2009/06/28 - 2009/06/30
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tuviajeroさん
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今回の旅行を総括すると、私のようなキャンプをして国立公園を見て歩くと言う目的では、移動に費やす時間が長い割には実際の活動と見物できる部分が物足りなかったが、キャンプでの旅行は快適だった。と云う感じです。この「物足りない」と云う部分ですが前にも書いた通り、公園が貧弱と云う意味ではなく、上手く公園として情報の整備も含めて、整備されていない事が原因と思います。ただ、自然の多様さはユタ州の方が一枚も二枚も上手でしょう。西オーストラリアの海を考慮してもコロラド河とパウウェル湖を考えるとその他の自然の多様性は矢張り差が有ります。今回の旅行にエアーズロックとウェスト・マクドウェル国立公園を含めて1ヶ月だとすると、同じ「濃さ」でグランド・サークルですと半分の2週間ぐらいで済むような感じがします。グランド・サークルで1ヶ月掛けたら相当な事ができますし、逆にそれでも足りないぐらい豊かで多様な自然があります。
グランドサークル旅行の現地情報サイトも開いています。
http://home.att.ne.jp/grape/george
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翌日の土曜日はネイルに案内されてアデレード・リバー近くの山の中にあるビラボン(池・沼)に行きました。彼が家族をキャンプに連れて来るビラボンだそうです。水に肩までどっぷりと漬かりながらビールを飲んでいると小型の水蜥蜴が出てきました。画面中央水の中にスルッと云う感じで見える物体です。
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小型と言えど1mぐらい有りますから普通の蜥蜴と比較したら巨大です。なかなかの面構え、存在感です。
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これが全景です。マレー半島の方に行くと、これと同じようなオオトカゲ(2mぐらい)を現地の人々が見つけると食べようと1日中追いかけて大変な騒ぎになります。そこら辺はスッポンでさえ直径1mはゆうに有る様なのが居ますし、パイソンも見つけると食べてしまいます。が・・・こちらには入り江ワニが居ます。ウ〜ムこちらの勝ちかな。この帰りにアデレード・リバーの村でまたまた、一杯遣ったのですが、ネイルの話によると直ぐそこの川で5mもある入り江ワニが見付かったそうです。そこいら辺に普通に居るそうです。クワバラ、クワバラ。
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ダーウィン郊外に帰り、ネイルの家に行くと近くのガレージに案内してくれて旧いフォード・エスコートを見せられました。彼はこれでジムカーナを遣っていたそうです。
彼の家ですが、住宅街にあるのですが、その道路わきの側溝で3mもある入り江ワニが雨季に見付かったそうです。矢張り相当ヤバイです。ま、色んな意味で日本人ほど緊張感が無く、その上小さなことに過剰反応してパニックを起こす民族性も珍しいですが・・・ -
その日の夕方はキャンプでのお隣さんで仲良くなったスティーブとラッセルと連れ立ってダーウィンのサンセット・マーケットに遊びに行きました。要するに夜店です。
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このサンセット・マーケットは海に沈む夕日を観に来る人たちを目当てに始まったものでしょうが、今ではこのマーケットを目当てに来る人も多いようです。
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これがその夕日です。鎌倉の砂浜に建った家で育った私には特に感激でもありませんでした。由比ガ浜から逗子に至る材木座海岸沿いの道路が出来る前は人が少ない分鎌倉の夕日の方が美しかったです。一番美しい、這うような低い松の生える連なる砂丘を潰して道路を作ったのです。残った砂浜は湿っぽく、狭苦しくて汚くなってしまいました。当時日本最古の港跡と言われた和賀江(飯)島の素晴らしい磯を潰して安っぽい逗子マリーナを造り、芝居の書割のような安普請でケバケバしい雨後の筍の様に発生した「“出来立て”の“老舗”」、玩具のようなハワイ紛いの家々・・・愚痴になりました。でも、鎌倉が愛される理由は鎌倉を求めて来た人達に破壊されてしまったのですよ。美しい田舎が、何か貧しい長屋のようになってしまいました。
