小林義明さんスライド講演会

2009/09/07 - 2009/09/07

写真集　「いのちの景色・釧路湿原」
　
　　
　4月に出版した写真集「いのちの景色・釧路湿原」発売記念の、スライド講演を聴いてきた。プロの撮った写真には、どの一枚にも心打たれます。

　小林さんは東京出身。「北海道へのあこがれが強く、いつか暮したいと思っていた」そうで、2006年に釧路湿原のある標茶町に移住。本の表紙になっている写真は「オオワシとタンチョウの家族」です。
　
　小林さんの写真は今、釧路空港に飾られているし、写真集もこれが3冊目、撮影教室の先生もされている。スライド講演会は、写真集に沿った撮影談で、苦労話やハプニング、または裏話などを披露、「偶然の出会いがあるからやめられない」と話された。
　　
　写真集の「あとがき」に「人生最大のわがままを許してくれた妻と娘に感謝」と小林さんが書いている。移住までして、足げく通ってモノにした一枚一枚に感動です。釧路原の一年を知ることができる一冊として、これから釧路湿原を訪れてみたいという方にもお薦めしたい写真集です。（風景写真出版・3千円）

エリア 鶴居・標茶(北海道)