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【6/20 土】関空ー>香港<br />【6/21 日】香港観光<br />【6/22 月】香港観光 中国観光ビザ申請<br />【6/23 火】香港ー>広州ー>衡陽<br />【6/24 水】衡陽ー>長沙<br />【6/25 木】衡山観光<br />【6/26 金】長沙観光<br />【6/27 土】長沙観光<br />【6/28 日】長沙ー>張家界<br />【6/29 月】張家界風景区観光<br />【6/30 火】張家界風景区観光<br />【7/ 1 水】張家界天門山観光<br />【7/ 2 木】張家界宝峰湖観光<br />【7/ 3 金】張家界風景区観光<br />【7/ 4 土】張家界風景区観光<br />【7/ 5 日】張家界ー>鳳凰<br />【7/ 6 月】鳳凰観光<br />【7/ 7 火】鳳凰ー>懐化<br />【7/ 8 水】懐化ー>三江<br />【7/ 9 木】三江観光<br />【7/10 金】三江ー>柳州<br />【7/11 土】柳州観光<br />【7/12 日】柳州ー>南寧<br />【7/13 月】南寧観光<br />【7/14 火】南寧ー>肇慶<br />【7/15 水】肇慶観光<br />【7/16 木】肇慶観光<br />【7/17 金】肇慶ー>マカオー>香港<br />【7/18 土】香港観光<br />【7/19 日】香港ー>関空<br /><br />概要<br />香港往復航空券で湖南省を中心に広西チワン族自治省と広東省に行ってきました。中国内の移動は鉄道とバスです。<br />

湖南省・広西省・張家界【中編】

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2009/06/20 - 2009/07/19

122位(同エリア192件中)

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nobwoo

nobwooさん

【6/20 土】関空ー>香港
【6/21 日】香港観光
【6/22 月】香港観光 中国観光ビザ申請
【6/23 火】香港ー>広州ー>衡陽
【6/24 水】衡陽ー>長沙
【6/25 木】衡山観光
【6/26 金】長沙観光
【6/27 土】長沙観光
【6/28 日】長沙ー>張家界
【6/29 月】張家界風景区観光
【6/30 火】張家界風景区観光
【7/ 1 水】張家界天門山観光
【7/ 2 木】張家界宝峰湖観光
【7/ 3 金】張家界風景区観光
【7/ 4 土】張家界風景区観光
【7/ 5 日】張家界ー>鳳凰
【7/ 6 月】鳳凰観光
【7/ 7 火】鳳凰ー>懐化
【7/ 8 水】懐化ー>三江
【7/ 9 木】三江観光
【7/10 金】三江ー>柳州
【7/11 土】柳州観光
【7/12 日】柳州ー>南寧
【7/13 月】南寧観光
【7/14 火】南寧ー>肇慶
【7/15 水】肇慶観光
【7/16 木】肇慶観光
【7/17 金】肇慶ー>マカオー>香港
【7/18 土】香港観光
【7/19 日】香港ー>関空

概要
香港往復航空券で湖南省を中心に広西チワン族自治省と広東省に行ってきました。中国内の移動は鉄道とバスです。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
エアインディア
  • 7月2日(木)今日も朝から雨が降っていて山頂のほうは雲がかかって見えない。これでは張家界風景区に行ってもなにも見えないだろう。しかたなく休養日にして日記を書き始める。2時間ほどしてから雨があがったので散歩に出かけた。ちょっと市街地を散歩するだけのつもりで出かけたのだが、宝峰路を歩いていると宝峰湖に行きたくなった。一応カメラだけは持ってきていたので、このまま宝峰湖に向かった。まっすぐ宝峰路を歩いていくとやがて宝峰湖に到着した。

    7月2日(木)今日も朝から雨が降っていて山頂のほうは雲がかかって見えない。これでは張家界風景区に行ってもなにも見えないだろう。しかたなく休養日にして日記を書き始める。2時間ほどしてから雨があがったので散歩に出かけた。ちょっと市街地を散歩するだけのつもりで出かけたのだが、宝峰路を歩いていると宝峰湖に行きたくなった。一応カメラだけは持ってきていたので、このまま宝峰湖に向かった。まっすぐ宝峰路を歩いていくとやがて宝峰湖に到着した。

  • 入場券を買って中に入るといきなり大きな瀧が現れる。この瀧をしばらく眺めて、山を登ると、また雨が降ってきた。ちょうど小屋があったので1時間くらい雨宿りをさせてもらってから、また山を登った。40分くらい山を登るときれいな景色が見えてくる。ここには観音様とお寺がある。その後に宝峰湖に向かって歩いた。

    入場券を買って中に入るといきなり大きな瀧が現れる。この瀧をしばらく眺めて、山を登ると、また雨が降ってきた。ちょうど小屋があったので1時間くらい雨宿りをさせてもらってから、また山を登った。40分くらい山を登るときれいな景色が見えてくる。ここには観音様とお寺がある。その後に宝峰湖に向かって歩いた。

  • 宝峰湖には観光ガイド付の遊覧船があって無料(入場料に含まれている?)で乗せてくれる。湖を一周しながらガイドが説明をしてくれる。<br />最初は散歩のつもりで出かけたのが宿に戻るともう夕方になっていた。

    宝峰湖には観光ガイド付の遊覧船があって無料(入場料に含まれている?)で乗せてくれる。湖を一周しながらガイドが説明をしてくれる。
    最初は散歩のつもりで出かけたのが宿に戻るともう夕方になっていた。

  • 7月3日(金)今日は久しぶりに雨があがったので前回霧で見えなかった天子門風景区と袁子界風景区に行くことにした。2日間のチケットを購入してバス乗り場で待っていると女性が話しかけてきた。ガイドは必要ないか?との事だった。たしかに不慣れな場所で大した資料もないのでガイドはいてくれた方がありがたい。だが少し考えてから、「要らないよ」と断った。少し考えてから断ったので女性の方は脈ありとみたのか、ガイド用の地図を出してきて説明を始めた。私が今日の行きたい場所を示すと「大丈夫まかせなさい」と言わんばかりに、もう契約完了したかのようないきおいで話をすすめる。しかもこの女性が案内するのかと思ったら電話で別の男性を呼び出した。そしてその男性がガイドだという。女性はたしかにガイド証明を付けているが、男性はガイド証明を付けていない。どうやら地元の人のようだ。まあ成り行きでこの男性(張さん)にガイドをしてもらうことになった。

