2008/10/27 - 2008/10/30
324位(同エリア470件中)
gomaさん
死ぬまでにオーロラが見たい!ということで、カナダのイエローナイフへ。
オーロラベルトの下にあり、晴天が多いのでオーロラが見えやすいという理由でイエローナイフを選んだのですが、大自然はそんなに甘くはありませんでした・・・。
3泊4日、ホテルは『Discovery Inn』
ロサンゼルスからイエローナイフまでの飛行機は個人で手配、現地では『オーロラビレッジ』という旅行会社に宿泊手配&オーロラ観測等のお世話になりました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エアカナダ
-
オーロラを見るのも楽じゃない。
まずはサンディエゴからロスまで車で行き、飛行機でロサンゼルス⇒エドモントン(4時間半)、エドモントン⇒イエローナイフ(1時間45分)、一日がかりでイエローナイフに到着!
実は、イエローナイフ空港に着陸する直前、飛行機の窓からオーロラが見れたのです!!
はじめは『雲かな?』と思ってたんだけど、動きが雲っぽくない。
どんどん形を変えていくので、オーロラと気が付きました。色はうっすら緑がかった白色。
でも、これから着陸する地上は、霧で覆われている!
案の定地上に降りたら曇っていてオーロラは見えなくなっちゃいました。
後で聞いたとこによると、飛行機からだとオーロラ見えやすいそうです。
夜のフライトのときは、窓際の席をとって窓にかじりついとかないといかんね
イエローナイフの空港の白熊ターンテーブル前にて、『オーロラビレッジ』の添乗員さんと合流。
大きなスーツケースの日本からの方々と一緒にホテルまでの送迎バスに乗ります。 -
ホテルにチェックインして、レンタルの防寒具(フード付コート、ズボン、ブーツ、手袋、フェイスマスク)に着替えて、早速迎えに来たツアーの車で30分ほどのオーロラ鑑賞地へ。
湖(凍ってます)のほとりに、ティーピーという先住民族イヌイット(以前はエスキモーとも呼ばれてました)の住居がいくつも並んでます。 -
外はマイナス12℃だけど、ティーピーの中は薪ストーブがあってとても暖かかったです。
この日は湿度も高く、樹氷がとても綺麗でした。
この日は残念ながら到着時に少し見れただけで、終了時間(午前2時)までオーロラは見れず。 -
オーロラ待ちの時間に、スタッフの方が、『極寒体験』のアクティビティーをしてくれました。
←カップラーメンとスパゲッティ。凍って食品サンプルみたいになっちゃってます。
シャボン玉もすぐに凍ります。ぬれたタオルも振り回せばすぐ凍っちゃいます。
ちなみに、ベタですが、凍ったバナナで釘も打ちましたよ。 -
ダイニングのロッジで、毎晩軽食も食べれました。
この日はバッファローのスープ、バノック(イヌイットのパン)。
体が暖まっておいしかったです
右上のクリームは『インディアンクリーム』だそうで、バターにメープルシロップを混ぜたもの。なんか懐かしい味がした。 -
オーロラ観測を終え、ホテルに着いたのが午前3時。
2日目は昼まで寝てましたよ。
ホテルからの景色。・・・・・寒そうだ・・・・。
−9℃ですってよ。風が吹いてるから体感温度はもっと低いよ・・・・、昨日の−12℃よりも寒いってば・・・・。 -
イエローナイフの街。
小さい町です。町の中心部は、歩いて10分ほどで端から端まで行けるぐらい。
でも、ノースウエスト準州の州都なんだよ。
金鉱脈があり、以前はゴールドラッシュで栄えた街。今でも金は採れるけど、採算が取れないから数年前に閉山になったそうです。
でも、北に300kmほど行った所でダイヤモンド鉱脈が見つかり、今はダイヤモンドで栄えてるみたい。
ダイヤモンド鉱山のお給料が良いので、お金を貯めるために若い人たちが移り住んでいて、住民の平均年齢が30代だとガイドさんが言ってた。
ダイヤモンドも安く買えるんですってよ。(お土産に買ってはもらえませんでしたが・・・・) -
この日は昼過ぎからイエローナイフ市内観光。(ツアーです)
ノースウエスト準州の州議事堂。
シロクマがいますね・・・・。
州議員には先住民の人もいて英語が話せない人もいるので、議席の後ろには同時通訳ブースがあるそうな。
ちなみにノースウエスト準州の公用語は11言語!先住民の部族によって言葉が違うらしい。
街中でも、先住民系の人を見かけます。
モンゴロイドだからか日本人と似てます。 -
オーロラ鑑賞の始まる前に、腹ごしらえ。
現地の日本人スタッフさんのオススメのレストランに行ったのですが、これが大正解!
イエローナイフ、小さい町だし、正直レストランには期待してなかったんですが、おいしかったし雰囲気もよかった。
この日行ったのはカジュアルなイタリアンのお店。『Le Frolic』
別のところで食事する前に、ちょっと飲みに来るお客さんも多いようで、6時前に行ったのにお客さんいっぱい。金曜の夜だから特に多かったみたい。 -
メインは北極イワナ(アークティックチャー)。
地元の人たちで賑わってて、居心地がいい店でした。
時間が許せばもっとゆっくり飲んでたかったのですが、オーロラ鑑賞に出発です。 -
さて、2日目は9時ごろから12時半までが鑑賞時間なのですが、別料金で2時まで延長可。
で、この日はずーっと曇っててオーロラ見れず。
延長もしなくていっか〜もう帰ろう、って言ってたら、帰る20分ほど前から急に空が晴れてオーロラが!
