リタイヤ二人組の三陸ドライブ(2-3)

2009/07/16 - 2009/07/19

定年退職した元取引先関係にあった男二人が、宮城から岩手に掛けての三陸海岸をドライブでのんびりと旅した記録です。
その１；宮城県の気仙沼・唐桑半島
その２；岩手編
　2-1　民話の古里　遠野です
2-2 釜石から宮古、田老、龍泉洞
2-3 つなぎ温泉(＋小岩井農場）･･･完結です。

エリア 繋（つなぎ）温泉(岩手)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

龍泉洞から盛岡を通り過ぎて八幡平方向へ向かう途中につなぎ温泉があります。3泊目は海を離れ、山の温泉宿でと言うことで、ここにしました。夕方から朝まで結構激しい雨、でも出掛ける頃には小降りになり温泉街の散策へ。
この写真は温泉名の由来ともなっている“つなぎ石”。
源義家が、愛馬とともに傷を温泉で癒した際、馬を繋ぎとめた石とか。中央に穴が開いています。

猫石です。
これも義家が戦の際に逃げ込んだこの地で、食い物に困り木の実や獣を食い漁り、骨を放り投げておいたところ、一夜にしてそれらが猫の形をした石になったとの伝説があるそうです。
昔は道路の両側にあり、温泉街の入り口に招き猫として鎮座していたそうですが、今は小さい方のみ残されているとのことです。
でも本当に猫の形をしていますよね？(吃驚)

シオンの像です。
つなぎ温泉の傍は、御所湖というダム湖なのですが、そこに架かるつなぎ大橋の畔にあり、十和田湖の“乙女の像”、田沢湖の“たつこ姫の像”と並び「みちのく三乙女像？」と言われているようですよ！？

御所湖の畔にも南部曲り屋がありました。
ダム湖に沈んだ村にあったものを移築したとか。

小岩井農場。
まきば園の入り口から覗いた風景です。
本当は、牛乳が飲みたくて小岩井に来たのですが、入場料を払わないと中の店にはいけず、かと言ってあまり中の施設等には興味が無かったものですから、入り口から覗いただけ！！！
大通りからの入り口にあるお店で牛乳は済ませました。
やはり美味しかったです！

よくポスター等で見かける一本桜を探しているうちに、牛乳工場の見学(無料)の看板が目に入り、せめてここで小岩井農場を体験しようと？？？
何と、ここで牛乳の試飲(もちろん無料）ができたのです。さっき飲んだのは早まったか？？
この写真は、狼森（おいのもり）と言うそうです。
宮沢賢治の世界に出てくる森で、狼が寝そべった姿が見えますか？

この後、盛岡市内をチョッとだけ見学して帰路に付いたのですが、東北道が渋滞（19日の日曜日、ETC1000円効果？）で、予定より約3時間近く遅れて無事帰宅しました。