    7月3日(金)今日は久しぶりに雨があがったので前回霧で見えなかった天子門風景区と袁子界風景区に行くことにした。2日間のチケットを購入してバス乗り場で待っていると女性が話しかけてきた。ガイドは必要ないか?との事だった。たしかに不慣れな場所で大した資料もないのでガイドはいてくれた方がありがたい。だが少し考えてから、「要らないよ」と断った。少し考えてから断ったので女性の方は脈ありとみたのか、ガイド用の地図を出してきて説明を始めた。私が今日の行きたい場所を示すと「大丈夫まかせなさい」と言わんばかりに、もう契約完了したかのようないきおいで話をすすめる。しかもこの女性が案内するのかと思ったら電話で別の男性を呼び出した。そしてその男性がガイドだという。女性はたしかにガイド証明を付けているが、男性はガイド証明を付けていない。どうやら地元の人のようだ。まあ成り行きでこの男性(張さん)にガイドをしてもらうことになった。

  • ロープウェイで天子門風景区に行きガイドの張さんに筆談で見所を教えてもらった。今日は晴れてはいないものの霧が出ていないので遠くの景色もよく見える。なんか毎日雨だったので正直ほっとしている。せっかくここまで来て景色が見れないまま終わってしまうと悲しくなってくるところだった。張さんはここ張家界に住んでいる地元の人間で農業をしているそうだ。年齢を聞くと私より1歳年下だった。見た感じでは私より5歳くらい年上だと思っていた。子供も一人いるそうだ。張さんに案内してもらい袁子界風景区を見てしばらく歩いた。金鞭渓をとおり水繞四面からバスに乗って十里画廊に行った。ここには遊園地にある子供が乗るような列車がある。今日はもう4時間ほど歩いて疲れたので14時過ぎには戻ってきてガイドの張さんと別れた。張さんに案内してもらって今日はよかったので朝に契約した50元のガイド料金とチップとして20元を渡した。

    ロープウェイで天子門風景区に行きガイドの張さんに筆談で見所を教えてもらった。今日は晴れてはいないものの霧が出ていないので遠くの景色もよく見える。なんか毎日雨だったので正直ほっとしている。せっかくここまで来て景色が見れないまま終わってしまうと悲しくなってくるところだった。張さんはここ張家界に住んでいる地元の人間で農業をしているそうだ。年齢を聞くと私より1歳年下だった。見た感じでは私より5歳くらい年上だと思っていた。子供も一人いるそうだ。張さんに案内してもらい袁子界風景区を見てしばらく歩いた。金鞭渓をとおり水繞四面からバスに乗って十里画廊に行った。ここには遊園地にある子供が乗るような列車がある。今日はもう4時間ほど歩いて疲れたので14時過ぎには戻ってきてガイドの張さんと別れた。張さんに案内してもらって今日はよかったので朝に契約した50元のガイド料金とチップとして20元を渡した。

  • 7月4日(土)また、今日も雨になってしまった。山を見ると雲で覆われている。こうなるのだと昨日がんばってもう少し景色を見とけば良かったが、今更言っても遅い。まあ午後になれば晴れるかもしれないし、今日が張家界での最後の日なのでとりあえず山に登ってみた。しかし景色はほとんど見えず午後2時まで頑張ってみたが晴れる様子もないのであきらめて帰ってきた。結局ここ張家界には1週間いたのだけれども雨が降らなかったのは1日か2日しかなかった。

    7月4日(土)また、今日も雨になってしまった。山を見ると雲で覆われている。こうなるのだと昨日がんばってもう少し景色を見とけば良かったが、今更言っても遅い。まあ午後になれば晴れるかもしれないし、今日が張家界での最後の日なのでとりあえず山に登ってみた。しかし景色はほとんど見えず午後2時まで頑張ってみたが晴れる様子もないのであきらめて帰ってきた。結局ここ張家界には1週間いたのだけれども雨が降らなかったのは1日か2日しかなかった。

  • 7月5日(日)武陵源のバスターミナルから朝7時50分発のバスに乗って次の目的地の鳳凰に向かった。バスは5時間ほどで鳳凰に到着した。ここは長沙で出会った曾君が良いところだと勧めてくれた場所である。日本で作成した私の予定にはまったく入っていなかった。<br />バスを降りてまわりを見渡すとなにもない。普通はバスターミナルといえば市街地にあり活気があるものだが、ここはなにもない。とりあえず路線バスで市街地に行くしかないのかな?と思ってバスを探していると大きなリュックサックを担いでガイドブックらしいのを見ている青年がいた。声をかけてみるとやはり日本人だった。この青年(ワッキー)は国際青年ユースホステルに泊まるというのでご一緒させてもらう事にした。路線バスを見つけて運転手に訊いてみると途中で一回乗り換えをすると行けるらしい。

    7月5日(日)武陵源のバスターミナルから朝7時50分発のバスに乗って次の目的地の鳳凰に向かった。バスは5時間ほどで鳳凰に到着した。ここは長沙で出会った曾君が良いところだと勧めてくれた場所である。日本で作成した私の予定にはまったく入っていなかった。
    バスを降りてまわりを見渡すとなにもない。普通はバスターミナルといえば市街地にあり活気があるものだが、ここはなにもない。とりあえず路線バスで市街地に行くしかないのかな?と思ってバスを探していると大きなリュックサックを担いでガイドブックらしいのを見ている青年がいた。声をかけてみるとやはり日本人だった。この青年(ワッキー)は国際青年ユースホステルに泊まるというのでご一緒させてもらう事にした。路線バスを見つけて運転手に訊いてみると途中で一回乗り換えをすると行けるらしい。

  • 鳳凰国際青年ユースホステルの場所がなかなかわからなくて彷徨っているとおばちゃんが道案内をしてくれた。宿はドミトリーで1泊20元、2泊することになった。その後、苗族と烏龍山の観光ツアーがあるとの事で申し込みをした。日帰りで168元、門票、バス代なんかを考えると安いと思う。ここ鳳凰は川沿いに木造建築の家屋が建てられていて風流ある景色である。そして城壁に囲まれている。散歩をすると川からの風が気持ち良い。夜になるとライトアップされてさらに美しくなる。ワッキーとしばらく散歩して景色を楽しんだ。

    鳳凰国際青年ユースホステルの場所がなかなかわからなくて彷徨っているとおばちゃんが道案内をしてくれた。宿はドミトリーで1泊20元、2泊することになった。その後、苗族と烏龍山の観光ツアーがあるとの事で申し込みをした。日帰りで168元、門票、バス代なんかを考えると安いと思う。ここ鳳凰は川沿いに木造建築の家屋が建てられていて風流ある景色である。そして城壁に囲まれている。散歩をすると川からの風が気持ち良い。夜になるとライトアップされてさらに美しくなる。ワッキーとしばらく散歩して景色を楽しんだ。

  • 7月6日(月)<br />今日はワッキーと一緒に申し込んだ烏龍山と苗族(ミャオぞく)の観光ツアーへ行くことに。観光バスに乗って苗族の村へ行く途中、道路が舗装されていないのでデコボコ道を上下に揺れながら進む。途中の町では道路の中央に市場が開かれているので人ごみの中をバスが通る。町を過ぎるとまわりが山の中の景色になり人家がほとんど見当たらなくなる。そうすると烏龍山に到着した。バスを降りて1時間30分ほど景色のよい山の中をガイドの案内でウォーキングした。帰るとちょうど昼時なので苗族の村で食事を御馳走になる。食事は質素でごはんと山菜それに豆腐のスープと白菜の浅漬け。村にはお年寄りと子供が多い。若い人は都会に出稼ぎに行っているのだろうか?

