2009/10/10 - 2009/10/15
4位(同エリア139件中)
服務員さん
皆様、ご無沙汰しております。2年振りで中国へ行ってきました。
今回は山西省の臨分という地方都市に行ってきたのですが、観光都市でない分旅行には厳しい面があった反面、困っている外国人を助けるという中国人の温かいもてなしの心にふれる貴重な体験をした旅行でもありました。
これがあるので自由旅行は止められないですね。
それではごゆっくりご覧ください。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
-
今回は2回目のマイレージ特典旅行。待合室で飛行機を眺めていると旅への期待が高まります。
ワンワールドの塗装をしたキャリアはボーイング767型です。 -
機内食です。
2年前に比べるとかなり量が少なくなっています。食前のドリンクサービスもなくなっていました。
経営が厳しいといわれる日本航空ですがなんとか頑張ってほしいものです。 -
日本航空や全日空は新しいターミナル3を使ってますが、空港から市内までは新しく鉄道が通じています。
空港出口を出てそのまま進むと乗り場に導かれます。市内までの料金は25元、約20分で東直門到着です。改札を出ると地下鉄の東直門と直結しています。 -
北京西駅の構内にある「加州牛肉面」での食事。
右は鶏肉麺、左が牛肉麺です。味付けはかなり塩辛い。どちらも料金は一杯13元です。 -
北京西駅の硬座待合室です。
計画では当日の夜行列車の切符を購入しようとしたのですが、あえなく「没有」。当日中に太原まで行きたかったので購入したのがD2015。いわゆる中国版新幹線で太原までわずか3時間で結んでいます。料金は136元でした。 -
そんな訳で「和諧号」の写真です。今はきれいですが、中国の得意技の放置プレーにあってすぐにぼろぼろてなことにならなければいいのですが。
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和諧号の車内です。日本の新幹線並みに制服の若い女性の車内販売サービスがあります。客たちも車内では比較的大人しくしています。
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太原での宿は三晋国際大夏。本当は駅近くの国防賓館(すごい名前)に泊まろうと思っていたのですが、人民元がないと泊まれないとのことで、外貨両替が出来るホテルとして教えてもらったところです。4星だけあって狭い部屋でも350元もしました。
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ホテル近くの食堂での食事。
焼そばとジャガイモの細切り炒めです。
ちょっと油っぽかったかな。焼そばは5元、ジャガイモ炒めは6元でした。 -
食事のため外出している間に部屋に置いてあったフルーツです。十時近くにチェックインした私たちを哀れんだのでしょうか。嬉しいサービスです。
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朝食は宿泊料金に含まれています。
これが予想外に豪華。料理は中華系が主体ですが二十品目以上あり、そのほかに点心類、パン類、お粥にフルーツ、食いしん坊の私は夢心地でしたが、8時の臨分行きの列車に乗らなければならなかったので、早々に切り上げました。 -
ホテルの外観です。迎沢大街に面する大きなホテルです。
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太原から臨分への列車の車次はK7805で、前日太原に到着した足で購入しました。5分ぐらい並びましたけどあっさり買えました。料金は64元でした。
この列車の切符と一緒に帰りの太原→北京西間の寝台列車の切符の購入も行いました(詳細は後述します)。 -
車内の様子です。
D列車に比べるとカジュアルというか中国っぽい雰囲気です。約3時間で臨分到着です。 -
太原でようやく人民元を手に入れましたが、両替可能額はわずか一万円。ホテル代を払うと臨分での宿泊費や観光費が足りないので臨分駅到着後近くの商工銀行で両替をしようとしましたが、何故か両替をしてくれません。中国銀行へいけとのご沙汰。中国銀行の場所が分からず困っていた私たちに助け舟を出してくれたのが「芦さん」です。
「俺が中国銀行に連れて行ってやるから」と言い車で中国銀行に送って行ってくれたばかりか昼食をご馳走してくれ、ホテルまで紹介してくれました。
見も知らずの日本人の風来坊に親切にしてくれた芦さん、とても感謝しています。 -
芦さんに連れて行ってもらった鼓楼です。地方都市なのにかなりの大きさです。周囲はロータリーになっていて近くに行くには少し難渋します。
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同じく芦さんに連れて行ってもらったラーメン屋です。回族の親父さんが一生懸命麺を打っています。
麺を打っているところを見ると反射的に写真に収めたくなってしまいます。 -
これが親父さんが打ったラーメン。芦さんのおごりだったので値段は不明。
羊肉のスープで美味しくいただきました。
芦さん曰く、「山西は麺の故郷、酢も有名だ」といって黒酢を入れて食べていました。 -