オイオイ、聞いてないよって感じです。
それまで全然だったのに急にでかいのが出ました。
あわてて記念撮影したのがコレ。
まだ少し曇ってるからぼんやり。
『オーロラビレッジ』内に常駐しているカメラマンさんに撮ってもらいました。(もちろん別料金よ)
自分のカメラは、帰るつもりでバッグに仕舞っちゃってました。
唯一撮影した弱ーい光のオーロラは、ちゃんと写せてなくて全滅でした。素人には難しい。
写真では、緑色に写ってるけど、実際には白くしか見えてません。
人間の目では、緑とか赤の光は認識しづらいのだそうで、ほとんどの場合は白く見えるのだそうです。
もちろんかなり運がよければ赤いオーロラが見れることもあるそう。
白いのしか見れなかったけど、真上にドーンと白い光の帯が出て、ぐにゃぐにゃと形を変えるのはすごかったです。
そしてダイナミックに動き出したオーロラを見ながらバスに乗ってホテルへ・・・・(泣)。
こんなことなら時間延長すればよかったかな〜? -
さて、イエローナイフ3日目昼間は、オプショナルのアクティビティー。
現地に着くまでは『オプショナルツアー高いし〜、オーロラ見に行くんだから昼間はホテルで寝てればいいし〜。』なんて思ってたんだけど、現地での天気がいまいちで、オーロラがあんま見れんかもしれんということで、前日の夕方に申し込んでみた。
お昼にホテルを出て、オーロラ観察地でもある『オーロラビレッジ』へ。
昼間はこんな感じ。 -
ダイニングの正面に飾ってあるバッファロー。(そういえば、1日目にスープで食べたな。)
デカイです。
この施設の社長さん(先住民)が自ら仕留めたんだそうで。 -
さて、申し込んだのは『犬ぞり体験』!
なんか、思ってた以上に面白かった。
湖の周りの林の中のコースを一周するだけなんで、時間にして10分ぐらいなんだけど、結構勢いがあって、カーブなんかもありスリルありました。
なにより、やる気満々のワンコたちがかわいかった。 -
犬ぞりの後は、焚き火で暖まりながらマシュマロ焼いて食べました。
『Smore』といって、普通はクラッカーに焼いたマシュマロとチョコレートをはさんで食べたりします。
激甘です。
マシュマロお替りし放題だったけど、たくさんは食べられません。
コーヒーが欲しかったなぁ。 -
前日のレストランに大満足した私たちは、この日も期待しながらレストランへ。
昨日は魚を食べたので、肉を、しかもこの辺りでしか食べれない食材を!ということで『Fuego』というレストランへ。
昨日のお店とはちがい、ちょっと落ち着いたレストラン。
夜はステージでライブ演奏があるそう。(早い時間にいったので、ライブは聴けず) -
ダンナの頼んだカリブー(トナカイ)のステーキ。
これが絶品だった!
トナカイっておいしいのね。
今回の旅行のうれしい誤算は、イエローナイフのレストランでしたね。
小さい街だから数は少ないんだけど、質は良かったと思うなぁ。 -
さて、オーロラ観測最終日は・・・・・・・、見えんかったよ〜。(泣)
ずーっと濃い雲と霧。
前日のことがあったので、バッチリ防寒して真っ暗な丘に登って、じーっと待ったのですが、オーロラ現れず。
暗闇に何か小動物がうごめくのだけ見えました。たぶんシロウサギ。
翌日は朝早い飛行機で帰路に着く予定だったので、延長はせず。
で、案の定、延長した人たちはオーロラ見れたたらしい・・・・。(泣)
〔オーロラ観測の極意〕
とことん粘りましょう! -
さて、今回のカナダ旅行、全てをひっくり返していちばん印象に残っているのが、実は最終日の4日目かもしれません・・・・。
予定では、
イエローナイフ AM7:15発 ⇒エドモントン AM8:58着
エドモントン AM10:00発⇒カルガリー AM10:52着
カルガリー PM12:55発⇒ロサンゼルス PM3:00着
で、順調に行けば家には夕方5時過ぎには到着できるハズでした・・・。
まずイエローナイフ発の飛行機が機材トラブルのため3時間ほど遅れ、乗り継ぎに間に合わず。
振り替えた便はなんと欠航に。
さらに別の便に振り替え、カルガリーへ。
カルガリー空港で6時間待ちでようやくロス行きの飛行機へ乗り込み10時過ぎにようやくロサンゼルス空港へ。
しかし、着いた先のロサンゼルスがものすっごい濃霧!
ロスの空港からは車だったのですが、フリーウェイ5号線、サンディエゴまでず〜っと濃霧。
めちゃくちゃ怖かったよ〜。もうね、前の車とか急に見えなくなるから。
夜中の12時ごろにようやく家に到着・・・・。
あ〜長い一日でした。
今回の旅行、オーロラを見るという目的からすると、コストパフォーマンスは低かった・・・。
死ぬまでにもう一回リベンジなるか?
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