2009/08/13 - 2009/08/13
28位(同エリア45件中)
ECMさん
次の日の午前中にはドイツ出国。
名残惜しくもドイツ最後の日。
今日はドイツ版アール・ヌーヴォー、「ユーゲントシュティール」の芸術家コロニー「マチルダの丘」があるダルムシュタットへ向かってみた。
ここも思い出に残る街となった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- チャイナエアライン
PR
-
あまり写真には意味無し。
フランクフルト、ホテルの部屋にて。
部屋の鍵はふさふさ。
前に泊まったケルンのホテルもそうだったが、
ドイツのホテルのドアはドアノブ自体は回らない。
鍵をぐるぐる2回転くらいさせて鍵自体で押し込んで開けるような感じ。
最初はちょっと慣れず戸惑った。 -
ホテルでいつものように朝食を食べる。
メッセ会場からも近いホテルだからかビジネスマンっぽい人が結構多い。
毎日ちょっとずつメニューが違う。
この朝ごはんも明日を残すのみ。早いなぁ。
身支度を整え、これまたいつものようにフランクフルト中央駅へ。
泊まったBristolというホテルからは歩いて3分くらい。
写真の駅舎の角あたりからホームへ入る入口がある。
朝なので通勤の人とすれ違う。 -
初めて乗ったRBの古い車両。
地元のJRの旧車両に似ている気がする。 -
あっという間にダルムシュタット中央駅へ到着。
大学がある街とのこと。だからか若者が駅付近に多い。
若者達はトラムに次々と吸い込まれて行く。
自分は歩きで街の中心部へ向かう。
駅前にインフォメーションがあったので、中へ入り
無料の地図が無いか聞いてみると、
対応してくれたおばちゃんが一言。
「I can't speak English.」
何ィ!?
ドイツ人はみなさん英語堪能じゃないのか!?
やっぱりみんなみんな堪能な訳じゃないのね・・・。
驚きつつ、とりあえず何とか意思は伝わりガイドマップみたいなのが貰えた。 -
駅の近くにあったビール工場らしき建物。
ダルムシュタットの地元会社なのかな?
結局この銘柄のビールは飲みそびれてしまった。
残念。 -
駅から中心部へ向かう途中。
歩道の中で歩行者レーンと自転車レーンが分かれている。
ドイツへ来て良く感じるが、
自転車も自動車も歩行者もそれぞれきちんと住み分けが出来ている感じがした。
そして割としっかり交通ルールが守られているように感じた。
日本よりも。
お国柄かね?きちんとしている雰囲気がある。 -
ダルムシュタット中心部。ルイーゼン広場のあたり。
今回の旅で訪れたドイツの都市の中心部は大体似た要素があった。
大きい広場があり、噴水があり、教会があり、
カールシュタットかガレリアカウフホーフ(デパート)がある。
でもそれぞれ趣きは違うので、面白い。 -
中心部近く、矢に射られたライオンの像。
由来はわからず。
ちょっと印象的だったので撮ってみた。 -
広場のあたりから、地球の歩き方を片手にマチルダの丘へ向かう。
大学の辺りから坂道になっており、
丘らしい地形を感じつつ歩く。
ただ、マチルダの丘への看板なんかが結構出てるんじゃないかと思っていたら、案外何も無い。
見逃してたかな?
不安を感じつつ地図に従い歩くと、建物の間から
写真で見ていた結婚記念塔の手の形がちらっと見え安心。
方向は間違っていなかったようだ。
安心してややしばらく歩いていると、
ようやくマチルダの丘への道案内が出てきた。 -
あとからわかったが、マチルダの丘のかなり横の方まで来てしまっていたようで、
もっと手前から曲がれば正面から入れた。
マチルダの丘の敷地内の手前にあった家のドアは
ユーゲントシュティールを感じさせるデザイン。
勝手に撮ってすいません。
でもいい感じ。 -
マチルダの丘付近にあった噴水、っていうか吐水?
おっさんの口からちょろちょろと水が・・・
なかなか気に入ったのでプロフィール写真に使わせていただきました。 -
朝のマチルダの丘は人も少なく静か。
そびえる結婚記念塔は街のシンボル。
見れば見る程愛着を感じてきた。 -
あずまやになるのかな?