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今日が実質上最後の1日になります。午前中に1ヶ月に亘るキャンプ生活の撤退準備をして午後には本旅行中最初で最後のモーテルに移動します。明日の朝2時半には起床せねばならず、キャンプは無理です。モーテルはネイルの友達が経営している空港の目の前にあるベスト・ウェスタン、ダーウィン・エアポート・ゲートウェイ・モテルです。ネイルの紹介だと言うとディスカウントしてくれました。新しいし清潔で何よりも空港間近でとても便利でした。
この写真の2人はキャンプで友人になったスイス人カップルで、半年掛けてオーストラリアを廻っているそうです。奥さんが「キャンプ生活大好き」と言っているのが羨ましかったです。陽気でなかなか気の好い人達でした。 -
こちらはオランダ人グループの一人です。こちらもフレンドリーで気の好い若者達でした。私の周囲の連中の中でも私が新参者で、撤退は大体同じ時期になりました。皆長逗留です。
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左がチャーリーで右がジョンです。都会っ子のラッセルの話では典型的な農家の人だそうです。兎に角凄い訛りで言っている事の半分ぐらいしか理解できないですが、陽気でフレンドリーな良い連中です。
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この夫婦もオージーで、名前は聞きそびれましたが、何時も一緒のグループでワイワイ遣っていました。如何にもオージーらしい親切な人達でした。
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左がスティーブで右がラッセルです。2人でつるんでバイクで廻っているのですが(スティーブがハレー、ラッセルがヤマハ)、如何にも都会っ子で、2人とも相当教養があるタイプですが・・・悪戯っ子で毎晩このグループを先導して騒いでいました。ユーモアとウィットに富み、知的な会話が出来るタイプです。尚、スティーブがサンセット・マーケットの屋台で迷子になったので、私は彼をスティービー・ワンダーと呼ぶことにしました。ラッセルも大喜びでスティーブは今後もこのネタでからかわれそうです。
マア、毎晩毎晩よく"Drive us carazy"してくれました。楽しかったです。有難う! -
ジョンとチャーリーも私と同時に撤退準備です。左のジープに家財道具一切合財を積み、右側のトレーラーがテントと寝具です。釣りをして歩いてるそうです。
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ナット(ナタリー)とトニーです。オーストラリア旅行はとても楽しかったです。観光資源はグランド・サークルに負けるぐらいですが、素晴らしい人々が完全に埋め合わせをしています。フレンドリーで、オープンで、正直で、直球勝負で、怖ろしく親切で、米国南西部の人々と似ているのですがフレンドリーさはこちらの方が上です。欠点も似ていて、一旦ぶつかると頑なで、違う価値観を受け入れない、なんてところも共通しています。多分、移民をして少人数で大自然の中で開拓してきた歴史が似ているからでは無いでしょうか。妥協したら負けですから自分を信じて頑張るしかないです。だからこそ助け合いもあると云うことでしょう。彼等は音楽もウェスタン・ミュージックを好みますし、米国西部を意識しているのかもしれません。
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この中央のおっさんもグループ・メンバーなのですが名前を聞き漏らしました。旅立つチャーリーとジョンに別れを告げているところです。
この国で最も素晴らしい部分は“そこに住む人々”では無いでしょうか・・・I mean you! Neil and Michael. -
ついに帰国です。丁度1ヶ月ですが、飛行機代からレンタカー代、飲食代、宿泊費、小遣い、土産代まで費用一切合財を含めて50万円以内で納まったのではないでしょうか。オーストラリアは意外なほど物価が高く、特に宿泊費と食費は毎日の事ですからキャンプ&自炊は相当効果的でした。しかし、レンタカー代と特に燃料が予想以上に高価だったのでこちらは誤算でした。北部準州の1日100k超は25セント/1kで加算された1500ドルをチャラに出来なかったら予算大幅にオーバーになるところでした。
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