芦さんに、「どんなホテルがいいか」と聞かれ、「値段が安くて旅行社が入っているホテル」とリクエストしてつれてこられたのがこの臨分賓館。堂々たる老舗ホテルです。(左右対称のつくりのホテルで、このタイプは中国のいろいろなところで見られます。北京では前門飯店、新僑飯店旧館などがあります。)
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部屋はこんな感じ。改装しており、天井が高く広々とした室内で寛げますが浴室は古いまま。バスタブの栓はなく、トイレの水は常時少しずつ流れっぱなし、おまけにお湯はぬるいといった調子で清潔派な方は抵抗があるかも。でも、1泊朝食つきで138元であればしょうがないかな。
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臨分での夕食は近くの食堂でいただきました。
ピータンの黒酢かけです。
ピータンの濃厚さと酢のさっぱり感がマッチしてとても美味しかった。 -
2品目は山芋ときくらげ炒め。あっさり塩味でこれも美味しかった。他に中国ハムとピーマン炒めを頼み3品で48元でした。
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今回の旅の目的の一つは「壷口瀑布」を見ることでした。
ホテルに入っている尭都旅行社にて「壷口瀑布1日遊」に参加しました。1人210元です。参加者は我々夫婦のみで貸切旅行となりました。
臨分から約3時間半で到着しますが、途中中国では珍しい自然林の中を走ったり、黄河と併走したりなかなか飽きさせないルートです。 -
秋は水が少ない時期で迫力は今ひとつとのことでしたが、そんなことありません。轟々と流れ行くその迫力に圧倒されました。近くで見ると思わず引き込まれそうになってしまいます。
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流れ落ちた水は濁流となり流れていきます。
向かい側は陝西省です。 -
瀑布見学の後は食事です。観光地の料理が高いのは洋の東西を問わず共通したこと。
吉県にある食堂案内されました。
中国の地方の街道沿いによくある長屋形式に色々な店が入ったうちの一軒です。
中国をよく知らない人はかなり抵抗があると思います。 -
食べたのは定番の豚肉の炒め物と豆腐とつみれの蒸しもの、それとスープです。会計は3品で60元で田舎にしては立派な値段です。
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吉県の風景。街道沿いに街が形成されています。なんとものどかな街でした。
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旅行社のドライバー氏と今回の車。
金正男似の立派な体格でした。
こんな華奢な車でよく走ってくれました。 -
臨分に戻ってからは散策です。
街では親父がハミウリを売り、 -
ラーメン屋は刀削麺を削り、
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婦警は颯爽と白バイに二人乗りです。
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臨分賓館の朝食は定番のバイキング。
前述の太原のホテルには及びませんが、まあ、及第点でしょうか。 -
レストランはなぜか別棟になっています。
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翌日は二つ目の目的地の広勝寺の見学です。
バスもあるとのことでしたが、勝手がよく分からなかったので臨分で贅沢にもタクシーを借り切りました。半日で350元でした。少し高かったかなと反省しています。
現地で分かりましたが、臨分から広勝寺まで直通のバスがありました。 -
この寺の名を高めているのが、「飛虹塔」です。
塔全体が彩色レンガで覆われ、無数の仏が鎮座しています。山の頂に建つその塔はとても美しいものです。 -
広勝寺は山の頂にある上寺と麓にある下寺に分かれています。
こちらは下寺の山門です。鄙びたいい感じです。 -
しかし、下寺の内部は見るべきものはありません。多分文化大革命の際に紅衛兵どもに壊されたのでしょう。
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広勝寺のあとは水神廟の見学です。
山門は閉ざされていて下寺からくぐり戸を潜って入るようになってます。
こちらは仏教ではなく道教系の廟です。 -
ですから本道の両脇の立つこの像がなんというのか全く分かりません。
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洪洞県にある「明代監獄」です。
明代の監獄が残されているというので多少期待したのですが・・・。 -
内部はこんな感じ。子供だましです。
入場料30元は高すぎます。 -
臨分市内にある尭廟です。
「中華民族」〜いやな言葉ですね〜の「始祖」たる「尭」を祀った廟です。
ナショナリズムを鼓舞するためか公園としてきれいに整備されていますが、本殿は近年焼失したのを再建したので全く見学する価値はありません。入場料も30元は高すぎです。 -
