2009/09/24 - 2009/09/24
129位(同エリア502件中)
シベックさん
半田矢勝川の帰り道、まだ日があるので知多半島先端の南知多町に向けハンドルを切りました。昔、このあたりは海釣りをやっていたころ、何度も訪れた懐かしい場所。思い出をたどりながら日の落ちるまで幾つかの港や岬を巡ってきました。
写真は、チッタ・ナポリが見える片名漁港南岸の船だまり。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
知多湾に面した大井漁港
釣り舟などが出港する天然の良港。休日ともなると港で小魚を釣る姿もよく見られます。この日も釣り人で賑わっていました。大井は昔からの港町。山々が迫り、海と緑が美しい景観を見せています。
時間はちょうど15時。20隻ほどの漁船がエンジン音も高らかに一斉に出港中。漁場に向かうようです。 -
大井漁港
岬に高層マンションが見える大井の漁港。港の空き地に車を停め、徒歩で港を半周しました。水は綺麗で透きとおっていました。
小波に船はゆらゆら・・この時間、港は静かです。
南知多町の観光Web:
http://minamichita-kk.com/ -
大井漁港・もやい綱
たくさんのロープが同じ曲線を描き、船腹に反射した光が波紋を映しています。
空青く、おだやかな秋の夕暮れ時です。 -
壊れた堤防
今は用なしの小さな堤防のようです。 -
幟の立つ海岸
港から岬に近づくと、「南無大師遍照金剛」と染められた幟が沢山立てられていました。何かありそうなので行ってみることに・・。
遍照金剛とは、空海に与えられた灌頂名で、この世の一切を遍く照らす最上の者を意味するそうです。 -
岬は聖崎公園
岬は公園になっていました。
沖の岩場に立つ上陸大師(空海)が見える公園で、
園内には展望台や平和観音等があり、
ここから見る景色は素晴らしい・・。 -
波消しブロック
コンクリートで造られたテトラが、四角い顔をこちらに見せ整然と並んでいました。
知多半島の先端・南知多町の堤防のご紹介
http://www.geocities.jp/teinage/tsuriba/tsuriba.htm -
岬に立つ石碑
聖崎に上陸された大使象の建立記念碑。
弘仁5年(814)に弘法大師が東国行脚の船路の途上に、立ち寄られたと伝わる聖崎岬。 -
巡礼姿の人形
石碑の上に並べらていた酒壷とサンゴ、巡礼人形。
そばには鐘や、戦没者の霊を奉る聖観音像もありました。
鐘を鳴らすと良いことがあるかも・・。 -
弘法大師像
沖の岩礁・二子島に十三尺(3.9m)の弘法大師の上陸像が立てられていました。弘仁5年(814年)に弘法大師が、ここから上陸され、近くの医王寺を経て、山海の岩屋寺などで修行をされた後、美浜町の野間や常滑市の大野へと渡って行かれたと云われています。海に立つ弘法大師像は初めてみました。 -
長谷岬
ビーチを挟んで聖崎の対岸には高層リゾートマンションが突っ立っていました。地上34階建の白いナポリタワーと椰子の木などが植えられたイタリアの雰囲気がいっぱいのリゾート・チッタナポリ。一般にも開放され利用できるイタリアン・レストランや和食の店、イタリア車の展示された博物館などもあります。
http://www.citta.co.jp/resort_access/index.html -
海岸に白い花
風車のような5弁の花。
名はクサギ。
花は綺麗ですが、名前が示すように、
匂いは頂けません。 -
大井漁港ボート溜まり
カラカラの秋日和。のども乾いたので、ここらで一休み・・。大井漁港の南、聖崎公園入り口にあるベイ・ナンナンで冷たい珈琲を頼みました。
窓から見える港の風景にも癒されます。この辺に来たとき一度は入る喫茶店です。 -
喫茶店・ナンナン
以前は凝った造りで薄暗い昭和風の店でしたが、いつの間にかモダンな造りに変わっていました。大きな窓から港や三河湾が良く見えます。
強い日差しに汗ばみ、火照った顔に冷たいおしぼりが気持ちいい・・。
さて、それでは・・
陽を追って再びドライブ・散策を再開・・。 -
片名漁港
ひと山超えて片名漁港にやってきました。
浮玉が引き揚げられた
堤防と小船の浮かぶ船溜まり。
弱い陽の光に照らされた漁港の光景。
釣りにも堤防や筏釣りなど
釣り方はいろいろ。
でも、何といっても船釣りが一番で、
釣りの醍醐味が味わえます。
大物から小物まで、
ポイントを選んで楽しめます。
この港から何度か
伊勢湾沖にのりだしたこともありました。 -
漁船の行きかう片名漁港
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使い込まれた木造船
