2009/08/09 - 2009/08/10
33380位(同エリア51579件中)
サボ10さん
アメリカ食べある記の(3)は カタリナ島 Two Harbors の ハーバー・リーフ レストラン(Harbor Reef Restaurant)です。
Two Harbors の唯一のテーブル サービス レストランですから、我々は8月9日の夕食と10日の昼食を此処でしました。
Two Harbors は他に West End Galley と云うテークアウトの店と キャンプをする人の General Store があります。
http://www.visitcatalinaisland.com/twoHarbors/dini_harborReefRestaurant.php
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8月9日、ハーバーリーフ レストランに夕食に行きました。
右側がレストランの入口。 左は オープン バー になっています。 -
レストランの中です。
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このレストランのカクテルは バッファロー ミルク(Buffalo milk) と名が付けられています。
ウォッカ(Vodka)、カルア(Kalua)、ミルク、に バナナ・リキュール酒 を混ぜ、ウィップ クリームをのせたカクテル。
「そうか、バッファロー(バイソン)のミルクを使っているんだ」
イギリスの会社がバッファロー(野牛)ミルクの方が牛のミルクよりも健康に良いと宣伝、販売していますが、このカクテルは牛のミルクを使用。
「では、何故、バッファロー と名が付いているの?」
それは1925年に300頭のバッファローがこの島で飼われ、今でも島を徘徊している。。。 バッファローはカタリナ島の名物なのです。
脱線しますが、アメリカで Buffalo wings と云うのが売られています。
「バッファローに翼があったけ!」
バッファローには羽はありません。 ニューヨーク州バッファロー(市)で鶏の羽肉を揚げたのが売られ、それが名前に成ったフライド羽鶏肉 の名称。
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ブレッド(bread)は古英語の「発酵」を意味する言葉です。
お米が東洋の生活には欠かせない大事なものであるように、ブレッドは西洋食文化の主要産物(staple)。
レストランで先ず最初に値打ちのあるものをサーブする、要するにパンは レストランの顔でもありますね。 美味しいパンをサーブする店は食べ物も美味しい 感じがします。
私は毎朝クロスワード パズルを楽しんでいます。 ある日のクロスワードのヒントが イタリアのパン(Italian bread)でした。
イタリアのパンの別名、種類は何だろうと暫し考えたのですが分からなかったのです。 答えは当時のイタリアの通貨 Lira でした。 (注:それ以後イタリアを含むヨーロッパの通貨が Euro と変わっています)
ヒントの bread は食べる パン では無く俗語の お金 と云う意味だったのです。
この最近出来たような俗語はなんと1935年から使われています。 イギリスで使われていた 言い回し “bread and honey” が money と語呂を合わせて お金 を意味する ようになったのだろうと考えられています。
そして bread だけでも俗語で 「お金」 になったようですね〜。
お金は生活に必要、故に bread も生計(livelihood)をも意味するようになり、Breadwinner は ブレッドを稼ぐ人、家庭に給料を持ち帰る人のことです。
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Seared Scallop
ほたて貝を軽く焼いた料理。
野菜とピラフ(Pilaf)が付いてきます。 ビラフは元々はトルコ・ペルシャ料理。 -
Calamari Piccata
軽くパン粉でまぶしたイカを少し焼き(ソテー)バター、レモン、ケーパー、ニンニクの入ったソースをかけた料理。
黒い小さい粒状は ケーパー(caper)。 元々は地中海沿岸産のかん木。 その緑色の小さな花の蕾を塩づけにしたものです。
魚料理(特に鮭)と一緒にレストランでは出されます。 塩づけされたものですからこの材料を使う場合、塩を控えめにしないと非常に辛い料理になります。 いや〜、今までの経験では、レストランの食事で非常に辛いのもありました。
脱線しますが、新聞に、色々な場所で犯罪を犯す ことを caper と書いています。
「蕾と犯罪の関係?」
植物のケーパーと同じスペルですが、犯罪の ケーパーの語源は 山羊(goat)。
音楽で caprice (capriccio) は奇想曲、型にはまらない明るい音楽、のことですね。 そう、子山羊が跳ね回る 感じの。。。 あちこち飛び回る(あちこちで犯罪を犯す)から俗語で 犯罪 をも意味するようになったようですね。 -
8月10日、ホテルのチェックアウトの時間が11時。 船が出るのが午後2時。 その間を昼食で過ごしたのがこのレストラン。
レストラン入口の昼食のサイン。 -
昼食は外のパティオ、アルフレスコ(alfresco)、で食べます。
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9日の夕食に飲んだカクテル、バッファロー ミルクを10日の昼食にも飲みました。
同じ飲み物なのに昼間、プラスティックのカップだと2ドル安くなります。
お酒だけを飲むことを straight とか neat で 何も混ぜ合わせない(unmixed) とか 水で割らない(undiluted) と言う意味になります。
「この飲み物と関係ある話?」
いや、別に無いですが、混ぜ合わせたドリンク(Mixed drink) は カクテル(Cocktail) とも呼びますね。
「そんなこと分かっちょるよ」
それでは何故、雄鶏(cock) と 尾(tail) を合わせた言葉がカクテル(混合酒)になるのでしょう?
