混沌の街・デリー①

2009/08/17 - 2009/08/26

デリー旅行記

エリア デリー(インド)

• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

　長年、いつかは行きたいと願っていたインド。香港を経由して真夜中のデリーに着いた。新型インフルを心配し、体温計を持参し、マスクや防虫剤、トイレットペーパーを構えたこれまでにない旅行だった。
　空港でのトラブルを心配したが、何事も無く迎えの旅行者の車に乗り込み、ほっとした。

　いくつかの旅行書にSHIGETA　TRAVELの案内があった。迷うことなくこの旅行社に決めた。費用も格安。ニューデリー駅から２０分ほどのメインバザールを１本裏に入った道路脇にある。ホテルもこの旅行社のあるCOTTAGE　YES　PLEASEに決めた。

　ホテルにはレストランは無い。しかし、道路の向かいにMALHOTRAと言うレストランがあった。いつも多くの外国人で賑わっていた。美味しかった。

　ホテルの前の通りの様子。ホテルやレストランの前は各商店の従業員の人が時々掃除を行っていた。メインバザールは人も多く、とてもそのようなことは出来ない感じがしたが、この通りは比較的清潔と思った。もちろん、犬はいるし、牛の糞を見かけることは多かったが。

　ニューデリー駅の正門？から西に約２ｋｍ、地下鉄のASHRAM MARG駅前まで巾５ｍ〜１０ｍほどの狭い道路が延びている。ここがメインバザールである。あちこちからジャパーニーと声がかかる。リクシャからも乗らないか、と誘いがかかる。小さい子どもがお金を求めて来る。最初はとてもショッピングが出来る状態ではなかった。緊張して、バッグを握り締めて歩いた。

　ここでは牛も犬も一人前だ。あちこちに糞がある。悠々と牛も散歩している。

　ホテルの前のレストランの横に１日中賑わっているチャーイ屋があった。インドにはあちこちにチャーイ屋がある。インドの人たちも良く楽しんでいる。１杯５ルピーだった。

　暑い中で１日中チャーイを入れる叔父さん。美味しかった。

　デリーには至る所に犬がたむろしている。狂犬病が怖くてなるだけちかずかなかったが、被害を加えることは無かった。でも、これに慣れるのにも時間がかかった。

　メインバザールの突き当りにはこのようなｱﾊﾟｰﾄも建築されていた。デリーの人々の生活も変わりつつあるようだ。

メインバザールから１本南の道路は野菜市場が集中している。インドと言えば香辛料を思い出す人も多いと思う。同じお店が数軒連なっている。

　大きなｶﾎﾞﾁｬを売っていた叔父さんは遠慮なく写真を撮らせてくれた。

　牛車で荷物を運ぶ人。通りを眺めているとインドの人々の生活が見える。驚きの連続だった。

　インドと言えばカレー。定食を頼んだらいろいろなカレーがあった。お米もインディカ種といって日本の米よりぱさぱさした感じがした。

　最近はインドでも車が急激に増えたそうだ。ほとんどの車が車体に傷を持っている。車種はSUZUKIが多い。４割ぐらいだろうか。

　新市街にはこのようなﾏﾝｼｮﾝも多い。路上で生活する人も多く、激しい格差を感じる。

　バスもデコボコのバスが多い。車が止まると新聞・雑誌・アクセサリーを販売にいろいろな人が近寄ってくる。