    7月6日(月)
    今日はワッキーと一緒に申し込んだ烏龍山と苗族(ミャオぞく)の観光ツアーへ行くことに。観光バスに乗って苗族の村へ行く途中、道路が舗装されていないのでデコボコ道を上下に揺れながら進む。途中の町では道路の中央に市場が開かれているので人ごみの中をバスが通る。町を過ぎるとまわりが山の中の景色になり人家がほとんど見当たらなくなる。そうすると烏龍山に到着した。バスを降りて1時間30分ほど景色のよい山の中をガイドの案内でウォーキングした。帰るとちょうど昼時なので苗族の村で食事を御馳走になる。食事は質素でごはんと山菜それに豆腐のスープと白菜の浅漬け。村にはお年寄りと子供が多い。若い人は都会に出稼ぎに行っているのだろうか?

  • ガイドに村の中を案内してもらい苗族の生活を覗かせてもらった。生活は質素で自給自足が基本のようだ。家の外壁は石造りが多く家の中では木も多く使われている。昔ながらの竃や囲炉裏があり機織り機もある。家の横には家畜小屋もある。豚や鶏は放し飼いにされていて村のいたるところで見かける。<br />団体で村の中を見学していると子供がたくさん寄ってきて草(萱のような長く平たい草)で造った花をプレゼントしてくれる。花の種類は何種類かあってどれも器用につくってある。昨日スーパーで買ったビスケットがあったので、お礼にそれをあげると喜んでくれた。

    ガイドに村の中を案内してもらい苗族の生活を覗かせてもらった。生活は質素で自給自足が基本のようだ。家の外壁は石造りが多く家の中では木も多く使われている。昔ながらの竃や囲炉裏があり機織り機もある。家の横には家畜小屋もある。豚や鶏は放し飼いにされていて村のいたるところで見かける。
    団体で村の中を見学していると子供がたくさん寄ってきて草(萱のような長く平たい草)で造った花をプレゼントしてくれる。花の種類は何種類かあってどれも器用につくってある。昨日スーパーで買ったビスケットがあったので、お礼にそれをあげると喜んでくれた。

  • 苗族の太鼓演奏や舞踊を鑑賞して村をあとにした。最後に花をたくさん造ってくれた女の子にバイバイを言って別れた。鳳凰の町に帰ってきて今日のツアー最後の舟に乗せてもらった。10人程度乗れる木の舟で川を少し下ってから戻ってくる。途中でやはり水の掛け合いが始まった。中国の観光地ではかなりの高確率でこの水の掛け合いが始まる。見知らぬ同士の他人なのに平気である。こういうところは日本人にはあまり考えられない。それもいい年をした大人同士が騒ぎながらやっている。日本人みたく冷めた考えではなく熱いパワーを感じることがある。<br />舟を降りてワッキーと2人で川辺を散歩した。夜になるとライトアップされてとてもきれいになる。陽の傾きかけた夕暮れ時から暗くなるまでの2時間ほど夜景を楽しみながら歩いた。明日はワッキーと2人で懐化に向うことにした。<br />※写真は&#33314;&#33320;(サンパン)に乗った女性と櫓漕ぎの男性

    苗族の太鼓演奏や舞踊を鑑賞して村をあとにした。最後に花をたくさん造ってくれた女の子にバイバイを言って別れた。鳳凰の町に帰ってきて今日のツアー最後の舟に乗せてもらった。10人程度乗れる木の舟で川を少し下ってから戻ってくる。途中でやはり水の掛け合いが始まった。中国の観光地ではかなりの高確率でこの水の掛け合いが始まる。見知らぬ同士の他人なのに平気である。こういうところは日本人にはあまり考えられない。それもいい年をした大人同士が騒ぎながらやっている。日本人みたく冷めた考えではなく熱いパワーを感じることがある。
    舟を降りてワッキーと2人で川辺を散歩した。夜になるとライトアップされてとてもきれいになる。陽の傾きかけた夕暮れ時から暗くなるまでの2時間ほど夜景を楽しみながら歩いた。明日はワッキーと2人で懐化に向うことにした。
    ※写真は舢舨(サンパン)に乗った女性と櫓漕ぎの男性

  • 7月7日(火)<br />朝起きて鳳凰の城壁を散歩した。それからバスターミナルに行くとちょうと懐化行きのバスが出発するところだった。座席も2つ空いていてワッキーと2人で乗れた。ワッキーと席が離れてしまったのはしかたないが、i−podで音楽でも聴きながら横になることにした。後輩に無理を言って買ってもらったのが役に立つ。今日は鳳凰を出てからまったく写真を撮らなかったので載せる写真がない。<br />懐化のバスターミナルに到着して1度ここに来た事があるワッキーの記憶を頼りにバスターミナルから駅に向かって歩いた。途中でちょっと迷子になりかけたがなんとかたどり着けた。ここ懐化の駅前は大規模な工事を行っている。駅前ターミナル広場と高層ビルがいくつか建つようだ。騒音と埃がすごい。さっそく切符売り場に向かって三江行きの列車を確認した。ちょうど良い列車がなくて明日の朝5時過ぎの列車になってしまった。まあしかたがない。切符を買って外に出ると呼び込みをしているおばちゃんが寄ってきて宿を案内すると言うのでとりあえず付いて行ってみた。駅から近くて部屋を見せてもらうとそこそこきれいで、ワッキーも良いというので今日の宿はここにした。さっそく部屋に入り溜まっている洗濯をした。その後はネットカフェに行ってブログを更新してから夜の街を少し散歩した。

    7月7日(火)
    朝起きて鳳凰の城壁を散歩した。それからバスターミナルに行くとちょうと懐化行きのバスが出発するところだった。座席も2つ空いていてワッキーと2人で乗れた。ワッキーと席が離れてしまったのはしかたないが、i−podで音楽でも聴きながら横になることにした。後輩に無理を言って買ってもらったのが役に立つ。今日は鳳凰を出てからまったく写真を撮らなかったので載せる写真がない。
    懐化のバスターミナルに到着して1度ここに来た事があるワッキーの記憶を頼りにバスターミナルから駅に向かって歩いた。途中でちょっと迷子になりかけたがなんとかたどり着けた。ここ懐化の駅前は大規模な工事を行っている。駅前ターミナル広場と高層ビルがいくつか建つようだ。騒音と埃がすごい。さっそく切符売り場に向かって三江行きの列車を確認した。ちょうど良い列車がなくて明日の朝5時過ぎの列車になってしまった。まあしかたがない。切符を買って外に出ると呼び込みをしているおばちゃんが寄ってきて宿を案内すると言うのでとりあえず付いて行ってみた。駅から近くて部屋を見せてもらうとそこそこきれいで、ワッキーも良いというので今日の宿はここにした。さっそく部屋に入り溜まっている洗濯をした。その後はネットカフェに行ってブログを更新してから夜の街を少し散歩した。