ホテルへ戻ってから遅い昼食は近くにあったしゃぶしゃぶ屋へ行きました。
本格的に炭で加熱する鍋を使うかなりの高級店でした。 -
二人で90元はいい値段でした。
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太原を経て北京へ戻ります。
夕日に照らされた臨分駅です。 -
太原までは硬座で4時間の旅です。急行なので往路に比べ一時間多くかかります。人民たちは早く改札をしてホームへ入りたくてうずうずしています。
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いわゆる「緑皮車」という古いタイプの列車です。臨分駅に到着した際すぐに切符売り場に並び購入しました。始発なので一応座席指定になっています。
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古いタイプの名前の通り「硬い座席」ですから乗り心地云々を言えるモノではありません。
ひたすら四時間が早く過ぎるように祈るばかりです。料金は21元で往路の三分の一ですから仕方がないか。 -
太原駅で一旦下車して一時間後の寝台車に乗り換えます。
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太原駅は途中乗車だったのですが、幸運にも寝台車の切符を購入することが出来ました。しかも約5分並ぶだけで・・。ありがたいことです。料金は140元でした。
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途中乗車なので翌朝になってからの写真になります。北京も近くになり皆さんうきうきしています。
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無事に北京に到着し、北京西駅から北京駅までバスに乗り、北京駅前のハワードジョンソンパラゴンホテルに投宿。一昨年も泊まりましたが、地の利がよく、値段も良心的なので今回も利用しました。
アップルで予約して一部屋1泊6500円はお値打ちです。 -
さすが外資系、浴室の水周りに何の心配もありません。
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ホテルで落ち着いた後は土産の物色です。例によって崇文門の市場に買出しです。昼食は市場横の四川料理の庶民的な店に入りました。
坦々麺、ワンタン、チャーハンで20元です。
お腹は膨れましたが、味は「なんだかなぁ・・。」のレベルでした。 -
買い物を終えて北京の最後の食事は「鴨王」にて北京ダックを食します。
-
こんがり焼けたダックに、
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ダックの足の辛し和え。どちらもとても美味しい。
うーん、幸せ。
デザートの果物は店のサービスで料金は150元。
中国の食事のレベルからは高いけど日本で北京ダックなんてそうそう食べる機会がありませんからこの際堪能しておきます。 -
帰りの飛行機は8時30分発です。5時に起床し予定通り6時半に空港に着きました。また明日から仕事です。
サラリーマンの宿命ですね。 -
帰りの機内食です。朝食扱いなのでしょうが、メインがパンケーキとソーセージ一本ではとても満腹にはなりません。
-
拙文に長い間お付き合いいただき有難うございました。
これで第一部はおしまいです。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ひがしさん 2010/09/08 22:43:34
- こんにちは
私は20数年前に中国各地を旅行しましたが、写真で拝見するような新幹線で山西省に行けるなんて夢また夢物語ですね。信じられないです。
臨分どころか山西省ですら行った事がないので写真を興味深く拝見しました。中々通な所を旅されていて凄いなあと思います。私の記憶が正しければ、
臨分って分酒の故郷でしたっけね。
- 服務員さん からの返信 2010/09/17 21:37:20
- RE: こんにちは
- >
>
> 私は20数年前に中国各地を旅行しましたが、写真で拝見するような新幹線で山西省に行けるなんて夢また夢物語ですね。信じられないです。
>
> 臨分どころか山西省ですら行った事がないので写真を興味深く拝見しました。中々通な所を旅されていて凄いなあと思います。私の記憶が正しければ、
> 臨分って分酒の故郷でしたっけね。
- 服務員さん からの返信 2010/09/17 21:49:57
- RE: こんにちは
- メッセージ有難うございます。
私が中国を旅行し始めてから二十年ほどになりますが、この間の交通事情の発達は目を見張るものがあります。(日本も昭和二十年と昭和四十年を比べてみればそうでしたね。)当時は交通や宿泊、食事等々相当の覚悟を持って中国へ出かけたものです。
太原に日本を発ったその日のうちに着けるなどというのは当時は夢のまた夢でした。
便利になったのはいいのですが、その分感動も薄くなってきている気がするのは私だけでしょうか。
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