然の金属音が響きました。
振り返るとガタゴトと電車が通り過ぎて行きました。
少し構えるのが遅れましたが、なんとかキャッチ。
その前に、2度ほど失敗していました。 -
ぶどう狩り
袋をはがされ顔を出したぶどう。
このひと畝だけが残っていました。
こちらも今日が、
ぶどう狩りの最終日だそうです。
栽培方法は、通常の枝を棚に這わす方法
ではなく「レインカット方式」と
呼ばれる方法で、
樹高を人の背丈ほどに抑え、
列の端から端までをビニールの
屋根で覆う方法でした。 -
大粒のぶどう
食べやすく、美味しいぶどうでした。巨峰の甘みに、さわやかなマスカットを混ぜたような味。皮も簡単にとれる種なしでした。今回、唯一のみやげ・・。
家人に名前を聞かれ・・。ウゥゥ・・とうなるだけ。
名前は、ネット検索で分かるという思いから、すぐ忘れました。先ほどのウリも同じ・・。帰ってから調べましたがどちらも見当たらず、不明のまま・・。 -
味覚の里・中川
天竜川を中央に、雄大なアルプス連峰を望み、美しい河岸段丘が広がる自然豊かな村です。その中でリンゴや梨などの果実栽培が盛んに行われていました。
「日本で最も美しい村連合」にも加盟している中川村・・。養命酒発祥の地でもあるそうです。
咲く花は僅かでしたが、赤そばも楽しませていただきました。
では、これにて帰路に・・。 -
夕暮れの中央道下り
神坂PAを過ぎた附近で、渋滞にお付き合い・・。
ほとんど動きが止まってしまいました。
普通なら中津川ICまで5分、恵那SAまで10分程度です。
・・が、しびれを切らして歩く人も現れました。 -
低速道の夕暮れ
この様子では、SAも混雑していることでしょう。
カーラジオからは、全国の道路情報が流れています。
どこの高速道路も渋滞しているらしい・・。
中央道の夕暮れ時は、フロントガラスに太陽がまともに差し込みます。いつもはPAやSAで休憩し、日没後に走るようにしています。 -
中央道は大渋滞
松川ICを入った時点では、
中津川からの名古屋方面は8kmの渋滞だと
電光掲示板・・。
それが走るにつれ10km、12、15、18kmに・・。
恵那山トンネルを出ると渋滞20kmに
なっていました。
神坂PAあたりでついに停車・・。
歩いているほうが早そうなノロノロ走行。
久し振りに味わう、大渋滞に巻き込まれました。
やむなく中津川ICをおり、国道に・・。
これまた・・大渋滞。
更に・・県道にハンドルを切り、回り道・・。
恐るべし・・1000円効果。
往路の倍以上の時間がかかってしまいました。
〜end〜
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この旅行記へのコメント (2)
-
- いっちゃんさん 2009/10/21 14:18:22
- 赤そばまつり
- シベックさん こんにちは
先日のアキノウナギツカミでは失礼いたしました。
今回の赤そば・・花は花期が難しいですね
それでも すれすれセーフ。
スケールの大きな赤そば畑ですね
実も感じ取れて良かったですね。
高速道路の1000円効果は驚きですよね・・
一般道まで渋滞が影響して 良いのか 悪いのか・・。
ミラーに映る夕闇の空は 秋の空。
いっちゃん
- シベックさん からの返信 2009/10/21 17:16:02
- RE: 赤そばまつり
- いっちゃんさん、こんにちは〜。
赤そばを、見てくださって、クリックも有難うございました。
今年は気候がよく開花がかなり早かったそうです。
せっかく遠くまで行ったのに残念でした。
でも、ほんの少し畑の北隅に赤い実と花が残っていてくれました。
面積で言えば2m×5mほど・・。
我が家のそばにも赤そば畑はあるのですが、信州とはロケーションが違います。
アルプスの見える田園風景を眺め、美味しい空気をいっぱい吸ってきました。
それだけで充分な信州路ドライブでした。
>先日のアキノウナギツカミでは失礼いたしました。
いえいえ・・とんでもないです。
思い出の鰻と鰌になり、関係者のみなさんに感謝しています。
>高速道路の1000円効果は驚きですよね・・
一般道まで渋滞が影響して 良いのか 悪いのか・・。
無料になれば、混雑も分散されて観光地も道路状況も良くなりそうですが、
しばらくは休日の混雑時代が続きそうですね。
シベック
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