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2009年3月下旬、以前から行ってみたかった元陽棚田と少数民族の集まる定期市を覗く旅に出かけました。<br /><br />元陽新街鎮から歩いて行ける龍樹覇棚田めざして、夕暮れ迫る山道を歩いてハイキングに出かけたものの……。<br />おじさん一人、ハニ族の村夕暮れ迷子旅【後編】

元陽・龍樹覇 夕暮れの棚田の村へ迷子ハイク【後編】

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2009/03/23 - 2009/03/23

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2

26

みちゅお

みちゅおさん

2009年3月下旬、以前から行ってみたかった元陽棚田と少数民族の集まる定期市を覗く旅に出かけました。

元陽新街鎮から歩いて行ける龍樹覇棚田めざして、夕暮れ迫る山道を歩いてハイキングに出かけたものの……。
おじさん一人、ハニ族の村夕暮れ迷子旅【後編】

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
  • 集落を下って、畦を渡り、男の子たちに教えられた道へ入る。確かに「向こう」へ続いているようではある……が。<br /><br />時刻は午後6時を過ぎ、思わず帰りの所要時間を頭の中で計算する。

    集落を下って、畦を渡り、男の子たちに教えられた道へ入る。確かに「向こう」へ続いているようではある……が。

    時刻は午後6時を過ぎ、思わず帰りの所要時間を頭の中で計算する。

  • こんな山の狭間にも棚田がある。

    こんな山の狭間にも棚田がある。

  • 山道である。夕暮れ時である。太陽は沈みかけている。<br />「走れメロス」である……。待っていてくれ、セリヌンテゥス。<br />私は走らないが、急ぎ足である。

    山道である。夕暮れ時である。太陽は沈みかけている。
    「走れメロス」である……。待っていてくれ、セリヌンテゥス。
    私は走らないが、急ぎ足である。

  • ああ、陽が沈む。向こうの棚田はさぞ美しかろう。<br />夕暮れ色に染まる棚田にお目にかかることはあきらめねばならぬだろう。<br />……そんなことより、折り返すためには下の道に出なくてはならない。まだここは山の中である。

    ああ、陽が沈む。向こうの棚田はさぞ美しかろう。
    夕暮れ色に染まる棚田にお目にかかることはあきらめねばならぬだろう。
    ……そんなことより、折り返すためには下の道に出なくてはならない。まだここは山の中である。

  • 山道は、ようやく下りになる。先は開けていそうな期待が持てる。<br /><br />しかし、これがその道である。雨水が土を流し去って岩がごろごろの道……なのか、石敷きの道なのか?<br />ともかく、足場を確かめながら先を急ぐ。

    山道は、ようやく下りになる。先は開けていそうな期待が持てる。

    しかし、これがその道である。雨水が土を流し去って岩がごろごろの道……なのか、石敷きの道なのか?
    ともかく、足場を確かめながら先を急ぐ。

  • 出た!村へ出た!新沙坪村。時は午後6:40。薄暮。<br /><br />これは山から下ってとっかかりの家。場違いに立派である。

    出た!村へ出た!新沙坪村。時は午後6:40。薄暮。

    これは山から下ってとっかかりの家。場違いに立派である。

  • 道の上の家からのぞく顔に挨拶したら、おいでおいでされたので、ちょっとおじゃまする。<br /><br />「日本人か?飯食っていけ」<br />時間がないので固辞して、水を一杯所望すると、お茶を出してくれた。<br />水パイプ初体験。……吸えません(涙)<br />

    道の上の家からのぞく顔に挨拶したら、おいでおいでされたので、ちょっとおじゃまする。

    「日本人か?飯食っていけ」
    時間がないので固辞して、水を一杯所望すると、お茶を出してくれた。
    水パイプ初体験。……吸えません(涙)

  • 息子。おじさんから見ても美形である。<br /><br />後ろは、桃の木を接ぎ木更新中。こういう技を使ってるんだ。

    息子。おじさんから見ても美形である。

    後ろは、桃の木を接ぎ木更新中。こういう技を使ってるんだ。

  • 同居家族。この家の主人の兄弟か?<br /><br />家は村の一番奥の高台にあるので、きわめて眺めがよろしい。いい気持ち。

    同居家族。この家の主人の兄弟か?