  • 7月8日(水)<br />今朝は5時に起きて急いで出発の準備を始める。時間がなくてワッキーと焦りながら駅の待合室に到着すると、どうも様子がおかしい、掲示板を確認してみると列車が30分遅れているようだ。中国の交通機関はわりと時間に正確で遅れるのは珍しい。30分遅れで改札が始まり列車に乗ると座席は空いており、無座の切符でも座れてよかった。無座とは字の通り座席が確保されていない切符で空席があればそこに座れるが空席がなければ座れない切符だ。私は通常では無座の切符は買わない事にしているが、昨日、駅で切符を買う時にワッキーと2人分の「我要両張到三江」とメモに書いて渡したのだが、窓口の人が間違えて1枚しか切符を発行しなかった。その場ですぐに2枚必要だよと言って、もう1枚発行してもらおうとしたが、ちょうど完売になったらしく切符が買えなくなった。しかたないので追加の1枚は無座の切符になってしまった。無座といっても通常の切符と料金は変わらない。<br />懐化から4時間ほどで三江に到着した。ここは降車客も少なく駅前には何も無くて乗合タクシー(ワゴンタイプの軽自動車)が数台停まっているだけだ。閑散とした静かな農村だ。客が乗っている車の運転手に訊いてみると町まですぐに出発するというので乗ることにした。運転手は三江の町のバスターミナルの前で降ろしてくれた。ここ三江の町は中心を大きな川が流れており、町が2つになっている。両方にバスターミナルがあり近距離用と中長距離用になっている感じがする。私たちが降りたのは近距離用のほうだ。<br />まずはワッキーと2人で今日の宿を探した。小さな町なのでバスターミナル周辺に数軒の宿があるだけだ。まあそれなりの宿に決めて昼食にして少し休憩してからトン族の村(程陽)へ行くバスの出発時刻を確認した。林渓行きのバスに乗り途中の程陽で下車すればよいみたいだ。

    7月8日(水)
    今朝は5時に起きて急いで出発の準備を始める。時間がなくてワッキーと焦りながら駅の待合室に到着すると、どうも様子がおかしい、掲示板を確認してみると列車が30分遅れているようだ。中国の交通機関はわりと時間に正確で遅れるのは珍しい。30分遅れで改札が始まり列車に乗ると座席は空いており、無座の切符でも座れてよかった。無座とは字の通り座席が確保されていない切符で空席があればそこに座れるが空席がなければ座れない切符だ。私は通常では無座の切符は買わない事にしているが、昨日、駅で切符を買う時にワッキーと2人分の「我要両張到三江」とメモに書いて渡したのだが、窓口の人が間違えて1枚しか切符を発行しなかった。その場ですぐに2枚必要だよと言って、もう1枚発行してもらおうとしたが、ちょうど完売になったらしく切符が買えなくなった。しかたないので追加の1枚は無座の切符になってしまった。無座といっても通常の切符と料金は変わらない。
    懐化から4時間ほどで三江に到着した。ここは降車客も少なく駅前には何も無くて乗合タクシー(ワゴンタイプの軽自動車)が数台停まっているだけだ。閑散とした静かな農村だ。客が乗っている車の運転手に訊いてみると町まですぐに出発するというので乗ることにした。運転手は三江の町のバスターミナルの前で降ろしてくれた。ここ三江の町は中心を大きな川が流れており、町が2つになっている。両方にバスターミナルがあり近距離用と中長距離用になっている感じがする。私たちが降りたのは近距離用のほうだ。
    まずはワッキーと2人で今日の宿を探した。小さな町なのでバスターミナル周辺に数軒の宿があるだけだ。まあそれなりの宿に決めて昼食にして少し休憩してからトン族の村(程陽)へ行くバスの出発時刻を確認した。林渓行きのバスに乗り途中の程陽で下車すればよいみたいだ。

  • 切符を買ってワッキーと2人で林渓行きのバスに乗り待っていると発車時間になってもバスが発車しない。運転手がこちらにきて何か言っている。どうやら乗客が少ないので運休にするらしい。30分後の次の便にするしかないみたいだ。中国の中距離バスではよくあることだ。中国の田舎の中距離バスは路線バスや長距離バスとはちょっと違っていて会社ではなく個人で営業しているような感じだ。結局1時間待ってやっとバスが出発した。<br />途中の程陽でバスから降りると、ここはもうトン族の村で中に入るには入場料が60元必要であった。村に入ると新築のゲストハウスらしき建物が数軒あり、そしてトン族の屋根付き橋がある。この屋根付き橋は村の中を流れる川にいくつもあり、似たような造りだが少しずつ違っている。ここトン族の村には観光名物が2つあって、その1つがこの屋根付き橋である。橋を渡ると、まず気づくのがその涼しさである。直射日光を屋根で防ぎ、川からの涼しい風が吹いてくる。大きい橋にはベンチ(長椅子)もあってトン族の人のお土産売り場や休憩場所になっている。もう1つのトン族の名物が鼓楼である。鼓楼はピラミッド型をした木造建造物で中は空洞(吹き抜け)になっている。幾重にもなる屋根は瓦で出来ており屋根と屋根の間は風が通るようにしてあり壁がない。この鼓楼もいくつもあり、似たような造りだが少しずつ違っている。最後に見た鼓楼の前でトン族の音楽や踊りのイベントを行っていた。

    切符を買ってワッキーと2人で林渓行きのバスに乗り待っていると発車時間になってもバスが発車しない。運転手がこちらにきて何か言っている。どうやら乗客が少ないので運休にするらしい。30分後の次の便にするしかないみたいだ。中国の中距離バスではよくあることだ。中国の田舎の中距離バスは路線バスや長距離バスとはちょっと違っていて会社ではなく個人で営業しているような感じだ。結局1時間待ってやっとバスが出発した。
    途中の程陽でバスから降りると、ここはもうトン族の村で中に入るには入場料が60元必要であった。村に入ると新築のゲストハウスらしき建物が数軒あり、そしてトン族の屋根付き橋がある。この屋根付き橋は村の中を流れる川にいくつもあり、似たような造りだが少しずつ違っている。ここトン族の村には観光名物が2つあって、その1つがこの屋根付き橋である。橋を渡ると、まず気づくのがその涼しさである。直射日光を屋根で防ぎ、川からの涼しい風が吹いてくる。大きい橋にはベンチ(長椅子)もあってトン族の人のお土産売り場や休憩場所になっている。もう1つのトン族の名物が鼓楼である。鼓楼はピラミッド型をした木造建造物で中は空洞(吹き抜け)になっている。幾重にもなる屋根は瓦で出来ており屋根と屋根の間は風が通るようにしてあり壁がない。この鼓楼もいくつもあり、似たような造りだが少しずつ違っている。最後に見た鼓楼の前でトン族の音楽や踊りのイベントを行っていた。

