島好きのためのマヨルカ＆イビサ　マヨルカ編

2004/06/11 - 2004/06/17

2004年にマヨルカ＆イビサ島を訪れました。
イビサはパーティーピープルたちが
たくさん注目し、訪れているようですが、
マヨルカはほとんど興味を持たれていない様子なので、
ほんのちょっとだけアップします。
派手さはないですが、カラフルで気持のよい島でした。

マヨルカは滞在日数が短かったので、
堪能しきれたとは言い難いのですが、
スペイン人ののんびり具合を体感できる
島ではないかと。

エリア スペイン

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: イベリア航空

マヨルカ島のメイン、
パルマの街中の、最も大きな
観光ポイントであるカテドラル（大聖堂）。
外観はそんなに派手ではないのに、
中に入ると巨大なステンドグラスが美しくて、
マイベストカテドラル（あくまで私が見た中でだけ、ですが）となりました。
建物の上の方の丸い部分が、内側から見ると
ステンドグラスになってたと思います。

行く時は、見学時間をちゃんと
確認するのをオススメ。
この時はきっちりシエスタ時間は
お休みになるとかで、確かギリギリで
入れてくれました。私たちより数名後の人は
「ダメです」と閉められていたような…。

上のカテドラルを、
港側から見たところ。
夜はライトアップされていて、
これまた幻想的に美しかった。
何枚も写真を撮りましたが、
肉眼で見ている美しさにはかないませんでした。

目抜き通りの遊歩道。
木陰が続く気持ちよい通り。

でも、午後１〜４時頃までは
本当に日差しが強く、
あまり頑張って歩くと暑さにやられるので、
カフェで休憩したり昼寝している方が
確かにいい、と思いました。

上の通りを歩いて来ると、
何軒も似たような花屋の屋台（？）が出現。
それぞれおばさんやおばあさんが
切り盛りしてました。

地元の人が、どうやって店を
使い分けるのかは謎ですが、
それなりにお客さんもいました。

これは、泊まっていたホテルの一角。
son vidaという、町中からは車で15〜20分程度
離れた、丘の上にあるホテルです。
由緒正しいクラシックなホテルで悪くはなかったのですが、
町中に一度出るとパッと戻れないのは、
若干フットワークに影響しました。

私たちが訪れた２年後くらいに、
客室全リニューアルをしたそうなので、
また覗いてみたい気もしますが、
マヨルカ島を再度訪れるなら、
もうちょっと海側のホテルなども探してみたいです。

レンタカーで、フォルメントール岬という
場所を目指して出かけました。
写真はその道中。

フォルメントール岬は、
地図でいうと島の北端の方です。
島内は、観光名所に行くだけなら、
幹線道路がきちんとしていて
そんなに難しくなかったです。

そのドライブ中に見かけた
おかしな銅像。馬？

フォルメントール岬は、
いわゆる断崖絶壁の上に灯台の
建物があるだけの簡素な場所ですが、
そこにたどり着くまでの道が
いわゆるＳ字に次ぐＳ字で、
細かい「いろは坂」状態の場所。

何しろガードレールというものが
ゼロ！　なので、（カーブミラーも怪しい感じだった）
運転好きな人が腕を試すのには
楽しいようですが、
助手席はカーブを曲がる度に
空か海に突っ込んでいくように見え、
怖さのあまり最後は変な笑いが出てました。

一車線同士の狭い両側通行の道ですが、
なんとそんなＳ字を
ドデカイ観光バスがガンガン攻めてきます。
到着するまではマジに
生きた心地がしませんでした。

こんな感じで、カフェなどが
あるわけでもないので言ってみれば地味です。
観光客はあふれてます。
日本だったら旗つきの団子屋のひとつも
出てるでしょうが、
この辺のほったらかし感は意外と好きです。

・・・が、この北端から見た地中海の
色を見た時、あー、ここもある種の
世界の果てなんだ、と思いました。

正しく言えば、どこだって世界の果てに
なるし、通常は北極・南極が「果て」に
見合う場所なのでしょうが、
小さな島の端っこに来たことで、
「最果て」感を強く感じました。

もちろん、北海道の果てとかでも
感じるんでしょうね。
マヨルカは、ショパンとジョルジュ・サンドの
逃避行の地、バルデモサもいけなかったし、
そのうちぜひまた訪れたいと思ってます。