    家は村の一番奥の高台にあるので、きわめて眺めがよろしい。いい気持ち。

  • 左の下は野草の葉っぱ。左篭の上にのっかっているのは、たぶんノカンゾウ、ヤブカンゾウみたいなもの。これは、後に市場でも見た。右篭はドクダミ。根っこは市場でも売っている。<br /><br />「飯を食っていけよ」……新街に戻らねば。<br />「ウチに泊まって明日帰ればいい」……心が動くが、明日の朝にはここをたつ予定である。荷造りもしなければならない。道を教えてもらってお別れする。<br /><br />……地元料理食べてみたかったが。お言葉に甘えればよかったと、後に後悔。

    左の下は野草の葉っぱ。左篭の上にのっかっているのは、たぶんノカンゾウ、ヤブカンゾウみたいなもの。これは、後に市場でも見た。右篭はドクダミ。根っこは市場でも売っている。

    「飯を食っていけよ」……新街に戻らねば。
    「ウチに泊まって明日帰ればいい」……心が動くが、明日の朝にはここをたつ予定である。荷造りもしなければならない。道を教えてもらってお別れする。

    ……地元料理食べてみたかったが。お言葉に甘えればよかったと、後に後悔。

  • もう午後7時である。あたりもほの暗い。<br /><br />村中を下っていく。家々の一階では水牛、ブタ、鶏を飼っている。

    もう午後7時である。あたりもほの暗い。

    村中を下っていく。家々の一階では水牛、ブタ、鶏を飼っている。

  • 道の上の家の前で、子どもたちがお食事中。<br />かわいい。思わず1枚。

    道の上の家の前で、子どもたちがお食事中。
    かわいい。思わず1枚。

  • こんなことをしている場合ではないのだが、自分の写真を見せるときゃっきゃっと喜んでくれるので、つい……。

    こんなことをしている場合ではないのだが、自分の写真を見せるときゃっきゃっと喜んでくれるので、つい……。

  • ボク、なかなかいいキャラです。

    ボク、なかなかいいキャラです。

  • あらぁ、また会っちゃったよ。<br />夕暮れ時で子どもたちがあちこちで遊んでいるもので……。

    あらぁ、また会っちゃったよ。
    夕暮れ時で子どもたちがあちこちで遊んでいるもので……。

  • 村の端の広場に到着。<br />かなり薄暗くなってきている。<br /><br />気は焦るが、子供が寄ってくるとついつい……。

    村の端の広場に到着。
    かなり薄暗くなってきている。

    気は焦るが、子供が寄ってくるとついつい……。

  • キミも最高!<br /><br />そうこうするうちに、道端のおじいちゃんからも声がかかる。「飯食ってけ」……ほんとうにありがたいが、先を急いでおります。

    キミも最高!

    そうこうするうちに、道端のおじいちゃんからも声がかかる。「飯食ってけ」……ほんとうにありがたいが、先を急いでおります。

  • 途中で道を訊きながら村を抜けて、やっと出たよ、帰り道。ものすごく立派な道路に見える。<br /><br />水牛さんたち、遅くまでお疲れ様でした。

    途中で道を訊きながら村を抜けて、やっと出たよ、帰り道。ものすごく立派な道路に見える。

    水牛さんたち、遅くまでお疲れ様でした。

  • 行きよりひとつ下の道を元陽新街に向かって歩く。<br />開けた場所に来ると下に棚田が見えてくる。<br /><br />残念ながら、夕陽に輝く棚田ではなく薄暗いなかの霞む棚田である。

    行きよりひとつ下の道を元陽新街に向かって歩く。
    開けた場所に来ると下に棚田が見えてくる。

    残念ながら、夕陽に輝く棚田ではなく薄暗いなかの霞む棚田である。

  • が、それでも美しい。

    が、それでも美しい。

  • ますます暗さが増す崖の道。<br />斜面が伐採されている場所にさしかかる。下にも下りられそうな気がするが、このまま進む方が安全か?