  • 7月9日(木)<br />朝早く起きて散歩に出かけた。ワッキーはとなりのベッドでまだ寝ているのでそっとしておくことにした。5分くらい歩くと路地裏の公園に小規模の市場があった。そこで包子を買って食べながら歩いて行くと商店街を抜けてだんだんと郊外の田園風景になってきた。このまま突き進んでも何も無さそうなので引き返すことにした。1時間くらい散歩して宿まで帰ってきた。この宿には店番のお手伝いをしている小学生の女の子がいる。少し恥ずかしがり屋でお菓子をあげるとうれしそうにする。昨日1個あげて、今日1個あげて、お菓子をあげるとお母さん?にうながされて恥ずかしそうに「謝謝」と言ってくれる。&#20320;幾歳(ニージースイ)と年齢を訊くと6歳と言っていた。私が顔を向けると恥ずかしそうにお母さん?の影に隠れる。また少しするとこちらにやってくる。かわいらしい女の子だ。<br />部屋に戻るとワッキーも起きていた。今日は三江の馬胖に行くことにした。路線バスを探したが見つからなくて乗合タクシー(ワゴンの軽自動車)で行くことにした。馬胖は小さな集落で商店が数店あるだけで家屋も少ない。のんびりとした静かな集落だ。半分壊れかけて傾いている家屋もある。日本の田舎同様に過疎化が進んでいるのだろうか?村の中には線路が通っていて列車が走っている。そういえば懐化から三江に来る時に乗った列車から見た窓外の風景はここだったのだ。

    7月9日(木)
    朝早く起きて散歩に出かけた。ワッキーはとなりのベッドでまだ寝ているのでそっとしておくことにした。5分くらい歩くと路地裏の公園に小規模の市場があった。そこで包子を買って食べながら歩いて行くと商店街を抜けてだんだんと郊外の田園風景になってきた。このまま突き進んでも何も無さそうなので引き返すことにした。1時間くらい散歩して宿まで帰ってきた。この宿には店番のお手伝いをしている小学生の女の子がいる。少し恥ずかしがり屋でお菓子をあげるとうれしそうにする。昨日1個あげて、今日1個あげて、お菓子をあげるとお母さん?にうながされて恥ずかしそうに「謝謝」と言ってくれる。你幾歳(ニージースイ)と年齢を訊くと6歳と言っていた。私が顔を向けると恥ずかしそうにお母さん?の影に隠れる。また少しするとこちらにやってくる。かわいらしい女の子だ。
    部屋に戻るとワッキーも起きていた。今日は三江の馬胖に行くことにした。路線バスを探したが見つからなくて乗合タクシー(ワゴンの軽自動車)で行くことにした。馬胖は小さな集落で商店が数店あるだけで家屋も少ない。のんびりとした静かな集落だ。半分壊れかけて傾いている家屋もある。日本の田舎同様に過疎化が進んでいるのだろうか?村の中には線路が通っていて列車が走っている。そういえば懐化から三江に来る時に乗った列車から見た窓外の風景はここだったのだ。

  • ここ馬胖も昨日の程陽と同じように鼓楼と屋根付き木造橋がある。ただ規模は小さい。川では放し飼いにしている馬が水を飲んでいる。鶏もいる。学校らしい建物はすでに廃校になっているようだ。村の中をひととおり歩いて帰ることにした。馬胖は観光地化していなくて純粋な中国の田舎の風景をのんびりと楽しむことができた。

    ここ馬胖も昨日の程陽と同じように鼓楼と屋根付き木造橋がある。ただ規模は小さい。川では放し飼いにしている馬が水を飲んでいる。鶏もいる。学校らしい建物はすでに廃校になっているようだ。村の中をひととおり歩いて帰ることにした。馬胖は観光地化していなくて純粋な中国の田舎の風景をのんびりと楽しむことができた。

  • 昼には三江に戻ってきて、最後にとっておいた三江にある巨大な鼓楼に向かった。ここは門票(入場料)が必要で10元だった。中に入ると階段があり上まで登れるようになっていた。階数は数えなかったのでわからないが屋根の数は28あるようだ。1つの階で複数の屋根があるので10階くらいだろうか?最上階まで登ると眺めがすばらしく心地よい風が吹いてくる。ずっとここに居たいくらいだ。<br />私もワッキーも2人とも日記が溜まっているので宿まで戻って日記を書くことにした。2時間ほど日記を書いてようやく1日分ができたが、そのうちに日記を書くのが嫌になってきて、私1人だけで散歩に出かけることにした。まだ行っていないバスターミナルの裏側の丘を登って、少し歩くと小さな鼓楼を見つけた。ここは中に入れないように戸が閉められていた。なぜかこの辺は石屋が多く奇石と書いた看板が目立つ。鼓楼の横からは下に行く階段があり、その階段を下って行くと朝に見つけた市場の前に出た。<br />宿まで戻りワッキーとネットカフェに出かけた。ブログを更新して日本のニュースを少し見た。

    昼には三江に戻ってきて、最後にとっておいた三江にある巨大な鼓楼に向かった。ここは門票(入場料)が必要で10元だった。中に入ると階段があり上まで登れるようになっていた。階数は数えなかったのでわからないが屋根の数は28あるようだ。1つの階で複数の屋根があるので10階くらいだろうか?最上階まで登ると眺めがすばらしく心地よい風が吹いてくる。ずっとここに居たいくらいだ。
    私もワッキーも2人とも日記が溜まっているので宿まで戻って日記を書くことにした。2時間ほど日記を書いてようやく1日分ができたが、そのうちに日記を書くのが嫌になってきて、私1人だけで散歩に出かけることにした。まだ行っていないバスターミナルの裏側の丘を登って、少し歩くと小さな鼓楼を見つけた。ここは中に入れないように戸が閉められていた。なぜかこの辺は石屋が多く奇石と書いた看板が目立つ。鼓楼の横からは下に行く階段があり、その階段を下って行くと朝に見つけた市場の前に出た。
    宿まで戻りワッキーとネットカフェに出かけた。ブログを更新して日本のニュースを少し見た。

  • 7月10日(金)<br />朝7時に起きて1人で散歩に出かけた。今日は橋を渡って少し遠くまで出かけたがたいした発見もなくぼんやりと1時間ほど歩いて帰ってきた。次の目的地の柳州行きのバスの時刻表を確認してきた。宿に帰ってくるとワッキーも出発の準備が出来ていたので宿を出て9時20分発のバスで柳州へ向かう事にした。バスターミナルで切符を買ってから朝食の米粉麺を食べてバスに乗った。いつものオンボロバスと違って今回のバスはまともだ。バスが出発すると途中で崖崩れが10数か所あり道路の片側がふさがっている。雨が多かったので地滑りしたのだろう。でっかいブルトーザーのような重機で土砂を取り除いている。1時間30分ほどで途中の町の融安に到着し4時間ほどで柳州に到着した。三江から柳州までは石灰質の山が多く変化に富んだ地形が多くて見ていておもしろい。