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漁船のドック・修理場
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三河湾・巻き網ドラムのあるドック
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チッタナポリの見える砂浜
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長谷岬とうねる地層
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片名漁港・新師崎
岸壁につながれた漁船。
漁船の内側は青く塗られている
ものが多いです。
どんな意味があるのでしょう。 -
丸環にもやい綱・カテナリー曲線
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漁網を整備する漁師さん
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プラスチックの浮玉
ガラス玉に割れ防止の網がかかった浮玉は
趣がありましたが、
適材適所・・プラスチックはグッドです。 -
泳ぐカモメが2羽
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片名漁港と高層マンション
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錨とウキ玉
ペンキを塗っていた漁師さんに聞くと、海苔の筏に使う錨だそうです。
錨は綺麗に掃除されペンキ塗りたて・・。ウキ玉も綺麗に磨かれていました。 -
海面にユラユラ映る影
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師崎漁港
遠方に、フェリーや海上バス発着の師崎観光港や羽豆岬が望めます。
伊勢湾と三河湾の新鮮な海の幸が水揚される師崎漁港。南知多の海の玄関です。素朴であたたかい人々が住む港町・・。 -
師崎港製氷所前
ガラガラッ・・と凄まじい音にびっくり・・振り返ると製氷所のパイプから氷が落ちる音でした。
トロ箱にイッパイの氷・・。今でも氷は大活躍しています。 -
トロ箱に詰まった氷
鮮魚の保存に使うとか・・。
夕陽にキラキラと輝く
コオリ。 -
家並に落ちる夕陽
師崎漁港を後にしました。
急いで夕陽の見える場所を探して、移動開始・・。
今日はどんな夕陽が見られるか楽しみです。 -
師崎西海岸の夕陽
伊勢湾が見える師崎西の海岸で沈みゆく夕陽を眺めました。日没は内海の海水浴場で見たいと思っていたので、先に進むことに・・。
海岸道路は狭く、法定速度以上は無理。気は焦れど致し方なし・・です。行けるところまで車を進めました。 -
大泊海岸
間もなく日没・・。車を停めたのは、大泊海水浴場を通り過ぎた大泊海岸。海岸の沖に並ぶ無数の波消しブロック。釣り人がテトラと呼ぶこのブロック群は一年を通じ釣りの好ポイント。四季を通じて黒鯛をはじめ魚種は豊富・・。釣りボートの貸出や渡船もある海岸です。昔、何度かチャレンジした懐かしの海岸。 -
紅く照り輝く砂浜
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犬と戯れる人
海に向かって投げるフリスビーに反応し、
泳いで取りに行っていました。
お話を聞くと、水に入るのが好きらしい。
さすがに海育ちのシェパードです。 -
暮れなずむ伊勢湾
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伊勢湾夕景
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紅く染まる渚
砂浜も波も紅色の空を映して、あかく染まりました。
夕陽はどこで見ても素晴らしいものです。
以前、菜の花の咲くころ、知多半島を訪れ見た夕陽も綺麗でした。よろしければこちらもご覧ください。
小さな旅●知多半島 3/3・冬の羽豆岬 展望台の夕陽
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10309829/ -
伊勢湾残照
陽が落ち、赤かった空も紫色が強くなり、海の色も黒く変わってきました。
今日は赤い彼岸花に始まり、赤い夕焼けで一日が終わりました。
このあたりで、そろそろ帰路につくことに・・。
〜おわり〜
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