カクテルの語源説は50以上もあり、その中には雄鶏と尾に関連したものもあります。
その1は闘鶏で尾羽が多く残った鶏に乾杯して飲んだ酒 をカクテルとした説、
その2 闘う前に鶏に飲ませた酒(ale)、それを Cockale とした説。
その3 闘鶏を見ながら酒を飲み、最後に残った酒を混ぜ合わせて飲んだ説などがあります。
最後の説の tail は鶏の尾では無く、最後(残り)と言う意味になるようです。
又フランス語語源説には フランス語の“coquetier”(卵のカップ)説 とか フランス革命時代に飲まれた混合酒、coquetel、フランス語の発音に英字を当てたと言う説 などがあります。 -
クラム・チャウダー(Clam Chowder)
アメリカで一番人気のある はまぐりの料理 は clam chowder でしょうね。 New England と Manhattan スタイル の クラム チャウダー が一般に 知られています。
ニュー イングランド は メイン、マサチューセッツ州を含むアメリカの北東地域。 マンハッタン はニューヨーク市のことです。 マンハッタン は トマト と トマト ソース を使うので赤い色をしています。 ニューイングランドは ミルク と クリームを 入れるので白い色をしています
「蛤(Clam)には語源があるのでしょうか?」
あります、蛤が閉じる時に 締め付ける (clamp) ので clamp と呼ばれ、そのスペルの p を落として clam となった貝です。
松坂投手が所属するボストン レッド ソックス と 松井選手のヤンキースはライバル。 然し、競い合うのは野球だけではなく、クラムチャウダーでも。
1939年の2月、メイン州の下院議員 James Seeder は「トマトを使ったものをクラム・チャウダーと呼ぶのは正しくない」 と マンハッタン スタイル を クラム チャウダーと呼ぶのを禁止する法案 を議会に提出しました。
幸いにして法案は却下され我々は今両方を クラム チャウダー として楽しむことが出来るのです。 但し、アメリカのレストランで サーブされる クラム チャウダーの 殆どは ニューイングランド スタイル です
Clam の形が人間の口 に似ていて閉じているからでしょうか、clam は米口語で “無口な人” と云う意味になります。 そして clam up は口を閉じて何も言わない 状態を意味します。 はまぐりは口をめったに開こうとしないので close as a clam と言う言い回しは “財布の口を開かない” につながり、けち と云う意味にもなっています。
慣用句で 幸せなことを Happy as a clam といいます。 私は最初 はまぐり の形が半円形で Happy face の口 を思わせるので使うようになったのだろうと考えていました。 然し、 1830年代から使われているこの表現は最初 “Happy as a clam at high tide” だったようです。
潮干狩りは引き潮の時にしますから満ち潮だと “はまぐりは安全”、 故に 幸せなのだろう と人が解釈して出来た言い回しのようです。
そうですよね、昔は ハッピー フェース は無かったのですから、貝の形が笑った口に似ていると考える方がおかしいですよね〜。 -
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Sand Dab Sandwich
Sand Dab はひらめの一種。 ひらめ類は 平らな魚(flat fish)とも呼ばれます。 -
カプリース サラダ(Caprese)。
カプリ(Capri)スタイルのサラダ です。
丸い白い球は モッゼレラ チーズ(Mozzarella)、赤いのは葡萄トマト(Grape Tomato)、形が葡萄に似たトマトです。
サラダに付いてくるのがトースト(Melba Toast)
メルバは 19世紀終りに活躍したオペラ歌手 Nellie Melba の名。 彼女が病気の時に食べたのがこの様なトーストだったそうで、リッツ・ホテル Caesar Ritz がシェフとの会話の中でその話をしたのが名前になったとされています。
脱線しますが、アメリカで乾杯をする時に使う言葉が トースト(Toast)。
「何故乾杯する時に トースト と云う言葉を使うの?」
昔、ワインにトーストを浸し、ワインの味を良くしたそうです。 結婚する人、名誉を与えられる人、立派な人など乾杯される人も「人生に味を加える」と云う意味で呼ばれるようになったようです。
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