    7月10日(金)
    朝7時に起きて1人で散歩に出かけた。今日は橋を渡って少し遠くまで出かけたがたいした発見もなくぼんやりと1時間ほど歩いて帰ってきた。次の目的地の柳州行きのバスの時刻表を確認してきた。宿に帰ってくるとワッキーも出発の準備が出来ていたので宿を出て9時20分発のバスで柳州へ向かう事にした。バスターミナルで切符を買ってから朝食の米粉麺を食べてバスに乗った。いつものオンボロバスと違って今回のバスはまともだ。バスが出発すると途中で崖崩れが10数か所あり道路の片側がふさがっている。雨が多かったので地滑りしたのだろう。でっかいブルトーザーのような重機で土砂を取り除いている。1時間30分ほどで途中の町の融安に到着し4時間ほどで柳州に到着した。三江から柳州までは石灰質の山が多く変化に富んだ地形が多くて見ていておもしろい。

  • 柳州に到着するとバスターミナルの近くから路線バスがあり火車站(鉄道駅)行きのバスに乗った。次の目的地に向かう鉄道の切符を買うために柳州駅に行った。切符売場はそんなに混んでなくて、ワッキーは重慶行きの寝台車の切符を買った。私は南の海岸線に出ようと思って堪江行きの切符を買おうとしたが無座の切符しかなくて買うのをやめた。とりあえずここ柳州で2泊くらいはしようと思う。<br />今日の宿泊場所を駅の近くのホテルに決めてワッキーと昼食を食べに行った。それからネットカフェに行って1時間ほどネットを見てワッキーの重慶行きの列車の出発時間が近くなってきたので駅に向かった。ワッキーとは1週間ほどの付き合いであったが別れるのが残念なくらい良い奴だった。いろいろと有益な情報も教えてもらったしお世話になった。最後に駅の前で握手をして別れた。<br />次の目的地をどこにしようか悩んでいたが、とりあえず柳州から広州へ行く線路と柳州から堪江へ行く線路の分岐点にある河唇駅まで行くことにして切符を買った。

    柳州に到着するとバスターミナルの近くから路線バスがあり火車站(鉄道駅)行きのバスに乗った。次の目的地に向かう鉄道の切符を買うために柳州駅に行った。切符売場はそんなに混んでなくて、ワッキーは重慶行きの寝台車の切符を買った。私は南の海岸線に出ようと思って堪江行きの切符を買おうとしたが無座の切符しかなくて買うのをやめた。とりあえずここ柳州で2泊くらいはしようと思う。
    今日の宿泊場所を駅の近くのホテルに決めてワッキーと昼食を食べに行った。それからネットカフェに行って1時間ほどネットを見てワッキーの重慶行きの列車の出発時間が近くなってきたので駅に向かった。ワッキーとは1週間ほどの付き合いであったが別れるのが残念なくらい良い奴だった。いろいろと有益な情報も教えてもらったしお世話になった。最後に駅の前で握手をして別れた。
    次の目的地をどこにしようか悩んでいたが、とりあえず柳州から広州へ行く線路と柳州から堪江へ行く線路の分岐点にある河唇駅まで行くことにして切符を買った。

  • ホテルにあった名刺の裏の地図をみると駅前の道をまっすぐに行くと公園があるのでそこまで歩いて行くことにした。公園は魚峰公園で魚峰山という小高い山がある。この山の上部は崩れかけているらしく大規模にネットで囲ってあり立入禁止になっている。この公園のとなりには馬鞍公園があり馬鞍山がある。馬鞍山は魚峰山より高く両方の山はロープウェイでつながっている。魚峰山の麓のロープウェイ乗り場で切符(片道35元、往復45元)を買って馬鞍山まで行った。ここは見晴らしがよく柳州市内が一望できる。柳州市は結構広い。中央を柳江という川が蛇行しながら流れており、市のまわりは変わった形の山が多い。工場も多いみたいで高い煙突がずいぶんとある。1時間ほど景色を見て下りのロープウェイに乗った。ちょうど西日に向かっているのでまぶしくて暑い。乗っているだけで汗がでてくる。もちろんクーラーなどはついていない。帰りはバスに乗ってホテルまで帰ってきた。

    ホテルにあった名刺の裏の地図をみると駅前の道をまっすぐに行くと公園があるのでそこまで歩いて行くことにした。公園は魚峰公園で魚峰山という小高い山がある。この山の上部は崩れかけているらしく大規模にネットで囲ってあり立入禁止になっている。この公園のとなりには馬鞍公園があり馬鞍山がある。馬鞍山は魚峰山より高く両方の山はロープウェイでつながっている。魚峰山の麓のロープウェイ乗り場で切符(片道35元、往復45元)を買って馬鞍山まで行った。ここは見晴らしがよく柳州市内が一望できる。柳州市は結構広い。中央を柳江という川が蛇行しながら流れており、市のまわりは変わった形の山が多い。工場も多いみたいで高い煙突がずいぶんとある。1時間ほど景色を見て下りのロープウェイに乗った。ちょうど西日に向かっているのでまぶしくて暑い。乗っているだけで汗がでてくる。もちろんクーラーなどはついていない。帰りはバスに乗ってホテルまで帰ってきた。

  • 7月11日(土)<br />少し遅く起きて切符を買いに行った。昨日に河唇までの切符を買っていたのだが、地図とか見てみても河唇の町が載っていない。とんでもなく小さい町かも知れない。いろいろ考えてみたが河唇をとりやめて南寧に行くことにした。南寧行きの切符を買って、河唇行きの切符を退票(払戻)してきた。手数料が10元かかったがしかたがない。そしてホテルに戻ってもう一泊延長する手続きをした。<br />ホテルのフロントでこの町柳州の観光を訊くと路線バス(6路)に乗って中心街へ行ってみたら、とのことだったのでバスに乗って中心街に向かった。バスを降りて少し歩くとコカコーラの無料キャンペーンを行っていた。昔よくみかけた200mlのビン入りコーラで1元を渡すとコーラをくれて、飲み終わりビンを返すと1元が戻ってくる。久しぶりにこのビンでコーラを飲んだ。また少し歩くと大きな本屋があり、そこで柳州の地図を見つけたので、それを買った。そして昼前なので食事をしながら地図を見てゆっくり考えようと思って近くにあった豪桂香という店に入った。チャーハンを注文すると店の女の子が肉の料理を勧める。まあ少し高い(56元)がたまには良いかと思ってそれにした。そのあと肉の焼き方について訊いてくるのでレアと言ったらまったく通じない。何分焼くか訊いてくる。私もよくわからないので少熱と紙に書いて渡したら5分と言うのでそれにした。店の中にはピアノを置いてあり女の子が演奏をしているちょっと雰囲気の良い店だ。最初にワインが出てきて、小汚い野郎ひとりで入る店ではなかった。料理が出てくるまで地図を広げてどこに行こうか考えてみた。中心街の北の方に雀山公園という広い公園があるので、そこに行くことにした。ステーキとちょっと美味しいデザートのごまプリンを食べて店を出た。