いいデザイン。
近所のおじいちゃんと孫っぽい二人が静かな丘で遊んでいた。
観光地というより地元の人に愛される
雰囲気のいい公園といった感じ。 -
あずまや2
-
上のあずまやの近くにある、
ベーレンス作の「ベーレンスハウス」。 -
さらにその向かいにある、
オルブリヒ作「グリュッケルトハウス」
ドアのデザインがグッド。 -
オルブリヒハウス。
-
こちらもドイツが生んだ名作。
フォルクスワーゲン・ビートル。
ちょっぴりやんちゃな雰囲気。 -
-
芸術家コロニー美術館の南側。
男女の像と建物自体のビジュアルがかっこいい。
ちなみに美術館の入口はこの反対側。
コチラからは入れません。 -
イイね!
-
イイね!
-
美術館に入る前に近くにあるハウス・ダイタースを眺める。
今はドイツ・ポーランド研究所という施設だそうで。
歴史的建造物を現代にしっかり活かすというのは素晴らしい事だと思う。 -
芸術家コロニー美術館に入ってみる。
全然人がいない。自分の他はおばちゃん一人のみ。
とてもこじんまりとした美術館で、
受付におばちゃん一人、館内警備っぽい大柄なおじさん一人。
例によって背負っているバックパックを預けるようにと促されるが、
ここはコインロッカーが無く、おばちゃんがカウンターで預かってくれた。無料。
入場料は3ユーロ。
おじさんが「写真を撮るか?」と聞いてきたのでうなずくと、
「フラッシュは使わないように」とにこやかに案内しれくれた。 -
館内にはユーゲントシュティールにまつわる絵や、
家具、食器、彫刻などが程よく並んでいる。
見応えのあるグッドデザインな物ばかり。
アール・ヌーヴォーが好きな人なら行って損はないと思う。
ただしそれほど数的なボリュームは無いので、期待はしすぎない方が良いかも。 -
-
マチルダの丘は、19世紀から20世紀にかけて、
この地の大公だったエルンスト・ルードヴィヒが
ドイツ各地から芸術家を招聘して芸術家村を作ったのが事のあらましだそう。 -
こういうポスター好きなんだよなぁ。
かっこいい。 -
当時使われていた?
レストランのメニュー(多分) -
ポスター2。
-
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美術館を出る頃には空が晴れていた。
美術館そばにロシア教会がある。
小さくてすごくキレイ。
中に入ると信者の少女達が祈りの歌を歌っていた。
教会の中で自然のリバーブがかかり、幻想的だった。 -
写真の真ん中あたりが美術館の入口。
-
結婚記念塔に登ってみることにする。
受付には相当歳いってそうなおじいちゃんが座っていた。
大丈夫かな〜。
入場料は1.5ユーロ。 -
塔の入口ホールには美しいモザイク画が。
-
モザイク画2。
-
塔の上は展望台になっている。
ダルムシュタットの中心部方向を眺める。
塔はエレベーターで登れる。
何人か客がいたが、中高年ばかり。
あまり観光地としてはメジャーでは無いのかも。
ただその分落ち着いてゆっくりと眺められた。
個人的にはオススメな場所。 -
結婚記念塔の内部。真ん中くらい。
会議室みたいになっていた。 -
やはり晴れた方がいい雰囲気。
時間がゆっくりと流れる場所だった。 -
ダルムシュタットの中心部へ戻り、お昼ご飯。
適当に目に付いたレストランへ入ってみる。
店員のお姉さんに「英語のメニューはありますか?」と尋ねたら、
「ドイツ語メニューしか無いんだけど、私が出来るだけ訳しますよ」
みたいな感じで言ってくれたので、
オススメのメニューを聞いて内容を確認し注文。ビールも注文。
いいお店だ!
いい接客をしてもらえると気分も上がる。
ビールもいつもより倍くらい美味い気がする。 -
出てきたのはこんな感じ。
コロッケが美味しかった。
この他にサラダが付いてきた。
お腹も満たされ、食後のコーヒーを飲み、
お姉さんに気持ちよくチップをあげて再び街へ。
もしダルムシュタットへまたくる機会があったら、
またこのレストランに来たいと思った。 -
食事後、もう少し街をブラブラして聖ルードヴィヒ教会へ。
写真はその内部。丸い。
天井に不思議なオブジェ?が飾ってあった。 -
その不思議な形のオブジェ。
-
ダルムシュタットではその後お土産を買ったり、
教会を眺めたりしながらのんびり過ごした。
写真は聖ルードヴィヒ教会のそばにあった塔。
ユーゲントシュティールっぽい気がする。
ドイツに行くまでダルムシュタットのことは全然知らなかったが、
来てみるとすごくいい雰囲気の街だった。
あまり日本の方は来ないかもしれないが、
意外と穴場だと思う。フランクフルトから近いし。
そして夕方近くなり、フランクフルトへ戻ることにする。
また来たいな。
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