    ますます暗さが増す崖の道。
    斜面が伐採されている場所にさしかかる。下にも下りられそうな気がするが、このまま進む方が安全か?

  • 崖下から登ってきたおばちゃんに訊くと、「こっちへ行け」と言う。「こっち」というのは、この道を下へ。

    崖下から登ってきたおばちゃんに訊くと、「こっちへ行け」と言う。「こっち」というのは、この道を下へ。

  • 棚田がきれい。暗いけど……。写真だからこのくらいだが、実感としてはもっと暗い。<br /><br />時刻はそろそろ7時半。

    棚田がきれい。暗いけど……。写真だからこのくらいだが、実感としてはもっと暗い。

    時刻はそろそろ7時半。

  • 下の道に出た!なんと立派な道だこと。もう大丈夫。<br /><br />谷の下の村からは、なにやらさんざめく声が聞こえてくる。しかし、暗い。懐中電灯を持ってこなかったことを後悔する。行きの気分が太宰治「走れメロス」なら、帰りの今は芥川龍之介「トロッコ」である。少年なら泣きながら駆け出すのであるが、おじさんには似合わないので、やむなく平静を装って歩く。

    下の道に出た!なんと立派な道だこと。もう大丈夫。

    谷の下の村からは、なにやらさんざめく声が聞こえてくる。しかし、暗い。懐中電灯を持ってこなかったことを後悔する。行きの気分が太宰治「走れメロス」なら、帰りの今は芥川龍之介「トロッコ」である。少年なら泣きながら駆け出すのであるが、おじさんには似合わないので、やむなく平静を装って歩く。

  • まったく何の明かりもない山道を歩く。<br />しかし、まあ、谷にさえ落ちなければ、帰り着くことは間違いない。……と思っていたら、向こうから人が。新街から村へ帰る人だった。<br />もう、カメラのフォーカスが合わない。ライターと携帯の明かりが頼り。<br /><br />8時頃新街のはずれの村に到着。宿着は8時半前。<br />どうなるかと思ったけど、ああ、おもしろかった!<br /><br />次回は、もうちょっと余裕を持って散歩しよ……。(反省とともに終わり)<br />

    まったく何の明かりもない山道を歩く。
    しかし、まあ、谷にさえ落ちなければ、帰り着くことは間違いない。……と思っていたら、向こうから人が。新街から村へ帰る人だった。
    もう、カメラのフォーカスが合わない。ライターと携帯の明かりが頼り。

    8時頃新街のはずれの村に到着。宿着は8時半前。
    どうなるかと思ったけど、ああ、おもしろかった!

    次回は、もうちょっと余裕を持って散歩しよ……。(反省とともに終わり)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • shimahukurouさん 2009/10/13 00:22:02
    はじめまして
    はじめまして
    足跡からたどって遊びに来ました

    みちゅおさん、私も同時期に雲南省を旅してきました
    みちゅおさんの旅はましく現地の人との触れ合いの旅
    旅の醍醐味満載の旅行記、最初から最後まで楽しく拝見させていただきました
    ありがとうございます

    夫婦で旅行ですか?
    羨ましいです
    私はおばちゃん一人旅、ちょっとだけ臆病になってしまい行動範囲が狭まります(笑)
    それでもまあ楽しく旅行できましたけどね

    今回の旅は腰を痛めてあまり動き回れなかったのですが
    みちゅおさんもぎっくり腰だったとか…
    うん旅行ってハプニングがつきものですね
    それがまた楽しかったりする(笑)

    また今後の旅の報告を楽しみに待ってます

    みちゅお

    みちゅおさん からの返信 2009/10/14 23:41:42
    RE: はじめまして
    はじめて感想をいただきました。ありがとうございます。実は、年齢不相応に軽薄でお恥ずかしいです。今回は夫婦での旅でした(^^;)

    足跡……確かに黙って旅行記拝見していました。麗江、大理も懐かしい場所です。旅に対する興味の角度もどこか似ているようですが、「居住エリアもどうやら近いのかな?」などと思いながら……。もっとも、当方はかなりの田舎ですが。

    暇をみて、過去にさかのぼって記録代わりの旅行記をアップしようと思います。また覗きに来てくださいませ。

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