    7月11日(土)
    少し遅く起きて切符を買いに行った。昨日に河唇までの切符を買っていたのだが、地図とか見てみても河唇の町が載っていない。とんでもなく小さい町かも知れない。いろいろ考えてみたが河唇をとりやめて南寧に行くことにした。南寧行きの切符を買って、河唇行きの切符を退票(払戻)してきた。手数料が10元かかったがしかたがない。そしてホテルに戻ってもう一泊延長する手続きをした。
    ホテルのフロントでこの町柳州の観光を訊くと路線バス(6路)に乗って中心街へ行ってみたら、とのことだったのでバスに乗って中心街に向かった。バスを降りて少し歩くとコカコーラの無料キャンペーンを行っていた。昔よくみかけた200mlのビン入りコーラで1元を渡すとコーラをくれて、飲み終わりビンを返すと1元が戻ってくる。久しぶりにこのビンでコーラを飲んだ。また少し歩くと大きな本屋があり、そこで柳州の地図を見つけたので、それを買った。そして昼前なので食事をしながら地図を見てゆっくり考えようと思って近くにあった豪桂香という店に入った。チャーハンを注文すると店の女の子が肉の料理を勧める。まあ少し高い(56元)がたまには良いかと思ってそれにした。そのあと肉の焼き方について訊いてくるのでレアと言ったらまったく通じない。何分焼くか訊いてくる。私もよくわからないので少熱と紙に書いて渡したら5分と言うのでそれにした。店の中にはピアノを置いてあり女の子が演奏をしているちょっと雰囲気の良い店だ。最初にワインが出てきて、小汚い野郎ひとりで入る店ではなかった。料理が出てくるまで地図を広げてどこに行こうか考えてみた。中心街の北の方に雀山公園という広い公園があるので、そこに行くことにした。ステーキとちょっと美味しいデザートのごまプリンを食べて店を出た。

  • バス停を見つけそこに行くと、どうもここからでは雀山公園へ行けないみたいだ。となりに立っていた女の子に雀山公園に行くにはどうすればよいか訊いてみたが女の子も考えている。ここから少し歩いて別のバス停まで行きそこでバスに乗るか、もしくはここのバスに乗り、途中で降りて歩くかのようだ。まあしかたないのでここからバスに乗り少し歩くことにした。バスを降りると少しと思っていた距離が結構長い。しかも立体交差になっていて遠回りしないと行けない。人通りも少なく炎天下の中を30分ほど歩きやっと到着した。<br />雀山公園は無料で広い。中国の公園はやたらと広い公園が多い。公園の南側の入口から1時間ほど歩き北側にある雀児山に到着した。この山は石灰石でできた奇妙な形をした山だ。頂上まで登れるようになっていて20分くらいだ。頂上からの見晴らしは良く柳州市を一望できる。昨日の馬鞍山からとはまた違った風景が楽しめる。そして遠くに馬鞍山も見える。中国はだいたいどこの町でもそうだがここも大規模に開発を進めている。いたるところで工事を行っている。中心街の道路も大規模に工事をしているため交通渋滞がはげしい。郊外の住宅建設も多い。1時間かけてまた南側の入口まで戻ってきてバスに乗った。<br />ホテルまで帰ってきてシャワーをして少し日記を書いて横になった。

    バス停を見つけそこに行くと、どうもここからでは雀山公園へ行けないみたいだ。となりに立っていた女の子に雀山公園に行くにはどうすればよいか訊いてみたが女の子も考えている。ここから少し歩いて別のバス停まで行きそこでバスに乗るか、もしくはここのバスに乗り、途中で降りて歩くかのようだ。まあしかたないのでここからバスに乗り少し歩くことにした。バスを降りると少しと思っていた距離が結構長い。しかも立体交差になっていて遠回りしないと行けない。人通りも少なく炎天下の中を30分ほど歩きやっと到着した。
    雀山公園は無料で広い。中国の公園はやたらと広い公園が多い。公園の南側の入口から1時間ほど歩き北側にある雀児山に到着した。この山は石灰石でできた奇妙な形をした山だ。頂上まで登れるようになっていて20分くらいだ。頂上からの見晴らしは良く柳州市を一望できる。昨日の馬鞍山からとはまた違った風景が楽しめる。そして遠くに馬鞍山も見える。中国はだいたいどこの町でもそうだがここも大規模に開発を進めている。いたるところで工事を行っている。中心街の道路も大規模に工事をしているため交通渋滞がはげしい。郊外の住宅建設も多い。1時間かけてまた南側の入口まで戻ってきてバスに乗った。
    ホテルまで帰ってきてシャワーをして少し日記を書いて横になった。

  • 7月12日(日)<br />昨日買った地図を見て今日は鵝山公園に行くことにした。柳州駅のすぐ裏側にあってここから近い。7時に出発して歩いて鵝山公園を探した。山がすぐ近くに見えるのだが公園の入口が見つからない。地図で見てもここに入口があるはずなのだが見つからない。住宅街というかなんというか会館のような建物や集会所のような建物はあるのだが、見つからないのでもう一方の入口の北側まで歩いた。途中で包子を買って食べながら歩いた。こちら北側の入口はすぐに見つかったのだが登山口がわからない。道なりに山を半周するとさっき入口が見つからなかったところまで戻ってきた。よくみると会館のような建物の奥に入口があった。登山口も見つかって山を登り始めると10分くらいで山頂に到着した。帰りは別の道を通って帰ってきた。こちらは傾斜がゆるやかで歩きやすい。

    7月12日(日)
    昨日買った地図を見て今日は鵝山公園に行くことにした。柳州駅のすぐ裏側にあってここから近い。7時に出発して歩いて鵝山公園を探した。山がすぐ近くに見えるのだが公園の入口が見つからない。地図で見てもここに入口があるはずなのだが見つからない。住宅街というかなんというか会館のような建物や集会所のような建物はあるのだが、見つからないのでもう一方の入口の北側まで歩いた。途中で包子を買って食べながら歩いた。こちら北側の入口はすぐに見つかったのだが登山口がわからない。道なりに山を半周するとさっき入口が見つからなかったところまで戻ってきた。よくみると会館のような建物の奥に入口があった。登山口も見つかって山を登り始めると10分くらいで山頂に到着した。帰りは別の道を通って帰ってきた。こちらは傾斜がゆるやかで歩きやすい。

