中秋の香港　大坑の火龍　萬佛寺

2009/10/02 - 2009/10/04

今回は、中秋節に行われる大坑の火龍を見に行ってきました。前から見たかったのでやっと念願かなったって感じです。何時から始まるのかわからなかったので夕方6時半頃に行って道路の柵のところで延々2時間待ちました。初めに火玉が見えたときの感激は今でも鮮明です。長い木に線香をびっしり刺して火をつけて龍に見たてて踊ります。線香の煙と人の歓声と熱気にわれを忘れて見入っていました。終わってからビクトリアパークを通って帰りました。3日目は、沙田の丘にある萬佛寺に一万体の金ぴか仏像を見に行きました。ここもどっひゃーって感じで香港は行く度に驚かされて帰るときはいつも今度いつ来れるかなと思いながら空港に向かいます。

エリア 香港(香港)

ビクトリアパークを渡った向かいに見つけました。

大坑へは、ＭＴＲ天后から行こうかなと思っていましたが、近道の誘導がありました。ここの突き当りが大坑地区。

元気いっぱいの太鼓の鳴り物。この音楽がドラゴンダンスの間もずっと続きます。

ここが基点みたいです。

こんなことでもないとまずは来ない大坑の路地。ノスタルジックな感じです。

これは、中秋のちょうちん屋さん。皆さん手にぶら下げてビクトリアパークを歩いていました。

長い間待ってやっと子供のパレードが始まりました。

子供が中にろうそくの入ったプラカードを持って並んでいます。

大歓声が起こったと思ったら、火玉がきました。

線香に火がついていて振り回しています。

龍の頭です。みんな大興奮で大騒ぎ。

踊りまくっています。

龍の体が見えてきました。

火玉もぶんぶん。

木に線香をびっしり突き刺して火を付けているので煙がもくもくしています。

龍の体も一直線ではなく、くねくねしながら踊ります。音楽に合わせてメリハリのきいた踊り方をするので歓声もすごいです。

やはり頭が近づくと歓声も一段と大きくなります。

胴体は結構長いです。それにしてもものすごい煙。

メインの大通り会場で踊った後、路地を踊りながら駆け抜けて行きました。あわてて後をついていきました。

ビクトリアパーク入り口。

干支のちょうちん飾り。

これが一番大きかった。

ビクトリアパークのちょうちん。

頭の上のちょうちん飾り。

ＭＴＲ沙田駅。ここから左に坂を降りていって萬佛寺に向かいます。

萬佛寺への案内。

こんな細い誰もいない山道を1人で上るのかとこわごわ進みました。

30メートルも歩いたら両側に金ぴか仏像がずらりと並んでびっくり。道もコンクリート流しっぱなしで、でこぼこして、滑り止めになっているのか、歩きやすくさっきの心細さは飛びました。坂と階段があります。階段より坂のほうが上りやすかったですね。

萬佛寺入り口までびっしり並んでいます。
金ぴか。

これだけあると一体くらいは自分の顔がありそうです。

階段にしたら400段以上だそうですが意外と楽に登れました。丘の頂上のお寺。ぐるりと見渡すと見事な極彩色。

日本のお寺ではありえない・・・と思う仏像。

お休み中の仏像。

下のほうは金ぴかでしたが、上にあがるにつれて極彩色の仏像が並んでいます。

斜面にも。

頂上にあった白い観音様。後ろには滝が。

萬佛寺から下りて、沙田の川向こうにある旧居　曽大屋。

開発が進んでいる香港ですがまだまだ昔の建物が残っています。

中に入りましたが、人が住んでいるので「旅客はここまで」の張り紙がありました。

曽大屋から沙田駅は遠いしどうしようかなと大通りを歩いていたら、バス停があったので１つ１つ見ていたらなんと、香港島の中環行きを見つけました。これはラッキーと思いバスを待ち乗り込みました。もちろん乗ったバス停の名前は知りません。沙田からライオンロックトンネルを通って、九龍半島を一直線に南に走りホンハムからクロスハーバートンネルを通り、金鐘を通り中環街市で止まり、最終、マカオフェリーターミナルで下りました。その間35分早いです。思いがけない香港ドライブでした。で、道路を渡った西港城の前でパレードをしていました。

見てたらなにやら宗教っぽいです。前のピンクのおばさんたちは「黄大仙」の旗を持っていました。

やっぱり宗教です。