  • 鵝山公園(写真中央奥の山)から歩いて江浜公園(写真中央川左岸)を通り駕鶴晴嵐に行った。ここも小高い山になっていて景色が素晴らしい。柳州は蛇行した柳江の流れと石灰質の小高い山がいくつかあり昔はさぞ風光明媚な土地だったのだろう。今では都市化して工場やビルが建ち並び大都会といった感じだ。<br />バスに乗って中心街まで出てちょっと早目の昼食にした。辛めの牛肉ラーメンと豆腐にあずきがのった甘めのデザート。ラーメンの麺は細麺でまずまずだったが牛肉が硬くてボソボソでまったくダメだった。デザートは何かわからずに、漢字から多分冷たい飲み物だろうと思って注文したのがこれだった。<br />中心街から駅近くのホテルに戻ろうと思ってバスに乗ったらぜんぜん違う方向に行き出した。バス停で確認したときは駅の表示があったのだけど、まあ、しかたないのでちょっと様子を見てみようとそのままバスに乗っていたら町はずれの郊外まで来てしまった。もうダメだと思ってバスを降りて反対側のバス停からバスに乗って中心街まで帰ってきた。1時間くらい無駄にしてしまった。やっとホテルまで戻りチェックアウトをして、それから列車の出発時間までまだ時間があるので荷物を預かってもらえるように頼んだ。

    鵝山公園(写真中央奥の山)から歩いて江浜公園(写真中央川左岸)を通り駕鶴晴嵐に行った。ここも小高い山になっていて景色が素晴らしい。柳州は蛇行した柳江の流れと石灰質の小高い山がいくつかあり昔はさぞ風光明媚な土地だったのだろう。今では都市化して工場やビルが建ち並び大都会といった感じだ。
    バスに乗って中心街まで出てちょっと早目の昼食にした。辛めの牛肉ラーメンと豆腐にあずきがのった甘めのデザート。ラーメンの麺は細麺でまずまずだったが牛肉が硬くてボソボソでまったくダメだった。デザートは何かわからずに、漢字から多分冷たい飲み物だろうと思って注文したのがこれだった。
    中心街から駅近くのホテルに戻ろうと思ってバスに乗ったらぜんぜん違う方向に行き出した。バス停で確認したときは駅の表示があったのだけど、まあ、しかたないのでちょっと様子を見てみようとそのままバスに乗っていたら町はずれの郊外まで来てしまった。もうダメだと思ってバスを降りて反対側のバス停からバスに乗って中心街まで帰ってきた。1時間くらい無駄にしてしまった。やっとホテルまで戻りチェックアウトをして、それから列車の出発時間までまだ時間があるので荷物を預かってもらえるように頼んだ。

  • 3時間ほど時間があるので昨日書いた日記を更新するためにネットカフェに行った。中国のネットカフェで日本のホームページを開こうとすると異常に遅い時がある。日記を更新するだけですごく時間がかかる。ニュースを少し見て1時間ほどネットカフェに居たけどあまりの遅さに嫌になってきて散歩に出かけることにした。帰りにケーキを買ってきて荷物を預かってもらっているフロントの女の子にあげて荷物を受け取った。少し早く駅に着いたので待合室で1時間ほど待って列車に乗車した。今回の列車は新空調特快という列車で硬座(普通座席)の席にもかかわらず椅子が豪華だった。車両が2階建てになっており、席も4列でゆったりしている。列車は満員で空いている席はない。列車の中で南寧の次の目的地をどこにしようかガイドブックを見ながら考えていると広州近くにある肇慶というところがよさそうなので、そこに行くことにした。3時間ほどで列車は南寧の駅に到着した。まずは、あさって移動する列車の切符を買っておこうと集票処(切符売場)まで行き肇慶行きの寝台車両の切符を買った。乗車時間が10時間くらいかかるので座席車両ではさすがにきつい。<br />駅前を歩いているとおじさんが宿の紹介で声をかけてきた。宿まで見に行ったがあまり良くなくて断った。駅前のちょっと高そうな銀河大酒店というホテルが118元だったので部屋を見せてもらった。まあまあ良かったのでここにした。決め手は湯船があったからだ。今回の旅行ではシャワーしかつかっていないので久しぶりにゆっくりと湯船に浸かりたくなった。チェックインしてさっそく湯船にお湯を溜めゆっくりと浸かった。ぜいたくを言えばもう少し湯船が大きければ良いんだが、足が湯船からはみ出してしまっている。<br />風呂から出て久しぶりに夜の街に散歩に出かけた。中心街の広場では音楽が流れ大勢の人が踊っている。屋外ディスコ状態だ。ここ南寧も人が多く繁華街は人であふれている。あまりにも人が多いので歩くのが嫌になって1時間ほどでホテルに戻ってきた。

    3時間ほど時間があるので昨日書いた日記を更新するためにネットカフェに行った。中国のネットカフェで日本のホームページを開こうとすると異常に遅い時がある。日記を更新するだけですごく時間がかかる。ニュースを少し見て1時間ほどネットカフェに居たけどあまりの遅さに嫌になってきて散歩に出かけることにした。帰りにケーキを買ってきて荷物を預かってもらっているフロントの女の子にあげて荷物を受け取った。少し早く駅に着いたので待合室で1時間ほど待って列車に乗車した。今回の列車は新空調特快という列車で硬座(普通座席)の席にもかかわらず椅子が豪華だった。車両が2階建てになっており、席も4列でゆったりしている。列車は満員で空いている席はない。列車の中で南寧の次の目的地をどこにしようかガイドブックを見ながら考えていると広州近くにある肇慶というところがよさそうなので、そこに行くことにした。3時間ほどで列車は南寧の駅に到着した。まずは、あさって移動する列車の切符を買っておこうと集票処(切符売場)まで行き肇慶行きの寝台車両の切符を買った。乗車時間が10時間くらいかかるので座席車両ではさすがにきつい。
    駅前を歩いているとおじさんが宿の紹介で声をかけてきた。宿まで見に行ったがあまり良くなくて断った。駅前のちょっと高そうな銀河大酒店というホテルが118元だったので部屋を見せてもらった。まあまあ良かったのでここにした。決め手は湯船があったからだ。今回の旅行ではシャワーしかつかっていないので久しぶりにゆっくりと湯船に浸かりたくなった。チェックインしてさっそく湯船にお湯を溜めゆっくりと浸かった。ぜいたくを言えばもう少し湯船が大きければ良いんだが、足が湯船からはみ出してしまっている。
    風呂から出て久しぶりに夜の街に散歩に出かけた。中心街の広場では音楽が流れ大勢の人が踊っている。屋外ディスコ状態だ。ここ南寧も人が多く繁華街は人であふれている。あまりにも人が多いので歩くのが嫌になって1時間ほどでホテルに戻ってきた。

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